つまらないと評判の家族映画だ。奥さんもジェイダ・ピンケット＝スミスが演じて、姉の役も、化粧した妹が演れば良かったのにねえ。と、マジで思う。
ほとんど全編、ジャングルの中を、精神的に幼いガキんちょが走っている映画だった。
設定が、悪いんだよなあ。
地球人が、地球の資源を食いつくした挙句、他の惑星を侵略してるんだぜ。
そりゃ、先住民がクリーチャー「アーサ」で人間を襲わせるのは当然だろう。惑星侵略の率先者が、ウィル・スミスが所属する「レンジャー」なんだもん。その時点で、もう共感できない。
それに、「もう、地球へ帰ろうよ。」と思う。
酸素が薄い設定だが、緑豊かなジャングルなんですけど・・・。川の水量も豊富だし。夜はかなり冷え込むらしいが、植物は死にません。住めるじゃん。「オブビリオン」の「裂つ谷（指輪物語のここがモデルらしい）」並みの場所じゃん。日本人なら、地球に帰るけどなあ。
最後の決戦は、溶岩が流れ落ちる火山で、訓練用に地球人が積んでた「アーサ」と。熱くないのかな？寒さには弱いくせに。「指輪物語」を彷彿とさせる対決だった。
ワープ航法もできるのに、小惑星の嵐で、あっさり墜落して、親子二人以外は全員死亡という、導入部からねえ・・・。しかも、その宇宙船って、訓練生を乗せてたのに。
予告編で「キャリー」を観る事ができた。
前の「キャリー」を映画館で初めて観た時は、本当に衝撃だった。美しい音楽と映像で、思春期の不安定なドキドキ感を上手に描いてて。私のベスト映画です。シシー・スペイクスは、ブスで暗くて、見るからにいじめられっ子だったが、今度のクロエ・グレース・モリッツは、顔立ちがはっきりしてて活発な子に見えるんだが・・・。どうなるのかな？
