Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

準々決勝展望 静学対飛龍

2010年10月28日 20時43分07秒 | 高校サッカー・クラブユース
10月30日(土) 13時30分~ @草薙球技場
静岡学園 対 飛龍

今年の飛龍の試合は新人戦総体予選で2試合見たのみであまり詳しく知らない。
ディフェンスは中盤の底でチームを支える7後藤佑とDFリーダーの4重綱を中心に守り、10澤上・9小川の強力なFWにボールを合わせてくるという印象が強い。
静学がボールポゼッションする時間が多くなると思うが、リスク管理をしっかりしておかないとやられる試合展開になる、相手FWが強力なだけに数的同数のカウンターを受けたらアウトだと思っても良い。
飛龍のキーマンは7後藤佑だろう。攻守の切り替えの時にこの7後藤にフリーでボールを持たせてはいけない。逆にそこをしっかり潰すことができれば飛龍に勢いをつけさせることなく試合を進められると思う。


因みに翔洋対開誠館については、今年の開誠館は1試合も見たことが無いので、その試合については何もわからない。
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総体準々決勝展望 清商対磐田東

2010年10月27日 22時12分55秒 | 高校サッカー・クラブユース
10月30日(土) 10時30分~ @草薙球技場
清水商業 対 磐田東

下馬評は清水商業有利。
清水商業はプリンスリーグ以降見ていない。
今年の清商はボランチの位置でボールを落ち着かせることが出来ず、ゲームメイクに苦しんでいた。
それは昨年まではボランチに風間兄という絶対的な選手がいたが、新チームになってその風間兄の代役となる選手が出てこなかった。
プリンスリーグでは、本来エースFWの9岩崎をボランチの位置にコンバートしてツギハギ補強し、総体予選では中盤の底でのゲームメイクは諦めて前線へロングボールを放り込む戦い方で決勝まで勝ち進んだ。
選手権では中盤の底からゲームメイクをしてくるのか、前線の4人にロングボールを放り込んでくるのか注目したい。

磐田東は先日の藤枝明誠戦を観戦したがあまりよくなかった。ただこの試合は決勝トーナメント進出が決まった状態での試合だったので色々と試していたのかもしれない、実際2次リーグ直前の練習試合の出来はもっと良かった。
総体予選準決勝の静学戦を境に調子を落としていた磐田東だが、調子が戻っていれば清商に勝利できる力は充分にある。(総体予選の時のチーム状態なら、優勝候補静学の対抗馬の本命がこの磐田東だといっても良い)
総体予選の調子の良かった時に比べると選手同士の距離感が少しアンバランスになっているのが気になる。

予想は、磐田東の戦い方次第で変わってくる。
磐田東がポゼッションサッカーをようとしたら清商の勝利。
ブロックを作り組織的にプレスをかけたショートカウンター狙いのサッカーをしたら磐田東が勝つかもしれない。
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準々決勝展望 藤枝ダービー

2010年10月26日 21時42分08秒 | 高校サッカー・クラブユース
30日にいよいよ決勝トーナメントが行われる。

藤枝明誠 対 藤枝東 @藤枝総合 13時30分~

藤枝総合グランドの第2試合は藤枝ダービーとなった。
この藤枝ダービー、個人的に注目するのは「藤枝東のプライド」
今年下馬評から言ったら藤枝明誠有利と見て良いだろう。
藤枝明誠の組織力は今年も健在、藤枝東が真っ向から立ち向かって容易に崩せるものではないことは確かだと思う。
結論を先に言うと、藤枝東が藤枝明誠に勝つためには守りを固めて戦うことが一番の得策だと思う。
攻撃が2、守備が8くらいの意識で戦い、0-0のPKで勝てれば良いくらいの意識で戦うことが出来れば藤枝東にもチャンスがある。
藤枝東の選手全員が引いて守り、FWの選手もセンターサークル付近で守備に追われるような展開が続くことが理想的。
個の打開力に長けた選手が少ない明誠にとっては、藤枝東がポゼッションするよりも後ろでブロックを作られる方が苦しい戦いになる。
そのような戦い方を続けることで、後ろに選手を残し石橋を叩いて渡るような戦い方をする藤枝明誠の選手が痺れを切らせて誘い出されて前に出てきたら、岩崎のロングフィードと伏木と荒木のスピードが活きる展開になる。あとはFWが最後までボールを追うことが出来るかどうか。最後までつめれば必ずチャンスは生まれる。
ヒビの入った状態の組織なら崩すことはそう難しくは無い。ただしチャンスの回数は多くない。
TV放送されて注目の集まる藤枝ダービーで藤枝東がプライドを捨ててそのような戦い方が出来るのか注目。
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選手権2次リーグ 第3試合

2010年10月23日 18時37分08秒 | 高校サッカー・クラブユース
今日は磐田東Gと浜松海浜公園をはしご


藤枝明誠 2ー1 磐田東

得点
後半2分 (藤)23向田晋がゴール前で受けて左足シュート
後半10分 (磐)裏抜け出した9若松がGKと1対1になるがGK鷲山がエリア外でファールでとめる→鷲山レッドカードで退場→このファールで得た直接FKは壁に当たるがハンドの判定→PKを4鈴木が決める
後半19分 (藤)10若松が左サイドでボールを受けワントラップで相手をかわして中に切れ込み右足ループシュート


藤枝明誠スタメン
     1鷲山
3大橋 4伊藤航5向田将2神谷
    7原口 6中山
 11笹原 10松村 8伊藤優
     25園田
交代
後半0分 園田→23向田晋
後半0分 伊藤優→17森川
後半10分 鷲山退場 森川→12青山(GK)

磐田東スタメン
     1大橋
5野村 4鈴木 20成島 16笹田
    10黒田 6太田
 8杉山       7山岡
    9若松 11亀澤
交代
後半17分 山岡→19杉山
後半22分 杉沢→2勝田
  

感想
前半はほぼ互角の試合展開。組織力を活かした戦いをする明誠と、個の打開力で突破を図る磐田東という構図の戦いになった。
試合は後半から大きく動く。
後半頭からワントップに15園田に代えて23向田晋を投入。23向田晋はDFの選手で5向田将の弟、プリンスリーグでもCBで起用されていたが、今日はFWで起用された。これには応援席にいた明誠サッカー部員も「晋がFW!?」と驚きを隠せない様子のサプライズ采配だった。
しかしこのサプライズ采配がすぐに結果を出す、後半2分に23向田晋が先制点を奪取。ここから試合は一気に明誠ペースになり明誠が試合を優位に進める時間が続いた。
しかし一本の縦パスから磐田東が流れをひっくり返した。
後半10分に裏に抜け出した若松がGKと1対1になりファールで止められるが、これによりGK鷲山が退場、さらにその後PKを獲得し磐田東が同点に追いついた。
明誠は1人少ない状態で磐田東が完全に優位な状況になった。
それまでなかなか攻撃参加が出来なかった16笹田が守備を気にすることなく何度も攻め上がれるようになった。
しかし、またしても試合の流れが変る。
藤枝明誠は左サイドにいた10松村にロングボールを出すと若松がワントラップで相手選手を抜き去りそのまま右足ロングシュート、これが見事に決まり1人少ない明誠が決勝点をあげた。
その後試合は磐田東の勢いが弱まり、1人少ない藤枝明誠がこれといった決定機を作らせずにそのまま試合を終わらせた。

藤枝明誠は相変わらず組織力のチーム。
攻撃をしている時はDF3人とDH1人が必ず後ろで守備の準備をしていることが約束事で決まっている様子で、試合中それは必ず守られていた。
今年の明誠は攻撃力不足が課題だったが、10松村をDHからトップ下に上げ、両サイドにはスピードのある選手を配置し攻撃力不足の課題解消に取り組んでいる様子だった。
さらに6中山が基本的に中盤の底に残るシーンが多く、7原口がその分自由に動き回り原口のプレーエリアが広くなった印象を受けた。良い意味でも悪い意味でも「チーム原口」になってきていた印象だった。

磐田東は個々のプレーがチームプレーに活きなかった印象だった。
要はバラバラ。
1人1人が別々にやりたいことをやっている感じだった。


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静学 3-1 加藤暁秀

得点
前半8分 (静)24渡辺のFKを3松本が頭で合わせる
前半19分 (加)高い位置でボールを奪い9鈴木がそのまま決める
前半40分 (静)24渡辺のFKの跳ね返りを15星野がダイレクトボレー
後半33分 (静)15星野のサイドチェンジから9廣渡が右サイドをドリブルで切れ込みクロス、これを21大村が中で合わせる

静学スタメン
     17福島
2望月 4金  3松本 11小針
    8大島 15星野
 9廣渡 24渡辺 25長谷川
     14中西
交代
後半28分 渡辺→21大村

加藤暁秀スタメン
     1杉山
5川口滋4櫻井 3西山 2川口将
     20辻
 7後藤 10堀江 6伊藤
   12竹中 9鈴木
交代
後半10分 辻→11本間(本間と堀江のダブルボランチ)


感想
加藤暁秀は江本と塩島?が受験勉強のため引退したらしい。
前半の暁秀は細かいつなぎはなくロングボールを前線に入れてくる暁秀らしいサッカーを見せてくれた。しかし後半は息切れしたのか迫力を欠いた。

静学の内容は悪かった。よく失点1で済んだと思う。5失点しても不思議ではない内容だった。
いろいろ試していたのだとは思う。それを差し引いても良くなかった。
攻守のバランスが悪く切り替えが遅かったのがその原因。
切り替えが遅いというか、切り替えの時に走っていない選手が多すぎた。
暁秀はロングボールを蹴ってくるのだから普段以上に急いで戻らなければやられてしまうにもかかわらず、ボールを奪われた前線から中盤の選手は歩いて「DFラインに任せた」状態。
攻守が切り替わった時、守備に入る静学選手より攻撃に出る加藤暁秀の選手の方が走っている人数が多かったシーンも何度かあった。
数的優位を作ることは守備の基本だと思うが、守備になる静学の方が走ってる選手が少ないってどういうことだ?

ハッキリ言ってしまえば、切り替えが遅いとか言う以前に2列目の選手が守備をサボりすぎ。
攻撃時、前に前に行くあまりボランチとDFラインの間に広大なスペースが生まれていたことにより、暁秀FWはそのスペースのおかげで何度も効果的なカウンター攻撃を仕掛けられた。後半は暁秀の足が止まったが、後半も暁秀の勢いが止まっていなければ1失点では済まなかったと思う。

この試合、数的同数または数的不利の状況になったカウンターを何度受けただろう?あきれて数える気にもならなかった。

高円宮杯の広島Y戦では、相手ロングボールに対する対処は非常に良く出来ていた。しかし今日の試合でそれは見る影も無かった。
意識しないと出来ないのか?
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新人戦王者 崖っぷち

2010年10月22日 19時44分51秒 | 高校サッカー・クラブユース
明日、2次リーグの最終戦が行われる。
4つのリーグのうち既に2つは勝ち抜けチームが決まっている。
そんな中での注目は橘対飛龍の直接対決、そして静学対暁秀といったところか。

新人戦王者の加藤暁秀は、初戦で開誠館に負け、2戦目は新人戦決勝で戦った浜松南と引き分け完全に追い詰められた。
最終戦の相手は静岡学園、ただ勝つだけでは得失点差の関係で2位以内に入るのは難しく、大量得点差で勝たなければならない非常に厳しい状態。(暁秀が1-0で勝ち、開誠館が0-4で負ければ暁秀が2位になる)

今年の暁秀の試合は新人戦の決勝以来見ていない。
今年の暁秀は、堀江・江本・後藤など中盤の選手にテクニックのある選手が多く例年に比べつなぐサッカーをしていた印象がある。
しかし、つなぐ意識が高いため、伝統のキックアンドラッシュに迫力が無かった事も印象に残っている。
その時の暁秀サッカーを「炭酸の抜けたコーラみたいだ」とこのブログで表現したが、明日は伝統の暁秀サッカーを見せてくれるのか楽しみにしている。


因みに、サッカー観戦において自分が一番見たくない試合は、選手の集中力が切れて大差のつく試合。
最近では昨年のプリンスリーグでの橘の試合がその典型的な試合だが、選手集中力が完全に切れ「早く終わってくれよ」という選手の心の声が聞こえてきそうな試合は、応援してくれている人に対して失礼ともいえる。
明日は、崖っぷちに立たされた暁秀がどれだけ自分達のサッカーをピッチ上で表現してくれるかを楽しみにしている。
大量点が必要だからと言って不用意な攻めをして、そこから失点して「あぁ、もうだめだ」みたいに集中が切れてしまう試合は見たくない。

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高円宮杯U-21があっても良いじゃないか

2010年10月14日 22時57分08秒 | Jリーグ
広島Yの優勝で幕を閉じた高円宮杯。
現行の大会方式は今大会が最後で、来年からは東西に分けた全国リーグを1年間戦い、東西の優勝チームで最後に優勝決定戦を行う予定らしい。
決勝戦の内容に関しては、現地観戦ではなくTV観戦だったので詳しい感想を書くことは控える。

高円宮杯は現在高校生のU-18と中学生のU-15が存在し、U-18は1993年から(2003年から大会方式が大きく変った)、U-15は1989年から開催されている。
自分はさらにU-21という大会があっても良いのではないかと考えている。
対象は主に大学とJリーグの21歳以下の選手。
つまり大学3年生までと高卒3年目までのJリーガーが対象の大会だ。
狙いは、高校を卒業してJリーガーになった選手と大学サッカーを選択した選手の真剣勝負の場を設けること。さらにはサテライトリーグが廃止になり試合経験を積む場の無くなった若手Jリーガーの救済が主な目的になる。
おそらくJリーグのチームは21歳以下の選手でチームを作るには選手が不足し満足に1チーム作れない状態になると思うので、オーバーエージ枠として25歳以下の選手の出場を3人まで認めるとか、ユースチームの選手の出場を認めるといった措置が必要になってくると思われる。

各地域予選については、サテライトリーグが廃止されたことにより、各地域で独自の育成リーグを発足させる動きが出てきている。すでに関東・北信越・東海以外の地域では独自の育成リーグが以下のとおり発足し動き出している。

北海道:北海道チャンピオンズスーパーリーグ
東北:みやぎチャレンジリーグ
関東:未定
北信越:未定
東海:未定
関西:関西ステップアップリーグ
中国・四国:中四国サテライトリーグ
九州:九州チャレンジャーズリーグ

これら独自の育成リーグを母体として各Jクラブ、大学が参加するリーグが各地域で整備されることが高円宮杯U-21の本当の目的ともいえる。


今の日本の若手選手で最も伸び悩んでいるのが、18歳から21歳までのJリーガー。
公式戦に出られない選手が本気で狙えるタイトルを設けてほしいと思っている。

問題は大学サッカーの日程か。
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U-19代表選手選考について

2010年10月13日 20時00分29秒 | ユース代表
2大会連続で世界大会への切符を逃したU-19日本代表の選手選考について田嶋副会長のコメントが報道された。

今回については、FW重松(FC東京)、高木兄(東京V)、原口(浦和)、MF茨田(柏)、高木弟(東京V)といった選手達が所属クラブとの兼ね合いからか、代表に選ばれることは無かった。
田嶋副会長はJの主力選手もユース代表に積極的に招集させるべきだと言っている。


しかし、今年の7月に原技術委員長が全く逆のことを言っている。
既にクラブの主力になっている選手はユース代表ではなくクラブチームを優先させるべきだと言っているのである。



つまり
サッカー協会内部で、この所属クラブかユース代表のどちらを優先させるかハッキリしていない状態だという事がよくわかる。


副会長のコメントなのだから今後何らかの動きはあると思う。
しかし、所属クラブがそんな簡単に、注目度が低く金にならない子供の大会にチームの貴重な戦力を出すとは思えない。
結局、話し合いは平行線のまま頓挫するということだけはやめてほしい。
召集できるのか出来ないのかハッキリさせてほしいと願っている。


今回のU-19代表に関して布監督はチーム作りに関して「誰が選ばれても良いようにチーム作りをしている」というコメントをしている。
前回の大会では金崎が直前でナビスコ杯の決勝を優先させる事がきまり、さらに香川もA代表を優先させるという事で世界大会の切符をかけた準々決勝の試合に出ることが出来なかった。
その反省からか、誰が直前になって抜けても困らないようにチーム作りを進めていたとの事だった。
しかし、結果としてそれがチーム作りを遅らせる原因になってしまった。
初めから、誰が本番で呼ぶことが出来ないのかハッキリしていれば、もっと早い段階でチームを固めることが出来たはずだった。
代表チームとクラブとの兼ね合いがハッキリしていなかったことが予選敗退の原因のひとつだったと言って良いと思う。

最後に今回の田嶋副会長の「前回は金崎(名古屋)がいなかったし、今回は原口(浦和)が入っていなかった。」というコメントがどうしても言い訳に聞こえて仕方が無い。
W杯以降良い調子でここまで来ている日本サッカー界だが、「若い世代は弱い」と思われたくない「有望な若い選手はいるんだよ、その選手が出られなかったから負けたんだよ」と言っているように聞こえてしまう。
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U-19アジア最終予選 準々決勝韓国戦

2010年10月11日 17時38分50秒 | ユース代表
テレ朝チャンネルは契約していないのでインターネットで観戦。

勝てばU-20W杯出場権獲得となる大一番で韓国との対戦となった。

日本 2-3 韓国

得点
前半13分 CKの跳ね返りを指宿が右足ボレー
前半28分 指宿のターンを韓国DFがファールで止めPKゲット、指宿がPK決める
前半33分 空中戦に負けてボールを落とされ飛び出してきた韓国選手に決められる
前半40分位 これも空中戦に負けたところからの失点だった。
前半45分 FKを韓国選手に直接決められる

日本スタメン
     中村
岡本 遠藤 平出 阿部
   六平 藤田
 菊地     酒井
   指宿 宇佐美
交代
酒井→加藤
菊地→永井
指宿→杉本


感想
韓国に負けて2大会連続で世界大会への出場権を逃した。
結果は2-3だが内容は完敗だったと言って良いと思う。
完敗というか、日本の内容がひどかった。
これが日本代表かと疑いたくなるくらい不細工な戦い方だった。

簡単に説明すると、中盤での組み立てが無くDFでボールを奪ったら前線にロングボールを蹴りこむサッカー。
しかし、そのロングボールの精度はアバウトで前線で反応する選手もハッキリしていない状態だった。
がっかりを通り越して失望すら覚える内容に観戦していて悲しくなった。

選手が悪かったというよりも布監督の戦い方が悪かったと断言しても良いと思う。
おそらくリスクを避ける為に中盤での組み立てを省略し、素早く前線にボールを運びそこから押し上げようとしていたのではないかと思う。
しかし前線の指宿は体の張れるタイプではない。今日の試合でも空中戦の弱さは相変わらずで、空中戦に競りに行かず足元にボールが来るのを待っていたシーンもあった。元々指宿は足元でボールをこねるタイプのテクニシャンなのだから自分の得意なプレーをやろうとしていただけだと思う。指宿に前線で体を張らせようとしている時点で間違えている。

韓国は日本に対して空中戦で挑んできてそこから見事に試合をひっくり返した。
この世代の弱点である身長の低さからの連続失点。「パワープレーでいけば日本は崩せる」ということを相手に再認識させたような内容になった。
近年、高さだけのDFは好まずつなぐため技術もある選手を求めている為にフィジカル系のCBは年代別の代表で冷遇され続けているが、それなら今日の布監督の取った戦術の縦ポンサッカーは一体なんだったのか?後ろからつなぐ気配なんて無かった。わからないことだらけである。

今日の試合、見ていてもっとも悲しいプレー内容を見せたのは六平と藤田のダブルボランチ。
そもそもDFからボールが入ってこないのでリズムが作れない。こぼれ玉を拾っても全体が押しあがっていないので簡単にさばける場所も無く、韓国のプレスをかわし展開するだけのスキルが無くボールロストが目立った。
日本のストロングポイントであるボランチが、このチームではウィークポイントになっていた。

これで布監督はユース年代の代表監督として、連続でアジア予選敗退という結果に終わった。
ユース代表監督をサッカー協会のスタッフが持ち回りでやること事態をもういい加減改めるべきだと思う。


マスコミについて
テレビ朝日はTV中継なし。
昔、別の局が地上波で放送してくれていたことを思うとその扱いの差は激しい。
そのくせ、やべっちFCでは「プラチナ世代初のアジア王者に挑む」といって取り上げていたがこれは無責任な報道。
プラチナ世代と呼ばれる選手のほとんどが出場していないにもかかわらず、視聴者受けする言葉を無責任に使っているにすぎない。
そもそもテレビ朝日の判断基準は「数字が取れるかどうか」であって「日本サッカーのために」とか「育てよう」という意識は無いと思う。
 
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練習試合やナビスコカップ

2010年10月10日 18時03分51秒 | 高校サッカー・クラブユース
磐田東高Gにて練習試合を観戦

磐田東 2-0 神戸弘陵

得点
前半23分 ショートコーナーから後方でフリーになっていた4のミドルシュート
後半1分 9がPKを決める

磐田東スタメン
   1
5 3 4 16
  10 6
 8   7
  9 11
交代
後半から8→15(5が2列目15が右SB)


神戸弘陵スタメン
   1
88 4 93 96
  75 72
 19 62 47
   37
交代は確認せず

神戸弘陵は総体兵庫県予選での準優勝チーム。(優勝は滝川第二)

今年の春先の磐田東は強かった。プリンス東海2部の序盤は無失点で連勝し総体予選でも無失点のまま準決勝まで勝ちあがってきた。結局準決勝で静学に敗れたが今年静学が最も苦戦した試合だった。
しかし、総体予選を境に磐田東の調子が突如崩れる。
プリンス2部では総体予選後は1勝も出来ず、断トツ1位での1部昇格の流れだったのが、2位でなんとか(3位の暁秀と勝点で並ばれたが得失点差で2位)1部昇格を決めた。
プリンス2部最終戦の藤枝東戦を観戦したが、静学を苦しめた磐田東の姿は無かった。

2次リーグは藤枝明誠・清水東・磐田東がグループAに同居するが、磐田東が調子を落としたままなら決勝トーナメント勝ち抜きは明誠と清水東だと思う、しかし総体予選の時の調子に戻っていたら1位抜けの本命は磐田東にという事になると思う。磐田東の調子がグループリーグの行方を大きく左右することになると思う。
その磐田東の練習試合を観戦してきた。

結果からいうと「悪くない」。
総体予選後の悪かった時の磐田東に比べたら、かなり良くなっていると感じた。
裏を狙ってくる相手にシュートで終わる形は作らせていなかった。
静学と戦った時と比べると「まだもう少し」という感じもしたが「大分良くなっている」といって良いと思う。






磐田からアウスタへはしご観戦
ナビスコ杯準決勝

清水エスパルス 1-1 サンフレッチェ広島

前半試合を優位に進めながら決定機を外した清水、後半にカウンターから1点失い厳しい状況に追い込まれた。
試合終了間際に1点返しさらに猛攻を仕掛けるが1-1のまま試合終了。
前半決めるべきところで決めないとこういう結果になっちゃいますよね・・・
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高円宮杯 準決勝

2010年10月09日 21時18分00秒 | 高校サッカー・クラブユース
国立から帰宅。
肌寒い雨天の中での試合だった。


静学 2ー4 広島Y

得点
前半10分 (静)CKのはねかえりを24利根が頭で流し込む
前半43分 (静)11廣渡の右からのクロスを24利根が折り返したボールがそのままゴールイン
後半20分 (広)11川森がドリブルで右サイドをえぐりクロス、中にいた10砂川が合わせる
後半23分 (広)裏に抜け出した10砂川を2望月が倒しPK、10砂川がPKを決める
後半32分 (広)静学DFから18星野へパスが入ったところを7平田が素早いプレスでボール奪取、ゴール前にいた10砂川にボールが渡りそのまま決める
後半45分 (広)12藤田からゴール前の5岡本につなぎシュート

静学スタメン
     1一ノ宮
5片井 3金  4松本 13遠藤
    10大島 18星野
     7長谷川
 11廣渡 9鈴木 24利根
交代
後半2分 3金退場
後半9分 利根→2望月(望月が金の位置に入る)
後半25分 鈴木→26中西
後半40分 星野→20大橋


広島Yスタメン
     16大野
 15柳川 3宗近 18脇本
   7平田 6野口
10砂川       8浅香
   11川森 5岡本
     9井波
交代
後半15分位 宗近が退場
後半35分位 井波→12藤井
後半45分  浅香→14亀島
後半45分  岡本→14重行

感想
前半の静学は非常に良かったと思う。広島Yのロングボールを警戒しながら、前線からのプレスと裏へ走り出す選手へのバックラインのケアがうまく連動していた。攻撃面でも、利根がラッキーボーイとなり静学らしい攻撃を見せることが出来た。
問題は後半、2ー0で後半を迎えたが静学選手には特に油断はなかったと思う。しかし後半2分に早速アクシデント発生。ロングボールに対して相手選手との追いかけっこになった金が手を使って相手選手を倒したという判定でファールをとられる。これに対して抗議した金にレッドカードが出され退場。決定的な場面でもなければ、過剰な力で倒したようなプレーでもなく、ファールは少し厳しい判定だったが、抗議は過剰なものだったかもしれない、でなければレッドが出るようなプレーではなかった。
後半開始早々キャプテンを失った静学だったがさらに退場劇が続く、金退場の10分後位に宗近が2枚目イエローで退場、10人対10人になる、静学にとっては、この宗近の退場が結果的に悪い方向に出てしまった。
2ー0の状況で相手が10人になり「あぁ、もう大丈夫だ」と気持ちが緩んでしまったところを広島Yにつかれた。
これは、平成18年(杉浦世代)の高円宮杯決勝トーナメント1回戦での初芝橋本戦、オウンゴールで前半に先制を許したが後半開始早々同点に追いついき、さらに相手が1人退場した事から生まれた油断から攻め急ぎ、その後3分間で2失点して負けたあの試合と全く同じ内容。
ピッチ上の10人全員が同時に10分の1でも気を抜けば、結果的にさらに1人少なくなった事と同じ、2点負けた状態で宗近が退場となり後がなくなった広島Yの猛攻を防げないのは自然な流れだった。
気持ちの緩み、自分たちの力を出し切れなかったという意味で静学にとっては悔しい敗戦となった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


三菱養和 1ー3 FC東京Y

得点
前半21分 (東)左からのクロスを中にいた11秋岡がダイレクト前におとす、17岩木が走り込みシュート
後半13分 (東)11秋岡が12川田にエリア内で倒されPK、(川田は退場)11秋岡がPKを決める
後半16分 (東)10佐々木の右足ミドルシュート
後半17分 (三)8近藤が5小林に倒されPKゲット、8近藤がPK決める


三菱養和スタメン
     1野村
2横山 5櫻田 3後藤 12川田
    16川崎 6内藤
 7佐藤       10田中
    8近藤 9若狭
交代
後半0分 田中→11田鍋
後半13分 川田退場(そのまま3バック)
後半45分 川崎→4大野
後半45分 若狭→矢吹


FC東京Yスタメン
     16三浦
4廣木 5小林 3松藤 22村松
    15橋本 23岩田
 24野沢       17岩木
    10佐々木11秋岡
交代
後半20分 村松→13石原(4廣木が左SB、13石原が右SB)
後半42分 岩木→8奥村
後半45分 橋本→2永井


感想
FC東京Yの守備のうまさが目立った試合だった。
FC東京Yは昨年、一昨年に比べたらチーム力は落ちる印象だが、守備組織のしっかりした固いチームに仕上がっていた。
DFの身長は低いが、守備の出足の良さが非常に目立った。
「強い」というより「うまい」守備で、相手FWにボールが入る前にカットするか、前を向く前にボールをかすめ取るシーンの連続だった。
そのため三菱養和はシュートまでいくことが出来ず、結局相手DFの体格が小柄でも、体格差の勝負となる局面になる前にボールを取られていた。
昨年の平出やトップチームで活躍する椋原などFC東京Yは小柄ながらも守備のうまい選手を育ててくるなと感心した。

三菱養和の注目、名古屋内定の10田中は良いところ無しで前半で交代。前を向いてボールを持つシーンもほとんど無かったと思う。後半からはその田中に代わり、これまで怪我で出ていなかったU-16代表の田鍋が出てきて、2度ほどスピードに乗ったドリブル突破からチャンスを作ったが、その後は4廣木にうまく抑えられていた。
 
コメント
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