Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

インターハイ2012 3回戦

2012年07月31日 15時02分06秒 | 高校サッカー・クラブユース
千曲市サッカー場にてインターハイ3回戦を観戦

前橋商業 0ー0(PK3ー4) 三浦学苑

得点なし

前橋商業スタメン
      1新井
8小林 4中島 5根岸 2小久保
    6木内 7齋藤
 11吉田       16狩野
    13松苗 10廣田
交代
後半21分 松苗→15齋藤謙
後半21分 廣田→9堤
後半33分 根岸→3安原(負傷交代)


三浦学苑スタメン
      17露木
3鈴木 2辺見 9宮坂 15太田
    6若林 10栗原
 12高城  7木村  11野村
      16戸邉
交代
後半29分 高城→13橋本
後半33分 露木→1関


感想
試合はほぼ拮抗した試合展開だった。
シュート数は手元の集計で、前商3:三浦2。決定機は両チームとも1つもなかった。
三浦学苑は個の能力を活かしてショートパスをつなぐスタイル。前橋商はサイド攻撃を中心に攻めていた。
試合は70分で決着がつかなければ延長なし即PK方式。
三浦学苑は試合終了間際にGKを換え、その代わりに入ったGKの1関が3人目を止め三浦学苑が勝利した。
三浦学苑は前線の4人の距離が近く、早いショートパスとドリブルからの攻撃が目立った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静学 9ー0 岡山学芸館

得点
前半17分 9長谷川からオーバーラップしてきた5伊藤へパス、5伊藤のクロスを11木部が決める
前半18分 10渡辺から8米田へ展開し、8米田のクロスを12名和が決める
前半25分 11木部が中盤からドリブルで3人抜きシュート、バーに当たった跳ね返りを8米田がつめる
前半27分 6柴田のクロスを11木部がトラップしてループ
前半29分 11木部からのサイドチェンジを受けた10渡辺がドリブルシュート、バーに当たった跳ね返りを11木部がつめる
後半14分 6柴田からのパスに11木部が裏に抜け出しシュート
後半21分 12名和が左サイドフェイントで相手DFをかわしてセンタリング、4望月のヘディングシュート
後半27分 14原田が右サイドを駆け上がり中にいた11木部へパス、11木部がミドルシュート
後半35分 エリア内での混戦から、6柴田へバックパス、6柴田がロングシュートを決める


静学スタメン
      1大野
14原田 4望月 3吉田健5伊藤
    6柴田 10渡辺
 8米田  12名和  9長谷川
      11木部
交代
後半0分 長谷川→15山本
後半18分 伊藤→2西原(西原がCB、望月が左SB)
後半20分 吉田健→7瀧崎(瀧崎が左SB、望月がCB)
後半28分 大野→17大杉


岡山学芸館スタメン
      1砂田
9土居 5三宅 3富田 4木原
    11南  16福島
 10吉田  8松下  14小野田
      7片山
交代
後半0分 小野田→13神田
後半0分 土居→2中川

感想
シュート数は手元の集計で、静学22:岡山3。静学の得点の内訳は、木部5、米田2、名和1、望月1。
終始一方的な静学ペースの試合となった。岡山は試合終了間際に1つ決定機を作ったが、それを決めることは出来なかった。
静学は11木部が1人で5得点、シュート10本を放ち、ドリブルでも何度も相手を抜き去り大暴れ、今日は11木部の日になった。
これまでの2試合(鹿島Y、近代付)は、リードしながらも、後半の試合運びが悪く難しい試合にしてしまっていたが、今日はキッチリ相手の集中力を切り、しっかり取れるところで追加点を奪っていた。
岡山は今日が3試合目。静学より1試合多く体が重かった部分もあったと思う。前半15分までは岡山も非常に良い試合をしていた。厳しいチェックで静学と互角に渡り合っていた。ただ、立ち上がりに飛ばし過ぎていた感じだった。
「立ち上がりから厳しく行けるところまで行こう」という感じだったのかもしれないが、大抵立ち上がりから飛ばし過ぎると、その勢いは15分で止まる。
今日の静学は、その15分の相手の勢いが止まったタイミングにうまく得点を重ねることが出来た。


なお、明日から仕事でインターハイ観戦もこれで終了。
あとは静学が決勝戦まで勝ち上がれば、決勝戦をアルウィンまで見に行きたいなという感じ。





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インターハイ2012 2回戦

2012年07月30日 15時03分08秒 | 高校サッカー・クラブユース
松本平広域公園芝生グランドにてインターハイ2回戦を観戦

静学 4ー2 近代付

得点
前半13分 (静)10渡辺のFKを4望月が頭で合わせる
前半31分 (静)12名和のサイドチェンジを受けた11木部がシュート
前半35分 (静)14原田が右サイドを駆け上がり11木部へパス、11木部が切り替えしからシュート
後半8分 (近)7下田のFK直接
後半25分 (近)7下田のFK直接
後半35分 (静)相手CKをクリアしてのカウンター、13須藤のパスを受けた10渡辺がループシュート

静学スタメン
      1大野
14原田 4望月 3吉田健5伊藤
    6柴田 10渡辺
 8米田  12名和  9長谷川
      11木部
交代
後半0分 長谷川→16大村(大村がDH、渡辺がトップ下)
後半25分 名和→7瀧崎
後半28分 米田→13須藤(須藤がDH、大村が2列目)


近代付スタメン
      1川路
  2栗山 5内野 4吉野晃
    3金  14京井
8平阪         7下田
  10大西 9吉野竜16エモト
交代
後半0分 エモト→11金蔵
後半16分 京井→13黒岡
後半27分 平阪→15青山
後半31分 金→12山本(山本がFWに入りパワープレー)


感想
シュート数は手元の集計で静学8:近代付10。
静学が前半に3得点するも、後半に直接FKを2本決められ最後は何とか逃げきった試合だった。
4得点はしたが静学の出来は決して良くなかった。
近代付が3バックという事で、前半静学は3バックの裏狙うパスが多かったが、近代付の両サイドが引いていて5バックに近い状態だった。相手両サイドの位置が低く中盤が薄くなっていたので、もっと中盤からつないで静学のリズムを作ってほしかった。
近代付が2試合目、静学は1試合目ということで、静学の試合の入り方がもっとも注目されるところだったが、全体的に見たら無難で慎重な入り方だったと思う。ただ、慎重すぎた感じもあり裏を狙って淡泊になるシーンや中盤でつなぐだけのシーンの連続で、崩してシュートまでいったのは得点の時だけ、効率よく得点を重ねたが前半は近代付の方がシュート数が多かった。近代付の前半の決定機は7下田のFKから2つあったが、共に1大野のファインセーブで無得点だった。
後半にはいると、近代付の両サイドのポディションがどんどん上がっていき、最後は5トップに近い状態になっていた。静学は後半得点シーン以外のシュートは2本のみ。
なかなか自分たちの形を作ることが出来なかった。守備に関しては、近代付の縦パスにしっかり対応し流れの中からは決定機をほとんど作らせなかったが、7下田のFKにやられた。7下田はこの日両チーム最多の1人で5本のシュートを放った。そしてその5本はすべてFKだった。
静学は、これで初戦の堅さがとれて、次の試合からはノビノビ自分たちのサッカーをやってくれると思いたい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三浦学苑 4ー2 一条

得点
後半3分 (一)スローインから短くつないで10渡場のドリブルシュート
後半6分 (一)7田川のFK直接
後半16分 (三)10栗原の左からのクロスを9宮坂が中で合わせる
後半34分 (三)左からのクロスを7木村が中へ縦パス、13橋本がワントラップシュート
後半35分 (三)カウンター、5松井からのパスを受けた13橋本がシュート
後半35分 (三)カウンター、10栗原が無人のゴールへロングシュート


三浦学苑スタメン
      17露木
3鈴木 2辺見 9宮坂 15太田
    6若林 10栗原
 12高城  7木村  11野村
      16戸邉
交代
後半18分 野村→13橋本
後半29分 戸邉→5松井


一条スタメン
      1松岡
5廣田 4家田 3前野 2岸田
    
9奥田 7田川 8堀  6長谷

    10渡場 15大棚
交代
後半28分 田川→14橋口


感想
三浦学苑が試合終了直前に3得点して逆転勝ちした。
前半は拮抗した展開。一条に決定機があったが決めることは出来ず0ー0。後半に入ると一条がセットプレーと流れの中から2得点。1点返されるものの、2ー1で一条が勝利かと思われた試合終了直前に三浦学苑が同点弾。そこからさらに立て続けに2得点を挙げた。
三浦学苑はショートパスをつないで攻めるシステムも戦術も今時のスタイル。一条はしっかりブロックを作って守ってからのカウンタースタイル。
後半途中までは、一条の守備ブロックを三浦学苑が全く崩すことができなかったが、最後は勢いで崩した。

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インターハイ2012 大会初日

2012年07月29日 15時32分44秒 | 高校サッカー・クラブユース
松本歯科大学グランドにてインターハイ1回戦を観戦
今日の松本市の予想最高気温は32度だが、昨日の群馬の38度に比べたら大分マシ。湿度が低く日陰にいて風が吹けば涼しさを感じる位だった。

八千代 1ー2 東福岡

得点
後半1分 (東)左からのパスを受けた9山崎がカットインからの右足ミドル
後半3分 (東)9山崎が左サイドドリブルで駆け上がりクロス、16阿部が落としたボールを12木戸がつめる
後半15分 (八)2武藤の右クロスを東福岡DFがオウンゴール

八千代スタメン
      1藤川
2武藤 5柳  15中村 3永戸
    12朝倉 6橋山
 11小堀       7桑元
    10南  4附木
交代
後半22分 桑元→9浅川
後半33分 小堀→13田村


東福岡スタメン
      1岩崎
6矢田 4藤澤 2徳市 7星本
    16阿部 13草野
 17池辺  8中津  9山崎
      12木戸
交代
後半12分 池辺→10福本
後半23分 草野→3串間
後半29分 星本→5石田
後半34分 山崎が2枚目イエローで退場


感想
八千代は4附木と5柳、15中村の3人が185cm。高さを前面に押し出した八千代の攻めはなかなか迫力があった。
東福岡は伝統のサイド攻撃を中心とした攻め。
八千代の高さと東福岡の速さがぶつかった試合となった。
前半はほぼ互角の試合展開。後半に入るとギアを1つ上げた東福岡が攻勢に出る。左サイドの9山崎がドリブルで左サイドをえぐりチャンスを作り、後半開始から5分間で2得点。一気に畳み掛けた。
その後オウンゴールで1点返されるが、それ以外はこれといった決定機を作らせず八千代のパワープレーも無難にしのぎ東福岡が勝利した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

近代付 2ー1 四中工

得点
前半14分 (近)7下田のCKを飛び込んできた10大西のダイビングヘッド
前半21分 (近)8平阪がスピードにのったドリブルで裏に抜け出しGK1対1のシュートをGKがはじいたこぼれを10大西がつめる
後半16分 (四)近代付が中盤でパスミス、パスミスを拾った10松尾から17田村翔へスルーパス、抜け出した17田村翔が決める

近代付スタメン
      1川路
  2栗山 5内野 4吉野晃
    3金  14京井
8平阪         7下田
  9吉野竜10大西 11金蔵
交代
後半8分 金蔵→16エモト(エモトがトップ下、2トップ)
後半31分 吉野竜→13黒岡(黒岡がDH、京井が2列目)
最終的な近代付のフォーメーション
   1
 2 5 4
8 3 13 7
  14 16
   10


四中工スタメン
      12中村
14眞田 3藤崎 2栗田 13藤山
    6川島 10松尾
 9前田       8田村大
    15川本 17田村翔
交代
後半25分 藤山→5中


感想
近代付はほぼベストメンバー、それに対して四中工は攻守の柱である16浅野と4坂が欠場していた。
試合はどちらかと言えば近代付ペース。縦パスを10大西に当てて、そこからスピードのある両サイドやFWを使う形が多かった。
四中工は8田村大17田村翔のスピードで決定機を作ろうとするがそれも単発止まり。相手パスミスからの1得点に終わった。
近代付で最も目立っていたのは10大西。この選手が前線で頑張ってくれるから他の選手が活きてくると言っても過言でないと思う。大学サッカー部に入って1年生でレギュラーを掴める実力がある選手。
今日は7下田と8平阪の両サイドの攻め上がりも目立っていた。
DFは四中工のスピードのある攻撃に何度か裏をとられていたが、3金が中盤の底で体を張り、5内野がカバーに入って決定機にはさせていなかった。
四中工は15川本をFWで起用していた。これまで15川本は2列目での起用が多かった選手。MF以外にもCBやSBでも起用が可能などこでも出来る器用な選手。今日は4坂が不在だったのでその代役を15川本がやるのかと思ったがそうではなかった。
16浅野は先日のプリンス東海にも出ていなかった。怪我か?四中工としては16浅野の代役をさがしていたけど見つからず、15川本をFW起用したのかなと思う。四中工の厳しい台所事情が伝わってくる選手起用だった。

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クラブユース選手権 2日目

2012年07月28日 21時11分10秒 | 高校サッカー・クラブユース
前橋市下増田多目的公園にて、クラブユース選手権を観戦。
クラブユース選手権は今日がグループリーグ2日目。
決勝トーナメント進出チーム数が今年から8チームから16チームに増えた。
その代わり休息日が1日減り、ラウンド16の試合が1試合組み込まれている。
決勝戦まで勝ち進んだ場合、9日間で7試合を戦うことになる。会場が連日猛暑日を記録している前橋市周辺であることを考えると、インターハイ以上に厳しい大会になったと言っても良いかもしれない。
今日は伊勢崎市で気温38.2度を記録。ウェザーニュースを見たら「長時間屋外にいるのはキケンです」と書かれていた。
そんな状態で40分ハーフの試合を3日連続でやるというのだから、「選手を殺す気か?」と思ってしまう。
会場では「ハンパなく暑い」「昨日もこのくらい暑かった、(暑さで)観客が1人倒れてたよ」などという話が東京VYサポから聞こえてきた。
夏の全国大会を見るなら出来るだけ選手の鮮度が良いときに見るに限る。夏の大会は選手の消耗が激しくすぐに選手の鮮度が落ちてしまう。決勝戦などはもはや満身創痍の戦いとなってしまう。
今日はグループリーグ2日目だが、それでも選手のコンディションは既にかなり消耗していたように見えた。
今日自分が観戦したのは東京VY・C大阪Y・柏Y・名古屋Yが同居する「死のグループ」。
初日の結果は、柏Yと東京VYが引き分け、C大阪Yが名古屋Yに勝利している。


東京VY 3ー2 C大阪Y

得点
前半25分 (大)9小暮の右からのクロスを11長谷川が落とし10南野がつめる
後半3分 (東)7安西の右からのクロスを15菅嶋がワントラップシュート
後半21分 (東)9高木のドリブルからのクロスを15菅嶋が決める
後半26分 (東)10中島のショートコーナーを受けた6安在のミドルシュート

東京VYスタメン
      1ポープ
7安西 3畠中 2宮地 19品田
    5楠美 14山口
 11前田       10中島
    9高木 15菅嶋
交代
後半9分 品田→6安在
後半15分 宮地→15小田島
後半21分 高木→18澤井
後半40分 前田→8鯉沼


C大阪Yスタメン
      22斎藤
2岡山 3藤原 5永田 16坂手
    8丸岡 6秋山
 9木暮       14魚里
    10南野 11長谷川
交代
後半11分 木暮→12大津(大津がFW、南野が2列目右)
後半18分 魚里→24高田
後半25分 坂手→13井口
後半29分 長谷川→7岡田(岡田が2列目右、南野がFW)

感想
灼熱の猛暑日の中行われた試合。
C大阪が先制するも東京VYが後半3得点、C大阪も追撃するが追いつけず3ー2で東京VYが勝利した。
前半はどちらかと言えばC大阪ペース。8丸岡と6秋山がうまくゲームをコントロールしていた。
後半にはいると徐々にC大阪Yの足が止まりだし、東京VYペースとなった。
東京VYは後半途中から入った6安在が3本のシュートを放つなどサイドからの崩しが効果的だった。
また10中島の運動量の多さが目立っていた。
C大阪Yは2列目でうまく試合を作ることが出来なかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

柏Y 2ー1 名古屋Y

得点
前半32分 (名)10北川のスルーパスに抜け出した9森が決める
後半27分 (柏)5小林の縦パスを受けた9川島がターンしてシュート
後半32分 (柏)右サイドえぐったところからのクロスを9川島が決める


柏Yスタメン
      1伊藤俊
2堤  20中谷 3御牧 4新藤
      6秋野
7吉川 5小林 13伊藤光10木村
      9川島
交代
後半12分 木村→11平久
後半40分 吉川→14白井


名古屋Yスタメン
      16板倉
6真柄 20中島 4ニッキ18大森
    5富田 8金
 25青山       22桜井
    9森  10北川
交代
後半12分 桜井→28澤井
後半35分 大森→11岩田
後半35分 青山→14伊藤


感想
第1試合に続いての猛暑日の中での試合。
名古屋Yが先制するも、後半に柏Yが2得点で逆転勝利。
柏Yのスタメンは3年9人2年2人。名古屋Yは3年4人2年5人1年2人。
3年中心の柏Yと下級生が中心の名古屋Yという構図。
試合は前半から柏Yペース。柏Yは選手もボールもよく動くサッカー。特に6秋野が中盤の底をしっかり締め5小林が攻撃の起点となっていた。柏Yは前半良くボールはまわっていたが決定機を作ることは出来なかった。
名古屋Yは強力2年生2トップにボールを集めてくる形が多く、前半その2トップがシンプルに縦につないで先制点を奪った。
後半20分を過ぎたころから名古屋Yの足が止まったことにより柏Yがジリジリ押し込み、結局最後は2得点で逆転しとなった。


結局のところ、1試合目、2試合目共に最後に勝敗を分けたのは体力面だった。

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ロンドン五輪 対スペイン

2012年07月27日 23時35分18秒 | オリンピック代表
日本1-0スペイン

「スペイン相手にこれだけ出来ればメダルだって十分に狙える!」
そんな馬鹿な言葉を言うつもりはもちろんありません。
一言でいえば見事にハマった試合だった。


日本の戦術が見事にハマっていた。
特に前半は出来過ぎと言っても良い試合をした。

日本は前半から引いて守る戦術を実践。ポゼッションは放棄していた。
攻撃は永井のスピードを活かしたカウンター狙い。とても分かりやすい戦術だった。
日本は初戦の相手がスペインだったことは幸運だった。
弱いチームは初戦にピークを持っていくが、強いチームは決勝戦にピークを持っていくから。
スペイン選手は気の毒だと思う。自分たちは特に何もしていないのにA代表が成し遂げた偉業のおかげで、「絶対王者」「優勝候補」などという重たい看板を背負わされている。
今回の結果に対して「奇跡」という言葉は使わないでほしい。マイアミの時とは状況が違う。試合展開からいえば、これだけハマった試合ならカウンターで追加点を奪ってもっと楽に勝ちたい試合だった。そうすれば無駄な怪我人を出さず、無駄なカードをもらう事も無かった。
この試合のMVPは永井だろう。相手CBを退場に追い込むという得点以上の働きをした。そして常に相手DFの裏を狙い続けることで、相手DFラインは思い切ってラインを上げることが出来ず、スペインの前線とDFラインを間延びさせることが出来た。(後半途中から思い切ってDFラインを上げたため、何度も日本のカウンターを受けた)
CBが退場したスペインはアンカーの選手をCBに下げて中盤を薄くして対応していた。その状態でさらに中盤が間延びしたためパススピードが上がらず、こぼれ球もなかなか拾えなくなり、波状攻撃を仕掛けることが出来なかった。それで結局スペインは決定機を作ることが出来なかった。
これでグループリーグ突破という目標達成への光が見えてきた。
モロッコ戦とホンジュラス戦も同じ戦術で戦う事は無いと思うが、そうしたら残り2試合は誰が1トップに入るのか?
カメレオンチームの変化に注目したい。



余談:オリンピックサッカー競技というスポーツについて
この競技のメダルの予想は簡単だ。
参加チームの中から、アジアとヨーロッパのチームを全て除いた残りのチーム(ブラジル・アルゼンチンを中心に)の中から選べば良いからだ。
アジアはレベルが低い。
ヨーロッパは意欲が低い。
南米はオリンピックも本気で大会に臨んでくる。普段自国の選手が欧州でプレーしているから自国の維持をナショナルチームで見せたいという思いがあるらしい。
アフリカは就職活動、選手は自分の人生がかかっているので本気だ。

オリンピックサッカーに対するヨーロッパの関心は驚くほど低い。欧州のクラブチームは総じて選手を大会に出すことを拒む。
ただ、今回はサッカーの母国が開催地。スペイン人気もある。今回のヨーロッパはこれまでよりも本気で大会に臨んでくるのではないかと少し期待している。
サッカーのメダル予想をするなら、ブラジルとアルゼンチンを金と銅、アフリカのどこかのチームを銀で組み合わせて予想するのが最もベターなやり方だろう。
※今大会アルゼンチンは不参加
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五輪代表 メキシコ戦

2012年07月22日 17時43分20秒 | オリンピック代表
日本2-1メキシコ

試合の出来自体は良かったと思う。
このチームの今現在の問題は、チームの形が決まっていないこと。
監督の頭の中では既に決まっていると思うが、それを実践で十分テストできていない。
おそらく今日のメキシコ戦のメンバーが初戦のメンバーとなると思うが、結局本番前のテストはこの1試合だけだったという事になる。
特に1トップのレギュラーが誰なのかハッキリしないまま本番を迎えることになった。
永井・大津・杉本が候補だが、3者3様でタイプがそれぞれバラバラ。1トップの使う選手によって攻撃の形の組み立て方が全く異なってくる。
例えば杉本が怪我をしたら、代わりの前線のターゲットマンになる選手はもういない。
1つの形を通すことは出来ず、起用する選手によってコロコロ形を変えるカメレオンのような戦い方をせざるを得ない。
それがこのチーム一番の問題点。
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プレミアイースト2012 @鹿島クラブハウスグランド

2012年07月22日 17時36分48秒 | 高校サッカー・クラブユース
鹿島アントラーズクラブハウスグランドにてプレミアイーストを観戦。


静学 2ー1 鹿島Y

得点
前半2分 (静)10渡辺CKのこぼれ玉、ゴール前混戦の中から11木部?がつめる
前半35分 (静)鹿島YDFのバックパスを11木部が奪い取り、GKJをかわして決める
後半18分 (鹿)20阿部のシュートをGKがはじいたこぼれを14大竹がつめる


静学スタメン
      30大杉
25原田 4西原 21吉田健5伊藤
    8柴田 10渡辺
 15米田  12名和  9長谷川
      11木部
交代
後半19分 長谷川→20山本
後半42分 原田→2吉田蒼


鹿島Yスタメン
      1岡田
12熊田 4植野 3斎藤 6徳野
    17川上 8橋本
 20阿部       11小野瀬
    15清永 10込山
交代
前半42分 込山→9高田
前半42分 清永→14大竹
後半0分 小野瀬→2飛田啓
後半からシステム変更
   1
2 4 3 12
  17 8
 20 6 14
   9
後半22分 熊田が2枚目イエローで退場(そのまま2・4・3の3バック)
後半30分 川上→5飛田泰


感想
静学が前半に2得点するも、後半に追い上げられ何とか逃げ切った試合だった。
前半はどちらかと言えば静学ペース。前半途中、鹿島にボールをポゼッションされ中盤でつなげない時間帯もあったが相手に決定機を作らせず、逆に静学はラッキーな形から2得点をあげた。
鹿島Yは東京VYや札幌Yに比べたらチーム力はだいぶ下がるチーム。その相手に前半ラッキーな2得点。本来ならもっと楽な試合にすることは出来たはずだった。
しかし後半の鹿島Yが1点返すと勢いのスイッチが入ってしまい、最後は1人少ない相手にしどろもどろで逃げ切った試合になった。もっと楽な試合にしたかったのに、自分たちで難しい試合にしてしまった。
静学は試合を通じてチーム全体を落ち着かせることが出来なかった。相手のペースにのまれロングボールで逃げるシーンが目立った。試合の中でなかなか自分たちのペースを作り出すことが出来なかった。
鹿島Yは前半なかなか攻撃陣が機能せず、前半途中で2トップを2年生に入れ替えた。後半はシステムを変更し、長身FW9高田の頭にあてて20阿部、14大竹が2列目から飛び出す形に戦術変更。1人退場になっても前線の人数を減らすことなく最後まで積極果敢に攻め込んだが静学ゴールを揺らすことは出来なかった。

コメント (2)
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プリンスリーグ東海2012 @開誠館総合

2012年07月21日 19時17分09秒 | 高校サッカー・クラブユース
開誠館総合Gにてプリンスリーグ東海を観戦
天気は曇り、気温は25度位。
今日の開誠館総合Gは、注目のプリンス東海上位対決ということもあってか別の場所に駐車場が確保されていた。ただし会場から駐車場まで約1キロ離れていた。駐車場を確保してくれるのはうれしいが少し遠かった。


開誠館 3ー0 藤枝東

得点
前半2分 スルーパスに抜け出した7土居のシュート
前半8分 8吉田がエリア内へドリブルで切れ込みグランダークロス、走り込んできた10黒柳が決める
前半24分 ショートCKから、8吉田のクロスを3高橋が頭で合わせる

開誠館スタメン
      12三輪
6早坂 3高橋 4中西 13榎木
    2中野 5石田
 8吉田  10黒柳  7土居
      9雪島
交代
後半22分 榎木→16袴田(袴田が2列目左、土居が左SB)
後半40分 雪島→11成田
後半44分 黒柳→14松原(松原と成田の2トップ)
後半45分 吉田→24今井


藤枝東スタメン
      1大泉
13大村 5西川 3安藤 20熱川
      10渡辺
   7白井   8宮永
 14櫻井  4新村  22小谷
交代
後半0分 新村→6北嶋(北嶋が2列目、小谷がCF、櫻井が左WG、宮永が右WG)
後半17分 宮永→12田口(田口がCF、小谷が右WG)
後半30分位 櫻井→9大石


感想
「理想」と「現実」の戦いとなった一戦。
藤枝東は、SBにスピードがありFWをこなす攻撃的な選手を配置し、DHには展開力のある選手を置くことで、中盤からの展開でサイドをスピードでガンガン切り裂く事を理想としたフォーメーション。
開誠館は、SBとDHはともに守備的な選手を並べ、守るところはしっかり守る事を目的とした現実的なフォーメーション。
前半は開誠館ペース、立て続けに3得点奪い取り、後半は藤枝東がボールを持つ時間が増えたが決定機を作ることはできずそのまま3ー0で試合を終えた。
過去に何度もこのブログで書いていることだが、今年のプリンス東海の上位チームの選手個々のポテンシャルに大きな差は無い。今日の試合は手堅い戦い方をした開誠館が、理想の攻撃を目指した藤枝東を退けた試合だった。
藤枝東は、前半開誠館の厳しいプレスに苦しみ全くボールを保持できなかった。また、使う側と使われる側の選手間の意志がうまく通じ合っておらずチグハグとした組立てが目立った。後半になると開誠館の運動量が減ったことでプレスが緩み、藤枝東がボールキープできる時間が増えたが、開誠館DFを崩すことはできず決定機は20熱川のCKからの展開のみだった。ボールが回るようになった後半にもっと流れの中から局面を打開するようなシーンを作りたかったが、今日の試合はそこまでいくことが出来なかった。
開誠館は、前半の出来は非常に良かった。藤枝東の自由を奪い攻守の切り替えも素早かった。ただ、前半とばしすぎた為か、後半は急に足が止まってしまった。結局藤枝東にセットプレー以外ではDFを崩される事はなかったが、今日の涼しい気温の割に、運動量が落ちるのが少し早かった。

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明誠 2ー1 四中工

得点
前半1分 (明)2山崎の右からのクロスを10小林がシュート、GKはじいたこぼれ玉を17斉藤がつめる
前半5分 (明)7嘉茂がドリブルで切れ込みパス、6熊谷のミドルシュート
後半42分 (四)6川島の左足FK直接


明誠スタメン
      1町
2山崎 4大坪 3濱  5川島
    14金子 10小林
      17斉藤
 6熊谷  9島村  7嘉茂
交代
後半0分 島村→11猪俣(猪俣が左WG、嘉茂がCF)
後半34分 猪俣→18鈴木(鈴木がトップ下、斉藤が右WG)
後半45分 小林→20吉野


四中工スタメン
      21中村
14真田 3藤崎 4坂  13藤山
    10松尾 6川島
 15川本       18田村大
    17田村翔25樋尾
交代
後半18分 田村大→村澤

感想
四中工の16浅野は欠場、それ以外はいつものメンバー。
正直言って見所は少なかった試合。
四中工の立ち上がりは非常に悪かった。立ち上がり立て続けの2失点。特にDFラインの裏をとられるシーンが目立っていた。ただ、今日の四中工の守備が特別悪かったのかというとそんなことは無く、いつもこんな感じ。3月のサニックス杯で初めて四中工の新チームを見たときからずっとこのチームはDFラインの裏を簡単にとられるシーンが目立っていた。
藤枝明誠は、これまでトップ下だった7嘉茂をFWで起用。トップ下には17斉藤を起用していた。これにより以前に比べて前線の運動量が若干増えていたように思う。
試合は、明誠が2得点した後はこれといって見所の少ない展開が続いた。四中工は17田村翔がスピードに乗ったドリブルで2回見せ場を作ったが決めきれず。そのまま2ー0のままタイムアップかと思われたが、後半42分に6川島が角度の少ないところからのFKを左足でサイドネットに直接突き刺し1点返した。これにより四中工が最後の猛攻にでて、ロスタイム再び6川島がゴール前でフリーになる決定機があったが、このチャンスを右足で打たず左足に持ち変えている間に明誠DFに寄せられ決定機をフイにするシーンがあった。良くも悪くも6川島の左足が最後に目立った試合だった。

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SBS杯2012

2012年07月19日 22時38分26秒 | 高校サッカー・クラブユース
今年のSBS杯は8月16日(木)17日(金)19日(日)。
例年より1週間早く、平日に2日組まれている。
数年前までお盆のこの時期に開催されていたSBS杯だったが、あまりの暑さとユース代表の選手たちが夏の全国大会を終えたばかりでコンディションが整わず、質の低い大会が続いたことで、最近は1週間遅らせて8月の第4週に組まれていた。
それが今年は8月の第3週に開催時期が戻された。理由は不明。
出来ればこれまで通り8月第4週に開催してほしかった。

因みに、ユース代表が参加する、夏のユース国際大会と言えば静岡のSBS杯と仙台国際ユースだったが、仙台国際ユースは、震災の影響で予算がまわらず去年に引き続き今年も中止。仙台が無くなったことで国内でテストできるのは静岡だけとなり、ユース代表にとってSBS杯の重要度は上がっている。


最後に自分が選ぶ静岡県選抜 ※選手全員がベストコンディションという前提
GK 牲川(磐田Y) 大野(静学)
CB 望月大(静学) 吉田健(静学) 鈴木(清水Y) 中西(開誠館)
右SB 山崎(明誠) 水谷和(清水Y)
左SB 早坂(開誠館) 川島(明誠)
DH 渡辺(静学) 藤嵜(清水Y) 佐藤(清水Y) 渡辺(藤枝東) 大坂(磐田東)
OH 白井(藤枝東) 吉田(開誠館) 土居(開誠館) 梅村(磐田Y)
FW 佐野(清商) 加賀美(清水Y) 宮村(磐田Y)  北川(清水Y)


選ぼうか迷ったけど今回は外した選手達
GK 斉藤(清水東)
CB 登崎(橘)
右SB 手塚(静学)
左SB 中村(清商)
DH 松永(清商)
FW 木部(静学)
FW 加瀬澤(清水東) 
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五輪代表 ベラルーシ戦

2012年07月19日 00時30分54秒 | オリンピック代表
見てのとおり、急ピッチでの突貫工事中

ツッコミどころは満載だけど、元々期待はしていないので構いません。
ここまでのチーム作りを見れば、今大会は日本若手選手の欧州移籍及び欧州でのステップアップへの見本市としての大会参加と割り切って良い大会。
結果は女子に期待しましょう。
コメント (1)
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