アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

入替機 DE10の軌跡

2022-03-14 16:00:00 | 鉄道写真(DL)

前述の続きになってしまうが、今回のダイヤ改正では、知らぬまま数を減らしフェードアウトしていく車両達もあるようだ。普段からあまり気にも留めていないから、気が付いた時には再会には間に合わず、過去を遡ることとなる。そんな中から今回は、石巻線で活躍していたDE10ディーゼル機関車を掲載。

後継機関車であるDD200が早々にデビューし、お仲間からはDE10も毛嫌いしないで機会を見付けて置けば、とアドバイスは散々頂いていたが、やはり若い頃からの印象は捨てられず、今までは自分に正直に行動してきた。気が付けば新鶴見区のデーテンでさえ数台の配置、実際にはそのうちの2台しか稼働してないのだそう。機関区の奥を覗けば確かに、色落ちしたDE10が寂しそうに留置されているのがわかる。しかしアントンKも今さらという心境で、それなら新車のDD200の方が目新しくて撮影意欲が沸いてきてしまうのであった。

DE10の思い出と言えば、やはり陸羽東線経由で迂回していた、ブルトレ「あけぼの」を定期運転していたことが思い出される。期間限定だったこの迂回運転、とにかくDE10重連の走行写真は至難を極めた。もちろん夏至の前後に撮影は限られ、いくら天気予報を当てにしてもまず当たらず、数年にわたるチャレンジは涙を飲んだのだった。また当時は、団体臨時列車が毎月のように運転され、磐西や北上線、大船渡線などのローカル線入線時に出向いた思い出がある。いずれにしても、大した写真にはならず、この頃から臨時のようなイレギュラーより日常の列車へと興味が移っていったことが再確認できるのだ。

掲載写真は、被災地からのガレキ輸送に大活躍した石巻線のDE10 1719。臨時スジではなく、定期列車として運転されていたと記憶している。

2013-06-01   1650 DE10 1719      JR東日本/石巻線:上涌谷付近

 

 

 

 



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