もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

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180726 前原詐欺師のいる国民党は邪魔、消滅しろ!:【永田町の裏を読む】支持率低迷の野党はどう立て直して来夏の参院選を戦うのか 

2018年07月27日 00時13分02秒 | 時々刻々 考える資料
7月26日(木):      左から枝野幸男立憲民主代表、小沢一郎自由党代表、志位和夫共産党委員長(C)日刊ゲンダイ  

前原詐欺師と恥知らずにも同居する国民党は、早急に消滅しろ!
日刊ゲンダイ支持率低迷の野党はどう立て直して来夏の参院選を戦うのか 永田町の裏を読む  2018年7月26日 
  通常国会が終わって、自民党は安倍3選の是非を懸けた総裁選に向かうが、対する野党は来春の統一地方選、夏の参院選に向けて反転攻勢の態勢を取れるのだろうか。
  とりわけ問題は国民民主党の存在で、ともかくも野党第2党で、参院では立憲民主党の23議席をわずか1議席ながら上回る第1党でありながら、直近の共同通信調査では立民の支持率12.4%に対し0・9%、コンマ以下を切り捨てた日経の数字では同じく12%に対し1%と、全く存在感がない。野党の消息通に聞くと……。
  「国民民主自身もこのままでは先行きがないと見てかなり焦っていて、先日は玉木雄一郎代表が参院選に向けて『一緒に戦う旗印を明確にしたい』と呼びかけたが、立憲民主の枝野幸男代表に『現時点で政策のすり合わせは考えられない』とにべもなく断られてしまった。そりゃそうでしょう、国民民主が自分の旗印がハッキリしないのに、他党と一緒になって統一政策、スローガンを作ろうと言っても相手にされないのは当たり前だ」
  それでは、参院選に向けての野党の選挙協力、統一候補擁立は実現しないのか? 
「そんなことはない。小沢一郎がこのところ枝野や共産党の志位和夫委員長らに会って言っているのは、まず立憲民主と自由、社民が一緒になる。それでも衆院で4、参院では6(沖縄の2人まで入って8)しか増えないが、これが実現すれば岡田克也、江田憲司ら無所属の会の衆院13人も動くだろう。その“拡大立憲民主”と共産とが協議し、32の1人区の可能なところで統一候補を立てるというのが小沢構想」と彼は見ている。
  つまり、国民民主は相手にしない?
「おそらく、党としての国民民主とは組まずに、選挙区の実情によってはすみ分けをするだろう。国民民主の参院議員で選挙区で通ってきて来年改選を迎えるのは、愛知の大塚耕平代表や長野の羽田雄一郎元国土交通相ら5人ほどで、そこでは立憲民主も共産もあえて競合を避けるかもしれない」
  それにしても枝野も小沢も国民民主にずいぶん冷たいではないか。
「彼らから見れば、旧民進党の分解過程でいちばん右往左往して、原発推進賛成を条件に連合労組の組織支援をもらおうとした人たちが中心の党ですから。そうでないのに成りゆきで行ってしまった人は、いずれ立憲民主に合流してくるでしょう」
 さて、小沢工作の行方を見極めたい。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

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