京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

大徳寺2。 唐門

2009-02-06 23:28:18 | Weblog
大徳寺2。 唐門

思わずため息が出てしまいました。

豪華絢爛とはこのことでしょう。

漆の上に見事な彫金金具全く隙のない仕事がしてあります。

色彩もあでやかですが上品さは全く損なわれていません。

ゆっくりとご覧下さい。

この唐門 (国宝)聚楽第の遺構と伝える。華麗な装飾彫刻と彩色を持つ桃山建築です。

唐門
村上周防守義明が豊臣秀吉の聚楽第にあったものを拝領したと伝えられてきたが、
2000年から始まった400年ぶりの解体修理の際、”聚楽第遺構”と書かれた木札が
発見され、その信憑性は高まった。

2003年春、解体修理が終了し、建立当時の色彩が蘇った。

この門が有名なのは建築としてよりも、それを飾っている彫刻の豪華さ、豊富さにあり、彫刻を見せるために建築を利用したようなものである。

この門に用いられている彫刻や金具などは、多くの動植物(鯉・鶴・孔雀・麒麟・鳳凰・虎・獅子・椿・桃・松・竹・葡萄等)や自然物(雲・波・太陽)から取材されている。

金具には菊・桐・桐唐草などや一般の唐草などが盛んに用いられている。

このような彫刻に出てくるものは当時の障屏画などにも見られるもので、絵画の立体的表現がこの彫刻だともいえる。
この門には”日暮門”という別名がある。

この門がまだ聚楽第にあった頃、「あまりの豪華絢爛さに見とれているうちに
日が暮れてしまった」ということからその名がついた。





針。

2009-02-06 07:06:22 | Weblog
針。

寒さの中の仕事で腰に来てしまいました。

上手い具合にその日の現場の娘さんは針灸師さんです。

だらしない格好で申し訳ありません。

治療をしてしまった後しばらく眠ってしまうほど心地よかったです。

翌日はかなり楽になってきましたので又お願いしようと思っています。

その時はよろしく。