長靴に荒縄巻いて登りたる冬遠足は半世紀前
高校の冬季遠足は金剛山寒中登山だった。
今なら登山靴かキャラバンシューズにアイゼンをつけるのだろうが、何しろあまり豊かでない時代長靴に荒縄を撒いて滑りにくくして登山したのだった。
中にはキャラバンシューズの子もいたのだろうか?
しかし今では楽しい思い出だ。
深い雪の中を滑りそうになりながらキャッキャッ言って降りたこと。
高校では希望者だけのスキー研修があった。
私は親に負担をかけたくないからこれは行かなかった。
しかし行きたかったのに我慢して行かなかったと言うほどでもなく、別に興味もなかった。
だから雪の金剛山は唯一雪の経験であり楽しかったな~、