京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

著書ともだち

2008年06月20日 | 日常雑記
実は今日は珍しく朝から夕方までネットから離れていた。

帰宅後メールを開けたら、サブジェクトがそのひとのハズバンド名というメールが入っていた。
しかし、メールアドレスと名前は彼女、宮迫千鶴だった。

信じられない。
とてもショックを受けている。
お互いの執筆の友となり友情を切り結んだ時期があった。
ゆったりとした大きな字でコトコトこととファックスが届いた。
そのまま原稿になるような評論文だった。

3年前に大阪で再会している。
着物の話題で大いに湧いた。着物談議もメールでやっていたことも思い出した。

そのひとが、もういないなんて。

同世代の友の死は堪える。毎日にトップに出たので、メールでのお知らせを信じないわけにはいかなくなった。

そして、つぎつぎ読売、 asahi,com にも出た。ああ、やっぱりそうなのだ。
  

伊豆高原まで飛んでいきたい気持ちながら、告別式の日には珍しくラジオの生放送が入っている

朝日ジャーナル、家庭画報などで一緒に仕事をした。彼女の個展も京都でやった。
バブル期に成城の家も訪れている。あの時の彼女の格好いいことったら。
ノーマカマリを教えてくれたのも千鶴さん。一緒にショーウインドウを覗いたよね。

伊豆高原に引っ越されてからは谷川さんとはじめたアートフェスティバルに若草ものがたり3女のかなさんと訪れて、
ご夫妻に案内してもらった。美味しいカツオのタタキをいっぱいごちそうになった。
伊豆の干物も何度か送ってもらった。


子どもは産まなかったが、子どもを育てた千鶴さんだった。
「ママハハ物語」を上梓されたあと、アケミさんは3児のナマハハだからって、尊敬してもらった。

[受容]ということをこの本で学んだ。


同じ頃ダイエットもやっていたし。。。着物にも関心が出て。。。。
千鶴さんの着姿を拝見せずに永遠のお別れしたのが悔やまれる。

同世代の分かり合えたひとがこの世からいなくなるという不幸。
早すぎる死に心が痛い。


私の部屋にある絵(布コラージュ)をここに掲載してただただご冥福を祈るのみ。


今ググっていて素敵な笑顔の千鶴さんにに出会いました。


美しい明るい樹です。



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