Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンスリーグ東海2017 第4節豊田市陸上競技場他

2017年04月29日 17時40分09秒 | 高校サッカー・クラブユース
豊田市立陸上競技場にてプリンス東海第4節を観戦

静学 5ー0 中京大中京

得点
前半14分 6東山のCKを3金澤が頭で合わせる
前半30分 6東山のCKを4江口が頭で合わせる
後半31分 19木村?の縦パスを受けた11伊藤のドリブルシュート
後半45分 12清水のクロスを11伊藤が頭で合わせる
後半45分 相手ゴールキックを18三枝が跳ね返し24佐野が後ろにそらして2列目から飛び出した16神田がGK1対1を決める

得点には至らなかった決定機
前半16分 (静)11伊藤のクロスを13塩浜がシュート放つがGK12上田がファインセーブ
前半45分 (中)FKを8棚瀬が合わせるがクロスバー直撃
後半15分 (中)CKからのヘディングシュートを6東山がライン上でクリア
後半38分 (静)13塩浜のドリブルシュートをGK12上田がファインセーブ


静学スタメン
      1高野
12清水 4江口 3金澤 6東山
    19木村 8河口
 13塩浜  10渡井  11伊藤
      24佐野
交代
後半15分 河口→18三枝
後半20分 以下のとおりシステム変更
   1
12 4 3 6
   18
  10 11
 13 24 19

後半39分 木村→16神田
後半43分 東山→2長谷部


中京大中京スタメン
      12上田
13松原 3安藤 2大角 19村上
      18川村
11伊藤 15藤原 10本山 8棚瀬
      9鎌田
交代
後半27分 伊藤→14長田
後半30分 鎌田→16藤井


感想
前半静学がセットプレーから2得点。後半20分位までは中京大中京が攻撃の圧力を強めチャンスを作り出したが、カウンター気味に静学が決定的な3点目を奪うと中京大中京は集中が切れて試合終了間際に静学が立て続けに得点を奪い5ー0で静学が勝利した。
静学は勝ちはしたが中盤のバランスが悪く、いつ失点してもおかしくない時間帯が長かった。後半途中からメンバー交代とシステム変更で何とかリズムを作り直すことが出来て勝つことが出来たが、後半20分位まではいつ失点してもおかしくない状態。良くない時間帯にリズム無く攻撃の形を作ることが出来ずセットプレーとカウンターの静学らしくない3得点で何とか勝利をものにした試合だった。
中京大中京は組織的というよりも選手個々の能力を活かした例年通りの戦い方だったと思う。11伊藤、8棚瀬、9鎌田の前線は迫力があり何度も静学ゴールを脅かしていた。

試合後にB戦が行われていたので前半のみ観戦。
静学が優位に試合を進め決定機も複数回作り出すがなかなか決めきれないという試合展開だった。
      17ヘッペル
2長谷部25武内 21三林 23武田
    15井藤 8河口
 14鈴木  16神田  9中野
      20横山

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トヨタスポーツセンターに移動し梯子観戦

磐田Y ー 名古屋Y ※前半のみ観戦

得点
前半26分 (名)10杉浦のパスを受けた7杉田が決める
前半34分 (名)CKから5青山が決める
前半35分 (名)13成瀬が相手GKからボールを奪いシュート
前半45分 (名)10杉浦のCKを5青山が頭で合わせる

磐田Yスタメン
      21牧野
12加藤 4鳥羽 5平松 23徳永
    10伊藤 8中岡
 37鈴木       20岩元
    7金原 13新里
交代
前半38分 中岡→18伊禮(伊禮がFW、金原がDH)

名古屋Yスタメン
      16久島
14菅原 15藤井 5青山 2吉田
    22萩野 37田邉
 13成瀬       10杉浦
    17松岡 7杉田
交代

感想
ほぼ互角の展開だったが、磐田がミスから立て続けに失点。これにより磐田が意気消沈、そこに名古屋がつけ込み前半だけで4ー0となった。
集中の切れた試合は見る価値もなく、巨大な雷雲も近づいてきていたので、前半だけで観戦を切り上げた。
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今週末の藤枝MYFCの試合は日本酒飲み放題

2017年04月25日 22時56分15秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFCのHPより

4/29(土祝)ホームカターレ富山戦「藤枝×富山 日本酒飲み放題&飲み比べ」イベント開催のお知らせ

4/29(土祝)に開催されるホームカターレ富山戦にて「藤枝×富山 日本酒飲み放題&飲み比べ」イベントを開催いたします。藤枝、富山それぞれ3蔵元の日本酒が無料で飲み放題。サッカー観戦のお供にお楽しみください。

■参加酒蔵一覧
藤枝市
【喜久醉】 青島酒造
【杉錦】 杉井酒造
【志太泉】 志太泉酒造
富山県
【満寿泉】 桝田酒造
【よしのとも純】 吉乃友酒造
【播州】 銀盤酒造

過去にはビールの飲み放題イベントもやっていた事があったが、今回は藤枝と富山の日本酒飲み放題イベント。
因みに藤枝駅からシャトルバスも出るとのこと。

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今日の一言 20170425

2017年04月25日 22時04分53秒 | 一言
縦割りの組織はトップダウン方式で命令が伝達しやすいが、トップから底辺たる現場まで距離が遠く、スピード感が失われる。また、各部門における自主性を促すのも難しい。
横割りの組織は各部門に決定権と責任を振り分けることで自主性とスピードが生まれる。各部門の統制を取る難しさはあるが、それをしっかり繋ぎとめるビジョンがあれば組織全体の方向性がブレることは無い。


元セレッソ大阪代表取締役社長 藤井純一
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浜松開誠館はなぜ優勝できないのか?

2017年04月23日 22時14分09秒 | その他
近年静岡県内でメキメキと頭角を現し、松原や竹内(共にエスパルス)といったプロ選手を輩出し、県内の強豪校の仲間入りを果たした感のある浜松開誠館。
各大会で安定して優秀な結果を残しているものの、昨年は総体・選手権共に準優勝など、未だに静岡県の代表校として全国大会に出場したことが無い。

数年前、開誠館の練習試合を見に行ったときに、スタッフの方から声をかけていただいたことがあった。その時に「開誠館についてどう思うか?」という質問を受け、サッカー素人が偉そうに、開誠館に対する自分の思うところを話たことがあった。
基本的には、その時に話た内容が、開誠館がなかなかタイトルが穫れない原因だと考えているのだが、その事について少し詳しく触れてみる。

およそ5年前、自分は5年後の静岡県の高校サッカー界は静学と開誠館の2強になっていると考えていた。(実際は、静学と開誠館の他に藤枝東と桜が丘が伝統校の意地を見せ、藤枝明誠もかなり頑張って強豪校の一角を成している状態となっている)
その理由は、開誠館中学からの一貫教育がうまく機能しており県西部の人材をうまく集められていること、人工芝専用グラウンドの設備が整っておりしっかり部員による掃除がされて綺麗に保たれていること、私立の強みで部活の強化に予算を充てられることだった。
実際、開誠館は各大会で常に優秀な成績を残し、プロ選手も複数人輩出している。

では、なぜ開誠館は優勝することが出来ないのか?
あと一歩で優勝することが出来ないということは、勝負弱いという事。
勝負弱い原因は確固たる自分たちのスタイルを持っていないことが挙げられる。
決勝戦のような大一番では、かならず苦しい時間帯をチームでくぐり抜けなければいけない場面が出てくる。そういった時にピッチに立っている11人が別々のことを考えていたら苦しい時間帯に踏ん張ることは出来ない。チーム全員が何も言わなくても意識を共有することが出来なければ刻一刻と状況が変わるサッカーの試合で苦しい時間帯をくぐり抜けることは出来ない。その本当の苦しいときにチームのよりどころとなるモノがチームのスタイルという事になる。
これが無いチームは、苦しい時間帯にチーム内の意識を統一することが出来ず、最後の一踏ん張りが効かなくなる。
静学ならテクニック、清商はカウンター、藤枝東はパスサッカーといった具合に全国で実績を残してきたチームにはチーム名を聞けばすぐに連想できるチームのスタイルが存在する。
それに対して開誠館は、毎年戦い方が変わり「開誠館といえば・・・」というスタイルが定着してこなかった。
これが開誠館が勝負所で勝つことが出来ない最大の理由だと思う。

そんな開誠館だが、昨年からチームの戦い方を少し変えてきた印象がある。
これまではプロ選手を輩出する事を第一目的としたエリート教育的な感じがあったが、昨年から選手の個を目立たせるのではなくチームの組織力を上げて組織的なサッカーで勝利を目指す戦い方に変えてきたように思う。
具体的には、チーム全体をコンパクトに保ち、全員で連動して動いてハイプレスをかけて高い位置でボールを奪い、素早い攻守の切り替えで得点を狙うという戦い方。昨年の選手権の頃から本格的に取り組んでいるように思うが、この戦い方はチーム全員が連動して動かねばならず高い戦術理解と運動量、組織力、そして集中力が必要になる戦い方で、大抵前半で運動量と集中力が切れてしまい、後半まで持たずダメダメになってしまう事が多い。
開誠館も前半は良い内容だけれど、後半ダメダメになることが多かったが、先日のプリンスリーグ東海第2節の静学戦の後半は運動量は落ちたものの集中力が切れることが無く守備組織が崩れることはなかった。
少しずつだが開誠館の組織的なサッカーは完成度が高まっていると感じた。
開誠館がこのまま組織的なハイプレスのサッカーを開誠館のスタイルとして定着させていくのかどうかはわからないし、スタイルが完全に定着するまでには5年はかかると思う。
だが、これまでの個を伸ばすサッカーより今の全員で頑張る組織サッカーの方が結果を出しやすい事は間違いなく、開誠館の初全国がそろそろ現実味を帯びてきたと感じた先日の静学戦だった。
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bs GKサッカー中継

2017年04月16日 18時59分23秒 | Jリーグ
今日のBS1(サブチャンネル)のJリーグ中継でGKに注目したサッカー中継を初の試みとしてやっていた。
内容は気持ちの良いくらいGKに注目した内容で、フィールドプレーヤーの動きはほとんどわからない。90分間GKの動きを追い続けるというシュールなものだった。
良い意味で割りきっていて、普段あまり注目されないGKに徹底的に注目するという意味では良い取り組みだったと思う。

個人的には、ハーフタイム中の小島氏のキーパーグローブの解説がマニアックで良かった。
「グローブの小指のつけ根と手首の間の所(手のひらの外側)が磨り減っているグローブは良いGKグローブ。理由は倒れた後に直ぐに起き上がろうとしている証だから」
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プレミアイースト2017第2節

2017年04月16日 14時09分52秒 | 高校サッカー・クラブユース
Jステップにてプレミアイーストを観戦

清水Y 4ー0 京都Y

得点
前半20分 17佐野のCKを10鈴木が頭で合わせる
後半6分 相手パスミスを拾った10鈴木がスルーパス、11滝が決める
後半29分 11滝のパスを受けた25斉藤が決める
後半44分 17佐野のFK直接

得点には至らなかった決定機
前半43分 (清)前線でたてパスを受けた9平墳がスルーパス、抜け出した11滝がGK1対1でシュート放つがGKJ1若原がファインセーブ
後半14分 (清)11滝のクロスを14新関が頭で合わせるがGK1若原がファインセーブ
後半24分 (京)8橋本のクロスを17服部が頭で合わせるが枠外
後半38分 (京)10財前のドリブルシュートが枠外

清水スタメン
      16梅田
6吉田 4平岡 2堅物 3伊藤研
    23栗田 17佐野
 14新関       10鈴木
    11滝  9平墳
交代
後半26分 平墳→25斉藤
後半26分 新関→18望月
後半41分 鈴木→7松本
後半45分 平岡→15鳥居

京都スタメン
      1若原
6俣野 5江川 4長峰 12岡崎
      13福岡
   19杉田   10財前
 9山田  17服部  8橋本
交代
後半0分 杉田と橋本がポディションチェンジ
後半22分 山田→7中田
後半22分より以下のとおりポディションチェンジ
   1
6 5 4 12
   7
  13 8
 17 10 19

後半33分 橋本→11菊川

感想
清水が京都相手に完勝した試合だった。清水は開幕2連勝。
清水は前半からボールポゼッションで上回り優位に試合を展開。前半にセットプレーから先制。後半の速い時間帯に追加点を奪う理想的な試合運びで危なげなく勝利した。
清水はFWの9平墳と11滝、2列目の10鈴木と14新関の4人が強力で前線の破壊力が目立っていた。またダブルボランチの2年生の2人の出来が良く中盤からチームに安定感を与えていた。さらにSBの2人の守備力が高くボランチとSBの4人の地味に良い仕事が前線4人の攻撃力を引き立たせていた。
京都は良いところ無く敗戦。開幕2連敗となった。
年代別代表常連の13福岡はアンカーの位置で起用されていた。もともと守備がすごく良い選手というより攻撃の起点になる選手だが、この位置でき要することでチームの攻撃の起点として機能させるとともに、福岡の将来性のことを考えた守備力強化の意味合いもあったと思われる。今日は清水の中盤に支配され劣性の中苦しい舵取りとなっていた。
京都はウエストからイーストに移籍してきて、イースト1年目となるわけだが、完全に被害者といって良いと思う。移動距離がハンパなく増えることはもちろん、環境がガラリと変わることで対戦相手の情報が少ない状況での戦いを強いられている。日本サッカー界の西高東低現象が生んだ被害者となってしまった。
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プリンスリーグ東海2017 第2節

2017年04月15日 17時58分57秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝総合にてプリンス東海第2節を観戦

藤枝東 0ー1 名古屋Y

得点
前半22分 10杉浦のCKを22萩野が頭で合わせる

得点には至らなかった決定機
前半7分 (名)相手DFの縦パスをカットした7杉田からのスルーパスに抜けだした25手島がGK1対1でシュート放つがGK1松下がファインセーブ
前半28分 (名)ゴール前で10杉浦から17松岡、22萩野につなぎ、22萩野がミドルシュート放つがDFブロック

藤枝東スタメン
      1松下
  2杉山 5山口 3平出
    4山本 7田村
24三井   14平尾剛  12加藤
    9曽根優10曽根大
交代
後半0分 田村→16井上(井上がFW、曽根大がトップ下、平尾剛がDH)
後半28分 三井→8鈴木朋
後半28分 山本→13酒井
後半40分 平尾剛→22鈴木大
後半40分 曽根大→15増田

名古屋Yスタメン
      1水谷
3宮島 14菅原 5青山 2吉田
    22萩野 8山本
 25手島       10杉浦
    7杉田 17松岡
交代
後半30分 手島→9金(金がFW、杉田が2列目右)
後半39分 松岡→37田邉
後半43分 杉浦→11北邑
後半45分 山本→20浅井

感想
全体的にやや名古屋ペースで試合が進み、実力差がそのまま結果に現れた格好になった試合。
名古屋がぺースを握るも要所でミスが目立ち攻めきれない展開が続いた。本来なら後半に試合を決める2点目を奪ってもっと楽に試合を進めたかった所だったが、なかなか攻めきれず残り10分は引いて守りに入り藤枝東の攻撃をかわして勝利を手にした格好となった。
藤枝東はなかなか攻撃の形を作ることが出来なかった。たまに攻撃の形を作るもののシュートまでいけないシーンの連続だった。
名古屋は17松岡がフィジカルの強さを活かした前線でのプレーが目を引いた。また14菅原の守備のうまさはさすがだった。
藤枝東は5山口が激しい当たりの守備で要所を締める活躍が目立っていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水総合に移動して梯子観戦

静学 0ー1 開誠館

得点
後半38分 スローインを15岡島が頭で合わせる

得点には至らなかった決定機
前半22分 (開)9平松のFKを14松本が頭で合わせるが枠外
後半4分 (開)9平松のCkを14松本が頭で合わせるが枠外
後半25分 (静)カウンターから7小澤がドリブルシュート放つがGK1青島がファインセーブ
後半30分 (開)こぼれ玉を11鈴木がミドルシュート放つがクロスバー直撃


静学スタメン
      1高野
2長谷部4江口 3金澤 6東山
    12清水 18三枝
 9中野  10渡井  11伊藤
      13塩浜
交代
後半0分 三枝→8河口
後半7分 長谷部→14鈴木
後半13分 中野→7小澤


開誠館スタメン
      1青島
5古田 4高岡 13柳本 17大久保
    14松本 7山田
 16弓場       10三浦
    9平松 11鈴木
交代
後半15分 弓場→15岡島
後半40分 鈴木→19馬着
後半45分 平松→6前田

感想
前半は開誠館のハイプレスが機能し静学は中盤で自由に前を向いてボールがもてない時間帯が続いた。開誠館はハイプレスから高い位置でボールを奪い攻撃を仕掛ける形が良く機能していた。
後半に入ると開誠館は運動量が落ちてハイプレスがかからなくなり静学が前を向いて攻撃を組み立てる時間帯が多くなった。それでも開誠館は組織的な守備で静学の攻撃を抑え、後半終盤にセットプレーから先制点を奪い開誠館が勝利した。
開誠館の見事な組織力が目立った試合だった。前半のハイプレスは非常に強力で静学はほとんど前を向いて攻撃を組み立てることが出来なかった。開誠館はこれまでも前半積極的なプレッシングを見せた試合が多くあったが、後半に運動量がガクンと落ちてしまい後半はない洋が非常に悪くなる試合が多かったが、今日の試合は後半ハイプレスはかからなくなったもののしっかり組織的な守備で対応し守備陣が崩れるようなことがなかった。
開誠館の戦い方はチーム全体をコンパクトに保った全員攻撃全員守備。簡単にいうと人の塊を作ってそれを相手ボールの所にぶつけてボールを奪うという作戦。これは簡単なようで非常に難しいこと。チーム全体で連動して動かなければいけないので体力と集中力の消耗が激しい。高校生がこれを90分間続けることは不可能に近いが、今日の開誠館は後半にうまく切り替えていたと感じた。
また開誠館は新人戦の時からメンバーの配置を大きく変えていた。FWだった高岡がCB、SBだった平松がFW、SBだった松本がDH、CBだった山田がDHといった具合で、各ポディションが大きく様変わりしていたが、全員攻撃全員守備の開誠館にはポディションはあまり関係ないのかもしれない。
静学は開誠館のハイプレスに屈した形になった。前半はほとんど何もさせてもらえなかった。後半やや相手のプレスが緩んで前を向いて攻撃を組み立てられるようになったが、前半で乱れたリズムを引きずった戦い方で、自分たちのリズムで攻撃を組み立てていたとは言い難い内容だった。今日の開誠館の前半のプレスについては、本来なら大きくボールを動かして相手を消耗させるボディーブローを打つのが上策だが、敢えてそのプレスに真っ向からドリブルとショートパスで挑むのが静学サッカー。今日の開誠館のプレスを90分間受け続ける中で静学サッカーが表現できるようになれば、全国どこに行っても観客を満足させる試合をすることが出来るようになる。
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U20代表候補合宿候補メンバー

2017年04月13日 21時50分54秒 | ユース代表
U-20日本代表候補合宿メンバーが発表された

GK
小島(早稲田大)
波多野(FC東京)
DF
町田(鹿島)
藤谷(神戸)
大南(磐田)
舩木(C大阪)
橋岡(浦和Y)
MF
坂井(大分)
神谷(湘南)
森島(広島)
遠藤(横浜)
針谷(磐田)
FW
小川(磐田)
岩崎(京都)
田川(鳥栖)

感想
5月のU-20W杯を直前に控え、ほぼ召集当確の選手は除外して、召集濃厚選手と当落線上ギリギリの選手を見極めるための合宿という位置づけ。
今回選ばれた選手達が最後のアピールで世界大会メンバー入りに滑り込むことが出来るか注目の合宿。

召集当確と思われる選手は以下のとおり
GK 小島
DF 中山、富安、板倉、初瀬、岩田
MF 原、三好、堂安
FW 小川、岩崎、久保

GKはFC東京U23で出番を得ている波多野が同じチームの廣末をリードした格好。大迫の逆転召集もまだあり得る。
DFは今回の合宿でバックアップメンバーを見極めたい様子。
MFは最後まで選考が続く激戦区。最近調子の良い森島とこれまでチームを引っ張ってきた坂井の争いが激しくなっている様子。そこに売り出し中の針谷も参戦してよくわからない状況。
FWは小川と岩崎はほぼ確定。久保も協会からの強力な推薦で入ってくるものと思われる。このチームのエースを張ってきた岸本は厳しい状況。

ただ、このチームの最終目標はU-20W杯ではなくて2020年の東京五輪。5月の世界大会が終わってもチームは解散せずに7月のアジア選手権を戦い、そのままオリンピック代表チームと名を変えて海外遠征などを繰り返していくだろう。
世界大会が大きな一つの区切りにならず、通過点という扱いが強いのが今回のチームの大きな特徴。
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県ユースAリーグ 第3節

2017年04月09日 20時52分58秒 | 高校サッカー・クラブユース
明誠Gにて県ユースAリーグを観戦

静学2 1ー2 袋井 ※後半のみ観戦

得点
前半 袋井2得点 (詳細未確認)
後半11分 25田中のクロスを18村瀬が合わせる

静学 後半開始時メンバー
      17木佐貫
21松井 5鈴木 2清  12大澤功
    4小西 6田村
 25田中  18村瀬  11鈴木
      9戸塚
交代
後半29分 鈴木→ヨ平名

※前半には小澤晴、小原も出場していたらしい

袋井メンバー
   21
2 4 5 7
  
8 6 14 11

  10 12
交代
後半13分 8→9
後半20分 12→13
後半31分 7→15
後半37分 11→22
後半40分 6→16

感想
都合により後半のみの観戦なので後半のみの感想。
後半開始時に会場に到着し観戦開始、得点表示がなかったので前半の結果が分からないままの観戦。試合は静学がボールを支配して攻め込む展開が続いており、後半11分に静学が得点。その後も静学が攻め込むが決めきれず試合終了。後半だけ見た感じでは2ー0位で静学が勝利したかと思いきや、結果は2ー1で袋井勝利とのこと。
聞いた話では静学は前半がダメダメで、後半にメンバーや配置を変えてぺーすを握ることが出来たものの同点に追いつくことは出来なかった試合だったとのこと。
静学セカンドはこれで県Aリーグ開幕3連敗。ボールは支配するもの守りきれない試合が続いている。昨年はAチームが16人で17人目の選手からセカンドチームを作ることが出来たが、今季はAチームが24人で活動しており、セカンドチームは25人目からの選手でチーム編成をせねばならず苦しい戦いが続いている。
もともとAチームに良い選手を送り込むのがセカンドチームの使命なので、セカンドチームが結果に固執する必要はないが、負けが続いてチームの雰囲気が緩くなったり緩慢になると、静学そのものにとってのマイナスになってしまうのでそのあたりは難しいところ。
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プリンスリーグ東海2017 第1節

2017年04月08日 14時21分24秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙球技場にてプリンス東海第1節を観戦

静学 3ー1 桜が丘

得点
前半1分 (静)18三枝の縦パスを受けた11伊藤がドリブルで仕掛けクロス、7小澤が決める
前半19分 (桜)10渡辺のクロスを静学DFがオウンゴール
後半24分 (静)7小澤からのスルーパスに抜けだした18三枝のシュート
後半38分 (静)11伊藤からのパスを受けた18三枝のシュート

得点には至らなかった決定機
前半21分 (静)10渡井のドリブルからのパスを受けた13塩浜がシュート放つがGKセーブ
前半42分 (静)10渡井のドリブルシュートが枠外
後半30分 (静)10渡井のクロスを18三枝がシュート放つがGK1眞杉がファインセーブ

静学スタメン
      1高野
2長谷部4江口 3金澤 6東山
    12清水 18三枝
 7小澤  10渡井  11伊藤
      13塩浜
交代
後半43分 小澤→14鈴木


桜が丘スタメン
      1眞杉
5山田 3勝村 19森  2味岡
    7築地 18川口
 10渡辺  8白井  11松下
      9大屋
交代
後半16分 渡辺→12徳久
後半22分 松下→15鈴木
後半40分 築地→24平野(平野がFWで1トップ、白井と大屋がトップ下)


感想
静学がボール支配するもののなかなか決めきれない展開が続いたが、後半に決勝点とだめ押し点を奪い静学が勝ちきった試合だった。
シュート数は手元の集計で静学21:桜が丘0。桜が丘はシュート0本でオウンゴールの1点のみという結果に終わった。
試合は前半から静学がボールをポゼッションし開始早々に先制するが、その後オウンゴールで追いつかれた後は、静学がボールを持つモノのジリジリとした展開が続いた。後半になると静学のリズムは悪くなり桜が丘に前を向いてボールを持たれるシーンが目立つようになったが、後半24分に公式戦初出場の18三枝が3列目からの飛び出しで決勝点を奪うと、その後もうまく攻撃に絡み駄目押しとなる3点目も奪い試合を決めた。
桜が丘は1トップが新人戦で主力だった前線でボールをおさめられる原田ではなく足下の技術のある9大屋がスタメン起用されていた。2列目にドリブルで仕掛けられる選手を配置し蹴るサッカーではなく足下からつなぐサッカーをやろうとしていたが、静学相手になかなか前を向いてボールを持つことが出来ず、シュート0本という結果に終わった。
桜が丘は今年の3年生がエスパルスやジュビロの下部組織から多くの有力選手が入ってきた年代で、その多くが足下に技術のあるクラブ育ちの選手が多く、カウンターの清商サッカーから中盤からパスをつなぐ桜が丘サッカーに移行する3年計画の3年目に当たる年となっている。(個人的見解)
今日の桜が丘は「静学相手につなぐサッカーがどれだけ出来るか試してみた」という感じだったが、静学のリズムを崩すところまではいけたが、シュートシーンを作るところまではいけなかったという結果に終わった。
今日の結果を受けて桜が丘がどのように今季の戦い方の梶をきってくるのか今後に注目したい。
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