アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

テンシュテットのマーラー演奏

2015-04-19 18:00:00 | 音楽/芸術

最近の不安定な天気は、いったいいつまで続くのだろうか。特に寒暖の差が激しくて最近体調が今一つ良くない。暖かい春の日差しが待ち遠しい今日この頃である。

そんな日和だからではないが、久しぶりにマーラーを聴いている。本来なら当然のように、生演奏に接して味わいたいところだが、中々思うようにはいかず、CDをかけてお茶を濁しているのが現状だ。もっとも現役の指揮者で、どうしてもこの指揮者でマーラーを聴いてみたいという指揮者はいなくなってしまった。強いていえば、エリアフ・インバルということになろうが、これは昨年都響との第8を聴き、いまだにお腹いっぱいだ。(その時の記事も書いている)

そんな想いの中、今回はテンシュテットのマーラーの第5を聴いた。このCD,アントンKのお気に入りのCDの一つで、マーラーの第5の中では好きな演奏なのだ。ロンドン・フィルハーモニーとのライブ演奏ということもあるが、とにかく第1楽章の出だしの葬送行進曲からして神がかっている。そして曲が進むにつれ、熱く大きくなり、最後は勝利を讃える熱演となって閉じる。残念ながら、アントンKは、テンシュテットの実演には接したことがないが、このCDのような演奏が目の前で繰り広げられたら、どんなにか感動できただろうか、想像しただけでも、身震いしてしまうそうだ。



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