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■ 狭山やまと温泉 「狭山やまとの湯」

<狭山やまと温泉「狭山やまとの湯」> (埼玉県狭山市、10:00~翌1:00、650円/1回(土日祝750円、会員割引あり)、042-950-0326)
オフィシャルHP

2003年10月、スーパー銭湯チェーンのやまとの湯が、狭山市に温泉付スーパー銭湯をオープンしました。10/4~10/13までは「いちばん風呂フェア」開催中で、入浴350円で会員入会無料(通常200円)はラッキー。
和風のシックな建物で、「蕨やまとの湯」につくりがどことなく似ています。
食事処やヘアカット併設で、ここは課金なしで入れます。

浴室は、内湯ゾーンに御狩場乃湯(みかげ石枠鉄平石貼12人以上/温泉、約40℃)、各種機能浴槽(カルキ臭の真湯)、スチームサウナ、タワーサウナに水風呂。
露天ゾーンはすべて温泉で、さはりの湯(鉄平石貼12人以上、座湯付、約42℃)、射留魔の湯(同4.5人、約37℃)に壺風呂×2。展望はありませんがゆったりとしたつくり。
カラン33、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜15時で30~40人でしたが、広いので混雑というほどではありませんでした。

御狩場乃湯は、石の湯口から大量投入で側面注入併用、窓側の側溝への流し出し。
さはりの湯は、座湯からの流し混みと側面注入併用、排湯口2ケ所からの流し出し。
射留魔の湯は、石の湯口からの投入+底面注入で、排湯口&槽内側面?からの排湯。
壺風呂は、竹の湯口からの投入で底面吸湯。
射留魔の湯の湯口はぬるめで白く泡立ち、源泉のような感じがしました。
(パンフでは「源泉をわずかに加温、本来あるがままの姿を再現」という微妙な表現 ^^; )

かすかに黄色がかった透明のお湯は、弱塩味(射留魔の湯の湯口)で、弱いタール系アブラ臭 or ヨード臭 or カルキ臭。射留魔の湯の湯口には、弱いながら磯の香があります。見た目は??ですが、塩類泉らしい重みのある浴感と食塩泉らしいしっかりとしたあたたまり感。
射留魔の湯の湯口には成分濃度なりの塩味があったような気がしますが、何となく溶存計3.68g/kgほどのパワーはないような感じもします。
湧出量550L/minもあるのだから、完全かけ流しの源泉槽が欲しいところです。

でも、近場にしては、なかなかいいお湯かと思います。
温泉空白エリアだし、料金もリーズナブルだし、施設もいいし、ここは再訪すると思います。

含ヨウ素-Na-塩化物泉*1 36.2℃、pH=8.0、550L/min(1,300m掘削)、溶存物質計=3.68g/kg、Na^+=1240mg/kg (87.37mval%)、Ca^2+=129 (10.43)、総鉄イオン=0.3、Cl^-=2170 (99.14)、Br^-=10.4、I^-=3.2、陽イオン計=1403.6 (61.73mval)、陰イオン計=2205.5 (61.74mval) <H15.6.10分析、分析機関:地熱エンジニアリング(株)*2>
*1) 新泉質名では、”含ヨウ素”は使わないのでは?
*2) 分析機関=民間企業は、はじめてみました。

〔 2003年10月 4日レポ 〕
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