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□ エリア別総覧 埼玉-2 (中部)

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荒川の西側、中部エリア北部には埼玉屈指の名湯、かんな川温泉「湯郷 白寿」がある。36.33g/kgの強食塩泉だが、重曹や硫酸塩の含有が多く、西毛的なクセモノ湯だ。
旧児玉町のこだま温泉「こだま温泉ファミリープラザ」も強食塩泉だが、それほどの迫力は感じられない。

さらに南下すると四季(とき)の湯温泉「ホテルヘリテイジ」(総計=11.99g/kg)や蔵の湯東松山温泉「蔵の湯東松山店」(総計=17.11g/kg)などの食塩泉群があるが、全体に東部より成分濃度はうすい。
和光温泉自然の湯「極楽湯 和光店」は高張性食塩泉だが循環&ゲキ混みが難。

熊谷温泉「熊谷温泉 湯楽の里」嵐山渓谷温泉「健康センター平成楼」おがわ温泉「花和楽の湯」玉川スプリングス温泉「玉川温泉保養所」などは重曹系の単純温泉~規定泉。「花和楽の湯」や「玉川温泉保養所」は硫黄がまじり秩父のお湯のイメージに近い。

成分濃度2~3g/kg台の中濃度食塩泉が多いのも埼玉中部の特徴。東松山のもののふ温泉(温泉スタンド)、坂戸ふるさとの湯「ふるさとの湯」蔵の湯鶴ヶ島温泉「野天風呂 蔵の湯 鶴ヶ島店」狭山やまと温泉「狭山やまとの湯」王様温泉(志木の湯)「おふろの王様 志木店」などがある。この手の源泉は湯づかいが悪いとボヤけたお湯になりがちだが、源泉槽をもつ「野天風呂 蔵の湯 鶴ヶ島店」や「おふろの王様 志木店」はなかなかにいいお湯が楽しめる。

5g/kg超のお湯では都幾の湯温泉「四季彩館」サイボク天然温泉「まきばの湯」など。ともにアブラ臭香る良泉だが前者はローリーで湯づかいいまいちなのが残念。泉源地にある温泉スタンドは大人気。「まきばの湯」は埼玉中部を代表する湯づかいのいい施設。
小江戸はつかり温泉も総計=5.77g/kgの食塩泉だが、温まりはさほどなく、どちらかというとモール泉的なイメージがある。
所沢温泉「湯楽の里 所沢店」はナゾ。スペックはTSM(溶存)=9.55g/kgの等張性土類食塩泉だが、むしろ重曹鉄泉系のイメージがある。日によってコンディションの変化が大きいのが難だが、コゲ臭をともなう平地のお湯らしからぬ癒し系のお湯が楽しめるので個人的には好み。
同じ所沢市にオープンした埼玉スポーツセンター内のみずほ温泉「むさし野温泉 彩ゆ記」はうすめながらモール臭とアワつきが楽しめる新鮮湯。上質感のある施設のわりに料金リーズナブルでおすすめ。

県南部にはにいざ温泉「彩泉楼」武蔵野火止温泉「バーデ ホフ クベレ」(休業中)、真名井温泉「真名井の湯」などの黒湯系もある。
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