3月14日(土):
第201回国会開会式に出席する舩後靖彦氏(後列右から2人目)と木村英子氏(同4人目)=2020年1月20日午後0時58分、西畑志朗撮影
朝日デジタル:れいわ2議員反対「国会承認が必要」 コロナ改正特措法
新型コロナウイルス感染防止のため、国会審議を一部欠席するなどの対応を取っている「れいわ新選組」の舩後(ふなご)靖彦、木村英子の両氏は13日の参院本会議に出席し、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案に反対した。
重度障害者である両氏は新型コロナに感染した場合、「命の危険に関わる」などの理由から、国会を欠席するなどの対応を取ってきた。ただ、今回の改正案については、反対の意思を示す必要があると判断し、出席した。
反対の理由について、れいわの山本太郎代表は10日、自身のブログで「国会での事前承認や、緊急事態の期間の大幅短縮、延長の際に国会の承認が必要であることなどを明記した法改正が進むなら、審議(して賛成)するべきで、『コロナも含む』的な改正のみなら、ほぼ意味なし」と主張した。
さらに与党に同調して賛成した立憲民主党など主要野党を意識し、「ここまでスピーディーに整えられた法改正の段取りの裏で、一体どんなバーターがなされたのか疑う以外にない」と暗に批判した。
れいわは2月、「不完全な防疫、対処策では国会でも命の危険を感じずにはいられない」などとして、国会休会と緊急の大規模補正予算の編成を自民党などに申し入れした。舩後氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で、10日の文教科学委員会で分の質問時間が割り当てられていたが欠席。木村氏も重度の身体障害があり、所属する国土交通委員会では自身の質疑時間のみ出席するなど、感染防止の対応を取っている。(寺本大蔵)
第201回国会開会式に出席する舩後靖彦氏(後列右から2人目)と木村英子氏(同4人目)=2020年1月20日午後0時58分、西畑志朗撮影
朝日デジタル:れいわ2議員反対「国会承認が必要」 コロナ改正特措法
2020年3月13日 23時11分
新型コロナウイルス感染防止のため、国会審議を一部欠席するなどの対応を取っている「れいわ新選組」の舩後(ふなご)靖彦、木村英子の両氏は13日の参院本会議に出席し、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案に反対した。
重度障害者である両氏は新型コロナに感染した場合、「命の危険に関わる」などの理由から、国会を欠席するなどの対応を取ってきた。ただ、今回の改正案については、反対の意思を示す必要があると判断し、出席した。
反対の理由について、れいわの山本太郎代表は10日、自身のブログで「国会での事前承認や、緊急事態の期間の大幅短縮、延長の際に国会の承認が必要であることなどを明記した法改正が進むなら、審議(して賛成)するべきで、『コロナも含む』的な改正のみなら、ほぼ意味なし」と主張した。
さらに与党に同調して賛成した立憲民主党など主要野党を意識し、「ここまでスピーディーに整えられた法改正の段取りの裏で、一体どんなバーターがなされたのか疑う以外にない」と暗に批判した。
れいわは2月、「不完全な防疫、対処策では国会でも命の危険を感じずにはいられない」などとして、国会休会と緊急の大規模補正予算の編成を自民党などに申し入れした。舩後氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で、10日の文教科学委員会で分の質問時間が割り当てられていたが欠席。木村氏も重度の身体障害があり、所属する国土交通委員会では自身の質疑時間のみ出席するなど、感染防止の対応を取っている。(寺本大蔵)