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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

サニックス杯2014 3日目

2014年03月22日 20時28分30秒 | 高校サッカー・クラブユース
グローバルアリーナにてサニックス杯3日目を観戦

東福岡 1ー3 市船

得点
後半8分 (市)縦パスに抜け出した18古屋がDFと競り合いながらのループシュート
後半10分 (市)7斉間のシュートがポストに当たり、跳ね返りを11北澤がつめる
後半24分 (東)21堀の右クロスを11増山が頭で合わせる
後半38分 (市)8工藤のクロスを4鵜澤がボレーシュート


東福岡スタメン
      14脇野
21堀  4加奈川3小笠原5末永
      6近藤
11増山 10仲島 16山根 7赤木
      9木藤
交代
後半9分 山根→18中村
後半16分 木藤→22永田(永田が2列目右、赤木が2列目左、増山がFW)
後半40分 赤木→ヌワビシ


市船スタメン
      17岩佐
 5打越  10藤井  19喜岡
14永藤   16椎橋    13小林
    18古屋 4椎澤
    9磯野 11北澤
交代
後半0分 打越→3山内
後半0分 磯野→7斉間(斉間が2列目、鵜澤が右サイド、永藤がFW)
後半20分 古屋→8工藤

感想
強豪校同士のハイレベルな試合となったが、市船が相手のギャップをうまく突く巧みな試合運びを見せて勝利した。
東福岡は個々の能力が高く破壊力のあるチームだったが、1ボランチに入った6近藤のところに人数を欠けてそこで数的優位を作ってうまく市船に有利な試合展開を作り出していた。
結局、東福岡は自分たちの形をなかなか作り出すことができず、市船にうまく封じ込まれての敗戦となった。
市船は昨年同様にチーム全体の守備が良く統率されている。特定の選手が指揮するのではなく、チーム全体で「こうなったらこう」という各状況における各ポディションの選手配置の考えが統一されていると感じた。これは昨年のチームの時に作り上げたものが受け継がれているなと思った。
 

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青森山田 1ー2 横浜FMY

得点
前半28分(横) 10田中が左サイドえぐりクロス、18中杉がシュート
後半17分(横) 6長倉のフィードボールに抜け出した7田崎が決める
後半39分(青) 7山下のFKを15菊池がヘッド


青森山田スタメン
       1木村
2小笠原4平松9坂本15菊池 3北城
     7山下 6霞
 11松木         8野口
       10丹代
交代
後半0分 丹代→18中田
後半17分 霞→13岸本
後半20分 松木→16野口
後半27分 平松→20田中
後半27分 以下のとおり4バックにシステム変更
   1
2 9 15 3
  13 7
 16   20
  8 18
後半29分 北城→21原山 


横浜FMYスタメン
      16上田
13斉藤 8佐藤 3坂本 11森
    5小松 6長倉
 10田中  14和田  7田崎
      18中杉
交代
後半24分 田崎→15近藤
後半29分 森→2平澤
後半30分 中杉→17西浦

感想
横浜が終始中盤を支配、ほぼ横浜の完勝だったと言って良いと思う。青森山田はセットプレーから1点返すのがやっとだった。
青森山田がまさかの5バックシステム。実際のところは3バックで両サイドのポディションを高くしたかったと思うが、横浜に中盤を支配され実質的な5バックになっていた。青森山田といえば強力なダブルボランチを軸にチームを組み立てるのが特徴だが、今季はまだそのダブルボランチが定まっていない様子だった。この試合ではチームの中心選手である7山下がボランチの位置に入っていたが、7山下は本来サイドの攻撃的な選手。この試合とは別の試合ではボランチは2人とも全く違う選手が入っていた。
また、DFラインは別の試合でも同じ5バックに近い3バックだったので、今季の青森山田は本気でこのシステムでやっていくつもりかもしれない。
横浜はさすがに能力の高い選手が多かった。1上田は非常に安定感のあるGKだと感じたし、6長倉のボールを前に展開する能力は非常に高いものがあると感じた。


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U-17日本 2ー0 市船

得点
後半22分 4鈴木のボール奪取からの展開、20坂井と19杉森のワンツーから20坂井が決める
後半26分 20坂井のパスを受けた10高木のシュート


日本スタメン
      18小島
21伊藤 2中山 12町田 20坂井
    4鈴木 8市丸
 9小川       6浦田
    19杉森 10高木
交代
後半23分 杉森→11長沼
後半29分 小川→7岩本
後半40分 高木→16岸本


市船スタメン
      1岩佐
  19喜岡 10藤井 21白井
      4鵜澤
11北澤 16椎橋 18古屋 13小林
    14永藤 9磯野
交代
後半0分 磯野→8工藤(工藤が右サイド、北澤がFW)
後半0分 喜岡→2野村
後半0分 古屋→7斉間
後半0分 鵜澤→15矢村
後半33分 北澤→6深尾

感想
試合は終始日本が支配していた。
日本は選手を大きく入れ替えているのに対して、市船は底まで選手を大きく入れ替えていない状態での、この日2試合目ということでコンディションの差もあったと思う。
日本は市船の守備に手を焼き、なかなか攻めきれなかった日本だったが、後半になると市船の運動量が落ちたこともあり徐々にサイドを有効活用できるようになり20坂井の突破から日本が先制、その後追加点を奪った日本が2ー0で勝利した。
日本は9小川がミドルシュートを連発、前半だけで1人で5本以上打っていた。
市船は日本にボールを支配され部分的には崩されるシーンもあったが、失点につながる重要な局面はしっかり抑えていた守備についてはさすが。後半にメンバーが変わったことと運動量が落ちたことで失点したがよく戦っていた。

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【3試合を同時観戦】

星陵 2ー2 U-17タイ

得点確認できず

星陵スタメン
      1坂口
20助田 15勘田 5鈴木 3原田
    14上丸 22大橋
 7加藤       21六田
    12阿部 13藤島
交代確認せず

感想
星陵はパスをつなぎサイドからの突破を試みるが、最後のパスがつながらないシーンが多かった。
ボール支配は星陵がやや上待っていたと思う。


鹿児島実業 3ー1長崎総大附

得点
前半27分 (長)19成瀬の得点
後半15分 (鹿)15白木の得点
後半29分 (鹿)13内田からのパスを受けた12西元の得点
後半31分 (鹿)13内田からのパス、ゴール前での混戦になり最後は21佐藤がつめる

鹿児島実業スタメン
      17矢野
22富田 5内屋 18谷口 2鮫島
      16渡辺
12西元 7田畑 8木村 11大道
      9前田
交代
後半0分 木村→10福島
後半0分 田畑→15白木
後半0分 大道→21佐藤
後半0分 谷口→13内田
後半0分からシステム変更
   17
22 5 9 2
  15 16
 12 10 21
   13
後半32分 前田→6井上


長崎総大附スタメン
        1松村
2出道 17磯部 3宮田 14高倉 5佐野
     6伊藤   19成瀬
  10安藤         11國場
        18比嘉
交代確認せず

感想
全体的にはやや長崎が押していた思うが、結果は鹿実の完勝。
長崎は安藤を中心に決定機を何度か作ったが決めきれず、長崎の守備が甘くなったところを鹿実が素早くシンプルにつなぎ後半に得点を重ねた。
鹿実のショートパスを素早くつなぐ攻撃は良かったと思う。


青森山田 1ー0 ディナモ・パルナウルユース

得点
後半40分 セットプレーから15菊池のヘッド

青森山田スタメン
       1木村
2小笠原5常田9坂本15菊池3北城
     13岸本 16野宮
  7山下       11野口
       18中田
交代確認せず

感想
0ー0のままPK戦突入かと思われた後半終了間際にセットプレーから15菊池の高さを活かしたヘッドで青森山田が勝利した。
試合終盤、ラフプレーで試合が荒れたことでセットプレーが増え、7山下のFKと21原山のロングスローを15菊池の頭めがけて放り込む青森山田のパワープレーが最後に得点に結びついた。
「青森山田もパワープレーのチームになっちゃったな~」と感じた試合。