吉永小百合主演の『母べぇ』昨日見てきました。
レディースディーでした。
料金が女性は1000円になります。
あらすじは
父親が思想関係で逮捕されてしまい、ずっと拘置所に入ったままで何年も釈放されない。
その留守を守って娘二人を必死に守り育てる『戦前の日本の母』の物語です。
あの時代の母は家族のため子供のためにだけ自分を犠牲にして生きていたのでしょうね。
とてもいい映画で最後は泣いてしまいました。
でも~やっぱり吉永小百合は演技はあまり上手ではありませんね。
しっとりとしたシーンが続く映画なので、内面の表現を要求されます。
一生懸命演じているのですが、深い微妙な演技になると・・
お客は60代70代が多かったです。
吉永小百合のファン層がそれくらいだからと最初は思ったのですが、そうではなく映画の子役が昭和3年、6年生まれの設定ですので、その世代の人が来ているのです。。
60台後半~80歳位の人にとって映画の『母』は自分の母なんですね。
自分の母もこんな風にして戦中戦後を育ててくれたことをきっと思い出しているのでしょうね。