ディズニーのアニメ映画は観てないので、行く前にネットでストーリーを読んだ。そうかあ、やっぱりメデタシメデタシなんだあ。
と思って行ったら・・・。
違うじゃん。大人の話じゃん。ヴィクトル・ユゴーの原作はちゃんと読んではないけど、雰囲気は原作に近いのでは? 「レ・ミゼラブル」を観てる気分だった。
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『ノートルダムの鐘』は、世界的文豪ヴィクトル・ユゴーの代表作「Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)」に想を得た作品です。これまでにも映画化、舞台化が繰り返されていますが、劇団四季が上演するのはディズニー・シアトリカル・プロダクションズが製作し、2014年に米国カリフォルニア州サンディエゴのラ・ホイヤ劇場で初演。その翌年2015年にニュージャージー州ペーパーミル劇場で上演されました。楽曲は、1996年に製作され翌年にアカデミー賞にノミネートされた ディズニー劇場版長編アニメーションに基づき、作曲アラン・メンケン(『アラジン』、『美女と野獣』他)と作詞スティーヴン・シュワルツ(『ウィキッド』他)が手掛けるなど、劇団四季のレパートリー作品でもなじみあるクリエイターが楽曲を担当。脚本はピーター・パーネル(『On a Clear Day You Can See Forever』他)、演出はスコット・シュワルツ(『Jane Eyre』他)が手掛けています。
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そうかあ。アニメと違うんだあ。
完成度はメチャメチャ高い。流石だ。
舞台装置、舞台の構成、大道具はもちろん。
前回観た「アラジン」では、アラジンが舞台のどこから出てくるのか、穴が見えなかったけど、今回は聖アフロディージアスの首が・・・。
出だしから、15世紀のドロドロ、混沌としたパリ。本当に人々を救う気があるのか分からない教会サイド。
ジプシーの存在。流離わなければならない悲しみと、生きたいくための猥雑さ。まあ、現代のパリでも、人混みでのスリなど似た現状で、適当な言葉がないから「ジプシー」と読んでるし。
エスメラルダが現れてからの、スカーフの香りに欲情するフロロー。自我に目覚めるカジモド。
男がこんなになっちゃうから、女の地位は低く設定されるんだよなあ。
でも、分かるわあ。こんな男女。
エンディングは原作に近い形で終わる。
キャストももちろん、凄いわあ。フロロー役の野中万寿夫さんて同じ年だ。エスメラルダ、色っぱいわあ。
プロだわさ。会員料金で10,800円だったけど、それ以上の価値あったわさ。
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