いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
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子ども3人と児童館

2018-11-08 09:04:05 | Weblog

                                         分類:PV                                      自己責任も付き纏うのでは?                                             他人を批判するものではないので敢えて名前は伏せるが、「子供3人を児童館に連れていって、大人1人につき子供2人だけ」 と言われて、入館できなかったという問題が新聞やテレビで報道されていた。                                                                やり玉に挙がったのは今年10月にオープンした墨田区の児童館だったが、これを観て(読んで)いて先ず、ごく普通に児童館側の対応のどこが悪いのだろうかと思った。なぜなら物事には決まりや規制というのが必要で、野放しにしてしまうと収拾がつかなくなるからだ。                    《児童館内での子どもの遊び=写真は記事と直接的な関係はありません》

  報道によると本人はここだけに限らず、他の児童館へも10館ぐらい行っているが何処もみんな断られたと話していた。そこで疑問を抱いたのは、それならなぜ事前に受け入れ情報を調べたり、直接問い合わせをしないで行くのか? ということだった。                                              しかも児童館へ行けば当然、入口に案内板があって明記してある訳だから、その時点で納得してもらわなければいけない。                                                       規則は規則であって、担当者がこれを無視して受け入れたとして、仮に遊んでいる最中にその子供本人、もしくは相手の子供が怪我でも発生してしまった場合には、いったい誰が責任を負う立場になるのだろうか。間違いなく児童館側への責任転嫁へと発展していく筈だ。                                    本来2人のところを、3人を容認した施設側の弁解の余地は全くなくなってしまうではないか。

 少子化社会が進んでいる現代で3人の子供を育てているということには感服しているし、無条件で応援してあげたい。  しかし、それだから 「何でも通用する」 というのは世間一般的に通用しないと思う。今回、例外的に受け入れてしまったら、「あそこは3人でも大丈夫」 というような噂が流れ、2人という規則は破られてしまう。                                                         次に起こりそうな問題は、同じ3人でも姉(妹)の子供が1人加わっていたらどうなるのか、3人なら良くて4人はなぜ駄目なのか? という新たな事態が起こってくるのも明々白々。

 「余りにも杓子定規すぎる」、「子供が多い家族を排除している」、「子どもが楽しみにしていたのに、と言うなら親は事前に確認しておくべき」、「安全のため最低限のルール」、など意見はさまざまのようだ。                                                         いまの時点でハッキリしていることは、短絡的な思いをぶつけ合っているだけではなく、どの意見も一理あるのだから例えば、地域住民や有志たちが立ちあがって委員会・懇談会・考える会などを作り、真剣に論ずるべきかと思う。                                                            そういう意味では、この〝児童館に子ども3人はダメ〟問題は大きな一石を投じている。                                                                         

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