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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

J3 2020 藤枝対岩手

2020年09月27日 17時58分25秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 0ー0 岩手 ※公式入場者数:747人

得点

得点には至らなかった決定機
前半22分 (岩)14嫁阪からのパスを受けた6ワグネルのシュートをGK1杉本がファインセーブ
後半14分 (藤)4秋山のクロスを受けた20森島がシュート放つがGKセーブ
後半30分 (藤)4秋山がドリブルカットインからシュート放つが枠外
後半45分 (岩)岩手選手2人が裏に抜け出しシュート放つが枠外

藤枝スタメン
      1杉本
  2川島 6秋本 4秋山
      30松岡
22久富         13安藤
    15姫野 7水野
    20森島 9大石
交代
後半18分 大石→27吉平
後半18分 水野→14谷澤
後半18分 安藤→24那須川

岩手スタメン
      1土井
  4牟田 3藤井 8脇本
    19吉田 39小谷
18宮市         25有永
    23橋本 6ワグネル
      14嫁阪
交代
後半12分 嫁阪→11グレンネル
後半12分 橋本→49中野
後半20分 脇本→9岸田(岸田が2列目、中野が左サイド、有永が右サイド、宮市が3バック)
後半31分 吉田→41後藤
後半31分 ワグネル→32色摩


印象に残ったシーン
前半8分03秒 14嫁阪がドリブルでサイドをえぐったシーン。能力の高さを見せた。
前半36分30秒 後方からのフィードパスに対する9大石のトラップ。ポストプレーの見本のようなトラップだった。
前半39分00秒 13安藤のドリブルでのカットイン。局面を崩す臭いを感じさせたプレーだった。
前半39分20秒 2川島のオーバーラップ。シュートシーンまではいけなかったが周囲と噛み合い攻撃に厚みを持たせた。
後半9分10秒 岩手カウンターを6秋本がボール奪取。難しい対応だったがしれっとボールを奪い取ってみせた。
後半37分10秒 岩手セットプレーのハイボールを1GK杉本が難しい体勢ながらキャッチ。


感想
両チーム共に全体的に運動量が少なくゴール前のシーンも少なかった試合だった。
19日(土)に藤枝で試合をした後、八戸に移動して22日(火)に試合、その後また藤枝に戻って27日(日)に試合という強行日程が影響したか?全体的に運動量が少なく中盤での簡単なパスミスも多い見ごたえの少ない試合だった。
それでも藤枝は久しぶりの無失点試合でスコアレスドロー。悪いなりにしっかり無失点で試合をまとめた感じになった。
今日の試合で最も活躍が目立ったのが1杉本。前半の岩手決定機を防いだファインセーブは見事、後半ロスタイムの決定機もしっかりシュートコースを切って相手に得点を与えなかった。またこの強行日程でも15姫野の運動量が落ちないのは率直に凄いと思った。
岩手については14嫁阪が高いテクニックとスピードで藤枝守備陣の脅威となっていた。
今日の試合に関しては岩手のホームゲームの方がよかったと思う。そうすれば藤枝の移動は八戸から盛岡で済んだ。
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J3 2020 藤枝対熊本

2020年09月19日 18時37分00秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦 ※公式入場者数:773人

藤枝 1ー2 熊本

得点
前半44分 (熊)CKの跳ね返りを6河原がシュート
後半16分 (藤)24那須川のCKを4秋山が頭で合わせるがクロスバー直撃、その跳ね返りを4秋山がシュート放つがDFブロック、その跳ね返りを24那須川がシュート放ち、27吉平が触ってコース変える。
後半45分 (熊)カウンター、11浅川の超ロングシュート

得点には至らなかった決定機
前半2分 (藤)15姫野のフィードを受けた22久富のクロスを9大石が頭で折り返し27吉平がシュート放つが枠外
前半3分 (熊)藤枝クリアミス拾った10伊東のシュートをGK1杉本がファインセーブ
前半12分 (熊)17石川のクロスを18高橋がシュート放つがGKセーブ
前半33分 (藤)9大石がミドルシュート放つも枠外
後半9分 (藤)15姫野のミドルシュートが枠外
後半12分 (藤)22久富のクロスを9大石がシュート放つがGKセーブ
後半23分 (藤)24那須川のクロスを14谷澤がシュート放つがGKセーブ
後半26分 (藤)右クロスを9大石が頭で合わせるがGKはじき、こぼれ球を24那須川がつめるがDFブロック
後半27分 (藤)15姫野のCKを4秋山が頭で合わせるがクロスバー直撃
後半44分 (藤)9大石からのパスを受けた24那須川のシュートをGKセーブ


藤枝スタメン
      1杉本
  2川島 6秋本 4秋山
    23片岡 15姫野
22久富        13安藤
      18枝村
    9大石 27吉平
交代
後半0分 安藤→24那須川
後半20分 枝村→14谷澤
後半30分 吉平→8岩渕
後半44分 片岡→7水野


熊本スタメン
      35内山
2黒木 3小笠原5菅田 17石川
      6河原
    10伊東 8上村
 7中原  18高橋  9谷口
交代
前半途中 黒木と石川がポディションチェンジ
後半7分 高橋がアフターで相手選手を蹴り一発レッド
後半13分 伊東→4酒井
後半13分から以下のとおり配置変更
   35
4 3 5 2
   6
 7 8 9
   17

後半30分 上村→31岡本
後半30分 中原→15酒本
後半30分 石川→11浅川
後半30分より以下のとおりシステム変更
   35
4 3 5 2
  31 6
 9   15
   11



●個人的に注目した点
前半10分30秒 ルーズボールに対する23片岡の体の入れ方。相手の攻撃の芽をつみ取るチャージを見せた。
前半25分50秒と前半29分05秒 4秋山の相手縦パスのカット。縦パスを狙いすまして奪い取り相手の攻撃をシャットアウトした。
前半26分40秒 4秋山のカバーリング。マークのズレを長い距離のカバーでピンチを未然に防いだ。
前半33分50秒 15姫野の中盤でのボールキープ。相手のプレスをいなして中盤に落ち着きを与えた。
前半35分30秒 セットプレーからの相手シュートに対する23片岡のブロック。
前半40分20秒 13安藤の縦へのドリブルの仕掛け。相手はファールで止めるしかなかった。
後半3分45秒 27吉平のボールの受け方。一人かわしながら同時に裏に抜け出す絶妙なボールの受け方だった。
後半21分40秒 9大石のポストプレー。地味なワンシーンではあったが、チームの求めているプレーを簡単にこなして見せたシーンだった。


●感想
非常に見ごたえのある面白い試合だった。
2位熊本と6位藤枝の上位対決。現在J3が15試合終了した時点で熊本が30得点、藤枝が29得点でJ3の得点数1位と2位チームの対戦という構図。
システム的に見ると熊本の3トップに対して藤枝が3バックなので藤枝の両ワイドが運動量を増やしてしっかり後方で数的優位を作ることが重要になる試合。
攻撃力が自慢のチーム同士の対戦、試合開始3分で両チーム共に決定機を作り出すなど、両チームの攻撃力がぶつかり合うゴール付近での攻防の多い見ごたえのある試合展開となった。
前半はほぼ互角もやや熊本の方が優勢かなという展開。前半終了間際に熊本がセットプレーから先制点を奪取。藤枝は前半は無失点で抑え切りたかったが終了間際のワンシーンで守り切れなかった。
後半になると7分に熊本はFWの18高橋が退場。数的優位となった藤枝が攻め込む展開となり後半16分に藤枝が同点に追いついた。さらに攻め込む藤枝は後半20分~30分の間に圧倒的に攻め込み何度も決定機を作り出すが決めきれず。
後半30分に熊本が最後の選手交代で3人代えて、引いて守り切るのではなく受けて立つ姿勢を見せると、熊本がやや押し返す展開となった。
それでも1人多い藤枝が優位に試合を進めるも決勝点を奪えず攻めあぐねていた後半ロスタイムに、最終ラインからのクリアボールを受けた11浅川が超ロングシュート。これが決まり2-1で熊本の勝利となった。
11浅川は前の試合でも途中出場で2得点。この試合もスーパーゴールで起死回生の決勝点という事で、得点直後の熊本ベンチは大盛り上がり。J2昇格を決めたかのような喜びようだった。
熊本はリーグ首位の得点数を誇るだけにその攻撃力はさすがだった。特に18高橋、9谷口、7中原の3トップが強力で、3トップにボールが入ると、ほとんどのシーンで各選手がシュートシーンまで持って行く力があった。

●この試合で特に注目したポイント:熊本大木監督の采配
1点リードした状態で後半7分に退場で1人少ない状態となり、大木監督がまず行った事が守備力のある選手を投入して守りを固める事。しかし後半16分に藤枝に同点に追いつかれ、さらにその後15分間藤枝の猛攻を受け続けた。
普通なら「1人少ない状況でアウェーで同点ならOK」で、引いて守り切るように指示を出すところだが、後半30分の選手交代は攻撃のスイッチを入れる交代と見えるものだった。実際後半30分以降は、防戦一方だった熊本がリズムを取り戻しチャンスのシーンも作り出すなど試合の流れは少しだが変わっていた。
そして後半ロスタイムの11浅川の劇的な決勝点。
大木監督の「1人少なくても自分たちのサッカーをやろう」というメッセージ付きの交代は、試合を見ごたえのある面白いものにするものだった。


●選手個評
杉本:前半の決定機を防いだビックセーブはさすがだった。キックも安定していた。
川島:能力の高い熊本FWをフィジカル能力で抑え込んでいた。
秋本:スピードをカバーする相手選手の前への体の入れ方はいぶし銀を感じさせた。
秋山:熊本のFWが相手だと秋山の守備能力の高さが良くわかる。セットプレーでも決定機を作った。
姫野:攻撃面でボールを散らし惜しいシュートもあった。
片岡:チームの潤滑油として機能していた。局面での体を張ったプレーも効いている。
久富:良いクロスを供給。対峙していた17石川が前半途中に久富とのマッチアップを割けるように逆サイドへ逃げて行った。
安藤:前半の藤枝の攻撃に勢いをつけていたのは安藤だった。何か起こしてくれそうな雰囲気を感じさせる活躍を見せていた。
枝村:局面に顔を出して攻撃に厚みをもたらした。
大石:決定機を決められなかった事に尽きる。
吉平:得点以外にも前線からの積極的な守備で貢献。
那須川:左足キックが正確な那須川がいることでセットプレーの決定力が上がる。攻撃に良く絡んでいた。
谷澤:攻撃にうまく絡み決定機も作ったが決めきれなかった。
岩渕:短い時間でチャンスに絡めなかった。
水野:時間短く評価無し。
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J3 2020 藤枝対讃岐

2020年09月12日 21時23分42秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 2ー1 讃岐 公式入場者数:612人

得点
後半14分 (藤)18枝村のクロスを27吉平が合わせる
後半26分 (藤)22久富のクロスを9大石がダイビングヘッド
後半41分 (讃)藤枝DFの連携ミスからのパスミスを拾った21神谷が決める

得点には至らなかった決定機
前半43分 (藤)24那須川のクロスを18枝村が頭で合わせるが枠外


藤枝スタメン
      1杉本
  2川島 6秋本 4秋山
    23片岡 15姫野
22久富   18枝村  24那須川
    9大石 27吉平
交代
後半30分 吉平→14谷澤
後半37分 枝村→11杉田

讃岐スタメン
      1清水
  5小松 30竹内 28金
      6長谷川
19川崎          11森川
    10高木 18中村
    27林  13重松
交代
後半18分 重松→21神谷
後半18分 高木→17池谷
後半31分 小松→2西野
後半34分 川崎→20下川
後半34分 長谷川→15岩本

個人的に注目したポイント
前半17分40秒と後半12分00秒
相手の縦パスに対して4秋山が相手選手の前にスッと出てパスカットしてマイボールにしたシーン。相手の攻撃の芽を見事につみ取って藤枝の攻撃時間を継続させた。

後半5分40秒 
22久富が縦に突破してクロスを上げたシーン。22久富の縦への突破力が際立ったシーン。

1試合通じて何度も
9大石の最前線でのポストプレー。後方からの縦パスを悉くマイボールにして藤枝の攻撃の起点となった。


今日の試合で特に注目したシーン
後半9分40秒
15姫野が自陣でボールを拾ったところから18枝村とのワンツーで局面を抜け出し9大石にパス、15姫野はそこでプレーを切らさず前線へフリーラン。9大石からの縦パスに抜け出しクロスを上げたシーン。決定機にはならなかったが15姫野の長い距離を走って攻撃の形を作ったシーンだった。
手数は少ないシンプルなシーンではあったが、高い判断力と長い距離のフリーランを厭わない15姫野の特徴が出ていたシーンだった。


感想
藤枝讃岐共に3バック2トップシステムのミラーゲーム。ミラーゲームはピッチ内にギャップが生まれにくく拮抗した試合展開になりやすいといわれるが、この試合の前半がまさにそんな感じの試合内容。前半は拮抗した試合展開で決定機、シュートシーン共にほとんどなかった。
後半になると藤枝が徐々に自力の差を見せ押し込む展開が増え、サイドからの崩しで2得点。讃岐にほとんど決定機を与えずそのまま無失点で無難に勝利かと思われたが、藤枝守備陣の連携ミスから讃岐に1点献上。1点差に追い上げられたが最後は逃げ切り2ー1で藤枝が勝利した。
最後にもったいない失点はあったものの、内容としては藤枝の完勝。下位チーム相手にホームでしっかり勝点3をゲットした。
この試合で特筆すべきプレーを1つ挙げるとしたら、チーム2点目の9大石のダイビングヘッド。相手DFと競り合いながら難しい体勢で相手選手より前に飛び込み難しいコースに決めたヘッドはかなりレベルの高いプレーだった。
讃岐は18中村が強烈なミドルシュートを放ち藤枝ゴールを脅かすシーンが何度かあった。また、10高木と13重松は世代別代表に良く選ばれていた選手。久しぶりに見ることが出来て感慨深かった。


杉本:讃岐のシュートシーンがほとんどなく見せ場は18中村のミドルシュートを横っ飛びで防いだシーンだけだった。今日はキックが安定しなかった。
川島:空中戦の強さを見せた。何度かオーバーラップを試みるも不発に終わった。
秋本:讃岐に決定機を与えずDFラインを引き締めていたが最後の最後に集中が切れた。
秋山:質の高い縦パスのカットで讃岐の攻撃をシャットアウトした。
姫野:中盤のダイナモ。運動量豊富にプレスをかけ続けた。
片岡:6秋本が審判に抗議したとき秋本と審判の間に入りクッションの役割。様々なところでクッションに入りバランスを取った。
久富:縦への突破の強さでクロスを上げアシストを記録。
那須川:精度の高いキックで起点になった他、4秋山がサイドに釣り出された時のCBのカバーの動きはスムーズだった。
枝村:瞬間瞬間の相手DFがマークに付きづらい微妙な位置への歩ディショニン具のうまさはさすが。
大石:ダイビングヘッドの得点はまさにプロのストライカーの仕事。ポストプレーは1試合通じて前線の起点として存在感を示した。
吉平:常に裏を狙った動き出して相手DFにプレッシャーを与え続け、先制点をゲット。
谷澤:持ち前の技術で攻撃を落ち着かせた。
杉田:少ない時間の中で積極的な動き出しを見せた。
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