桜の開花が遅れている。気象庁の発表からも修正があり、今日現在(3月26日)都内では確認できていないようだ。確かにここのところ、肌寒い日々が続き、冬に逆戻りした印象をもっていたが、いくら温暖化が進むとは言え、植物は気候に正直といったところだろう。
アントンKの鉄道写真も終盤を迎えてはいるが、ここ数年は季節感のある画像も意識するようになっている。一番解かりやすいのが、春は梅、桜、菜の花など色とりどりの植物と被写体を絡めることに注視している。最も安直な撮影法だろうが、誰もがその画を見て春を印象づけることに一番近いと思えるからだ。ここでも長年撮影してきた自分流を取り入れて画像を構成できるよう日々精進しているのだが、現実はなかなか厳しく思うようにはいかない。
今年は、桜前線とともに撮影計画を立て、今まで行きたかった撮影ポイントにも足を延ばしたく思っている。これも来月からのスケジュールによるが、今年はもう少し自分の時間を持ちたい。これも贅沢な話ではあるのだが・・・
掲載写真は、国鉄時代の桜の名所、東中野の土手を往く中央線103系電車。月刊誌「鉄道ファン」に掲載された写真を見て、何度か行った時のものだ。当時は雑誌の写真を見て撮影地に出向くことが多かった。それほど情報が無かったとも言える。46年前の東中野。とんでもなく時間が過ぎてしまった。
1978-04-09 103系 中央線:東中野にて
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます