タイ・フェスティバル2005にて(6)
「タイ・フェスティバル」で、「カラバオ」の演奏が始まるまで会場をそぞろ歩いていた。その報告を若干してこの長々と引っぱってきた日曜日の半日(!)の報告の終わりとしよう。
ボクはジャンケンが、からきし弱い。頑張れば頑張るほど負け続ける。だから涼しい顔をしているが、実は腹の中は煮えくりかえってるということがままある。
原宿口ゲート近くで「タイ航空」のブースがあって長蛇の列が出来ている。そこではおそらくスチュワードであろうお姉さんとジャンケンをして、勝つとなにかもらえるらしい!
ボクは少し観察していた。そのお姉さんが出す手の傾向と対策をはかっていたのだ。その上でおもむろに列に並ぶ。一回勝負のジャンケンだから長蛇の列も、すぐ自分の番となった。すると、あれ! ジャンケンをするお姉さんが、傾向と対策をはかった人から変わっている!
おおい、いつ代わったんだよ! ええい、ままよ! ジャンケンは始まった。
「始めはグー、ジャンケンポン!」お姉さんもボクもグーだ。「アイコでしょ!」なんと、こんどは二人ともチョキ! 「アイコで!」ボクが「パー」。お姉さんが「グー」で、勝った! おお、あんなにジャンケンの弱いボクが勝ったのだ! 記念すべき日だ。今日の星まわりがよかったのか?
「おめでとう!」とくれたものは、タイ航空のステッカーとなにかの箱だった(タイ航空は最近ロゴの書体を変えたのだ)。箱をあけてみれば、それはタイ航空のロゴマークが入ったキーホルダーだった。乗降記念にくれそうなグッズである。しかし、チープというより、ボクはうれしかった。なにしろ、あんなにジャンケンの弱いボクがジャンケンで稼ぎ出した貴重な品物だ(!)。
それを大事後生にもって、すぐ隣のブースをのぞいたら男どもが、輪になって女の子を取り囲んで写真を撮りまくっている。下着のようなあられもない格好をしているが、もの凄く可愛い子だ! もうほとんどアイドルなみの可愛さだ!
でも周りにいる他の化粧の濃いおんなどもをみていたらボクには分かってしまった。この子が男の子であることが……。
そう、ニューハーフなんだ。タイは国際的なニューハーフというかオカマさんの美人コンテストを大々的に開催するほどニューハーフが一大文化になりつつある。それが、女性も真っ青な子がいるから、美はどっちに微笑んでいるんだか、分からなくなってしまう。
タイ人は「美人コンテスト」が大好きだ。もう、なんの批判精神もなくして(?)ただただワイワイ言いながら楽しんでいる。そこにもってしてニューハーフのインターナショナルな美人コンテストだなんて、いいな! 世界一の美しき男を選ぶなんて!
でも、この写真の子のようなレベルだったら本当にデートしてもいいな。というか、だれも男の子だとは思わないだろうから(周りでもおんなだ、おとこだと言い争ってる中年カップルがいた)デートしたいです!
しかし、こういうブースがあるということは日本にもタイ人ニューハーフのクラブでも作っているのだろうか? ぜひ、行ってみたい!
(昔、歌舞伎町にいたタイ人のおカマさんは、仲良くなったがちっとも美しくなかった。身長も高かったが! 新宿ハイジア脇にたむろっていたマレーシア人のおカマさんは、摘発されて強制帰国になってしまった。でも、仲良くなっても絶対ボクは遊ばない。残念なことに(?)ボクはヘテロセクシュアリティなんだ。女性しか愛せない!)
ビアシン、ビアチャン、プーケットビア??会場はタイビールのオンパレードだ。なんと、最終日の終わり間際にはビールは1本200円、食べ物は300~100円に大幅にプライスダウンした!
(もちろん、家にまでビールを買って帰った)
もう、最後の掻き入れ時、商売熱心でおいしいものには目のないタイ人のくらしがそこには再現されていた。屋台文化が日常のものであるタイのくらし。むしろ、チャイニーズ系タイ人がいないぶんだけ、純化されてさえ感じる(とはいえ、ボクはヤワラー地区などは大好きであることを表明しておく)。
会場の片隅には、金ピカの仏像が、タイ国王、王妃の写真とともにあった。代々木公園は二日間、見事にタイ国になっていた。
(「タイ・フェスティバル2005にて」(1)~(6)おわり)
「タイ・フェスティバル」で、「カラバオ」の演奏が始まるまで会場をそぞろ歩いていた。その報告を若干してこの長々と引っぱってきた日曜日の半日(!)の報告の終わりとしよう。
ボクはジャンケンが、からきし弱い。頑張れば頑張るほど負け続ける。だから涼しい顔をしているが、実は腹の中は煮えくりかえってるということがままある。
原宿口ゲート近くで「タイ航空」のブースがあって長蛇の列が出来ている。そこではおそらくスチュワードであろうお姉さんとジャンケンをして、勝つとなにかもらえるらしい!
ボクは少し観察していた。そのお姉さんが出す手の傾向と対策をはかっていたのだ。その上でおもむろに列に並ぶ。一回勝負のジャンケンだから長蛇の列も、すぐ自分の番となった。すると、あれ! ジャンケンをするお姉さんが、傾向と対策をはかった人から変わっている!
おおい、いつ代わったんだよ! ええい、ままよ! ジャンケンは始まった。
「始めはグー、ジャンケンポン!」お姉さんもボクもグーだ。「アイコでしょ!」なんと、こんどは二人ともチョキ! 「アイコで!」ボクが「パー」。お姉さんが「グー」で、勝った! おお、あんなにジャンケンの弱いボクが勝ったのだ! 記念すべき日だ。今日の星まわりがよかったのか?
「おめでとう!」とくれたものは、タイ航空のステッカーとなにかの箱だった(タイ航空は最近ロゴの書体を変えたのだ)。箱をあけてみれば、それはタイ航空のロゴマークが入ったキーホルダーだった。乗降記念にくれそうなグッズである。しかし、チープというより、ボクはうれしかった。なにしろ、あんなにジャンケンの弱いボクがジャンケンで稼ぎ出した貴重な品物だ(!)。
それを大事後生にもって、すぐ隣のブースをのぞいたら男どもが、輪になって女の子を取り囲んで写真を撮りまくっている。下着のようなあられもない格好をしているが、もの凄く可愛い子だ! もうほとんどアイドルなみの可愛さだ!
でも周りにいる他の化粧の濃いおんなどもをみていたらボクには分かってしまった。この子が男の子であることが……。
そう、ニューハーフなんだ。タイは国際的なニューハーフというかオカマさんの美人コンテストを大々的に開催するほどニューハーフが一大文化になりつつある。それが、女性も真っ青な子がいるから、美はどっちに微笑んでいるんだか、分からなくなってしまう。
タイ人は「美人コンテスト」が大好きだ。もう、なんの批判精神もなくして(?)ただただワイワイ言いながら楽しんでいる。そこにもってしてニューハーフのインターナショナルな美人コンテストだなんて、いいな! 世界一の美しき男を選ぶなんて!
でも、この写真の子のようなレベルだったら本当にデートしてもいいな。というか、だれも男の子だとは思わないだろうから(周りでもおんなだ、おとこだと言い争ってる中年カップルがいた)デートしたいです!
しかし、こういうブースがあるということは日本にもタイ人ニューハーフのクラブでも作っているのだろうか? ぜひ、行ってみたい!
(昔、歌舞伎町にいたタイ人のおカマさんは、仲良くなったがちっとも美しくなかった。身長も高かったが! 新宿ハイジア脇にたむろっていたマレーシア人のおカマさんは、摘発されて強制帰国になってしまった。でも、仲良くなっても絶対ボクは遊ばない。残念なことに(?)ボクはヘテロセクシュアリティなんだ。女性しか愛せない!)
ビアシン、ビアチャン、プーケットビア??会場はタイビールのオンパレードだ。なんと、最終日の終わり間際にはビールは1本200円、食べ物は300~100円に大幅にプライスダウンした!
(もちろん、家にまでビールを買って帰った)
もう、最後の掻き入れ時、商売熱心でおいしいものには目のないタイ人のくらしがそこには再現されていた。屋台文化が日常のものであるタイのくらし。むしろ、チャイニーズ系タイ人がいないぶんだけ、純化されてさえ感じる(とはいえ、ボクはヤワラー地区などは大好きであることを表明しておく)。
会場の片隅には、金ピカの仏像が、タイ国王、王妃の写真とともにあった。代々木公園は二日間、見事にタイ国になっていた。
(「タイ・フェスティバル2005にて」(1)~(6)おわり)
ある年齢の場合、女子より男子が確かに美しく思うときがありますね。
そして、それが最近どんどん多くなって年齢の幅も広がっているような。
女性が強くなって、男性が優しくなっているような。
うう~ん@@?
すると、吉田町通りでオイラのパフォーマンスを目撃してくれたアリーさんも「美しい男だ」と、思ってくれたのでしょうか……? なんてね。いまだオイラのすがたを思い出しては、笑っているアリーさんの楽しみを取り上げたくない(笑)。しかし、恥を掻くと言うのが快感になるのはヤバイ?