Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プレミアイースト2014 @三保グラウンド

2014年06月29日 15時37分28秒 | 高校サッカー・クラブユース
三保グラウンドにてプレミアリーグを観戦

清水Y 3ー4 流経柏

得点
前半1分 (清)11望月のシュート
前半15分 (清)25西澤のクロスを9大野がヘディングシュート
前半26分 (流)縦パスに7儀保が抜けだしシュート
前半33分 (清)11望月のシュータリングがゴールイン
後半1分 (流)エリア内でのハンドによりPK、2小川がPK決める
後半30分 (流)11久保がドリブルで仕掛けエリア内で倒されPK、2小川がPK決める
後半45分 (流)スローインから7儀保がシュート

得点には至らなかった決定機
前半28分 (清)12田口のクロスを9大野がヘッドも枠外
前半41分 (清)25西澤のクロスを6宮本がヘッドも枠外
前半43分 (清)15村松からのパスを受けた24福井のシュートもGKセーブ
後半6分 (流)CKを35ヘッドもポスト
後半40分 (流)14菅原クロスを9高沢がシュート打つも枠外
後半42分 (流)15新垣のドリブルシュートも枠外
後半45分 (清)8柴田のシュートも枠外


清水スタメン
      1山川
15村松 6宮本 3鈴木翔12田口
    14森主 7水谷
 25西澤  24福井  11望月
      9大野
交代
後半14分 福井→22沼野
後半34分 沼野→28梅村
後半37分 望月→8柴田


流経柏スタメン
      17鳥海
8伴  19本村 2小川 9高沢
    33   38
 14菅原       11久保
    7儀保 31
交代
前半14分 本村→35
後半0分 33→10相澤
後半0分 38→15新垣
後半0分 伴→24松本
後半0分から以下のとおり選手配置を変更
   17
14 35 2 11
  10 9
 24   15
  7 31

後半31分 松本→30福井(福井がFW、儀保が2列目右)


感想
前半は一方的な清水ペースも後半は流経ペース。清水は前半の2点リードを守り切れず、後半ロスタイムに流経が劇的な逆転弾。流経が逆転勝利した。
ここまでプレミア全勝の清水に流経が初黒星を付けた。
清水はこれまでDHでの起用が多かった6宮本がCBに入り、15村松がSB、7水谷がDHに入っていた。流経は30番代の選手が多くわからない選手が多く先発していた。
前半は清水がさすがのボールポゼッションを披露。カウンターの縦パスの対応がルーズになり1失点したが、前半は清水が流経を圧倒していた。
後半に入ると流経が一気に3人メンバーチェンジ。10相澤などの中心選手を後半から投入し選手のポディションも入れ替えて後半に臨んできたが、後半1分にPKで1点返すとそこから一気に流経ペースの試合になった。
勢いに乗るフレッシュな流経相手に、清水は相手のペースに呑まれ自分たちの形を作れなくなっていた。
流経は後半にうまく作り直した試合だった。勢いで一気に清水を押し込むことに成功した。
清水は押し込まれた時の跳ね返す力不足とジョーカー不在を露呈した結果になった。ポゼッション能力の高さはさすがだったが、押し込まれた時の対応能力と選手の足が止まった時のバックアップやジョーカーとして起用できる選手の不足が目立っていた。
清水は、夏の連戦になるクラブユース選手権に向けて体力面とバックアップに関して課題を出した試合となった。

プリンスリーグ東海2014 第6節@豊田

2014年06月28日 17時15分08秒 | 高校サッカー・クラブユース
豊田市民グラウンド球技場にてプリンスリーグ東海を観戦

静学 3ー2 中京大中京

得点
後半13分 (中)静学のクリアが小さくなったボールを拾われたところから、21加藤からパスを受けた10富田がドリブルで切れ込みクロス、19犬飼が決める。
後半25分 (静)10名古のドリブルシュート
後半27分 (中)10富田がドリブルで切れ込みクロス、19犬飼が決める
後半38分 (静)10名古のクロスを6中澤が決める
後半45分 (静)22平松がドリブルで切れ込み11木戸がシュート、9加納がつめる


静学スタメン
     1大杉
 5加佐 4石渡 21石井
   15辻  14長尾
13小寺        7大坪
   10名古 8旗手
     11木戸
交代
後半0分から木戸と名古の2トップにシステム変更
後半12分 辻→6中澤
後半24分 大坪→9加納(加納と木戸の2トップ、旗手が左サイド、名古がトップ下)
後半25分 小寺→12御友
後半34分 御友→16後藤(後藤がDH、中澤が右サイド)


中京大中京スタメン
      1矢内
3田崎 14木村 4土生 5斉木
      8市川
   6吉住   10富田
 24福山  9小原  19犬飼
交代
後半10分 福山→21加藤
後半22分 吉住→18今枝
後半30分 斉木→2椿井
後半45分 富田→22平山


感想
後半に点の取り合いとなった試合だったが、静学が試合終了間際に9加納の勝ち越しゴールで劇的な逆転勝利をした試合だった。
前半は静学がボールを支配するもボール回しに時間がかかり、中京大中京DFを崩し切ることが出来ずシュートの少ない試合展開。
後半に入ると、中京大中京が少ないチャンスをものにして先制、その後静学が追いつくがすぐに中京が再び勝ち越し。その後は運動量の落ちた中京大中京相手に静学が圧倒的に攻め続け、後半38分に同点に追いつくと、試合終了間際に勝ち越し点を奪い勝利した。
静学は守備はある程度安定していたと思うが、攻撃に関してはまだまだ歯車が噛み合っていないシーンが多々見られた。後半相手にリードを許すと攻め急ぎ前へ前へ意識が行ってしまい、中盤がスカスカになりDFラインと前線が間延びして中盤で組み立てられなくなる東邦戦と同じ状態になっていた。
中京大中京は、両SBに守備の計算できる選手が配置され、新チーム始動時にはCBで起用されていた6吉住が中盤で起用されているなど、攻撃を第一に考える中京大中京らしくない「まずは守備をしっかり」という戦い方をしていた。10富田は昨年から中盤の中心選手として活躍していた非常に技術のある選手で、この選手がボールを持つと得点の匂いが出ていた。

ブラジルW杯日本代表の3試合を見ての感想

2014年06月26日 21時06分42秒 | A代表
高校年代サッカー観戦中毒者による知ったかぶり感想

・2012年の優勝したアジア杯ですでに出来上がっていたチーム。一度完成したチームを壊す事なく最終予選を戦い、新戦力を試す時間が少なくなった。
 良い言い方をすると完成したチームを熟成させたという事になるが、「熟成」と「腐る」は紙一重。日本の場合は腐ったところに新戦力を補った形になったていたが、そのタイミングは遅かった。

・最も大切なことはブレないことだと再確認させられた大会だった。
 今までやってきたことをそのままやれば良いのに、大きな大会になると考えすぎてしまい積極的空回り采配を行ってしまう事がある。
 そういうシーンがたくさん見られた大会だった。

・重ねて言うが最も大切なのはブレないこと。今大会の結果を受けて「やっぱり守備的なサッカーの方が…」とか「ポゼッションサッカーに対する疑問」といった意見が出てくるかもしれないが、それを真に受けてブレちゃいけない。
 イタリアやイングランドだって1次リーグで敗退する大会。レアルやバイエルンの中心選手がいるクロアチアだって1次リーグ敗退している。自分たちのサッカーを思ったように表現できず1次リーグ敗退した事は面白くなかったが、決して悲観することではないし、世界の壁はそんなに低くない。
 個人的には、日本代表には今後も徹底してポゼッションサッカーを突き詰めていってほしいと思う。U-17W杯でボールポゼッション80%を記録したような、CBが2人とボランチが8人という吉武ジャパンのこだわりのある取り組みをA代表でも取り入れてみる位の事をやってみても良いと思っている。スピードとパワーで劣る日本人が世界で自分たちらしさを出して戦うにはそのくらいのこだわりがあっても良い。

・内田が代表引退をほのめかした。代表とクラブでの活動の両立は体力的に非常に厳しいのだと思う。
 この内田の代表引退問題は、内田1人の問題ではなく、今後の日本サッカー界の代表活動の在り方を問うものだと思った方が良い。
 欧州でプレーする日本人選手が国際Aマッチのたびに欧州と日本を往復するのは体力的に大きな負担になる。小野・高原・稲本といった黄金世代が代表で長生きできず、遠藤が代表で生き残ったのは欧州に移籍しなかった為、長距離移動による体力的な負担が少なかったからだと思っている。内田が今後欧州リーグで長く活躍することを考えたら、日本代表を早期引退することは選択肢として十分アリだと思う。
 このまま行くと近い将来、欧州の日本人選手は所属の欧州リーグか日本代表の2者択一を迫られる時代が来てしまう。その対策として欧州での日本代表候補合宿を増やしたり、国内のキリンチャレンジカップのような調整試合には欧州選手は極力召集しないという取り組みも検討しなければいけなくなる。(ただし、それをやるとスポンサーが付かなくなるという営業的な問題が大きくなる)
 欧州リーグ所属の選手が増えるほど、日本は極東の島国である地理的なハンデが今後重くのしかかる事になるわけだが、この解決策は長い目で見てJリーグのレベルアップを計っていくしかない。ACLで勝てるJクラブを育てていかなければ、10年後20年後の日本代表の飛躍は難しい。

2014W杯 日本グループリーグ敗退

2014年06月25日 23時04分25秒 | A代表
積極的空回り采配の目立った本大会の日本代表。
「もっとできたはず」という思いを残しての勝点1に終わった。

8年前のドイツ大会は、グループリーグ敗退と中田英の引退、黄金世代の代表引退などの世代交代が重なり日本サッカー人気は急激な下降線を描いた。
それが今回はどうなるか?一番わかりやすい指標はC大阪の今後の観客数をベースにした観客数の変化か?(特に今後のセレ女の動向に注目したい)
8年前と今回の差が、日本サッカー界が8年間で積み重ねてきたものだという事が出来る。

これからは日本サッカー界が8年間で積み重ねてきたものを確認する数か月間。

W杯 テレビ中継

2014年06月24日 20時53分16秒 | A代表
コロンビア戦のTV中継はテレビ朝日。
ゲスト:中田英寿
解説:セルジオ越後、松木安太郎、中山雅史、名波浩
解説は中山と名波の2人で十分。松木氏はピッチ解説、セルジオ氏はスタジオ解説がベストポディション。
テレビ朝日には、解説陣フォーメーションの再配置を望みたい。
テレ朝は2012年から2016年までAFC主催試合の放映権を独占しており、日本代表の試合といえばテレ朝というイメージを固めた印象がある。
今回のコロンビア戦についても、中継前後に特番を組み日本代表にかける局の意気込みが感じられる。
ただ、テレ朝が獲得しているのはA代表だけでなく、U-19アジア選手権やフットサル選手権、他に高円宮杯などもテレ朝が独占している。
視聴率のとれるA代表しか興味が無く、他の試合は飼殺しにしているコンテンツがテレ朝には多数ある。そこにもう少し力を割いてほしいところだが、A代表偏重の動きは年々露骨になっている。

ギリシャ戦は日テレの中継だったが、見ていて一番感じたのは、「なぜ日テレは人間ドラマに持って行きたがるのか?」という事。
実況が人間ドラマネタを無理やりねじ込んでくる。高校サッカー選手権癖としか思えない局の体質を露呈していた。
実況は必要な情報だけを淡々と伝えてくれれば良いのに、無駄な脚色が目立っていた。

毎日2~3試合、各局のW杯録画観戦をしているが、やっぱりNHKが一番無難というのがここまでの感想。
因みに日本の決勝トーナメント1回戦(C組2位)の中継はNHK。準々決勝と準決勝がTBS、決勝はNHKが中継の担当になる。(時間は全て朝5時、決勝のみ朝4時)

県Bリーグ他 @科学技術G

2014年06月22日 13時20分37秒 | 高校サッカー・クラブユース
谷田グラウンドにて1年生の練習試合を観戦

静学1年 3ー0 横浜ジュニオール
※1本目のみ観戦

得点
20分 白川のドリブルシュート
24分 尾崎のミドルシュート
27分 洪のミドルシュート

静学スタメン
     田原
山本涼 久力 岡野 堤
   尾崎 山田
 洪   白川  桜田
     星野

ジュニオールの出場選手は確認せず

感想
ちょっとしか見れなかってけれど、ヨンスと大五廊の変態コンビが絡むと面白いですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

科学技術グラウンドに移動し県Bリーグを観戦

静学B 2ー3 科学技術

得点
前半17分 (静)9渡辺のミドルシュート
前半31分 (静)?からの縦パスを受けた7村口のシュート
後半4分 (科)スルーパスに79が抜け出しシュート
後半20分 (科)77のFKを66が頭で合わせる
後半23分 (科)右からのクロスを70がシュート

静学スタメン
      17石井
6越前谷12水上 3戸松 21岡部
    22鹿沼 15西山
 11安原  23小宮 7村口
      9渡辺
交代
後半11分 小宮→25東璃
後半30分 安原→20
後半39分 東璃→16太田


科学技術スタメン
   12
96 77 28 64
  66 71
 78   79
  98 58
交代
後半17分 79→70

感想
Bリーグでここまで全勝で首位を走る科学技術に、現在4位の静学Bが挑んだ試合。
静学が前半2得点するも、後半に科学技術が3得点奪い科学技術が逆転勝利した。
前半は静学ペース。中盤でボールを支配し自分たちのペースで試合が出来ていた。
後半に入ると科学技術がDFラインの裏を狙った縦パスから1点返すと、そこから一気に科学技術ペースに試合の流れが変わった。
静学は後半プレーが消極的になり意気消沈して中盤が機能しなくなっていた。 意気消沈したチームは最後までションボリしたまま試合中に再点火することは無かった。 

2014W杯初戦

2014年06月16日 21時02分30秒 | A代表
【おさらい、W杯での日本代表】
・98フランス大会 GL敗退
ガチガチに守備を固めて大会に臨むも、勝点0。1得点がやっと。

・02日韓大会 ベスト16
本国開催の為参考対象外

・06ドイツ大会 GL敗退
攻撃サッカーで臨むも、勝点1をとるのがやっと。

・10南アフリカ大会 ベスト16
ガチガチに守備を固めてGLを突破。

・14ブラジル大会
攻撃サッカーで大会に臨む。

要するに本国開催を除くと、勝点0 → 勝点1 → ベスト16 → ? という感じ。


日1-2象

今回のW杯の目標は決勝トーナメント出場だと思っている。
日本は過去2回決勝トーナメント進出しているが、日韓大会は自国開催、南アフリカ大会はガチガチに守備を固めた戦術で勝ち上がった。
今回は、日本らしい自分たちのサッカーで世界の強国と正面からぶつかって、決勝トーナメント進出できるかどうかというところが見どころ。
2006年のドイツ大会の時は、ジーコ監督のもとそれをやろうとして惨敗。グループリーグ3試合で勝点1に終わった。
今回のW杯はドイツ大会のリベンジという見方も出来る。
対戦相手が異なるので単純比較はできないが、ドイツ大会の初戦と今大会の初戦は良く似ている。

ドイツ大会の初戦はオーストラリア相手に1点リードしながら後半に連続3失点。1-3で敗れた。
今回の初戦は、1点リードしながら後半に2失点。1-2で敗れた。

ドイツ大会の時は、1点リードの場面で小野を投入したが、攻めるのか守るのかハッキリせずピッチ内で混乱が生まれた。
今回は、1点リードの場面で遠藤を投入したが、後半から遠藤を投入するパターンは昨年のコンフェデでも実施している事で、(効果は無かったが)ピッチ内に混乱は生まれなかった。

後半の3失点が2失点に減り、選手交代によってピッチ内に混乱が生まれることは無かった。これが日本の8年間での成長の証という事になる。
オーストラリアより強いと思われる相手に、8年前のオーストラリア戦より良い内容の試合をしたのだから、日本サッカーが後退も停滞もしていないという事を証明できた試合だったと思う。

ポジティブと皮肉を4:6の割合にして感想を書くとこんな感じになる。