前挽き鋸の焼き入れ。 2007-12-15 21:12:26 | 道具箱 前挽き鋸の焼き入れ。 前挽き鋸の焼き入れの焼き入れが滋賀県甲賀町で先週の日曜日にありました。 見せて下さいましたのは今村謙二さんで甲賀に残るただ一人の元前挽き職人です。 焼き入れではさみを焼いて間接的に刃を赤めます。 焼き戻しでこれもはさみでします。 ちょんがけです。 すべて以前に本で読んだ通りでした。良い勉強になります。 データはいつも書き込んで下さる。ナカジーさんの提供です。 ありがとう御座いました。 « お洒落。 | トップ | お昼。 »
3 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (アウトローな大工) 2007-12-15 22:48:34 江州 前挽き鋸 この熱磨耗に優れた日本鉄の焼入れは、 不思議で謎が多いですよね。 中には、鑢で目立てした時に微細な刃返り の捲くれが、こびり付くものがあります。 昔は、大変高価な道具でしたが、今はこの 技術をお持ちの方、数人ですよね。 返信する アウトローな大工さん (Unknown) 2007-12-16 17:56:32 この方も技術の伝承と言うことで講義をして頂いたのですが私はいけなかったので後でビデオを見せてもらうつもりです。本当に技術が受け継がれないのは何か歯がゆさとむなしさが残ってしまいます。大げさかも知れませんがこのままでは日本はどうなるのでしょう。 返信する Unknown (アウトローな大工) 2007-12-17 18:18:06 ご推察のように、残念ですが難しいことですよね。 少し真面目に大工なりに率直に考えますと、人々は気がつ いていても・・・ 今の社会は、効率を追い求め生活は便利になったけれど、 お金は発展し続けなければならないという恐ろしい経済の 仕組みの中で、大量にもの(資源)を消費してゴミ(汚染物 質)を出し続けて、環境に負担をかけ自然破壊を続けて経 済が、崩壊するまでお金と効率を求めています。 その中で、この建設業界も進歩して行くでしょう。 施工は著しくスピード化され工作技術も、その時代・その 時代に要求される生産性の向上と合理性が求められます。 一般の大工職人の働く形態も将来は、簡素かされた工作技 術とムダを省いた多能工として、管理されるのではないで すか。 無常のようですが・・・ 伝統的技術・生産なども、他に変わるものがない手業の精 度が要求されるものや役割がないもの以外は、淘汰される と思います。 鍛治の生業の中でも高度な技術を持ち専業化せざるおえな かった玉鋼製鋸鍛治。 需要と供給以上に、この高度な技術の伝承が教えても中々 出来ない非情な難しさに、あったのもひとつの要因だと思 います。 大工の工作技術・工法においても、一般には知られていな い技術書にもない伝統的に進歩してきた継手・組手などが ありました。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
この熱磨耗に優れた日本鉄の焼入れは、
不思議で謎が多いですよね。
中には、鑢で目立てした時に微細な刃返り
の捲くれが、こびり付くものがあります。
昔は、大変高価な道具でしたが、今はこの
技術をお持ちの方、数人ですよね。
本当に技術が受け継がれないのは何か歯がゆさとむなしさが残ってしまいます。
大げさかも知れませんがこのままでは日本はどうなるのでしょう。
少し真面目に大工なりに率直に考えますと、人々は気がつ
いていても・・・
今の社会は、効率を追い求め生活は便利になったけれど、
お金は発展し続けなければならないという恐ろしい経済の
仕組みの中で、大量にもの(資源)を消費してゴミ(汚染物
質)を出し続けて、環境に負担をかけ自然破壊を続けて経
済が、崩壊するまでお金と効率を求めています。
その中で、この建設業界も進歩して行くでしょう。
施工は著しくスピード化され工作技術も、その時代・その
時代に要求される生産性の向上と合理性が求められます。
一般の大工職人の働く形態も将来は、簡素かされた工作技
術とムダを省いた多能工として、管理されるのではないで
すか。
無常のようですが・・・
伝統的技術・生産なども、他に変わるものがない手業の精
度が要求されるものや役割がないもの以外は、淘汰される
と思います。
鍛治の生業の中でも高度な技術を持ち専業化せざるおえな
かった玉鋼製鋸鍛治。
需要と供給以上に、この高度な技術の伝承が教えても中々
出来ない非情な難しさに、あったのもひとつの要因だと思
います。
大工の工作技術・工法においても、一般には知られていな
い技術書にもない伝統的に進歩してきた継手・組手などが
ありました。