敷島サッカー場にてクラブユース選手権決勝トーナメント1回戦を観戦
決勝トーナメント1回戦はどこの会場に行こうか迷ったが、敷島を選択。面白くなりそうな試合は他会場にあったが、今季まだ見たことがないチームの試合を優先。
敷島が一番見やすいというのも理由の一つ。
今日の予想最高気温は38度。相変わらず灼熱の群馬。
暑さ対策か、今日の試合は給水タイムを前後半2回ずつ計4回行っていた。そのため、ロスタイムが全体的に長めだった。
横浜FMY 4ー0 V長崎Y
得点
前半22分 7遠藤のCKを19坂本が頭で合わせる。GKはじいたこぼれ玉を22有馬がつめる
後半15分 11中杉が1人スルーパス。裏に抜け出した中杉がフリーの7遠藤にパス。7遠藤が決める
後半27分 11中杉がサイドえぐり切り替えしシュート
後半38分 18川原地から11中杉、8西浦とつなぎ、8西浦がドリブルシュート
得点には至らなかった決定機
前半15分 (長)13野中が10平野とのワンツーで抜け出しシュート放つがGK16上田がファインセーブ
前半24分 (横)12阿部のクロスを7遠藤がシュート放つがDF3畑田がブロック
後半3分 (横)26常本、12阿部、11中杉とつなぎクロス9渡辺がシュート放つが枠外
後半8分 (長)4山崎のパスを受けた10平野がシュート放つがポスト直撃
後半13分 (横)26常本がサイドえぐりクロス、11中杉のシュートがポスト直撃、9渡辺がつめるが枠外
後半17分 (横)12阿倍のスルーパスを受けた6佐多がシュート放つが枠外
後半19分 (横)左からのクロスを11中杉がシュート放つが9坂本がブロック
横浜FMYスタメン
16上田
24常本 22有馬 19坂本 26平澤
5小松 25川原田
7遠藤 12阿部
11中杉 9渡辺
交代
後半0分 川原田→6佐多
後半32分 阿部→8西浦
後半32分 渡辺→18川原地
後半41分 中杉→14吉尾
V長崎スタメン
1山本
4山崎 2坂口 3畑田 9坂本
14池田 15富永
8小川 13野中
10平野 11吉川
交代
後半19分 小川→7里
後半19分 坂口→18藤武
後半35分 山崎→6中田
後半39分 平野→17林田
感想
グループリーグである程度余裕のある戦いが出来た横浜FMとグループリーグを何とか勝ち上がってきたV長崎の対戦。
結果的には大差で横浜が勝利したが、長崎の活躍が目立った試合でもあった。
前半は長崎と横浜がほぼ互角の展開。横浜がセットプレーから前半の内に先制したが、試合の流れは長崎ペースの時間の方が多かった。ただ長崎で残念だったのは選手のコンディション面。後半10分位から選手の足がピタッと止まってしまい、そこからはどちらかというとコンディション面に余裕のある横浜の一方的なペース。
選手のコンディション差が大きく結果に反映した試合だった。
長崎は思った以上に良いサッカーをしていた。システムや戦術はオーソドックスだが、選手個々の基本技術がしっかりしていて全国の強豪チーム相手にも十分戦えるチームだった。選手個人を見ても11吉川の仕掛けや10平野の技術、12阿部の積極的な仕掛けは見応えがあった。守備面でも3畑田を中心に良くまとまっていた。
横浜は2種登録されている10和田は不出場。ベンチにも入っていなかった。スタメンの内6人が2年生。2年生中心のメンバーだったが、数少ない3年生の11中杉や7遠藤、12阿部が個性を発揮し、両サイドから迫力のある攻撃を見せていた。DFラインは全員2年生。24常本は昨年1年生で出場していたが「良い選手だな」と感じた選手。今日は攻め上がりは自嘲気味だったが質の高いプレーは見せていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
柏Y 3ー0 横浜FCY
得点
前半45分 6安西のフィードに抜け出した15大谷が決める
後半1分 9浮田からのパスを15大谷が落とし9浮田が決める
後半25分 9浮田のクロスを8下澤が決める
得点には至らなかった決定機
前半32分 (柏)8下澤のCKを3城和が頭で合わせるが枠外
前半35分 (柏)7山崎がドリブルでサイドえぐりパス、8下澤のミドルシュートをGK21杉本がファインセーブ
前半45分 (柏)7山崎のミドルシュートが枠外
後半20分 (柏)8下澤のCKを3城和がシュート放つがGK21杉本がファインセーブ
後半45分 (横)13前嶋のシュートがポスト直撃
柏Yスタメン
21松本
2熊川 3城和 18東山 28宮本
6安西
7山崎 8下澤
15大谷 9浮田
10白川
交代
後半24分 白川→40中村
後半31分 宮本→27林
後半31分 安西→13鬼島
後半35分 東山→20中川
後半40分 浮田→12坂本(坂本が右、大谷が左)
横浜FCYスタメン
21杉本
6青木 3黒柳 5渡辺 23井上
14石山 8落合
27服部 7岡本 13前嶋
18山本
交代
後半15分 山本→28中村
後半15分 岡本→33金沢
後半26分 服部→17和田
後半33分 落合→20瀬長(3バックにシステム変更)
後半39分 黒柳→25西条
最終的な横浜FCのフォーメーションは以下のとおり
21
6 5 23
14 25
17 13 20
33 28
感想
柏が力の差を見せ快勝。準々決勝進出を決めた。
前半は共に動きの少ない拮抗した展開。「試合日程と選手のコンディションを考えたらそうなるよな」という感じ。
それでも前半頑張っていたのは横浜FC。柏は例年通りDFラインから丁寧にボールをつないでくるチーム。その後ろでボールを回すところに横浜FCが積極的にプレスをかけて高い位置でボールを奪おうとしていた。しかしそれはさすがに激しい運動量を必要とするやり方で柏のDFにプレスをかけられたのは前半のみ。
前半は横浜FCのプレスに引っかかり気味でなかなか攻撃の形を作れなかった柏だったが、セットプレーで先制。苦しい時間帯にセットプレーで取れた得点で一気に試合展開が楽になった。
後半は横浜FCのプレスが弱まり、柏が持ち前のポゼッションサッカーを実践。追加点とダメ押し点を奪い、試合の大勢が決まった後半30分過ぎには交代カードを切る理想的な展開となった。
柏はいつも通りのフォーメーションにいつも通りの戦い方。そんな中で特に目立っていたのが9浮田。重戦車のようなフィジカルで前線で悉くボールを収めチームを助けていた。8下澤のパゲームメイクや7山崎の攻撃センス、10白川のテクニックも目立っていた。またCB3城和は長身ながら足元もある魅力的な選手。まだ2年生という事で今後も注目していきたい。
横浜FCは前半の前線からのプレスは効いていたが、後半は完全に意気消沈。後半追い上げたい展開だったが柏DFを崩すことが出来ず、ほとんど決定機を作ることが出来なかった。
決勝トーナメント1回戦はどこの会場に行こうか迷ったが、敷島を選択。面白くなりそうな試合は他会場にあったが、今季まだ見たことがないチームの試合を優先。
敷島が一番見やすいというのも理由の一つ。
今日の予想最高気温は38度。相変わらず灼熱の群馬。
暑さ対策か、今日の試合は給水タイムを前後半2回ずつ計4回行っていた。そのため、ロスタイムが全体的に長めだった。
横浜FMY 4ー0 V長崎Y
得点
前半22分 7遠藤のCKを19坂本が頭で合わせる。GKはじいたこぼれ玉を22有馬がつめる
後半15分 11中杉が1人スルーパス。裏に抜け出した中杉がフリーの7遠藤にパス。7遠藤が決める
後半27分 11中杉がサイドえぐり切り替えしシュート
後半38分 18川原地から11中杉、8西浦とつなぎ、8西浦がドリブルシュート
得点には至らなかった決定機
前半15分 (長)13野中が10平野とのワンツーで抜け出しシュート放つがGK16上田がファインセーブ
前半24分 (横)12阿部のクロスを7遠藤がシュート放つがDF3畑田がブロック
後半3分 (横)26常本、12阿部、11中杉とつなぎクロス9渡辺がシュート放つが枠外
後半8分 (長)4山崎のパスを受けた10平野がシュート放つがポスト直撃
後半13分 (横)26常本がサイドえぐりクロス、11中杉のシュートがポスト直撃、9渡辺がつめるが枠外
後半17分 (横)12阿倍のスルーパスを受けた6佐多がシュート放つが枠外
後半19分 (横)左からのクロスを11中杉がシュート放つが9坂本がブロック
横浜FMYスタメン
16上田
24常本 22有馬 19坂本 26平澤
5小松 25川原田
7遠藤 12阿部
11中杉 9渡辺
交代
後半0分 川原田→6佐多
後半32分 阿部→8西浦
後半32分 渡辺→18川原地
後半41分 中杉→14吉尾
V長崎スタメン
1山本
4山崎 2坂口 3畑田 9坂本
14池田 15富永
8小川 13野中
10平野 11吉川
交代
後半19分 小川→7里
後半19分 坂口→18藤武
後半35分 山崎→6中田
後半39分 平野→17林田
感想
グループリーグである程度余裕のある戦いが出来た横浜FMとグループリーグを何とか勝ち上がってきたV長崎の対戦。
結果的には大差で横浜が勝利したが、長崎の活躍が目立った試合でもあった。
前半は長崎と横浜がほぼ互角の展開。横浜がセットプレーから前半の内に先制したが、試合の流れは長崎ペースの時間の方が多かった。ただ長崎で残念だったのは選手のコンディション面。後半10分位から選手の足がピタッと止まってしまい、そこからはどちらかというとコンディション面に余裕のある横浜の一方的なペース。
選手のコンディション差が大きく結果に反映した試合だった。
長崎は思った以上に良いサッカーをしていた。システムや戦術はオーソドックスだが、選手個々の基本技術がしっかりしていて全国の強豪チーム相手にも十分戦えるチームだった。選手個人を見ても11吉川の仕掛けや10平野の技術、12阿部の積極的な仕掛けは見応えがあった。守備面でも3畑田を中心に良くまとまっていた。
横浜は2種登録されている10和田は不出場。ベンチにも入っていなかった。スタメンの内6人が2年生。2年生中心のメンバーだったが、数少ない3年生の11中杉や7遠藤、12阿部が個性を発揮し、両サイドから迫力のある攻撃を見せていた。DFラインは全員2年生。24常本は昨年1年生で出場していたが「良い選手だな」と感じた選手。今日は攻め上がりは自嘲気味だったが質の高いプレーは見せていた。
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柏Y 3ー0 横浜FCY
得点
前半45分 6安西のフィードに抜け出した15大谷が決める
後半1分 9浮田からのパスを15大谷が落とし9浮田が決める
後半25分 9浮田のクロスを8下澤が決める
得点には至らなかった決定機
前半32分 (柏)8下澤のCKを3城和が頭で合わせるが枠外
前半35分 (柏)7山崎がドリブルでサイドえぐりパス、8下澤のミドルシュートをGK21杉本がファインセーブ
前半45分 (柏)7山崎のミドルシュートが枠外
後半20分 (柏)8下澤のCKを3城和がシュート放つがGK21杉本がファインセーブ
後半45分 (横)13前嶋のシュートがポスト直撃
柏Yスタメン
21松本
2熊川 3城和 18東山 28宮本
6安西
7山崎 8下澤
15大谷 9浮田
10白川
交代
後半24分 白川→40中村
後半31分 宮本→27林
後半31分 安西→13鬼島
後半35分 東山→20中川
後半40分 浮田→12坂本(坂本が右、大谷が左)
横浜FCYスタメン
21杉本
6青木 3黒柳 5渡辺 23井上
14石山 8落合
27服部 7岡本 13前嶋
18山本
交代
後半15分 山本→28中村
後半15分 岡本→33金沢
後半26分 服部→17和田
後半33分 落合→20瀬長(3バックにシステム変更)
後半39分 黒柳→25西条
最終的な横浜FCのフォーメーションは以下のとおり
21
6 5 23
14 25
17 13 20
33 28
感想
柏が力の差を見せ快勝。準々決勝進出を決めた。
前半は共に動きの少ない拮抗した展開。「試合日程と選手のコンディションを考えたらそうなるよな」という感じ。
それでも前半頑張っていたのは横浜FC。柏は例年通りDFラインから丁寧にボールをつないでくるチーム。その後ろでボールを回すところに横浜FCが積極的にプレスをかけて高い位置でボールを奪おうとしていた。しかしそれはさすがに激しい運動量を必要とするやり方で柏のDFにプレスをかけられたのは前半のみ。
前半は横浜FCのプレスに引っかかり気味でなかなか攻撃の形を作れなかった柏だったが、セットプレーで先制。苦しい時間帯にセットプレーで取れた得点で一気に試合展開が楽になった。
後半は横浜FCのプレスが弱まり、柏が持ち前のポゼッションサッカーを実践。追加点とダメ押し点を奪い、試合の大勢が決まった後半30分過ぎには交代カードを切る理想的な展開となった。
柏はいつも通りのフォーメーションにいつも通りの戦い方。そんな中で特に目立っていたのが9浮田。重戦車のようなフィジカルで前線で悉くボールを収めチームを助けていた。8下澤のパゲームメイクや7山崎の攻撃センス、10白川のテクニックも目立っていた。またCB3城和は長身ながら足元もある魅力的な選手。まだ2年生という事で今後も注目していきたい。
横浜FCは前半の前線からのプレスは効いていたが、後半は完全に意気消沈。後半追い上げたい展開だったが柏DFを崩すことが出来ず、ほとんど決定機を作ることが出来なかった。