京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

大徳寺見学会。

2009-02-04 16:59:15 | Weblog
大徳寺見学会。

先週の日曜日大徳寺見学会に行って来ました。

案内は雲林院ご住職の藤田寛蹊さんです。

非常に歯切れの良い話し方で説明も旨くよく理解することが出来ました。

まずは山門(三門)に上がらして頂きました。

お寺など建物は近くで見ると柱もご覧の通りピカピカには仕上げてないのですが全体を見ると実にバランスが良いのが解ります。

三門 (重要文化財)
二層の山門。連歌師・宗長の寄進で享禄2年(1529年)にまず下層のみが竣工し、天正17年(1589年)、千利休が上層を完成させて金毛閣と名づけられた。利休は上層に自身の木像を安置した(つまり、門をくぐる者は利休の下を通ることになる)が、これが豊臣秀吉の怒りを買い、秀吉はこのことを楯に利休に自決を迫ったという。

経堂 (はっとう、重要文化財)
寛永13年(1636年)、小田原城主稲葉正勝の遺志により、子の正則が建立した。

鐘楼

そしてどの角度から見ても美しい山門。