アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

九州に新たな電機登場か!~ED76

2021-10-15 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

全国から機関車が年々減少の一途を辿っている最中、一社鼻息の荒いJR貨物会社。昨今では、EF210 300番台が大量に増備されて、貨物列車のカマ模様が変わりつつある。増えるものがあれば、減っていくものもあるのが世の常。悲しいかな、また国鉄時代に誕生し活躍した親しまれた機関車が引退していくのか。今後の動向には目が離せなくなった。

そんな動きの激しい中、また新たな情報が飛び込んできた。九州地区のED76とEF81を新型電気機関車に置き換えるという内容だった。それも、EF510の300番台車を新製するというのだから、この時代驚嘆したのである。最近では、アントンKも九州にはご無沙汰が続き、直近の姿は目にしていないのだが、これらの電機たちも、今では相当痛んでいると容易に想像が出来てしまう。そして近い将来、新たなシーンが九州で展開されていくのだろう。世の中落ち着いたら、また九州を旅してみたいものだ。

ここでは、記事に合わせてJR時代の貨物機でもよかったが、やはり国鉄時代末期のブルートレインの画像を載せておく。民営化前、ブルートレインに再びヘッドマークが復活したが、その先頭を切ったのが九州ブルトレ達だった。独特のお椀型形状のマークは、一目で九州型とわかる個性派で、ここの「はやぶさ」も、関東地区で見るものとデザインは同じでも形状が違い、最初は違和感があったことを思い出している。この鹿児島本線を走破する寝台特急「はやぶさ」の一番の見どころは、やはり田原坂越えだろう。諸先輩方の九州における蒸機時代の写真には、必ずといって良いほど登場する田原坂。そんな写真を見て一度は行きたいと長年思っていた撮影地だったのだ。掲載写真は、この田原坂を往く上り東京行き特急「はやぶさ」。スケールが大きく、どこをどう撮ろうか悩んだファーストショット。この後、九州へ渡る機会が増えていき、ブルトレを追った日々を今でも忘れることは出来ない。

1986-07-28     4列車 ED76 73  はやぶさ     鹿児島本線:植木-田原坂