いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
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時折、プライベートも少々。

マスク着用の是非を問う

2022-12-14 17:14:48 | Weblog
                              分類:PV

  着用する、しない、は自由だとは言うものの
 本日(14日)のコロナ新規感染者数は、全国で179,403人(前週同曜日比+39,127人)、重症者数431人(前日比+22人)となりました。
 そういう中で一昨年の9月、釧路空港から関西空港に向かう飛行機内でマスクの着用を求めた客室乗務員の腕を掴むなどして怪我をさせたり、緊急着陸をさせた〇〇被告(36)に対して、大阪地裁は懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

     《マスク着用は、感染拡大予防の一端を担っていると思うのだが・・・

 これまでの裁判で被告は無罪を主張しながら、「飛行機内でマスクを着用しなかったことを大変、誇りに思っている」と述べていたそうです。
 つまり、マスクの着用は自分の意志によって着けようが着けまいが勝手で、他人にとやかく言われることではない、と思い込んでいたのでしょう。
 また、判決の言い渡し後に被告は「中世の魔女狩り裁判だ」と法廷内で叫んだようですが、それならば、むしろ裁判中でも判決後でも「自分(被告)がコロナ感染した場合は、保健所に連絡することはせず、瀕死の状態に陥っても病院への緊急搬送は固く拒絶します」と宣言した方が一般の人たちへの説得力があり、ある程度の理解も得られたのではないかと思うと、単なる自己主張ばかりを表面に出したというだけでピリオドを打ったにすぎません。
 
 今日も人々は、公共機関の乗り物や繁華街で他人に求められなくても暗黙のルールのように、お互いに「感染しない」「感染させない」という思いでマスクを着用しています。

 世の中は1人だけだったら何をしても自由!
 2人以上になったら立派な社会が形成されて、そこには自由の中に自ずから義務と責任が求められているのを忘れてはならないのダ! と思いました。
                             
コメント
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