いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

介護施設の夏祭

2016-09-03 19:45:57 | Weblog
                                            分類:催

                                  場所 : いわき市常磐長孫町大平80
                                       介護老人保健施設 うらら苑
  ひとときの安らぎを得る
 私の母は今年94歳で介護老人保健施設にお世話になっている。
 手足が弱くなってきて、この10年間に3度骨折をして身動きが不自由になり入所となった訳です。
 施設の方々に手厚い介護を受けているのが快方に向かっている要因で、一人でも時間をかけてベッドから車椅子へ移動できるようになった。


         《外庭に櫓(やぐら)が組まれて、夕方からは入所者と全員が盆踊りをする》

 うらら苑では第22回目の夏祭になるが、母にとっては入所先での夏祭は今日が第1回目となる。
 持って行った麦わら帽子を頭に乗せてやると「久し振りに外へ出て、こういう催し物が見られるのは初めてだ」と言って、顔がはしゃいでいた。
 普段はレクレーションルームでカラオケを歌い、リハビリ室で軽い体操をし、入浴をして、規則正しい食事をしたりして過ごしているのだから健康で居られない筈がない。
 しかし、緑の外気を吸う機会には飢えているようだった。


         《昼下がりの暑さに耐えかねて、日陰を求め玄関先に集まってくる人たち》

 惜しまれゆく夏のひと時を、入所者とその家族が一緒になって楽しんでいる光景を目にして微笑ましく感じた。私は購入してあった食事券の一片をはがして、かき氷に引き換えると母に渡した。
 帰り際にもう1度振り返って母を見たら、さも美味しそうにかき氷をゆっくりと食べていた。


            《フラダンス(アロハ会)をはじめ、アトラクションも多彩に行われた》

 催しは、さかえ幼稚園の園児による「歌と遊戯」からスタートして、フラダンス(アロハ会)、よさこい・ソーラン(いわきヨサコイ愛好会)、和太鼓(十和奏)、盆踊り(桜ヶ丘お囃子会)、じゃんがら念仏踊り(御厩じゃんがら保存会)と盛り沢山組まれ、最後は花火大会で今年の「うらら苑 夏祭」は幕を閉じた。

 
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