藤枝総合にてJ3を観戦
藤枝 1ー1 鳥取 公式入場者数:1,503人
得点
前半22分 (鳥)10フェルナンジーニョのFK直接
後半30分 (藤)14谷澤のクロスを24安東がトラップして振り向きざまシュート
得点には至らなかった決定機
前半32分 (藤)10大迫のCKを逆サイドで4秋山が折り返し、6秋本がつなぎ、20森島が頭でつめるがクロスバー直撃
前半34分 (藤)13大竹が中盤で相手を1人かわしてドリブルでアタッキングサード進入からのパス、10大迫が繋いで7水野がシュート放つが枠外
前半36分 (藤)3鈴木のクロスを7水野が折り返し20森島がシュート放つがGKセーブ
前半38分 (藤)10大迫のCKを6秋本が頭で合わせるがGKセーブ
後半10分 (鳥)41魚里がサイド突破してクロス、13林が合わせるがポスト直撃
後半39分 (藤)36那須川のクロスを20森島が頭で合わせるがGKセーブ
藤枝スタメン
1杉本
22川島 6秋本 4秋山
29星原 30松岡 3鈴木
7水野 13大竹
10大迫
20森島
交代
後半12分 星原→36那須川
後半18分 大迫→24安東
後半25分 大竹→14谷澤
鳥取スタメン
21井上
4井上 6池ケ谷15上松
41魚里 27福村
8三沢 7可児 20大屋
39鈴木 10フェルナンジーニョ
交代
前半39分 三沢→世瀬
後半0分 フェルナンジーニョ→13林
後半32分 大屋→9ユリ
この試合で注目したプレー
前半18分 7水野の積極的なロングシュート、少し距離があったシーンでシュートを打つ選択肢を選びづらい場面ではあったが、「打てるシーンでしっかり打ち切る」というのは、その後の流れを引き寄せる呼び水として非常に重要なプレー。
前半20分 鳥取の左サイドからの攻撃にプレスの遅れ、それがゴール前でのFKを与えるファールに繋がり、そのFKを鳥取に決められた。カウンターでも何でもないプレーだったにもかかわらず、守備の陣形が整っておらずプレスをかけられず、鳥取に容易に攻撃の形を作らせてしまったシーンだった。
前半34分 13大竹がセンターサークル付近で相手選手を綺麗に抜き去り決定機を創出。ここから藤枝の立て続けの決定機が生まれる流れが出来上がった。
前半42分 6秋本のパスカット。守備の人数が足りていない状況で相手選手のパスを見事にカットして相手が決定機を作る場面を未然に防いだ。
後半7分 7水野が相手との競り合いで地味に良い体の使い方を見せてCKを獲得した。
後半24分 4秋山が相手に抜かれかけたが、スプリント能力の高さをみせ、すぐに後ろから相手に追いつきピンチを未然に防いだ。
後半37分 4秋山のパスカット。ピンチを未然に防ぐ見事なパスカット。
後半39分 36那須川のピンポイントクロス。前線は森島1人だけだったが、その森島の頭にピンポイントでクロスを合わせた。
後半47分 30松岡のカウンター対応。そのカウンター対応の位置取りは絶妙の一言。
選手個表
杉本:飛び出しの判断、パンチングの安定性、チームをまとめるコーチングで良さを見せた。
川島:安定感あるプレーとビルドアップを見せた。
秋本:前半の失点シーンにつながった安易なファールが無ければ満点の出来だった。
秋山:上のレベルでも通用するスピードと個の対応能力を見せた。
松岡:もはや藤枝の危機管理室。チームの守備に安定感をもたらす活躍。
鈴木:空中戦の強さと守備力でサイドにフタをした。
星原:サイドの矢として攻撃に幅をもたらした。
大竹:中盤で良く戦い流れを引き寄せた。フィジカルの強さも見せた。
水野:決定機には絡んだが、これまでのチームの攻撃をけん引していた良い内容に比べたら物足りなかった。
大迫:精度の高いCKは何本か見せた、前線でしっかりボールを繋ぎきれなかった。
森島:相手からの厳しいマークもあり決定機を決めきれず。
那須川:精度の高いクロスを複数本供給。森島に合わせたピンポイントクロスは絶妙だった。
安東:同点弾を突き刺した。前線でしっかり体を張って森島の負担を軽減させた。
谷澤:積極的に動き回り相手をかく乱させた。同点弾をアシスト。簡単なボールロストもあった。
感想
J3はここまで20試合を消化。藤枝は勝点37で首位。対する鳥取は勝点31で6位という上位チーム同士の対戦。
前半序盤は拮抗した展開。鳥取が首位藤枝相手に5バック状態でしっかり引いて守りを固めカウンターで攻撃を仕掛けるという展開。守りを固める鳥取相手に藤枝がなかなかシュートシーンまでいけない展開の中、鳥取はカウンターから絶妙な位置でのFKをゲット。10フェルナンジーニョがこのFKを決めて鳥取が先制。その後、藤枝が前半32分から立て続けに4回決定機を作ったが決めきれず。拮抗した展開から徐々に藤枝がペースをつかみ決定機をたくさん作ったけれど決めきれず、鳥取が唯一のチャンスを決めて1ー0で前半終了。
後半は1点リードをしっかり守ろうと守備を仕切り直してきた鳥取の守備に藤枝がハマってしまい、藤枝は前半の勢いが無くなり、後半はやや鳥取ペースの試合展開。藤枝は何とかペースを取り戻そうと積極的な選手交代で局面の打開を図り、後半29分に交代で入った14谷澤のクロスを同じく交代で入った24安東が決めて同点。試合は藤枝が同点に追いついてから一気にヒートアップ。藤枝が勝ち越し点を狙って攻撃の勢いを増し鳥取ゴールに迫るシーンが増えた。鳥取も9ユリを投入し、この9ユリをカウンターの基点に勝ち越し点を狙う展開。最後まで両チームとも激しくぶつかり合った終盤は共に得点を奪うことは出来ず1-1で試合終了となった。
藤枝は終始押し気味に試合を進めたが、前半のワンチャンスを鳥取に決められた事、前半の立て続けの決定機を決めきれなかったことで、後半同点に追いついて何とか引き分けに持ち込んで結果オーライという試合になった。
藤枝はこれまでの試合同様に守備の安定感が光っていた。3バックとアンカーの30松岡の安定感がしっかりしているのが今年の藤枝の最大の特徴。今日の試合でもその良さが良く出ていた。特に目に付いたのが4秋山。後半24分に不用意な位置取りで相手選手に裏を取られたが、その直後にスプリントですぐに追いついてピンチを未然に防いだシーン。そのスプリントは相当速かったと思う。30松岡は相変わらずの危機管理能力でピンチを未然に防いでいた。また移籍してきた36那須川はこの試合で初めて見たのだが、左足から正確なキックを何本も蹴っていた。
鳥取は10フェルナンジーニョが前半唯一の決定機のFKを見事に決めて先制。年は取ったがチャンスをしっかりものにするさすがのプレーを見せた。また後半10分にみせた41魚里のサイドをえぐってのクロスはスピードのある良いプレーだった。
藤枝 1ー1 鳥取 公式入場者数:1,503人
得点
前半22分 (鳥)10フェルナンジーニョのFK直接
後半30分 (藤)14谷澤のクロスを24安東がトラップして振り向きざまシュート
得点には至らなかった決定機
前半32分 (藤)10大迫のCKを逆サイドで4秋山が折り返し、6秋本がつなぎ、20森島が頭でつめるがクロスバー直撃
前半34分 (藤)13大竹が中盤で相手を1人かわしてドリブルでアタッキングサード進入からのパス、10大迫が繋いで7水野がシュート放つが枠外
前半36分 (藤)3鈴木のクロスを7水野が折り返し20森島がシュート放つがGKセーブ
前半38分 (藤)10大迫のCKを6秋本が頭で合わせるがGKセーブ
後半10分 (鳥)41魚里がサイド突破してクロス、13林が合わせるがポスト直撃
後半39分 (藤)36那須川のクロスを20森島が頭で合わせるがGKセーブ
藤枝スタメン
1杉本
22川島 6秋本 4秋山
29星原 30松岡 3鈴木
7水野 13大竹
10大迫
20森島
交代
後半12分 星原→36那須川
後半18分 大迫→24安東
後半25分 大竹→14谷澤
鳥取スタメン
21井上
4井上 6池ケ谷15上松
41魚里 27福村
8三沢 7可児 20大屋
39鈴木 10フェルナンジーニョ
交代
前半39分 三沢→世瀬
後半0分 フェルナンジーニョ→13林
後半32分 大屋→9ユリ
この試合で注目したプレー
前半18分 7水野の積極的なロングシュート、少し距離があったシーンでシュートを打つ選択肢を選びづらい場面ではあったが、「打てるシーンでしっかり打ち切る」というのは、その後の流れを引き寄せる呼び水として非常に重要なプレー。
前半20分 鳥取の左サイドからの攻撃にプレスの遅れ、それがゴール前でのFKを与えるファールに繋がり、そのFKを鳥取に決められた。カウンターでも何でもないプレーだったにもかかわらず、守備の陣形が整っておらずプレスをかけられず、鳥取に容易に攻撃の形を作らせてしまったシーンだった。
前半34分 13大竹がセンターサークル付近で相手選手を綺麗に抜き去り決定機を創出。ここから藤枝の立て続けの決定機が生まれる流れが出来上がった。
前半42分 6秋本のパスカット。守備の人数が足りていない状況で相手選手のパスを見事にカットして相手が決定機を作る場面を未然に防いだ。
後半7分 7水野が相手との競り合いで地味に良い体の使い方を見せてCKを獲得した。
後半24分 4秋山が相手に抜かれかけたが、スプリント能力の高さをみせ、すぐに後ろから相手に追いつきピンチを未然に防いだ。
後半37分 4秋山のパスカット。ピンチを未然に防ぐ見事なパスカット。
後半39分 36那須川のピンポイントクロス。前線は森島1人だけだったが、その森島の頭にピンポイントでクロスを合わせた。
後半47分 30松岡のカウンター対応。そのカウンター対応の位置取りは絶妙の一言。
選手個表
杉本:飛び出しの判断、パンチングの安定性、チームをまとめるコーチングで良さを見せた。
川島:安定感あるプレーとビルドアップを見せた。
秋本:前半の失点シーンにつながった安易なファールが無ければ満点の出来だった。
秋山:上のレベルでも通用するスピードと個の対応能力を見せた。
松岡:もはや藤枝の危機管理室。チームの守備に安定感をもたらす活躍。
鈴木:空中戦の強さと守備力でサイドにフタをした。
星原:サイドの矢として攻撃に幅をもたらした。
大竹:中盤で良く戦い流れを引き寄せた。フィジカルの強さも見せた。
水野:決定機には絡んだが、これまでのチームの攻撃をけん引していた良い内容に比べたら物足りなかった。
大迫:精度の高いCKは何本か見せた、前線でしっかりボールを繋ぎきれなかった。
森島:相手からの厳しいマークもあり決定機を決めきれず。
那須川:精度の高いクロスを複数本供給。森島に合わせたピンポイントクロスは絶妙だった。
安東:同点弾を突き刺した。前線でしっかり体を張って森島の負担を軽減させた。
谷澤:積極的に動き回り相手をかく乱させた。同点弾をアシスト。簡単なボールロストもあった。
感想
J3はここまで20試合を消化。藤枝は勝点37で首位。対する鳥取は勝点31で6位という上位チーム同士の対戦。
前半序盤は拮抗した展開。鳥取が首位藤枝相手に5バック状態でしっかり引いて守りを固めカウンターで攻撃を仕掛けるという展開。守りを固める鳥取相手に藤枝がなかなかシュートシーンまでいけない展開の中、鳥取はカウンターから絶妙な位置でのFKをゲット。10フェルナンジーニョがこのFKを決めて鳥取が先制。その後、藤枝が前半32分から立て続けに4回決定機を作ったが決めきれず。拮抗した展開から徐々に藤枝がペースをつかみ決定機をたくさん作ったけれど決めきれず、鳥取が唯一のチャンスを決めて1ー0で前半終了。
後半は1点リードをしっかり守ろうと守備を仕切り直してきた鳥取の守備に藤枝がハマってしまい、藤枝は前半の勢いが無くなり、後半はやや鳥取ペースの試合展開。藤枝は何とかペースを取り戻そうと積極的な選手交代で局面の打開を図り、後半29分に交代で入った14谷澤のクロスを同じく交代で入った24安東が決めて同点。試合は藤枝が同点に追いついてから一気にヒートアップ。藤枝が勝ち越し点を狙って攻撃の勢いを増し鳥取ゴールに迫るシーンが増えた。鳥取も9ユリを投入し、この9ユリをカウンターの基点に勝ち越し点を狙う展開。最後まで両チームとも激しくぶつかり合った終盤は共に得点を奪うことは出来ず1-1で試合終了となった。
藤枝は終始押し気味に試合を進めたが、前半のワンチャンスを鳥取に決められた事、前半の立て続けの決定機を決めきれなかったことで、後半同点に追いついて何とか引き分けに持ち込んで結果オーライという試合になった。
藤枝はこれまでの試合同様に守備の安定感が光っていた。3バックとアンカーの30松岡の安定感がしっかりしているのが今年の藤枝の最大の特徴。今日の試合でもその良さが良く出ていた。特に目に付いたのが4秋山。後半24分に不用意な位置取りで相手選手に裏を取られたが、その直後にスプリントですぐに追いついてピンチを未然に防いだシーン。そのスプリントは相当速かったと思う。30松岡は相変わらずの危機管理能力でピンチを未然に防いでいた。また移籍してきた36那須川はこの試合で初めて見たのだが、左足から正確なキックを何本も蹴っていた。
鳥取は10フェルナンジーニョが前半唯一の決定機のFKを見事に決めて先制。年は取ったがチャンスをしっかりものにするさすがのプレーを見せた。また後半10分にみせた41魚里のサイドをえぐってのクロスはスピードのある良いプレーだった。