もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

8 019 隂山英男「学力は家庭で伸びる」(小学館:2003)感想3

2018年10月27日 22時26分32秒 | 一日一冊読書開始
10月27日(土):  

174ページ     所要時間1:10      ブックオフ200円

著者45歳(1958生まれ)。

「当たり前のことを当たり前にやりましょう。実践するのは難しいけど、それが一番大事です」という内容の小ネタ集みたいな内容。少し、小さな自慢話が多い気はした。あまり学問的ではない。おそらく直感でやってきた人なのだろう。特に参考になったということはないが、飛ばし読みができたので悪い印象もない。ただ、大した本ではない。著者が世間で騒がれるほどの教育者とは、特に思えない。

子どもの教育で親が寄り添うことの大切さを説いている。特に、子どもを読書好きにするためには、親自身が読書好きでなければいけない。という点では、8 018 樋口裕一「「本を読む子」は必ず伸びる!」(すばる舎:2005)と同じだった。これも当たり前のことだ。

【目次】第1章 ジワジワ効いて結局「学力」が上がる16か条(翌日の時間割は自分でそろえさせる/宿題は食卓でさせよう/宿題を親がやらない ほか)/第2章 毎日の生活で「会話力」がつく13か条(食事のときはテレビを消す/ゴミ出しは子供にやらせる/今日あったことをお風呂で聞いてあげる ほか)/第3章 「自分でできる力」を育てる12か条(机の上を親が片づけない/サッカーの応援に毎回行かない/説教は「誉める」「叱る」「誉める」のサンドイッチで ほか)

【内容情報】子供の学力低下が叫ばれる今、親は何をしたらいいか?「生活改善なくして学力向上なし」を持論に子供の学力を伸ばしてきた陰山英男先生の「今すぐ親ができること」をまとめた家庭教育論です。小学生はもちろん、幼稚園でも早すぎない!子供たちの力はこうすれば引き出せる!教師生活の現場から贈る、誰でもすぐできる、どの子も必ず伸びる秘訣がいっぱいです。リビングに図鑑をおこう、宿題は食卓でさせよう、机の上を親が片付けない、朝食は必ず食べさせるなど、すぐに実践できることばかりです。
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