【2日目】
いつまでも、余韻に浸っていられないのが、
「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」。
一行は、
2つ目のチェックポイント、
紀州備長炭振興館を目指します。
石倉停留所から、200メートルほどのようです。
「清川野球場」の案内板もあります。
広島カープにいた清川投手と関係があるのかは不明ですが、
この辺りに流れる清川とは関係がありそうです。
おお~。
山あいの野球場ですねえ。
さて。
備長炭振興館は、どこでしょう。
振り返ったら、趣きある家屋が。
【チェックポイント・2】
紀州備長炭振興館(みなべ町)
とうちゃ~く!
ワ~イ、ワ~イ!
ごめんくださ~い。
スリッパに履き替えて入館。
あれ?
なんか、ここ、来たことあるかも・・・。
左手に進むと、大きな部屋があります。
ぐるりに、
「馬目小丸」「馬目細丸」など、各種の紀州備長炭、
備長炭づくり工程の写真パネル、
道具たち、
土佐備長炭、日向備長炭などが展示。
中央で目をひくのは、
木琴ならぬ、炭琴。
・・・カァン・・・コォン・・・。
ちゃんと音階もついています。
・・・カァン・・・コォン・・・。
うむむ。
なんだろう、この感じ。
記憶をたどっても、来場したことはないはず。
そもそも、
和歌山県を訪れるのは、今回が初めてなんです。
既視感、デジャヴ、ですかね。
紀州備長炭を使って焼いたうなぎ、焼き鳥などは
絶品といわれています。
たいていの店舗には、誇らしげに
「紀州備長炭つかってます」と掲げていますよねえ。
ウバメガシを、1メートル以上の適度な長さに割り、こしらえ、
窯に、縦にくべます。
しかるのち、窯口の上部をレンガや土でふさぎ、
下部は雑木で覆い、燃えるにまかせます。
数日かけて、ウバメガシを燻製状態にします。
職人さんの経験と技術で培ったタイミングで、
窯口に穴をあけては、蒸して、を繰り返します。
炭素、C。炭素、C。炭素、C。
昼夜問わずの作業が、
純度の高い炭を作り出す決め手になるようです。
窯から出した、元・ウバメガシ、現・備長炭に、
素灰という、土と灰を混ぜたものをかけ、冷まします。
備長炭が白炭といわれる所以は、
この際の灰が、うっすら表面に残るからだとか。
すべての工程は、火とともに進むため、
始まったら、途中で、ひと休みするわけにはいかない、
いわば、全力疾走マラソンのようなもの。
職人さんの体力、集中力、筋力は、
アスリート並みですね。
こうしてできた備長炭を、
大正時代ごろまで、
麓の問屋や、船着き場へ運んでいたのが、
駄賃馬(だちうま)と駄賃持ち(だちもち)。
馬100キロ、人30キロ。
大きな荷物を背負います。
現在のように、道路も整備されていないため、
山の尾根伝いを、
約10時間かけて行ったそうです。
子どもたちも、
小学校に通いがてら届けたというから、
たいしたものです。
話を聞かせてくだすった、
受付のおねぃさん、ありがとうございました~。
「紀州備長炭振興館」
入場無料。
さて。
時刻は、現在13:20。
石倉停留所を、13:26に出るバスに乗らないと、
のちのち響きます。
バス停へ向かう一行。
果たして、バスに間に合うのか!?
くづつ。
いつまでも、余韻に浸っていられないのが、
「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」。
一行は、
2つ目のチェックポイント、
紀州備長炭振興館を目指します。
石倉停留所から、200メートルほどのようです。
「清川野球場」の案内板もあります。
広島カープにいた清川投手と関係があるのかは不明ですが、
この辺りに流れる清川とは関係がありそうです。
おお~。
山あいの野球場ですねえ。
さて。
備長炭振興館は、どこでしょう。
振り返ったら、趣きある家屋が。
【チェックポイント・2】
紀州備長炭振興館(みなべ町)
とうちゃ~く!
ワ~イ、ワ~イ!
ごめんくださ~い。
スリッパに履き替えて入館。
あれ?
なんか、ここ、来たことあるかも・・・。
左手に進むと、大きな部屋があります。
ぐるりに、
「馬目小丸」「馬目細丸」など、各種の紀州備長炭、
備長炭づくり工程の写真パネル、
道具たち、
土佐備長炭、日向備長炭などが展示。
中央で目をひくのは、
木琴ならぬ、炭琴。
・・・カァン・・・コォン・・・。
ちゃんと音階もついています。
・・・カァン・・・コォン・・・。
うむむ。
なんだろう、この感じ。
記憶をたどっても、来場したことはないはず。
そもそも、
和歌山県を訪れるのは、今回が初めてなんです。
既視感、デジャヴ、ですかね。
紀州備長炭を使って焼いたうなぎ、焼き鳥などは
絶品といわれています。
たいていの店舗には、誇らしげに
「紀州備長炭つかってます」と掲げていますよねえ。
ウバメガシを、1メートル以上の適度な長さに割り、こしらえ、
窯に、縦にくべます。
しかるのち、窯口の上部をレンガや土でふさぎ、
下部は雑木で覆い、燃えるにまかせます。
数日かけて、ウバメガシを燻製状態にします。
職人さんの経験と技術で培ったタイミングで、
窯口に穴をあけては、蒸して、を繰り返します。
炭素、C。炭素、C。炭素、C。
昼夜問わずの作業が、
純度の高い炭を作り出す決め手になるようです。
窯から出した、元・ウバメガシ、現・備長炭に、
素灰という、土と灰を混ぜたものをかけ、冷まします。
備長炭が白炭といわれる所以は、
この際の灰が、うっすら表面に残るからだとか。
すべての工程は、火とともに進むため、
始まったら、途中で、ひと休みするわけにはいかない、
いわば、全力疾走マラソンのようなもの。
職人さんの体力、集中力、筋力は、
アスリート並みですね。
こうしてできた備長炭を、
大正時代ごろまで、
麓の問屋や、船着き場へ運んでいたのが、
駄賃馬(だちうま)と駄賃持ち(だちもち)。
馬100キロ、人30キロ。
大きな荷物を背負います。
現在のように、道路も整備されていないため、
山の尾根伝いを、
約10時間かけて行ったそうです。
子どもたちも、
小学校に通いがてら届けたというから、
たいしたものです。
話を聞かせてくだすった、
受付のおねぃさん、ありがとうございました~。
「紀州備長炭振興館」
入場無料。
さて。
時刻は、現在13:20。
石倉停留所を、13:26に出るバスに乗らないと、
のちのち響きます。
バス停へ向かう一行。
果たして、バスに間に合うのか!?
くづつ。