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■ 熊谷温泉 「熊谷温泉 湯楽の里」



熊谷温泉 「熊谷温泉 湯楽の里」
住 所 :埼玉県熊谷市月見町211
電 話 :048-525-4126
時 間 :9:00~25:00 / 原則無休
料 金 :750円(土日祝 800円)※ともに会員100円引
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (ぐるなび)

ここはオープン時(2005年春)にレポしていますが、そのときと湯づかいが一変しているので、最新(といっても昨年12月ですが・・・)のレポを入れときます。
なお、プロフィールや浴場構成などは、↓のオープン時のレポを参照ください。

〔 最新の状況 〕 (2010/12入湯)
ここはオープン以来4回ほど入っていますが、壺湯はいつのころからかカルキがつよくなり、まったく感心できないお湯になっています。

露天岩風呂も湯口でカルキ臭がありますが、湯面ではそ~でもなく壷湯よりはまし。
露天檜風呂は濃度感うすく真湯(井水)使用では?
ただ、内湯や内湯座湯や水風呂もたぶんそうですがこの井水はかなり強力で、石膏泉系の浴感が感じられます。
洗い場カランもおそらく井水で、そこかしこにうっすらと石膏系の析出がでています。
また、水風呂はほとんどカルキを感じず、鮮度感もあってすばらしいものになっています。(かなり冷たいですが・・・。)

でも、なんといってもいいのは寝湯&段滝座石。
浴槽まわりには石灰華がつきはじめ、とくに座湯の湯口そばの成長がいいので、この湯口はコンスタントに非希釈源泉を入れているかも。

お湯はうす茶にうすにごり、うす茶の浮遊物がただよいます。
ほこほことした石膏泉系の湯の香に、ベビーパウダーのような独特な臭いがまじり、カルキはまったく感じません。
湯ざわりはさして特徴なくとろみもさほどではないものの、どこかフックのあるお湯で湯温も絶妙なのでクセになります。
おまけにこの浴槽は伊豆石をつかっていて肌ざわりよく、入っていてすこぶる快感。

相当にデリケートな浴感で、以前より重炭酸土類泉のイメージがつよまっている感じ。
これはまったくの推測ですが、純重曹泉系の本泉に石膏泉系の井水が混入して、重炭酸土類泉&石膏泉的な泉質になっているのでは?

オープン時にくらべると壷湯はアウチになっていますが、寝湯&段滝座石は格段によくなっています。
壷湯よりレギュラー浴槽のほうが好きなので、個人的にはポイントは上がったかな。

ここはWeb情報をみるとお湯の評価のバラツキが大きいですが、これだけお湯のイメージや湯づかいが変わっていれば、ふつうにそうなるかと・・・(笑)
それにしても寝湯&段滝座石のお湯のできは出色で、さすがに「温●博■」になんども出稿するだけのことはあります(^^)。


【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 案内板

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〔 オープン時レポ 〕 (2005/04入湯)
2005/03/18に自家源泉の温泉を導入したチェーン系スパ銭。
東京方面からだとR407で荒川大橋を渡り、2つめの信号を左折し県道75へ入ってすこし走った右手、華屋与兵衛やユニクロと隣接してあります。(秩父鉄道「石原」駅の近く)
Pも共同のようなのでたぶん一体開発かと・・・。


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 玄関

典型的和風スパ銭で入館課金制です。
浴場入口まわりはわりにゆったりしていますが、脱衣所と内湯ゾーンは普通。
露天はゆったりとしたスペースどりになっています。

おくが男湯、手前が女湯でたぶん固定制。
内湯ゾーンにジェットバスなど真湯の機能浴槽群にサウナと水風呂。
水風呂はカルキ臭はよわいもののなまり臭が鼻につきイマイチ。

カラン34、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
週末の夜だとたいてい50人以上はいる盛況で、客層は若いです。

露天ゾーンに、スチームサウナ(女湯は塩サウナ)、岩風呂(鉄平石伊豆石貼7-8人)、寝湯&段滝座石(座湯)(同10人くらい)、檜風呂(4人)、壷風呂(陶製1人用×4)とねころび湯。
上越新幹線高架のすぐ脇にあるのでときどき走行音がしますが、熊谷駅通過のが多いのでほんの一瞬です。

岩風呂は、石の円筒状湯口から非加温or弱加温源泉と思われるぬる湯を投入で上面排湯口からの排湯。
寝湯&段滝座石は、岩の湯口+座湯背面からの流し込み+底面熱湯注入でごくよわい底面吸湯と岩風呂への流し出し。
檜風呂は、木の湯口からカルキ臭のお湯を大量投入で底面排湯?
壷湯は、樹脂パイプからたぶん加熱源泉を少量投入で少量のオーバーフロー。(よわい底面排湯あるかも?)

お湯は、壷湯と他の浴槽でぜんぜんちがいます。
檜風呂と岩風呂はプール並みの強カルキ臭の湯ざわり硬いお湯で、わたしには温泉らしさは感じられませんでした。
寝湯&段滝座石の湯口は赤茶に色づき、とくに寝湯側の岩の湯口ではカルキの気配は感じられずアブラ臭があるので、これは源泉かもしれません。
ただし、湯面ではカルキ臭がつよく、たいしたお湯ではありません。

壷湯は38℃くらいのぬる湯で、色不明ほぼ透明。
湯中にはこまかな気泡が舞っていてかなりの量のアワつきがあります。
かすかな重曹薬味とよわいながらミシン油系のしぶいアブラ臭が香ってびっくり。
パンフに”源泉かけ流し”とあり、お湯の鮮度感からしてもかけ流しかと思います。
両端の二槽に入りましたがお湯の感じはほぼ同じでした。

重曹泉系のお湯ながらツルすべはよわめですが、清涼感の高いお湯で浴後はお肌すべすべになります。
壷湯には”源泉”表示はないものの、それでも大人気。
常連さんや温泉好きらしき人は何十分でも入ってますが、湯慣れてない人や子供さん連れはぬるくて落ち着かないらしく、わりあい早くに出ていくので、そのあたりを見定めて近くに陣取って待つのが攻略法かと・・・(笑)

壷湯はなかなかに渋いお湯ですが、あまりに渋すぎて「これって温泉?」状態の人も多いかも・・・ (^^;。
むしろ山奥の一軒宿でこんこんと湧いていたら”名湯”の評価を得られるお湯かもしれません。

〔 源泉名:湯楽の里 熊谷温泉 〕
単純温泉(Na-HCO3型) 36.5℃、pH=7.6、634L/min(1,385m掘削揚湯)、成分総計=566.7mg/kg
Na^+=107.7mg/kg (84.38mval%)、Fe^2+=0.6、Cl^-=1.0、HS^-=0.04、HCO_3^-=331.3 (90.78)、陽イオン計=125.0 (5.55mval)、陰イオン計=357.0 (5.98mval)、メタけい酸=66.4 <H17.1.21分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:一部あり 次亜塩素酸ソーダ使用:あり

■ブランドグルメ
〔 五家宝 〕
五家宝(ごかぼう)は埼玉を代表する和菓子のひとつで、とくに熊谷(&加須)の銘菓とされます。
また、草加煎餅、川越の芋菓子とともに「埼玉三大銘菓」のひとつに数えられます。
あまりにもメジャーなアイテムゆえ、起源や名前の由来は諸説あるので割愛しますが、材料となる”五穀”は家の宝なので「五家宝」という説がよく知られています。
(以前は「五嘉棒」「五嘉宝」「五箇宝」などの字も当てられていた。)
うすく伸ばしたもち米を乾燥粉砕して煎った「種」と、水飴と砂糖に水を加え煮立たせた蜜ときな粉を混ぜてこねた「生地」。
「種」と「生地」を伸ばして棒のようにしたもので、独特の食感があります。
(「熊谷市HP」などを参考。)

〔 2011/02/22内容補強のうえUP (2005/04/26レポ (2005/04以来数回入湯)) 〕


E139.22.26.948N36.8.35.538

【BGM】
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