6月22日 水曜日 その2
頭塔を観た後は、奈良に移住して10年の友人女性と、ならまちの“格子の家”で待ち合わせ。今日と明日は彼女の案内で回ります。
こんな住宅地の空地にも普通に鹿だ。google mapって、初めての場所でもどんどん歩ける。本当に便利だ。歩いて10分位。
Ⅰ.ならまち散策
無料だ。ゆっくりできる。久々にあった友達と喋る。
②庚申堂
「庚申堂(こうしんどう)は、奈良市のならまちの中心にあり、「庚申さん」と呼ばれる。庚申信仰の奈良の拠点であり、青面金剛像を祭祀する祠(Wikipedia)」で、この地区だけ、軒先に「身代わり申(さる)」がぶら下がっている。
こちらも無料です。
庚申と言うと、関東では庚申塔なんだが・・・。でも、関東の風習や鎌倉の話をするとちょっと気まずい雰囲気になるのを3日目の京都・奈良で気付いた私は何も言わない。
⑤元興寺
元々、ならまち一帯は元興寺の境内だったらしい。
ここも蓮の鉢が並んでいる・・・。流行なのか?
飛鳥寺を移築してるので、古い瓦は「日本一古い瓦」だそうだ。
桔梗って、夏にも咲くんだ・・・。
Ⅱ.チラッと興福寺
正直、奈良公園と興福寺と東大寺の境目が分からない。そして、何を観ても、おおっ!と感動する単純な私。
雨がやんで、晴れてきた!
④南円堂そばの、燈篭と鐘
調度お昼の12時の鐘をついていた。
左⑤三重塔 右⑥中金堂の横
⑦北円堂
サクッと回ったのかと思ったら、中に入らなかっただけで、結構きちんと建物は見てたんだ。と、地図と照らし合わせた今、実感。
Ⅲ.ランチとJR奈良駅
そのままJR奈良駅の方へ歩く。
①ランチ
カフェ・コジカという店でランチ。デザートも付いてお得で健康に良さそう。暑いし歩いたし、一気にビールを飲んだ。
②JR奈良駅
彼女はここから、ちょっと変化球で私を天理市観光に連れて行く予定だったんだが。なんと電車が45分後だったので、何も観ても喜ぶ私を見て、彼女は安心してバスで奈良公園も戻る。
Ⅳ.氷室神社
氷室神社が、奈良のかき氷ブームのベースになっているとか。
修学旅行生に混じって、せっかくなのでおみくじをひいて、設置された氷にくっつける。大吉! 小さな幸運を積み重ねて今後も生きて行こう。
Ⅴ.東大寺
①南大門
わーい! 半世紀ぶりかもしれない・・・。やっぱり、大きい!
天井板がない、腰屋根構造。再建した鎌倉時代、中国でこの様式が流行してて、マネしたんだが、日本では結局受け入れられなかった、と、修学旅行生が説明を受けていた。
「金剛力士像は、鎌倉時代初頭の建仁3年(1203)に運慶や快慶ら仏師たちによってわずか69日間で造像された巨大像である。像高はいずれも8.4m弱ある。」職人技だなあ。
②大仏殿
わーい! 緑がきれいだ。立派だ。
↓ 修学旅行生が悔しがっていたのがこれ。
気持ちは分かる!
移動。
③鐘楼
梵鐘は東大寺創建当初の物なんだって。よくぞ、無事に生き抜いたもんだ。
一休み。
④二月堂
周辺には校倉造の倉庫があって、なんか間近で見られてうれしい。
そして、17:30から19:30まで贅沢に二月堂から景色を見ながら過ごした二人。
この後、20時の鐘楼の鐘突きを見に行く。
さらに、ここから階段を降りて、蛍を見に行く。10匹位、舞っていた。
↑ これは、力なく道端に落ちた蛍。
この後、近鉄奈良駅前のサイゼリアで閉店まで過ごす。この日は、伏見稲荷神社の小山巡りをした日よりも歩いた。