海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

羽化3

2015-07-24 09:02:05 | 日記


2日前のこと。
4時半ごろお寿司を買いに家を出たら 道路の真ん中に何か昆虫のようなものが動いている。
よく見ると羽化前の蝉の幼虫だった。
幼虫が這い出るのは夜になってからなのに雨が降って暗いから勘違いしたのか。
両方とも家の擁壁しかないのにどこから来たのか?
少し離れた土手から来たのかもしれない、
道を横に進んで家の擁壁までたどり着けばそこにとまって羽化できるかもしれないのに、見守っているとセミはまっすぐ行くかと思うと方向を変え結局同じような場所をぐるぐるしている。
しばらく見ていてもだめなのでホウキを持ってきてそれにとまらせ、枝を登って羽化するのではと月下美人の鉢の中に入れた。 。
セミはしばらくうろうろして枝を登り小さい葉の裏側に止まった。
6時過ぎに見に行くと体を3分の2くらい殻から出てそり返っていた。
これも早い時間帯。
7時に見に行くと殻だけ・・・セミは下に落ちてた。。
ふつう下に落ちることはない。
4分の3くらい体が出ると再び頭をもたげで自分が出た殻につかまり、最後にお尻を抜いてそこにじっとして羽が広がり固くなるまで待ちつ・、
地中から出ていったいどのくらいアスファルトの道路をさまよっていたのか?
すっかり体力を消耗してしまったのだろう。
下に落ちてからも少しは移動してた。
そのうち家人が帰ってきてセミを月下美人の下のほうの枝にうつぶせにおいてやったが・・・
後で見に行くと鉢の土にあおむけに転がっている。。
もう助けようがない・・命があとわずか。。
次の日の朝まだかすかに足をたまに動かしていましたが・・死んでしまった。

それから別の場所・・洗濯物干し場の下にこれは羽化できないうちに死んでいた。
アリが来たのか細かい砂でおおわれていた。
今年は羽化する季節に雨が多くて土から出てくるタイミングが狂ってうまく羽化できない蝉が多いのだろう。
例年に比べてセミの抜け殻が少ない。
羽化を目撃すると生命の神秘を感じるが、羽化の途中で死んでしまったセミを見ると悲しい。。
コメント
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