もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

130823 東京が「来月7日、マドリードに勝つ!」と気炎を上げていた。福島の汚染水を忘れたの…?

2013年08月24日 01時56分14秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
8月23日(金):  ※炎上したら、すぐに削除します。

夜、仕事から帰ると、東京が「来月7日、マドリードに勝つ!」と気炎を上げていた。何か、すごく空々しい違和感を覚えた。世界中の注目・困惑を受けている、深刻なレベル3の福島の放射能汚染水問題を忘れたのだろうか…。日本国内でも東京と福島は目と鼻の先だ。世界地図で見れば、隣接して一体に見える。

北京の排気ガスでさへ、世界の選手のオリンピック参加辞退問題を引き起こしていたのだ。それをはるかに上回る東京電力の福島原発放射能汚染水処理の杜撰さ・無責任さが、世界中の人々の目に白日の下にさらされた。

また、<震災と放射能汚染の被災者>を放置して本腰を入れて取り組まないのに、アジア諸国に対して原発建設技術を輸出する日本政府の姿は矛盾に満ちている。

安倍総理の村山談話・河野談話軽視発言、詭弁モンスター橋下の従軍慰安婦妄言、アホウ財務大臣の「ナチスに学べ」妄言など一連の<歴史修正主義者の国家>イメージ、福島原発事故収束への取り組みの杜撰さ、いずれも日本国内では終わったように誤魔化せたつもりかもしれないが、国内でも多くの国民・市民が納得はしていない。ましてや国際社会で、<夜郎自大な国内での詭弁>が通じているとでも思っているのだろうか…?

福島原発のレベル3の放射能汚染水の問題は、トルコの政変の比ではない深刻なスキャンダル(醜聞)だろう。

つらつら考えれば、常識的には東京でのオリンピック開催の可能性は極めて低いだろう、と思ってしまうのだ。

来月7日のオリンピック開催都市が、トルコのイスタンブール、スペインのマドリード、日本の東京のいずれになるのか、本当にわからない。そして、IOCがどの都市を選ぶのかを見ることによって、<国際社会を動かしている原理>に対する俺自身の認識が大きく影響を受けると思う。その意味で、9月7日は、本当に楽しみである。

さて、国際社会は、何を最も大切な価値・原理として動いているのだろう。勉強させてもらいたいと思う

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