京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

「 町家発 ほんまもん 」  4月 のご案内

2012-03-06 17:18:16 | 道具箱
「 町家発 ほんまもん 」  4月 のご案内

こんにちは。逃げる2月、去る3月を恨めしく感じながらも、その分うららかな春が近付いていることに喜びを感じています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨年6月に道具再生のお話をしていただき、続編をとの多くの声を集めていた松尾さん。それにお答えする形で、4回仕立てで道具作りの話を企画していただきました。聞くだけで手を動かしたくてウズウズしてきませんか?


『 職人が作る、自前の道具 シリーズ第1弾  -墨壺と鋸柄-』講師 松尾 具屑 さん

「一つでも多くの道具を伝え残したい」という思いで、古くからの手道具を、骨董市や道具市に出かけては再生してきた松尾さん。「昔、道具は刃だけを買ってきて木部は全て使用者である職人が自作していたそうだ」という。
この意味では、松尾さんの道具再生は、昔の職人の道具作りに合い通づるものです。
一つの道具を使えるようにするまでには、大変な労力を必要とする。自身の腕を預ける道具であるからには、作るには持つ技術を最大限に投入する、しかし即戦力にするために、最短の時間で仕上げなければならない。ここにも職人ならでは知恵とは技術が結集しているものです。こうして各々の手になじむ、そして手塩にかけた分大切な道具が生まれてきたのでしょう。
 多くの古道具を見て触れてきた松尾さんが、実際に昔の職人が手作りした道具や自作の道具を前に、お話を披露して下さいます。自分で道具を作る上でのこつやポイントが織り混ぜられるのは、様々な種の道具作りを手掛けている松尾さんならでは。
すぐ使いの道具があふれる今日この頃。松尾さんと共に、道具への愛情を語り合いませんか


*松尾さんの古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書『木工古道具の楽しみ方』(定価2400円)を2200円で会の当日に販売いたします。事前に手に入れたい方や出席できないが本を希望される方は、同額(送料別途)でお分けいたします。下記ほんまもん事務局までご連絡ください。

日時:4月15日(日)13時~15時頃      参加費:1000円 (定員20名)

会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)
(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)/JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)

*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。


申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp  ●を@に置き換えてください。
・FAX 06-6422-7407    のどちらかまで。
 *各回とも1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。
 *メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)


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