アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

客車列車の誘惑~EF58

2023-04-23 08:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)
休日の朝、自室では何かしらの音楽を聴く。今では鑑賞に耐えられる様なシステムはなく、何かをしながらの「ながら聴き」に終始してしまうが、ひと時のこの時間が好きで、もう何年続いていることか・・・
 ブルックナーのモテットのCDは聴き過ぎて、気が付けばジャケットが擦り切れてしまった。シューマン、バッハ、モーツァルト、ショパン、ワーグナー、・・・朝だからという事はないが、小品を次々と聴くのが好みだ。今もシューマンの子供の情景を聴きながら、PCに向かっている。どこか落ち着く一時なのだ。
 前記事でEF60の画像を出し、当時に想いを馳せていたら、さらに若き時代の想いが蘇ってしまった。そんな中から1枚掲載しておく。
 
 アントンKが鉄道にカメラを向けて間もない時代の駄作、EF58の普通列車。お昼間の高崎線を上野まで走っていた、遠い昔のおとぎ話のような列車だ。今の社会を考えれば時代錯誤そのものだが、現代から遠い時代への憧れが募ってしまう。高崎第二機関区のEF58は、どれも同じ形態で面白みがなかったが、半世紀近くの時間経過とともに味わい深く思えるようになるとは誰が考えようか。荷物、郵便車後方の連なる10系客車が美しい。
1976-03-28      2322列車 EF58 174         高崎線:宮原付近
 


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