浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

「髙見澤俊彦氏 講演会」(わらび学びあいカレッジ)

2024-02-04 22:03:37 | 舞台・イベント
1月31日のこと~。



NPO法人・わらび学びあいカレッジ開校20周年記念
「髙見澤俊彦氏 講演会」を、聞きに行きました~。



蕨市は、
面積約5.11平方キロメートル。
人口75,646人。
市の花は、サツキでっす。



会場は、
蕨市民会館 コンクレレホール。



わらび学びあいカレッジの、沿革から、
キーワードを、いくつか、ピックアップすると~。

「夢」「希望」「生涯学習」「創造」「だれでも参加」

う~ん。
いいですねえ。

髙見澤さんや、アルフィーの活動と、
バッチシ、重なり合いまっす。



蕨市の賴髙市長をはじめ、
そうそうたるお歴々の来賓による、祝辞ののち、
髙見澤さんの登場でっす。

・・・ホウゥ~~~ッ。

客席からは、感嘆の溜息が~~~。

時系列に沿って、話題は、
生まれ育った街・蕨の原風景から始まり、
文学、特撮映画、バスケットボール、音楽、
そして、THE ALFEEの、春ツアーへ。

「夢さがし」、「ドリームジェネレーション」、
「ファミリーヒストリー『アルフィー高見沢俊彦~初めて知る父の生い立ち~』」、
ラジオ「終わらない夢」などに、散りばめられていたエピソードの、
集大成のような、内容でした。



約1時間、1度も喉を湿すことなく語り続けて、
きっちり、締めくくる。
それも、さりげな~く。

う~む、すげい。

さすが、デビュー50年、
メンバーチェンジも休止も再結成もなく50年、
真の50周年を迎えるかたは、違うぜ。



この講演をとおして、
最も胸に残ったことは、「8つ上の兄(貴)」でした。

髙見澤さん、
あたたかいお話を、ありがとうございました。



手話通訳さん、おつかれさまでした。
わらび学びあいカレッジさん、
すばらしい企画を、ありがとうございました~~~。



明日もがんばるぞ!
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「RAGTIME」(2023年9月24日・12:45)(後編)

2023-09-25 22:33:05 | 舞台・イベント


いや~、すばらしかった。

ターテ役の石丸幹二さんは言うに及ばず、
マザー役の安蘭けいさん、
コールハウス役の井上芳雄さん、
み~んな、安定の歌唱力、演技力。

舞台装置も実に効果的で、
時系列や関係性が、視覚でもって、理解できました。

ラグタイムというスタイルが、
物語のベースとなっているだけあって、
音楽も秀逸。
テーマとなるメロディーは、
馴染みやすく、耳に残りまっす。



NYで観て、覚えていたのは、
ファーザーが、
遠方から、数ヶ月ぶりに帰宅したシーンのみでした。

余談ですが、
ミツコの記憶では、片手に、大きな魚(鮭か?)を
掲げていたのですが、違ったようでした。
前後の文脈からして、鮭じゃあ、ないよなあ。
人間の記憶とは、いいかげんなものだ。



そう、その1シーンのみしか覚えていなかった筈でしたが~。

いざ、最初っから観ていると、
徐々に、甦ってきまっす。

まず、お庭の場面で「あっ」と思い、
コールハウスとサラの再会には、
やっぱり、涙ぐんでしまいました。

で、カーテンコールでの、感激。
あれは、なんなんだろう。
最高潮のカタルシスがありまっす。
またしても、立ち上がり、
頬をぬぐいながら、拍手をするのでした。
エヘヘ~。



つくづく、「RAGTIME」、いい作品だなあ。
日本初演に立ち会えて、幸せでっす。



「RAGTIME」
2023年9月9日(土)~30日(土)
(開演時間は、日によって異なります)
日生劇場



明日もがんばるぞ!
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「RAGTIME」(2023年9月24日・12:45)(前編)

2023-09-24 22:51:23 | 舞台・イベント
日生劇場へ、
ミュージカル「RAGTIME」を
観に行きました~。



なな、なんと、日本初演でっす。

ミツコは、この作品に、深い思い入れがありまっす。

そう。
時は、1999年2月。
初めて訪れたNYで、鑑賞したのでっす。

当時は、ミュージカルに、さして興味もなく、
それまでも、
「ピーターパン」「雨に唄えば」「回転木馬」くらいしか
観ていなかったのですが、
やはり、NYに行ったならば、
ブロードウェイで観劇したいものだわね。

と、現地に住む方に、人伝に相談したところ、
日本で上演していない作品がよかろうかと。
で、「RAGTIME」を薦められたのでっす。

ただし、話が入り組んでいるうえに、すべて英語ゆえ(当然だが)、
原作(の翻訳本)(原著:E・L・ドクトロウ)を読んでから、
臨むようにと~。

早速、文庫本を買い求めたのはいいが、
なんやかんやで、読書が遅れ、
行きの機内で、必死にページをめくったものの、
そりでも、途中まで~。
ええい、ままよ、と、劇場の座席に座ったのでした。

だのに~。

第一幕の途中で、目が潤み~。
さらに、カーテンコールでは、立ち上がり、
滂沱の涙を流しながら、拍手を送るという、
お調子者っぷりを発揮したのでした。

後半のストーリーは、よく分からなかったのですが、
なんか、分かる。
そして、圧倒的な声量に、こころが揺さぶられました。



あれから、24年。
満を持しての、日本上陸でっす。







さ~あ。
まもなく、開演でっす。

「後編」へ、くづつ。

明日もがんばるぞ!
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「令和5年度 全国合同バレエの夕べ」(後編)

2023-08-15 22:11:24 | 舞台・イベント


「ライモンダ より」(東京地区)

まずもって、幕開きから、荘厳でっす。
「ああ、バレエって、いいなあ~」と思う瞬間。
胸がいっぱいになります。

さて、もともと、「ライモンダ」は、プティパが振りつけましたが、
今作は、岩田守弘さんの名がクレジットされていまっす。

再三再四、己れがバレエ少女だったと、
アピールしているミツコですが、
じ、じじ、実は、「ライモンダ」全幕は未見。
よって、どこまでがオリジナルで、どこの部分が新しい要素なのか、
まったくもって、分かりませんです。
お恥ずかしいかぎり。

しかし、素敵でした。

徹底された様式美と、鍛えられた身体性。

コールドバレエは、揃える、ということを
する必要があるので、
没個性、抑制された感になりがちですが、
なぜだか、1人1人が、イキイキとしていまっす。
それでいて、ちゃ~んと、揃っているのです。

井関エレナさんは、圧倒的な技術を、
二山治雄さんは、若者らしい明るさと高いスキルを、
我々に見せてくださいました。
大木満里奈さんの、のびやかな四肢も、印象的でした。



カーテンコールで、岩田さんが登場した際には、
我知らず、目が潤んでいました。
いつもながらの(というほど、拝見していないが)、美しい舞台マナーで、
う~ん、ホレボレ。

今後の活動を、ますます、楽しみにしていま~っす。



1部、1,000也のプログラム。
服部智恵子賞歴代受賞者、日本バレエ協会のあゆみ、など、
たいへんに、充実した内容。
こりゃあ、読みでがあるぞ~。
ウッシッシ。



「令和5年度 全国合同バレエの夕べ」(文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業))

 2023年8月11日(金・祝)、8月13日(日)ともに開演17:00
 新国立劇場・中劇場

すばらしい夕べを、ありがとうございました~。

明日もがんばるぞ!
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「令和5年度 全国合同バレエの夕べ」(中編)

2023-08-14 21:47:30 | 舞台・イベント


どの作品も、傾向がまったく異なり、
それぞれ、明確でした。



「インパルス」(関東支部)
たたみかける動きと、横方向の移動に、うっとり。
音楽(レナード衛藤、石井眞木/敬称略)も秀逸でした。

「ラ・シルフィード 第二幕 より」(北陸支部)
みなさん、初々しく、爽やかな心持ちになりました。
幻想的なロマンティックバレエ、やはり、いい。

「空白のある物語」(北海道支部)
次々と展開されるストーリーに、惹きこまれました。
小道具が効果的。緻密に練り上げられていました。

「ジゼル 第一幕 より」(山陰支部)
男性舞踊手が溌剌とし、女性舞踊手も快活。
カーテンコールでは、意表を突かれました。

「Construction ~ さわらび」(九州南支部)
群の構成が見事で、飽きることがありませんでした。
各々の見せ場もあり、それに応えていました。



さ~あ。

いよいよ、東京地区による「ライモンダ より」でっす。
振付は、岩田守弘さん。

「後編」に、くづつ。

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「令和5年度 全国合同バレエの夕べ」(前編)

2023-08-13 23:15:24 | 舞台・イベント
すっかり、開店休業となっていた、
当ブログの「舞台・イベント」カテゴリー。
満を持しての、投稿でっす。

新国立劇場へ、
「全国合同バレエの夕べ」を観に行きました~。



この公演は、
公益社団法人日本バレエ協会が、主催・制作しています。
1978年に始まり、今回が、45回目にあたるのでしょうか。
なが~い歴史をもつ催しでっす。



バレエ少女だったミツコも、
当時は、毎年、仲間たちと鑑賞。
「夕べ」を「タベ」と呼んでみたりして、
まことに、しょうもない有様でしたが~。
エヘヘ。



北海道支部から沖縄支部まで、13の支部と、
東京地区で構成されている、日本バレエ協会。

岡本佳津子会長の、あいさつ文によると、
この公演の目的は、
全国各地で活動している舞踊家が、
首都で、作品を発表する機会をもつことと、
バレエの、総体的な振興だそうです。



8月11日(金・祝)の演目は~。

関東支部「アルル」、中部支部「マダム・バタフライ」、
関西支部「Woman et femme à nouveaux」、
東北支部「コロンバイン」、
甲信越支部「畦道にて ~8つの小品」(演出・振付:金森 穣)、
東京地区「ライモンダ より」。

題名から察するに、
古典バレエに限定せず、
まさに、現在、取り組んでいる作風を
尊重しているようでっす。



そして、本日、13日は~。

関東支部「インパルス」、北陸支部「ラ・シルフィード 第二幕 より」、
北海道支部「空白のある物語」、山陰支部「ジゼル 第一幕 より」、
九州南支部「Construction ~ さわらび」、
東京地区「ライモンダ より」。

なお、「ライモンダ より」は、
メインの2人が、
初日とダブルキャストになっていまっす。





新国立劇場に来るのも、何年ぶりだろう。
懐かしいなあ。



♪着いた、着いた♪

「中編」に、くづつ。

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「モザイク展2021」

2021-09-12 23:22:07 | 舞台・イベント


田園都市線で、あざみ野へ。



この地に、降り立つのは、
ひい、ふう、みい、
4年ぶりになりまっす。



目指すは~。



「横浜市民ギャラリーあざみ野」



お目当ては~~~。



「モザイク展2021」

あっ、メルギューくんの松明が、
作品の写真に、少し重なってしまいました。
すみまっせん。

さて、当ブログでも、
過去に、何度か紹介させていただいており、
また、美術の専門家、愛好家には、
釈迦に説法となりますが、
モザイクとは、
石、ガラス、タイル等の、細かな一片一片を、
寄せ合わせ、組み合わせて、
抽象、具象、あらゆる構図を形づくる手法、のようです。



ミツコのように、
ワ~ワ~、モ~モ~、
闇雲に、身体を動かしていれば、上機嫌、
現在の状況下では、困難だけども、
仲間と協力して、1つの作品をつくることに、
歓びを感じる人間にとっては、
ほど遠い、芸術分野でっす。

だからこそ、
たいへん興味深いものがありまっす。



「モザイク展2021」の展示は、25作品。

どれもこれも、力作ぞろいでした。
大らかさを感じるもの、
エネルギーの凝縮をみたもの、
緻密さを徹底的に追求したと思われるもの、など。

テーマ、大きさ、材質も、さまざまゆえ、
比べることが、できません。

作者が、それぞれの作品にこめた、
メッセージや、熱量を、
独りよがりに受けとめて、
満喫しました。



「シカゴモザイクスクール展」には、10作品。
「あれこれ試しました展」にも、10作品。

こちらは、やや、リラックスして、
鑑賞しました。

海の向こうで、若者たち(多分)が、試行錯誤しているさまが
目に浮かび、なんともいえぬ一体感。
ベテラン(多分)による、遊び心あふるる素材選びは、
モザイクの、無限の可能性を、示しています。



日曜の午後ということもあり、
会場には、通りすがり(多分)の、家族連れも
やってきました。

子どもは、素直ですねぃ。

順路も何もなく、惹かれたもののほうに、
近づきまっす。
果ては、展示物に描かれているポーズを、真似する始末。

舞台芸術の場合、
「終演後に、観客が、その音楽を口にする」ことを、
成功要因とみる慣例がありますが、
今回のケースも、それに当てはまるんじゃないかしら。

見ているミツコも、ほのぼの、うれしくなりました。

モザイクという世界が、広まり、
身近なものとなりますように。



「モザイク展2021」

2021年9月8日(水)~20日(月・祝)
午前11:00~午後6:00 (最終日は午後4:00まで)
横浜市民ギャラリーあざみ野

スタッフのみなさま、
貴重なお話、撮影、ブログ掲載の許可を
ありがとうございました~。

明日も、がんばるぞ!
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「<Hearts for Artists> 岩田守弘 オンライン・スペシャルトーク」

2020-07-26 23:59:52 | 舞台・イベント
Hearts for Artistsによる「オンライン・スペシャルトーク」が
開催されました。

ゲストは、岩田守弘さん。
聞き手は、バレリーナ・加治屋百合子さんでっす。

ロシア、アメリカ、日本、
その他の諸外国もあるのかな?をつないでの、
世界規模のトークショー。
予定では、20:00~21:30(日本時間)。



ワクワク。ワクワク。

おっ、始まりました~。

えっ、もうお開き!?

というくらい、あっという間でした。

ミツコのメモには、いろんな言葉が
書かれていまっす。

ロシアや中国での生活、
恩師からの教え、感動について、
若者へのメッセージなど、
どれもこれも、興味深いものばかり。

なかでも、後半の
バレエの物語に関するあれやこれやは、
ユニークでした。

また、終盤の、バレエにまつわる経済の話の際に、
岩田さんが
「芸術家は○○でなければならない」というようなことを
おっしゃったとき、溜飲を下げました。

ミツコも、僭越ながら、そうに思っている節があり、
いやしかし、古い考え方かもしれないと、
やや、封じ込めておりましたが、
ボリショイ劇場で第1ソリストを務め上げ、
現在は、ニジニノブゴロド国立歌劇場の芸術監督を
なすっている岩田さんが、
ズバリ、言いきってくださったので、勇気凛々でっす。

お二方とも、
一般人からは、想像を超えた体験をなすっておるはずですが、
たいへんに、穏やか。
真に、何かを追求している人は、
自然とそうなるのでしょうか。

ミツコなんぞは、到底、及びませんが、
オンライントークをとおして、本物に触れることができ、
幸せを感じます。

不思議な現象。
申し込み時に、ミツコは、ゲストへの質問をいくつか記したのですが、
最後の最後に、
まったく別の話題のなかで、
岩田さんが、その回答をしてくださいました。

いや~、びっくりした~。

まったく別の話題で、ですよ。
Q&Aのコーナーじゃないときに、ですよ。

思いは通じるんだなあ。
「あきらめない夢は終わらない」だ。



岩田守弘さん、ありがとうございました。
そして、
加治屋百合子さん、すてきな企画を
ありがとうございました。

明日もがんばるぞ!
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「I Love Musical ~Year-end Version~」(2019年12月29日・13:30)

2019-12-29 18:58:42 | 舞台・イベント
・・・ゼエゼエ、ハアハア・・・。

やって来ました~、銀座。



目指すは、ヤマハホール。

え~と、どっちがどっちだ~~~!?!?!?

大急ぎで歩きつつも、道に迷っているミツコ。
そもそも、上記の景色が見える時点で、
方角が違うんです。



・・・ゼエゼエ、ハアハア・・・。

やった、辿り着きました~。

さあ、
「I Love Musical ~Year-end Version~」の鑑賞でっす。



主な出演者は、
石井一孝、岡田浩暉、田代万里生、二宮 愛、水 夏希。



圧巻は、全員による「One Day More」。

カズバル(石井一孝によるバルジャン)、のびマリ(岡田浩暉によるマリウス)の
安定感よ。
一気に、帝国劇場や博多座に日参した記憶が蘇ります。

田代さんのアンジョルラス、水さんのエポニーヌ、二宮さんのコゼットも
「レ・ミゼラブル」の世界を再現していました。
テナルディエ夫妻を、演奏陣たちが担当していたのもよかった。

ワ~ワ~、モ~モ~。

あと3回、いや、あと5回は歌ってほしいくらいでした。



「エリザベート・コーナー」では、
物語のあらすじのナレーションと歌が、
テンポよくつながります。
「あなたが側にいれば」「夜のボート」、よかったなあ。

それにつけても、
美声のオンパレードよ。

あまりの心地よさに、
目が閉じていきます。

そう。
学生の時分、休み時間に、級友から
「ミッちゃん、いまの授業、寝てたね~」と言われたことが
多々ありますが、
ちち、違うんです。
視覚をオフにして、
先生の話を、刻みつけていたのです。
本当なんです。

と、言えば言うほど、疑われるのですが、
本当なんです。

今回も、出演者は、
「あんにゃろ、寝てやがる」と思ったやもしれぬが、
ごご、誤解です、
一音一句、堪能していたんです。

・・・う~む。



全22曲と、ボリュームがあり、
出演者の個性も多様ですが、
コンパクトな演出と、
出すところ、引くところの匙加減の絶妙さで、
あっという間に感じました。



クリアな音を、ありがとう。



2019年の鑑賞納め。
みんな、みんな、
おつかれさまでした~~~。

では、ノンジャンル賞の発表会場へ
戻りま~っす。

震えて待て!
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「信長 ─SAMURAI─」ルジマトフ&藤間蘭黄&岩田守弘

2019-11-28 21:49:18 | 舞台・イベント
浅草公会堂へ。
「信長 ─SAMURAI─」を鑑賞しまっす。



最寄り駅は、東京メトロ銀座線浅草駅。
徒歩約5分(ミツコ調べ)。



今回は、
「日本舞踊の可能性」というシリーズものの一環で、
「vol.2」のナンバーが、ふられていました。

タイトルも、初演、再演時の
「信長 ─NOBUNAGA─」から、
「信長 ─SAMURAI─」にリニューアル。

サンクトペテルブルグ、ウランウデ、モスクワを回り、
満を持しての日本公演。

ワクワク。





齋藤道三、明智光秀を藤間蘭黄(二役)、
織田信長を、ルジマトフ、
藤吉郎から秀吉を、岩田守弘が演じます(敬称略)。



ミツコが、この作品を見るのは、3回目でっす。
ホリゾントに映し出される写真が、
抽象的なデザインに変わっていました。
構成や振りは、概ね、初演時と同じ。

御三方が舞台に立っているだけで、
世界観が完成されます。
異文化がぶつかり合っているはずなのに、
調和が生まれる不思議。

上演回数を重ねるって、
こういうことなんだなあ。

花道も、たいへん効果的で、
客席を、大いに盛り上げました。



特筆すべきは、
第一部「遊山」(振付、出演:岩田守弘)。

川口幾太郎率いる和太鼓の、力強い生演奏を、
岩田守弘が、ダイナミックに可視化します。

もはや、
どちらが和太鼓で、どちらが舞踊なのか、
分からぬ。

見事な融合でした。

飛んだら降りてこないジャンプ、
永遠を感じさせる空中姿勢、
軸のぶれない回転など、
卓越したテクニックも健在。

ううう、うれしい。

ラストが、また、ドラマティックでした。

ワ~ワ~、モ~モ~。
拍手のあと、ポーズを解く、その一瞬の動きにも、
しびれました。

いやあ、すばらしかった~~~。



現在は、
ニジニノブゴロド国立歌劇場副総裁、
フーフー(息継ぎ)、
兼、バレエ団芸術監督を務める岩田さん。

日本での出演、ありがとうございました~。



「信長 ―SAMURAI―」

 2019年11月27日(水)開演19:00
     11月28日(木)開演15:00
 
 浅草公会堂

「出会い」ファルフ・ルジマトフ&藤間蘭黄&岩田守弘(2015年10月11日の記事)
「信長 ─NOBUNAGA─」ルジマトフ&藤間蘭黄&岩田守弘(2017年8月5日の記事)

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「ファントム ~もうひとつのオペラ座の怪人~」(2019年11月20日・13:30)(後編)

2019-11-21 20:43:08 | 舞台・イベント
TBS赤坂ACTシアターは、
客席数1324席。
それに対し、
ロビーが、やや手狭になっています。

チケットをもぎってもらい、
入場すると~。

ややっ。

まるで、もう、パリ。

あちらこちらに、
さまざまな仕掛けが施されていました。

ボンジュール、ボンジュール。
エヘヘ、ボンジュール。

ミツコが、胴長短足なのは、
許しておくれ。



回り舞台、縦方向の装置などを
十二分に活用した、
立体的な空間でした。

登場人物の心情と舞台美術を、
見事に掛け合わせて、
観客に、カタルシスを引き起こします。

クリスティーヌの昇進を
明確に表した衣裳(トム・ロジャース)、
ヘアー(馮 啓孝)も秀逸。

随所で繰り広げられる、ダンスのシーンも、
鮮烈でした。
新海絵里子さんによる振付と、
出演者の身体能力が、
見事にマッチしていました。

もちのろん、
ミュージカルの中核をなす
歌、オーケストラも、
たいへんに、聴きごたえがありました。



ワ~ワ~、モ~モ~。

ワ~ワ~、モ~モ~。



ふうむ。

シカァシ。

「前編」で述べたような基礎知識(しかも、誤解がある)で
臨んだミツコであるからして、
物語が進行するにつれ、戸惑いが生じていました。

「ファントム」って、「亡霊」じゃなかったのか~~~。

「オペラ座の怪人」は、ロイド・ウェバーが作曲で、
「ファントム」は、モーリー・イェストンだったのか~。

そりゃあ、いつまでたっても、
「The Music of the Night」は歌唱されないわな。



話としては、とても悲しいものです。

ファントムことエリックの生涯を思うと、
泣けてきまっす。

人は誰しも独善的で、身勝手なふるまいをするけど、
歯止めになるのは、希望だったり、愛だったり、夢だったり。
それらを与えられずに育ったエリックは、
いったい何のために生まれてきたのか。

そんなことを考えずには
いられない作品でした。

ガストン・ルルーが書いた原作にも、
興味が湧いてきまっす。







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「ファントム ~もうひとつのオペラ座の怪人~」(2019年11月20日・13:30)(前編)

2019-11-20 22:31:59 | 舞台・イベント
TBS赤坂ACTシアターへ。
ミュージカル「ファントム ~もうひとつのオペラ座の怪人~」を
鑑賞しまっす。



最寄り駅は、東京メトロ千代田線の赤坂駅。
丸の内線の赤坂見附駅からも、
徒歩10分程度(ミツコ調べ)。



ミツコは、
学校の授業で「オペラ座の怪人」を知りました。

パリ・オペラ座の地下に潜む怪人。ファントム。
スターダムにのし上がるヒロイン。
恐怖と混乱に陥る劇場。

それまでに、授業で取り上げられた
「ショウ・ボート」「南太平洋」「王様と私」などとは、
まったく異質の世界で、大きな衝撃を受けました。

余談ですが、
「屋根の上のバイオリン弾き」の、
ボトルを頭の上に乗せて踊るダンスも、
いまもなお、脳裏に焼きついています。



サスペンス色の強い原作(作:ガストン・ルルー)を、
「The Music of the Night」
「All I Ask of You」
(作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー)といった
甘美なメロディーが包んでいるのも、
印象的でした。

あれから何年も経ち、
時間の経過とともに、
どこでどうずれていったのか、
ミツコは、
「怪人」を、「亡霊」と解釈、納得しておりました。

「甲子園には魔物がいる」的な。

先生は、正確に説明していたのでしょうけども、
エヘヘ、
人間の記憶って、いいかげんですねえ。

なになに?
お前さんの思いこみが激しいんだって???

・・・ハァ~イ。



今回、
城田優さんが「ファントム」を
演出(ダブルキャストで主演も)するということで、
チケット完売、立見席まで出るほど、
話題を集めていますが、
そもそもの知識が、上記のとおり。

まったくもって、猫に小判な有様ですが、
初めて観る「ファントム」。

楽しみでっす。





このときのミツコは、
「オペラ座の怪人」と「ファントム」の違いも、
よく分かっていないのだった。

「後編」に、くづつ。

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「イメージの洞窟 意識の源を探る」

2019-10-06 23:10:11 | 舞台・イベント
山の手線の電車に乗って、車内ビジョンを見た、
その後、一人で恵比寿の東京都写真美術館へ出掛けた。
背中の荷物が肩こりになれば上の空になりかねないが、
返金式のコインロッカーがあると係員にいわれた。

と、「城の崎にて」(著:志賀直哉)の冒頭を拝借して
記し始めたものの、
後が続かないので、エヘヘ、
いつもの文体に戻りまっす。



たまたま乗車した山手線内で、
目を引く広告が放映されていました。

「イメージの洞窟 意識の源を探る」

写真を中心とした展覧会でっす。





会場は、恵比寿ガーデンプレイス内の
東京都写真美術館。
JR恵比寿駅東口から、徒歩10分(ミツコ調べ)。



出品者は、
志賀理江子、オサム・ジェームス・中川、
北野謙、ジョン・ハーシェル、フィオナ・タン、
ゲルハルト・リヒター(敬称略)。



一口に写真といっても、
さまざまな手法が採られていました。

ほう。

ほほう。

ほうほう。



既存の概念が、覆されます。

写真家が、己れの信念に基づいて、
「イメージ」「洞窟」を表現。
ミツコも、次第に、
こころの暗がりに入りこんでいきました。



なかでも、圧巻は、
「News from the Near Future」(フィオナ・タン)。

9分30秒の、
ファウンド・フッテージ作品。

ファ・・・?

え~っと。

パンフレットによると、
「既存の映像を部分あるいは全体に用い、
 新しく作品を作る手法」だそうです。

まさに、その通りで、
この作品では、多様な「水」と人間たちが、
映し出されました。

おそらく生まれて初めて見る映像ばかりですが、
なぜだか、懐かしいのです。
キャメラが撮った光景は、
自分が体験したことだとも、思えてくるのです。

う~む。

DNAに刻まれているのかもしれぬ。

「イメージの洞窟 意識の源を探る」という、
会のタイトルが、
ストンと胸に落ちました。



「News from the Near Future」から抜粋の、
このショットに惹かれて、衝動的に来たんだよなあ。



「イメージの洞窟 意識の源を探る」
2019年10月1日(火)~11月24日(日)
月曜休館(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
10:00~18:00
東京都写真美術館(恵比寿駅)



一時間いて、自分は此処を去った。それからもう、九時間以上に
なる。自分は肩こりになるだけは助かった。



明日もがんばるぞ!
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「原田治 展 「かわいい」の発見」

2019-07-28 22:52:40 | 舞台・イベント
7月最後の日曜。

「原田治 展 「かわいい」の発見」に
行ってきました~。



京王線の芦花公園駅で下車。



会場は、世田谷文学館でっす。





ふむ、ふむ。
方向感覚が、極度に、おかしなことになっている
ミツコであるからして、
念入りに、道を確認しまっす。



あっ。



ジ、ジルだ~~~。
かぁわいい~~~。



火曜から日曜は、基本、やってまっす。





町内に、ポスターやチラシが貼られています。
期待で胸が高まりまっす。



♪着いた着いた♪



南口から、徒歩7分(ミツコ調べ)。
一本道なので、どうにか、辿り着くことができました。

ごめんくださ~い。

わわっ。



ジルとジャックが、お出迎え。

ん?
なになに??
光が反射して見づらいって???

分かりました。

ジャーン。



おんなし場所、ほぼ同じ時間に、同じキャメラで撮ったのに、
なぜだか、1枚は、真っ暗になりました。
いや、被写体が、はっきり見えるので、うれしいんだが、
ミツコにありがちな、
「なんだかよく分からないけど、うまくいった」状態でっす。
もう再現できぬ、奇跡の写真。
エヘヘ~。



場内には、原田氏の幼少時の絵画や絵日記をはじめ、
広告、出版物がズラリ。
むろん、OSAMU GOODSも、展示されています。

「クララ白書」(著:氷室冴子)もありました。
思えば、ミツコと原田治作品の出会いは、
この表紙だったやもしれぬ。

テクテク。
テクテク。
テクテク。

う~ん。

かわいい。
かわいいにも程がある。

♪なんで こん~なに かわいいのかよ~♪
大泉逸郎の「孫」でも、口ずさもうってもんです。



この日は、
土井章史さんによる「ポップアップストア」も開催。

私蔵しているOSAMU GOODSを、
「見せびらかし」ましょうという企画。

エヘヘ、どもども、浅尾でっす。
これを、お持ちしました~っと、
袋から取り出そうとすると~。



ムムッ。
既に、土井コレクションの一角に、
飾られていました。

すみまっせん。
さぞや、ガックリされたことでしょう。

シカァシ、寛大な対応。
記念に、包装紙をくださいました。
うわ~~~い。
ありがとうございました~~~。



今回、購入したものは~。





オサムグッズ×ルートート コラボトートバッグC(ドッグ)



「オサムグッズ ハロー」ハンドタオル

大勢の方々が、「かわいい」「かわいい」を連発しながら、
グッズをカゴに入れていました。

なお、1F展示室では、
小箱のなかで物語が進行する、からくり劇場、
「ムットーニ コレクション」の上映と~。



推理作家「仁木悦子の肖像」展も、行われていました。



存外、といっては失礼ですが、
たいへんに、充実した内容で、楽しめました~。



「原田治 展 「かわいい」の発見」
2019年7月13日(土)~9月23日(月・祝)
月曜休館(月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
10:00~18:00(ミュージアムショップは17:30まで)
世田谷文学館(芦花公園駅)

明日もがんばるぞ!
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「I Love Musical ~GIFT あなたに贈る詩~」(2019年5月6日・12:00)

2019-05-06 19:56:39 | 舞台・イベント
振替休日。

今日も、行ってきたぜ~い。

都営大江戸線は、勝どき駅~。







目指すは~。



トリトンスクエア4F。
第一生命ホールでっす。



なになに?
昨日、撮影した写真ぢゃ~ないかって???

う、うむ。
そう思われても、しかたあるまい。

ならば、本日、5月6日であるという、証拠写真を~。



ジャーン。

よ~くご覧くだせえ。
開演時刻が、昨日より1時間、早まっております。
・・・マァ、証拠写真というには、
ちと、効力が弱いやもしれぬが。

2日目にして最終日。
いち観客に過ぎないのですが、自ずと気合が入ります。

以下、ミツコの感想で~っす。

「I Love Musical ~GIFT あなたに贈る詩~」

第1幕

「私だけに」 北翔海莉
 登場からして、ダントツのオーラ。
 目線、顔の角度、腕の動きは、様式美の極致。

「ありのままの私」 原田優一
 歌の世界を広げるダンス(振付:当銀大輔)が秀逸。
 シャキーン、シャキーンと、突き刺す動き、いいですね~。

「命をあげよう」 田村芽実
 本田美奈子.ちゃんの魂を引き継いで。
 ある部分の音域は、声が酷似していました。

「終わりなき夜」 坂元健児
 「ライオンキング」の代表曲。
 あたかも、歌が身体の一部になっているような、それでいて貫禄は十分。

「カフェ・ソング」 岡田浩暉 戸井勝海 原田優一 藤岡正明
 歴代マリウスによる、豪華ユニット。
 やっぱり、フルで聴くと、感動が違います。
 リアルタイムに聴こえてくる歌声にのせて、
 頭の中では、岡田マリウスがテーブルに肘をかけて、前を向いている姿が
 とめどなく再現されるという、超常現象を体験しました。



第2幕

「見上げてごらん夜の星を」 戸井勝海
 後悔や愚かな過ち、すべてをやわらかく包みこんでくれる歌唱。
 歌い手の人間性でしょうか。戸井さん、〇!

「虹の彼方に」 岡田浩暉
 ハワイアン調(編曲:イズラエル)、ウクレレの弾き語り。
 間奏で、マイクスタンドを一周するところが、なんとも、いい。

「ユー・レイズ・ミー・アップ」 藤岡正明 松原凜子
 高音のハーモニーに、うっとり。
 大熱唱が続くなかでの選曲、曲順も、公演そのものの厚みを出しました。

「おさとうひとさじで」 咲妃みゆ
 空気をガラリと変えるポーズと第一声。
 キュートな魅力満載で、表現力とはこういうことだ、と痛感。

「チム・チム・チェリー」 岡田浩暉 林愛夏
 ミツコにとって、5日(昼公演)の最優秀賞。
 それでもって、今回もよかった~~~。
 昨日は「岡田さんの役作りが、ミツコ好みのゾーンなのかな」と
 思っていましたが、
 それもあるだろうけど、
 実は、林さんの、絶妙な力の出し入れによるのかも、と。
 セットリストで、唯一の三拍子?
 リズムの変化も、新鮮でした。



さらに~。

エヘヘ、この写真は、昨日、撮ったものですが~。

パンフレットの、歴代マリウス4人による、座談会。

な、な、なんと。

驚愕の事実が明るみになりました。

「レ・ミゼラブル」2003シーズンで、
岡田さん演じるマリウスに、心を奪われた我々は、
うちうちで、愛情をこめて、とある愛称で呼んでいたのです。

そ、そ、それを、ご本人は、ご存知だった!

のみならず、戸井さんも、知っていた!!

あいや~。

困った。
いや、困ることはないのですが~。
しかし、困った。
汗顔の至り。
でも、ほんと、溢れる愛のゆえですので、
どうか、ご容赦ください。

あれから16年経って、それが分かるとは。
物語は続いて行くなあ~。



「I Love Musical ~GIFT あなたに贈る詩~」

抱えきれないほどのギフトを、受け取りました。
さあ、このエネルギーを、どう還元させていくか。
・・・がんばっど~。



客席でご一緒したみなさま、
おつかれさまでした~。

出演者、演奏者、スタッフのみなさま、
本当にありがとうございました。



・・・ぬな!?



明日もがんばるぞ!
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