OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

二重生活者の告白

2011-08-27 15:30:39 | 歌謡曲

東京に三日 田舎に四日 / 渚ゆう子 (東芝)

既にご存じの皆様も大勢いらっしゃるでしょうが、現在のサイケおやじは、ふたつの仕事を掛け持ち状態で、コキ使われています。

ひとつは社会人になって以来の業務ですから、まあ、なんとか惰性も通用するのですが、もうひとつは数年前に出向した雪国での仕事で、こちらは所期の目的を達成したとあって、今は非常勤です。

しかし、やっぱり成すべき事はきっちりあって、そんなこんなで仕事場を往来する移動の時間がバカになりません。

正直、現在一番欲しいのが、パーマンの使っていたコピーロボットか、伝送人間の物体移動機という、本当にSFの世界に憧れてしまいますよ……。

ただし、ちょい前までは雪国に単身赴任の独り暮らしもあったんで、それなりに暴走気味の楽しい生活でした。なにしろ、山間部の集落に広い一軒家を借り、大音量でステレオを鳴らすという「ひとりジャズ喫茶」とか、おやじバンドでの練習、そしてもちろん実家では激ヤバのエロいブツの蒐集鑑賞等々、いゃ~、人生って、こんなに楽しかったっけ!?

と、独り悦に入っていた時期もありました。

拙サイト「サイケおやじ館」を始めたのも、その頃の話で、完全に言い訳になりますが、現在の更新が儘ならないのは、PCとソフトの相性が悪い事に加え、仕事に追われて時間が無い事が大きな要因です。

ちなみにプログを書く事は、移動の時間中に出来ますし、画像と音源は暇な時にPCに取込んでおいたソースを引っ張り出し、ストックを活用しているのが真相です。

で、そんな生活の日々、何の相談も前触れもなく、突然我が家に3Dテレビが導入されました。

う~ん、どうにも疎外された気分が拭えない……。

しかし、これが全く予想外に凄い効果を楽しめたんですから、たまりません。

もちろん例のメガネを着用し、専用ソフトを鑑賞するわけですが、映画館で観るような画面の暗さは感じず、字幕も読み易いですし、なによりもそれほど目が疲れません。

そこでネットで様々にソフトを漁ってみると、ファミリー向けの作品に混じって、当然ながらAVもそれなりに出ているんですねぇ~♪

尤も、それは言うまでもなく、サイケおやじの趣味嗜好にはジャストミートのジャンルなどあるはずもなく、それでも巨乳のボヨヨ~ンなイメージ作品なんかあれば、なにか理由をつけて鑑賞したい欲望は、恥ずかしながら、です。

おそらく今後、3Dで作られる作品は増えていくでしょうし、現在は疑似効果でしか楽しめない旧作も、いずれはリマスターというか、完全に近い3D物に生まれ変わるかもしれませんねぇ、その良し悪しは別にしてですが。

個人的には往年のロマンポルノとか洋ピン物に、それが適応される日を待ち続けたい気持です。

ということで、ようやく本日の1枚ですが、何の脈絡もなく、現在のサイケおやじの状況がそんまんまという曲タイトルが思い浮かんでのご紹介です。

まあ、実際には「田舎に三日」ってのが正しいところなんですが、そういう二重生活の忙しさの中には、実家に送ってもらえない様々な事情のあるブツをネットで注文し、そなりの安心感で受け取れる楽しみも、確かにありますよ♪♪~♪

そういう事があるから、ある程度の疎外感も我慢しつつ、その場の楽しみに耽溺していけるのでしょうねぇ。

肝心のご紹介、「東京に三日 田舎に四日」は渚ゆう子が昭和48(1973)年夏に出した、ソフトロックとフィリーソウルを演歌で煮〆た様な隠れ人気曲で、流石は作詞作曲が浜口庫之助! 

結果的にそれほどのヒットにはならなかったと思いますが、渚ゆう子ならではの余裕を感じさせる歌い回しの中に、そこはかとないフェロモンを自然体で滲ませる、これは新境地かもしれませんねぇ~♪ 所謂パヤパヤコーラスが絶妙のキメってところも、泣かせますよ。

そして猫顔のポートレートを使ったジャケットも良い感じ♪♪~♪

こういう歌をカーステレオで鳴らしながら仕事場へ向かう日常も、大切にしていこうと思います。

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