藤枝総合にてJ2を観戦
藤枝MYFC 3ー0 徳島ヴォルティス ※公式入場者数:2353人
得点
前半38分 5小笠原のフィードを8岩渕がスルー、ボールを受けた27榎本のミドルシュート
後半12分 16山原の縦パスを23徳永がスルーして8岩渕がサイドへ散らす、24久保が右サイドからクロス、流れるような展開で中央でフリーになっていた8岩渕のシュート
後半44分 22久富からのパスを受けた24久保のクロスを10横山が決める
得点には至らなかった決定機
前半22分 (藤)27榎本が23徳永とのワンツーで抜け出しシュート放つがDFブロック
前半23分 (藤)23徳永のCKを2川島が頭で合わせるが枠外
前半25分 (徳)10杉本の素早いリスタートから抜け出した39西野がシュート放つがGK31上田のファインセーブ
藤枝スタメン
31上田
5小笠原2川島 16山原
17平尾 10横山
24久保 27榎本
8岩渕 23徳永
11アンデルソン
交代
後半21分 徳永→6新井(新井がDF、平尾が2列目)
後半21分 岩渕→28矢村
後半29分 アンデルソン→22久富(久富が右サイド、久保が2列目、矢村がFW)
後半45分 横山→42金浦
徳島スタメン
1ホセ
4安部 3石尾 26森昂
7白井
39西野 24西谷
10杉森 23玄
8柿谷 9森海
交代
後半0分 玄→30坪井
後半0分 森海→15棚橋
後半15分 柿谷→16渡
後半15分 杉本→20児玉
後半33分 西野→27櫻井(櫻井がDH、坪井が右サイド)
●感想●
連戦からのけが人続出での4連敗中で得点王の9渡辺が出場停止という、まさに序盤の正念場と言って良い状況で迎えた試合。
徳島は藤枝と似たポゼッション重視の攻撃的なチーム。試合は攻撃的なチーム同士の対戦ということで期待したとおり互いの攻撃力を全面に活かした攻撃のぶつかり合いという見ていて面白い試合になった。
結果的には3ー0で藤枝の完勝。
藤枝は渡辺の代わりに出場した11アンデルソンが前線で存在感を示す大活躍。9渡辺の欠場を感じさせなかった。
徳島は柿谷、杉本、渡など過去に徳島で活躍してステップアップしていった選手が古巣に戻ってきて迎えたシーズン。選手の顔ぶれは豪華だがJ2で苦しい戦いが続いている。個人的には徳島のチームスタイルは好きなので今の徳島の成績はかなり寂しいが、今日徳島のサッカーを現地観戦して感じたのは「更正した若者は教官にはなれない」ということ。この件については詳しくは書きません。
●個人的に注目したシーン●
・前半1分44秒 裏に抜け出すときの11アンデルソンのフィジカル
11アンデルソンが相手選手との競り合いでフィジカルの強さを見せたシーン
・前半6分45秒 17平尾のスライディングで相手の攻撃を防いだシーン
徳島の決定機につながりそうな危うい場面で徳島の攻撃を防ぎ事なきを得たシーン
・前半29分00秒 11アンデルソンが密集を1人で抜け出したシーン。
11アンデルソンが非常に危険な選手だと言うことを徳島選手に強く印象付けたシーン
・前半41分03秒 11アンデルソンが味方選手の裏へのパスに反応して裏へ抜け出したシーン
11アンデルソンが相手選手を追い抜きマイボールにした。アンデルソンがフィジカルだけでなくスピードも武器であるという事がよくわかるシーン。
・前半44分09秒 17平尾が9森海からボールを奪い取ったシーン。
徳島のカウンターの芽を摘むだけでなくマイボールにしてみせた。
・後半16分54秒 10横山がボールロスとしたシーンでの8岩渕のフォロー
岩渕のナイスフォローでボールを取り返し攻撃を終わらせなかった。
・後半26分10秒 藤枝のカウンターのシーン
ボールを持った10横山がワイドに開き後方からの選手の上がりを待つシーンで、藤枝の選手が後方から何人も横山を追い越し上がってきて迫力のあるカウンターになったシーン。何発も打ち上がる花火のスターマインを見ているような気分になった。
・後半31分20秒 スローインを受けた24久保がターンでDFをはがしてクロス。久保が独力でサイドを崩したシーン。
・後半33分05秒 徳島のシュータリングをGK31上田が足で防いだシーン
難しい対応になったシーンだったが、上田が見事に足一本で防いだナイスセーブだったシーン。
●個人的に最も注目したシーン●
前半21分25秒 11アンデルソンの守備シーン
何でもない非常に地味なFWがプレスをかけるシーン。個人的にこのシーンを最も注目した理由は11アンデルソンが攻撃だけで守備面では使い物にならない外国人か?、それともしっかり守備も出来るフォアザチームの出来る外国人か?を見極められるシーンだったから。
今日の活躍を見てわかるとおり、11アンデルソンは今後かなりの活躍が期待できる助っ人外国人。ただ、助っ人外国人あるあるで、攻撃力はすごいけれど守備を全くしなくてそのしわ寄せが他の選手の所にきてしまい、助っ人外国人が守備面でチームの足を引っ張ってしまうという事。
アンデルソンがそうならないかの不安があったが、前半28分28秒のシーンを見てそれは大丈夫そうだと感じた個人的な重要なシーン。
「こんな何でもないプレスのシーンで何がわかるんだ?」と言われそうだけれど、何でもないシーンだからこそ、その選手の素が出るシーン。
このシーンでアンデルソンがボールホルダーとGKの間にボールを奪いに行っていたら守備面で足を引っ張る選手。頭の中がチームでプレスをかけるより事よりも自分がチャンスボールを得ることがメインになっている証拠になるようなシーンだったが、しっかりボールホルダーに対してチームでプレスをかけるプレッシングをしていた。フォアザチームの出来る助っ人外国人だと判断できそうだなと感じたシーン。11アンデルソンの個の能力の高さは今日の試合を含め最近の試合で証明されているが、チームとして機能出来る選手だということもわかり、今後の活躍が大いに期待できる選手だといえると思う。
●選手個評●
上田:複数回のファインセーブ。特に前半25分のファインセーブはチームを救った。
小笠原:先制点に結びつくフィード。守備も安定していた。
川島:出足の良く相手の前に出るパスカットも見せ調子の良さを感じさせた。
山原:攻撃にも良く絡んだ。守備の安定。
徳永:ワンタッチでボールをうまくつないだ。
平尾:前半は名ボランチの動き。後半は少し雑になった。
久保:2アシスト。個の力でサイドを打開した。
榎本:うれしい初得点。次は置きに行くシュートではなくボールを叩くシュートがみたい。
横山:良くボールをキープしてボールを動かし、最後にだめ押し点。
岩渕:先制のシーンは見事なスルー。2点目は流れる攻撃を演出して自ら得点。
アンデルソン:ハンパない助っ人外国人感。最後は輿に乗って悠々と退場。
矢村:矢村が入ると藤枝の攻撃にブーストがかかる。欠かせない選手。
新井:運動量豊富にボールに絡んだ。
久富:短い時間で3点目に絡む。
金浦:時間短く評価なし。
藤枝MYFC 3ー0 徳島ヴォルティス ※公式入場者数:2353人
得点
前半38分 5小笠原のフィードを8岩渕がスルー、ボールを受けた27榎本のミドルシュート
後半12分 16山原の縦パスを23徳永がスルーして8岩渕がサイドへ散らす、24久保が右サイドからクロス、流れるような展開で中央でフリーになっていた8岩渕のシュート
後半44分 22久富からのパスを受けた24久保のクロスを10横山が決める
得点には至らなかった決定機
前半22分 (藤)27榎本が23徳永とのワンツーで抜け出しシュート放つがDFブロック
前半23分 (藤)23徳永のCKを2川島が頭で合わせるが枠外
前半25分 (徳)10杉本の素早いリスタートから抜け出した39西野がシュート放つがGK31上田のファインセーブ
藤枝スタメン
31上田
5小笠原2川島 16山原
17平尾 10横山
24久保 27榎本
8岩渕 23徳永
11アンデルソン
交代
後半21分 徳永→6新井(新井がDF、平尾が2列目)
後半21分 岩渕→28矢村
後半29分 アンデルソン→22久富(久富が右サイド、久保が2列目、矢村がFW)
後半45分 横山→42金浦
徳島スタメン
1ホセ
4安部 3石尾 26森昂
7白井
39西野 24西谷
10杉森 23玄
8柿谷 9森海
交代
後半0分 玄→30坪井
後半0分 森海→15棚橋
後半15分 柿谷→16渡
後半15分 杉本→20児玉
後半33分 西野→27櫻井(櫻井がDH、坪井が右サイド)
●感想●
連戦からのけが人続出での4連敗中で得点王の9渡辺が出場停止という、まさに序盤の正念場と言って良い状況で迎えた試合。
徳島は藤枝と似たポゼッション重視の攻撃的なチーム。試合は攻撃的なチーム同士の対戦ということで期待したとおり互いの攻撃力を全面に活かした攻撃のぶつかり合いという見ていて面白い試合になった。
結果的には3ー0で藤枝の完勝。
藤枝は渡辺の代わりに出場した11アンデルソンが前線で存在感を示す大活躍。9渡辺の欠場を感じさせなかった。
徳島は柿谷、杉本、渡など過去に徳島で活躍してステップアップしていった選手が古巣に戻ってきて迎えたシーズン。選手の顔ぶれは豪華だがJ2で苦しい戦いが続いている。個人的には徳島のチームスタイルは好きなので今の徳島の成績はかなり寂しいが、今日徳島のサッカーを現地観戦して感じたのは「更正した若者は教官にはなれない」ということ。この件については詳しくは書きません。
●個人的に注目したシーン●
・前半1分44秒 裏に抜け出すときの11アンデルソンのフィジカル
11アンデルソンが相手選手との競り合いでフィジカルの強さを見せたシーン
・前半6分45秒 17平尾のスライディングで相手の攻撃を防いだシーン
徳島の決定機につながりそうな危うい場面で徳島の攻撃を防ぎ事なきを得たシーン
・前半29分00秒 11アンデルソンが密集を1人で抜け出したシーン。
11アンデルソンが非常に危険な選手だと言うことを徳島選手に強く印象付けたシーン
・前半41分03秒 11アンデルソンが味方選手の裏へのパスに反応して裏へ抜け出したシーン
11アンデルソンが相手選手を追い抜きマイボールにした。アンデルソンがフィジカルだけでなくスピードも武器であるという事がよくわかるシーン。
・前半44分09秒 17平尾が9森海からボールを奪い取ったシーン。
徳島のカウンターの芽を摘むだけでなくマイボールにしてみせた。
・後半16分54秒 10横山がボールロスとしたシーンでの8岩渕のフォロー
岩渕のナイスフォローでボールを取り返し攻撃を終わらせなかった。
・後半26分10秒 藤枝のカウンターのシーン
ボールを持った10横山がワイドに開き後方からの選手の上がりを待つシーンで、藤枝の選手が後方から何人も横山を追い越し上がってきて迫力のあるカウンターになったシーン。何発も打ち上がる花火のスターマインを見ているような気分になった。
・後半31分20秒 スローインを受けた24久保がターンでDFをはがしてクロス。久保が独力でサイドを崩したシーン。
・後半33分05秒 徳島のシュータリングをGK31上田が足で防いだシーン
難しい対応になったシーンだったが、上田が見事に足一本で防いだナイスセーブだったシーン。
●個人的に最も注目したシーン●
前半21分25秒 11アンデルソンの守備シーン
何でもない非常に地味なFWがプレスをかけるシーン。個人的にこのシーンを最も注目した理由は11アンデルソンが攻撃だけで守備面では使い物にならない外国人か?、それともしっかり守備も出来るフォアザチームの出来る外国人か?を見極められるシーンだったから。
今日の活躍を見てわかるとおり、11アンデルソンは今後かなりの活躍が期待できる助っ人外国人。ただ、助っ人外国人あるあるで、攻撃力はすごいけれど守備を全くしなくてそのしわ寄せが他の選手の所にきてしまい、助っ人外国人が守備面でチームの足を引っ張ってしまうという事。
アンデルソンがそうならないかの不安があったが、前半28分28秒のシーンを見てそれは大丈夫そうだと感じた個人的な重要なシーン。
「こんな何でもないプレスのシーンで何がわかるんだ?」と言われそうだけれど、何でもないシーンだからこそ、その選手の素が出るシーン。
このシーンでアンデルソンがボールホルダーとGKの間にボールを奪いに行っていたら守備面で足を引っ張る選手。頭の中がチームでプレスをかけるより事よりも自分がチャンスボールを得ることがメインになっている証拠になるようなシーンだったが、しっかりボールホルダーに対してチームでプレスをかけるプレッシングをしていた。フォアザチームの出来る助っ人外国人だと判断できそうだなと感じたシーン。11アンデルソンの個の能力の高さは今日の試合を含め最近の試合で証明されているが、チームとして機能出来る選手だということもわかり、今後の活躍が大いに期待できる選手だといえると思う。
●選手個評●
上田:複数回のファインセーブ。特に前半25分のファインセーブはチームを救った。
小笠原:先制点に結びつくフィード。守備も安定していた。
川島:出足の良く相手の前に出るパスカットも見せ調子の良さを感じさせた。
山原:攻撃にも良く絡んだ。守備の安定。
徳永:ワンタッチでボールをうまくつないだ。
平尾:前半は名ボランチの動き。後半は少し雑になった。
久保:2アシスト。個の力でサイドを打開した。
榎本:うれしい初得点。次は置きに行くシュートではなくボールを叩くシュートがみたい。
横山:良くボールをキープしてボールを動かし、最後にだめ押し点。
岩渕:先制のシーンは見事なスルー。2点目は流れる攻撃を演出して自ら得点。
アンデルソン:ハンパない助っ人外国人感。最後は輿に乗って悠々と退場。
矢村:矢村が入ると藤枝の攻撃にブーストがかかる。欠かせない選手。
新井:運動量豊富にボールに絡んだ。
久富:短い時間で3点目に絡む。
金浦:時間短く評価なし。