アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

475系による「立山」運転

2013-10-14 22:20:24 | 鉄道写真(EC)

10月14日は、言わずと知れた「鉄道の日」。今年は暦がこの14日を含めた形で連休になった。だからかどうかわからないが、この連休は、全国各地でイベントや記念列車の運転があり、頭を悩ますことになった訳だが、数々の候補のうち、アントンKとしてどうしても外せなかったのが、北陸線での475系の運転だ。北陸本線100周年記念としての運転なのだそうで、北陸線自体には、さほど馴染みがあったわけではないが、やはりローズピンク塗装に復元しての急行型電車の復活運転となると食指が動いてしまった。

今にして思えば、国鉄時代後半の昭和48年頃からの東北線で良くお世話になった451系~455系を彷彿とさせてくれて大変懐かしい。当時はまだ特急には高くて乗れなかった身分で、乗るのは決まって急行、それも夜行列車が多かった。「ばんだい」や「まつしま」、そして「いわて」,特急並みに速い「くりこま」等々・・懐かしい名前が思い出される。

とにかく往年の急行電車を今の機材デジカメで撮影したい一心で富山~金沢まで行くことにした。この記念運転は、敦賀~糸魚川間を片往復ずつする行程で、途中金沢で、HMを変更するといった凝りよう。実際は、「ゆのくに」「立山」「くずりゅう」の3種類だったそうだが、今回は無理をせず、富山を起点にじっくり撮影しようと考えて現地に向かった。

写真は、糸魚川へ激走する475系「立山」(北陸線100周年記念列車)。お恥ずかしいが、ご覧の通り後追い写真だ。忘れないために敢えて記載しておくが、実は、遠征一発目の撮影地で、通過直前で曇られ、しかも上り特急に被られ、全く撮れないという事態が勃発してしまった。冷静さは装ってはいたものの、実はスイッチが入ってしまったこともあり、この時は富山停車を利用して追いぬき、後追いでも何でもいいから、どうしても順光で大きく撮りたい願望で心が一杯になったのだ。北アルプス~剣岳も一望できるくらい好天に恵まれていたが、まずはかぶりつきで1枚撮影ということで撮ったもの。ある意味思い出深い1コマとなった!?それにしても、交流60Hzを現すたもとのラインが凛々しく締まって見えてカッコいい。

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2013(H25)-10-13    急行「立山」(北陸本線100周年記念号)  JR西日本/北陸本線:東富山-水橋

                        Nikon D4   AF-S  Nikkor  70-200mm f/2.8G II