喪中葉書が来る時期になった。
今日届いた喪中はがきは大学の同級生の御主人の訃報だった。
今まで親や兄弟が亡くなったからという欠礼のお知らせばかりで、初めて配偶者が亡くなったための欠礼のお知らせでショックを受けた。
実は同級生自身が去年病気で亡くなったり、若い頃に亡くなった人もいてそれはそれで悲しいのだが、それはまた別の記事で。
喪中葉書を送ってくれた人のご主人は詳しいことは知らないけれど庭師だった。
個性的な人で結婚相手もサラリーマンとかでなくユニークだなと思った。
パックではなく二人で計画した海外旅行にもよく行っていたみたい。
同級生は大学時代のクラブで一緒だった人と恋人同士になったら親からいくつかの理由で反対されていた。
卒業してからは関東へ行って既成事実を作るのだと同棲していた。
でもその恋人は生まれつき心臓の病気があり医師からは20歳くらいまでしか生きられないと言われていた。
卒業の1年後恋人は心臓手術を受けたけれど、もともと難しい手術だったのだろう・・・亡くなってしまった。
それからしばらく時が過ぎ、結婚したと風のうわさに聞いた。
今から10年ほど前の同窓会でその人に会った。
学生時代はほっそりしていたのに結構太っていた。
幸せ太りだなとうれしかった。
時は死者を置き去りにして流れてゆく・・でも残されたものは幸せにならなければね。。
それなのに・・その人は2回も大切な人を失って。。
実は私も同じクラブでその人と昔の恋人もよく知っていた。
心臓病で亡くなってしまった人のことも思い出してしまってとても悲しい。
卒業後は年賀状のやり取りだけの関係で、ありきたりのお悔やみの手紙を出す気にもなれない。。
どうしたものか。。