OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ソングライター・ジュリーとピーナッツ

2014-11-30 14:56:00 | 歌謡曲

東京の女 / ザ・ピーナッツ (キングレコード)

あまり語られる事も少ないのがタイガースのジュリー=沢田研二の曲作りの才能で、例えば本日掲載のシングル盤A面曲「東京の女」は如何にも昭和45(1970)年の発売が妥当過ぎるソフトロック風味の歌謡曲が全開♪♪~♪

歌っているザ・ピーナッツはご存じ、芸能史上最強のツインズとして説明不要の存在でしょうし、姉のエミが昭和50(1975)年に沢田研二と結婚した事も有名というわけですが、既に数年間の交際があった証として、こういう曲の提供が少なからずあったんですねぇ~~。

例えば翌年には「なんの気なしに」という隠れ人気曲も、ジュリーからの提供でありました♪♪~♪

ちなみにザ・ピーナッツとしての立ち位置では通常左側が姉のエミで、このジャケ写でも前に出ているのは、なにやら様々に推察も出来るわけですが、まあ、それはそれとして山上路夫の綴った歌詞には「銀座」や「青山」、「赤坂」に「新宿」という、当時の日本人には刷り込まれた地名が出てきますから、これは所謂ご当地ソングでありながら、演歌色は極めて希薄であり、逆にとてもお洒落で先鋭的なアレンジは宮川泰ですから、ジュリーとしても納得の仕上がりだったんじゃ~ないでしょうか。

曲展開最終盤のパヤパヤコーラス&ハーモニーは、もう最高で、もっともっと聴いていたいほどですよ♪♪~♪

しかし、これがリアルタイムでは「ジュリーの作曲」という話題が、それほどウリになっていなかった気がするんですが、いかがなものでしょう。

やっぱり沢田研二は、まだ解散前だったタイガースのジュリーというのが、極みの印象!

しかし、こんなに素敵なメロディを書ける才能が、あまり評価されずに終わってしまいそうなのは残念ですし、歌手としての活動が鎮静しつつある現在であればこそ、ソングライターとして開花する事を望んでいるのですが……。

ということで、がらりと話は変わりまして、驚くなかれ、今年の雪国には、その雪が全然ないんですねぇ~~~!?

一応は冬用のタイヤとかワイパー等々を用意して来たのに、交換しなくてもOKという日々が続き、なんだか後が怖いですよ。

天変地異が多い昨今、これも異常気象なんでしょうか。

暖かいのは大いに歓迎なんですが、うむむ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっぱり俺は西田佐知子 | トップ | 荒木由美子のアイドルAOR »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プレイボール)
2014-12-14 17:34:26
この曲は椎名林檎がカバーしてますが、彼女の小馬鹿にしてるような歌いっぷりが冒涜してるようでなりません。この曲のみならず椎名林の歌声は喧嘩を売ってるような歌声で、店頭で椎名林檎の歌が流れるとイラっとします。ピーナッツの名曲をカバーしてほしくなかったです。
返信する
難問愚問 (サイケおやじ)
2014-12-15 14:48:20
☆プレイボール様
コメント、ありがとうございます。

貴兄のご意見、わかりますねぇ~~。
確かに個性の発露としては、悪いとは思いませんが、殊更カバーを演じようとすれば、オリジナルとの比較は避けられない命題として賛否両論でしょう。

難しい問題ですねぇ……。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歌謡曲」カテゴリの最新記事