Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選決勝

2011年11月27日 19時58分54秒 | 高校サッカー・クラブユース
テレビの録画観戦なので簡単な感想のみ

静学の完敗
静学が負けたことは残念だったが、それ以上に清商が素晴らしい試合を見せてくれた。
率直に、今日の清商はとても良かったと思う。
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Jユース杯2回戦

2011年11月23日 20時11分11秒 | 高校サッカー・クラブユース
トヨタスポーツセンターにてJユース杯2回戦を観戦
天候は雨のち曇で吐く息が白くなるくらい寒かった、会場はグランパスの練習グランド、トヨタが所有する運動公園の中にあるのだが、サッカー場だけで3面もありさらに駐車場がやたらと広く、敷地内に入ってから試合会場を探すのに苦労してしまった。さすが世界のトヨタと言った感じ。
神戸Yはトップチーム同様、試合開始前にサポーターが神戸賛歌を熱唱する。


名古屋Y 4ー1 神戸Y

得点
前半29分 (神)11小林が左サイドからのドリブルシュート
後半19分 (名)18森からのスルーパスに抜けだした14北川のシュート
後半21分 (名)18森のシュート
後半25分 (名)4川本からのフィードを受けた18森が右サイドをえぐりクロス、9高原?が折り返し10水野がミドルシュート
後半35分 (名)7都竹からのサイドチェンジを受けた11岩田のロングシュート

名古屋Yスタメン
      16石井
2加藤 4川本 3ニッキ5佐藤
    6奥山 10水野
  7都竹      9高原
    14北川 18森
交代
後半33分 高原→11岩田
後半40分 加藤→23
後半45分 北川→28


神戸Yスタメン
     1杉本
3山田 27岩波 4仲島 6免田
    25宮村 14前田
 13高見 19松村 11小林
     22内田
交代
後半24分 宮村→16井上
後半32分 内田→10広田
後半40分 山田→5但馬

感想
互いのチーム力に大きな差は感じなかったが、審判の微妙な判定にイライラした神戸Yと冷静に対処した名古屋Yのメンタル面の差が出た試合だったように感じた。
前半はほぼ互角の展開、中盤の底から丁寧につないで攻撃を展開する名古屋Yに対して神戸Yは縦に早い攻撃で一進一退の展開だった。
後半も初めは前半同様の展開だったが、後半20分代に名古屋Yが立て続けに3得点で逆転に成功した。神戸Yは少し全体の集中が切れて中盤でのプレスが緩くなっていたように感じた。
神戸Yはこの試合、審判に対するフラストレーションがかなり溜まっていた様子だった。前半から微妙な判定が連続していたことで判定に対する不満が蓄積し、そこから集中が切れてしまい大量失点につながったという感じだった。
審判が微妙な判定をするたびに、神戸サポーターから大きなブーイングが飛んでいたが、そのサポーターのブーイングを聞くことでより一層審判に対する不満を溜めちゃったかな?という感じもした。

試合のレベル自体は非常に高かったと思う。
神戸Yは13高見、11小林の両サイドからの攻撃は迫力があったし、4仲島の強さや27岩波のフィードはさすがだった。
名古屋Yは14北川と18森の1年生コンビが2トップを組んでいた。前半は目立った動きはなかったが後半に大活躍。共に足下の技術があり前を向かせると積極的にドリブルで仕掛けていた。あとニッキは甲府にいる兄同様とにかく高かった。
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選手権組合せ決定

2011年11月21日 22時20分53秒 | 高校サッカー・クラブユース
選手権の組み合わせ抽選会が行わた。
組合せ結果は日本テレビHP参照
まだ全ての代表校が決まっていないので何とも言えないが、とりあえずここまでの感想

今回の抽選では静岡・千葉・青森山田が片方の山に固まった。
今回の抽選で最もくじ運が良かったのが作陽だろう。優勝候補のいない山のシードを引き当てた。
また、尚志も強豪と反対の山のシードを引き当てた。
作陽は鹿児島城西か済美の3回戦、尚志も3回戦をうまく勝ち抜ければ、この2チームの国立は堅いと思われる。

1回戦の注目会場は、三ツ沢と柏。
三ツ沢は、桐光学園対初芝橋本、星稜対米子北
柏は、盛岡商業対近大付属、聖和学園対香川西
この2会場は2試合とも魅力的な対戦カードが組まれている。1回戦どこに行こうか迷っていたら私は三ツ沢か柏を推す。

静岡県代表の対戦相手は熊本県代表。優勝候補だった大津は既に敗退しルーテル対秀岳館の決勝戦が23日に行われる。
この2チームは7月に行われたプリンス九州で対戦した時は引き分け、プリンス九州の成績では秀岳館がやや上わまっているがほぼ互角か?
静岡の決勝は27日(日)日本で最も遅く代表校が決まることになる。
おそらく27日の決勝戦には、熊本県の代表やその他静岡と対戦する可能性のあるチームが多く視察に訪れるだろう。
過去に同じ状況だった千葉県の決勝戦(流経柏対市船)も多くの視察を含めた観戦者が柏の葉に詰めかけた。(自分もその1人だったわけだが…)
結局その時の選手権は、多くのチームに視察された流経柏が優勝。初戦(久御山)と準々決勝(東福岡)で苦戦したが、大前を中心に圧倒的な強さを見せた。
静岡も27日はアウスタで、全国から来た視察陣に静岡のレベルを見せつけてやってほしいと思う。

最後に抽選結果をパッと見ての各山ごとの感想

山1
本命:青森山田
対抗:山梨学院
注目:盛岡商業・近大付・聖和・香川西
優勝候補の青森山田がシードを引き当てた。盛岡商業と近大付の試合は1回戦屈指の好カード。大物食いの香川西は技巧派集団聖和学園を迎え撃つ形になりこちらも興味深い。


山2
静岡・千葉・熊本の代表が決まっていないので何とも言えないが、他にも日商学園・東海大五・山陽がおり、今大会最も厳しい山であることは間違いない。


山3
本命:尚志
対抗:桐光学園
注目:米子北・星稜・初芝橋本・佐賀東
優勝候補の尚志がシードを引き当てた。プリンス関東1部で健闘している桐光学園対プリンス関西1部で健闘している初芝橋本の東西プリンス1部対決、北陸の雄星稜対米子北の対戦が行われる1回戦(三ツ沢)が注目。


山4
本命:作陽
対抗:鹿児島城西
注目:済美・立命館宇治・旭川実
優勝候補の作陽がシードを引き当てた。立命宇治・旭川実・四中工・鹿児島城西・済美・東久留米あたりが作陽に挑戦するという格好になると思われる。
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選手権予選準決勝について

2011年11月19日 14時06分29秒 | 高校サッカー・クラブユース
明日はエコパで選手権予選準決勝。

私は準決勝・決勝ともに都合が悪く現地に観戦に行けません。TVの録画観戦になると思います。
そんな訳で、このブログでの準決勝・決勝の試合レポートはありませんのであしからず。

清商-明誠
チーム力を単純に比較した場合、清商の方がやや上だと思う。
清商の不安要素は、この試合が大会初戦になるということ。試合の入り方が非常に難しい試合になる。
清商はたぶん中盤を省略して、ボールを取ったらどんどん前線の4人(風間・佐野・遠藤・中田)にボールを放り込んでくるのではないかと思う。新人戦はそれでうまくいっていたし、故障で離脱していた中田が戻ってきたのも大きい。
明誠は、DF向田が大学受験で欠場となるのが非常に痛い。DFラインは開誠館戦のままで中盤のところには小林を入れてくるのではないかと思う。
勝手な試合予想をすると、前線と中盤が間延びすれば清商有利、前線と中盤がコンパクトになれば明誠有利の試合になると思う。明誠はコンパクトにするためにも3トップがどれだけ運動量を増やして中盤の守備の負担を軽くし素早く攻守の切り替えができるかがカギになると思う。

静学-藤枝東
静学には珍しく、怪我人情報がない。故障者無しで大会初戦を迎えることが出来そうだ。不安要素はやはり清商同様大会初戦ということで試合の入り方。そしてエコパの芝の状態も気になる。
藤枝東は田中が大学受験で欠場、さらに荒木が肩の脱臼を再発させ調整中、ベストメンバーを組むのは厳しい状態だが、代わりに出てくることが予想される2年生の宮永と大石はともに独特のリズムを持っているドリブラー、中盤でパス出し役を担う渡辺と白井の2人が、この大石・宮永の2人をうまく扱えば戦力がダウンすることはないだろう。
藤枝東の吉野監督の采配やこれまでのコメントから考えるに、引いて守ってカウンター狙いの静学対策をとってくることはないと思う。あくまで藤枝東伝統のサイド攻撃を起点にしたパスサッカーをやってくると思う。
この試合の見所は、静学は柴田・秋山・渡辺、藤枝東は渡辺・白井といった中盤の選手達どちらのチームの方が前を向いてボールをさばけるかが見所。
総体決勝は、静学の中盤でのプレスが藤枝東の中盤を制圧し、藤枝東のパス出し役だった渡辺に前を向かせなかった。
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再掲載

2011年11月16日 21時18分14秒 | その他
2011年4月27日書き込み「サッカー漫画」より再掲載


嘉納治五郎
「結局最後は『なにくそ!』と最後まで歯を食いしばった者が勝つのだ」

※嘉納治五郎は柔道の父。東大卒のインテリで小柄だった嘉納氏は、体の小さい者が体の大きい者を投げるためにはどのようにすれば良いのか、体の仕組み等から科学的に研究を重ね現在の柔道の形を作った。
体の仕組みや人間の動き、投げ方を徹底的に研究した嘉納氏だが、最終的に弟子達に何度も繰り返し教えた言葉が「なにくそ」という言葉だったという。
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各県選手権予選 波乱続出中

2011年11月13日 22時24分43秒 | 高校サッカー・クラブユース
各都道府県で選手権予選が行われている中、各代表校が続々と決まっているが、今年は波乱が続いている。

神奈川県:総体優勝の桐蔭学園が敗退
兵庫県 :昨年選手権優勝の滝川第二が敗退
京都府 :昨年選手権準優勝の久御山が敗退
島根県 :昨年の選手権ベスト4.総体ベスト4の立正大湘南が敗退
大阪府 :総体ベスト8、プリンス関西3位の大阪桐蔭が敗退
鹿児島県:優勝候補筆頭の神村学園が敗退
広島県 :県3強の内、広島皆実・瀬戸内の2チームが決勝まで残れず敗退
福井県 :大本命だった丸岡が敗退
愛媛県 :総体ベスト16、総体での活躍で注目を集めた松山工業が敗退
群馬県 :総体ベスト8の前橋育英が敗退
熊本県 :プリンス九州1部首位の大津が敗退

全国で波乱続きだが、1つうれしい結果報道も届いた。
それは岩手県。
岩手県代表は盛岡商業、3年前の選手権優勝を見てその春に入学してきた有望選手たちが今年3年生になった。
一昨年・昨年は共に優勝候補に挙げられながら決勝戦で共にPK戦までもつれ込んだ末に敗れ準優勝だった。
昨年も一昨年もチーム力は準優勝だった盛岡商業の方が上だっただけに、岩手県の高校サッカーファンはここ2年結果の出ない岩手県代表校に対して歯がゆい思いだっただろう。
そんな今年の盛岡商業にはベガルタ仙台入団内定のMF藤村という注目選手がいる。
1年生の時スーパールーキーとして1年生からスタメンで起用されていたが、決勝戦延長でも決着がつかずPK戦突入、この1年生藤村がPKを外してしまい盛岡商業は全国切符を逃した。
2年生の時、チームの中心選手として試合に出ていた藤村だったが、決勝戦は堅守の遠野相手に攻め込んだが延長でも崩すことが出来ず昨年同様PK戦突入、またしても藤村がPKを外してしまい盛岡商業は全国切符を逃した。この時は自分もTVの前で「藤村またやっちまった」と頭を抱えたのをよく覚えている。
そして今年、決勝戦は過去2年のうっ憤を晴らすかのような7-1での盛岡商業の大勝。後半には流れの中から得たPKを藤村が「3度目の正直」でキッチリ決めついに盛岡商業が全国切符を獲得した。
久しぶりに優勝候補が順当に優勝した岩手県。盛岡商業のファンのみならず、岩手県の高校サッカーファンにとっても「今年は選手権で結果を出す」と気合が入っているだろう。
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Jユース杯 @日産フィールド小机

2011年11月13日 15時58分45秒 | 高校サッカー・クラブユース
日産フィールド小机にてJユース杯予選リーグを観戦

Jユース杯は昨年までは8月位から予選リーグが始まり2回戦総当戦を行っていたが、今年からはプレミアやプリンスが通年リーグになったことにより、開幕が遅くなり1回戦総当たりのリーグ戦になっている。
予選リーグは9つのリーグに分かれて、各リーグの1位チームと2位の中で成績上位7チームが決勝トーナメントに進出する。

今日観戦した清水Yと横浜FMYはグループD。
グループDで決勝トーナメント進出の可能性を残しているのは以下の3チーム。
1位 清水Y 勝点6
2位 新潟Y 勝点6 
3位 横浜FMY勝点4
新潟Yは全試合消化済みで清水Yと横浜FMYの試合結果次第の展開。
清水Yはこの試合1点差での負けまでならグループ1位となる。また4点差以上で負けた場合は新潟Yがグループ1位、横浜FMYがグループ2位となる。
横浜FMにとっては点差以上で勝たなければ、この試合が3年生にとって引退試合となる。
そんな状況で行われた試合。


清水Y 1ー1 横浜FMY

得点
前半7分 (横)中盤で10熊谷が8伊東渉からボール奪取、そのままドリブルで上がりスルーパス、これを9斉藤彰が決める
前半32分 (清)ゴール前で11柏瀬からのスルーパスに抜けだした14伊東直のクロスを12石毛が合わせる


清水Yスタメン
      1瀧川
19水谷 2西川 3犬飼 27菊池
    8伊東渉12石毛
 10山崎 9影山 14伊東直
     11柏瀬
交代
後半19分 伊東直→18加賀美
後半22分 水谷→22柳沢
後半31分 山崎→23佐藤
後半43分 影山→13大木(大木が右サイド、佐藤がDH、石毛がトップ下)


横浜FMYスタメン
      1鈴木涼
2木村 4金沢 5原田 6山田
    8喜田 10熊谷
 18村原 9斉藤彰7鈴木雄
     11伊東海
交代
後半23分 村原→12田中
後半24分 熊谷→17斉藤一(斉藤一がトップ下、斉藤彰が左サイド、鈴木雄がボランチ)
後半28分 山田→24高野 


感想
前半は横浜ペース、この試合で4点取らなければ行けない横浜は試合開始からかなり飛ばしてきた。
前半7分に先制するが、他にもこの時間帯に2回は決定的なシーンがあり決めておきたいところだった。
前半に勢いよく飛ばしてきたチームというのは、総じて前半の約20分で一度息切れを起こして勢いが止まる。
今日の横浜も前半途中から勢いがなくなったが、その隙を清水が見事について、それまでほとんど攻撃の形をつくれていなかったが、ワンチャンスをものにして同点においついた。
後半は清水ペースだったが、清水は決定機を決めきることが出来ず結果引き分けに終わった。
横浜は10熊谷がスタメン出場。U-18のタイ遠征から帰ってきたばかりでの強行出場だったが、前半はスケールの大きなプレーを連発していた。後半になるとさすがにバテたようで足が止り途中交代していた。
横浜は結局今期は全くと言って良いくらい結果を残すことが出来なかった。個々の能力に関しては昨年に比べると全体的に小振りかなという感じだった。
清水はこれでグループ1位通過が決定。前半は横浜の勢いにのまれたが、その後はしっかり立て直した。ただ十分勝てる試合だったにも関わらず決勝点が奪えなかったところが課題か。
この試合で目に付いたのは、清水の12石毛と横浜の10熊谷。熊谷に関しては好不調の波がある選手という印象があるが、自分が見た試合の中で初めて良い選手だなと感じた。
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選手権予選準々決勝 @草薙球技場

2011年11月12日 18時36分23秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙球技場にて選手権予選準々決勝を観戦

開誠館 1ー1(PK3ー4) 藤枝明誠

得点
前半25分 (開)サイドからゴール前にあげられたハイボールを明誠DFがワンバウンドさせたところを、開誠館が折り返し10寺田がつめる
後半23分 (明)4木下が明誠FWをエリア内で倒しPK、9高橋がPK決める

開誠館スタメン
      1石田
19中西 4木下 18高橋 24土居
    8青島 6山本
 16早坂       20黒柳
    7小田切10寺田
交代
後半2分 1石田がエリア外で明誠FWを倒し一発退場
後半3分 黒柳→12岩瀬(岩瀬がGKに入る)
後半の開誠館フォーメーションは以下の通り
   12
19 18 4 24
16 6 10 8
   7
延長前半5分 小田切→5三浦


明誠スタメン
      1鈴木
16山崎 20高須 3濱  4川島
    
  7梅村 5向田 6小野

9高橋  10石井   11森川

交代
後半0分 山崎→2山崎省
後半20分 石井→22
後半40分 濱→25嘉茂(5向田がCB、6小野と7梅村のダブルボランチ、嘉茂がトップ下)
延長前半5分 向田→18 

感想
明誠が先制されるも、1人少なくなった開誠館相手に何とか追いつき、最後はPKで何とか勝利した試合だった。
両チームとも前の試合からメンバーを少しいじってきていた。
開誠館は24土居を左SBで起用し、16早坂が2列目、スピードのある7小田切をスタメンで起用してきた。
明誠は5向田を中盤で起用してきた。はじめは5向田がアンカーで6小野と7梅村がその前にポディションを取るかと思ったが、3人が並び流動的にポディションを変えながら中盤を構成していたように見えた。
前半のポゼッションはどちらかといえば明誠の方が高かったが、途中から明誠は攻め手を欠き後ろで回すだけになっていた。開誠館の先制点は明誠DFとGKがハイボールの処理を誤ったところから生まれた点。前半明誠DFはハイボールの処理の時、太陽が目に入り処理しずらそうにしていおりその影響があったのかもしれない。得点シーン意外にもハイボールをワンバウンドさせてしまうシーンが3回ほどあった。
後半開始早々、開誠館GK石田が裏に抜けだした明誠選手をファールで止めて一発退場。(因みに開誠館のGKは3人登録されているが3人とも1年生)開誠館が1人少なくなり明誠が圧倒的にボールを支配し、開誠館がカウンターを狙う試合展開となった。
開誠館は1人少なくなって、10寺田を1トップにしてスピードのある7小田切を黒柳のポディションに入れてくるかと思ったが、7小田切をワントップにして、10寺田のポディションを下げ最終ラインと中盤で2列のライン(ブロック)を作って明誠の攻撃を防いでいた。PKで同点にされはしたが、開誠館の1人少なくなってからのブロックを作ったディフェンスは見事だった。流れの中アクシデントによる守備戦術の変更だったと思うが非常にスムーズに選手たちの頭の中の切り替えが行われていたことに感心させられた。
藤枝明誠は、1人少ない開誠館相手に攻めきることができなかった。自慢の3トップもボールは持てるが、崩してシュートまでなかなか行くことが出来なかった。
この試合で最も目についた選手は開誠館の1年生24土居、前の試合で見たときも目に止まったが、やはりこの選手は能力が高い。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

藤枝東 3ー1 清水東

得点
前半33分 (藤)10荒木の左足FK直接
後半5分 (清)15荒井→9小長谷→8加瀬澤とつなぎ8加瀬澤のシュート、GKがはじいたこぼれを8加瀬澤が横に出し10大井がつめる
延長前半6分 (藤)16宮永のドリブルから7渡辺がつなぎ、10荒木のシュート
延長後半5分 (藤)9田中→16宮永→9田中が右サイドえぐりクロス、6高嶋が決める

藤枝東スタメン
      17岩井
15西川 3中島 5太田 4野中
    8白井 7渡辺
 9田中 14大石 10荒木
     11新村
交代
後半17分 大石→6高嶋(高嶋がDH、白井がトップ下)
後半34分 新村→22相佐
後半40分 白井→16宮永
延長前半6分 荒木→12大村(負傷交代)


清水東スタメン
      1斉藤
3三田 2西川 4山崎 5大橋
    18勝又 7塚口
 10大井       9小長谷
    8加瀬澤15荒井
交代
延長前半10分 勝又→12弥次金
延長後半3分 大橋→11望月陽


感想
今期の両チームはこれまでに新人戦とプリンス東海で計3試合を戦っている。
新人戦 藤枝東5ー1清水東
プリンス東海 藤枝東1ー0清水東
プリンス東海 藤枝東3ー3清水東
ここまで藤枝東の2勝1分、因縁の第4戦となった。
藤枝東は6高嶋がベンチスタート。清水東は先日のプリンス東海最終戦同様6鬼澤が出ていないがほぼベストメンバー。
前回のプリンス東海最終戦では、清水東が前半から飛ばし過ぎて最後に足が止まったが、今日はその反省か前半は前の試合に比べれば落ち着いた立ち上がりだった。
前半はどちらかといえば清水東ペース、決定機も1度清水東にあったが決めことはできなかった。清水東ペースの前半だったが先制点をあげたのは藤枝東。10荒木のFK1発で先制点をあげた。
後半は開始早々、清水東が猛攻を仕掛ける。約10分間で決定機を3度は作りだしその内1つを得点に結びつけた。
だが、後半時間がたつにつれて清水東選手の足が止まりだし藤枝東ペースの試合となった。
最後は延長戦までもつれ込んだが、清水東に延長を戦う力は残っておらず、最後は藤枝東が清水東を突き放し勝利した。
藤枝東は前の試合の反省から、中盤での構成力(ボランチからの縦パス、サイドへの展開)を高めようと、守備力の高い6高嶋に代えてパス能力の高い8白井をボランチに起用してきたが十分に機能しなかった。ドリブルが得意な14大石が前を向いてドリブルするシーンは1回もなかったように思う。スペースができた後半は途中から投入された16宮永が自由に動けていた。
10荒木は夏に負傷した肩の脱臼を再発させたようで得点直後に途中交代、次の準決勝にベストコンディションで臨むため自ら交代を申し出たのだろう。
清水東は後半足が止まらなければ、そのまま藤枝東を圧倒できたかもしれなかったが、それだけの運動量が無かった。ジョーカーになるような交代選手がいなかった事も痛かった。スタメンの約半数が2年生のチームなんで、来年どれだけ鍛えてくるのか楽しみにしたい。


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U-18代表 アジア1次予選結果

2011年11月11日 21時42分28秒 | ユース代表
U-18日本代表がタイで行われた1次予選での戦いを終え、グループ3位で来年行われる最終予選へ駒を進めた。

グループE順位
1位 タイ 勝点10
2位 韓国 勝点9
3位 日本 勝点7
4位 台湾 勝点3
5位 グアム勝点0

日本試合結果
日本 26-0 グアム
日本 5-0 台湾
日本 0-0 タイ
日本 0-1 韓国


感想
最終予選進出権はグループ上位2チームと3位チームの中の成績上位2チーム。
日本は3位ながら何とか最終予選に進出という結果になった。
U-18代表が1次予選でこれだけ苦戦したことは記憶に無い。
大会初日に韓国が地元のタイに敗れたところからこのグループは難しいという雰囲気になった。
最後は勝つか引き分けなければ1次予選敗退が決まってしまう韓国と負けても最終予選進出の可能性のある日本のモチベーションの差があったのかもしれないが、韓国相手に悔しい敗戦となった。
1試合も見ていないので何とも言えないが、地元のタイは強かったのだろう。当然韓国も強かったのだと思う。しかしやはりあわや1次予選敗退という成績は悔しい。
大島が怪我で1試合も出場していなかったとはいえ、久保・遠藤などほぼベストと言えるメンバーをそろえて臨んだ大会だっただけに今後に対する不安もある。
最終予選に向けて、クラブだけでなくもっと高校の選手もテストしてほしいと思う。
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プリンスリーグ参入戦

2011年11月10日 20時13分27秒 | 高校サッカー・クラブユース
来年のプリンスリーグ東海参入戦の組合せと日程が発表された。
詳細は静岡県サッカー協会HP参照

来年のプリンス東海参入権を手にするのは2チーム。
磐田Yがプレミアリーグ出場権を獲得した場合は3チーム、磐田Yのプレミア参入戦は12月17日に旭川実業と聖和学園の勝者と対戦する。


組合せはトーナメントの山が2つに分かれていてそれぞれのトーナメントの優勝チームが来季プリンス昇格となる。
強豪チームが2つ目の山に固まったなというのが率直な感想。

トーナメント出場チームについて
・中京大中京
プリンス1部最下位での参入戦参加。このチームは相変わらず守備組織が不安定という印象がある。
プリンス1部の下位よりプリンス2部の上位の方がレベルが高いと感じていたので厳しい戦いになると思う。

・暁
四中工・津工業のいない三重県1位、1度も見たことがないので詳しいことはわからない。
総体県予選で津工業相手に4-1で勝利し三重県で準優勝ているので油断はできない。

・東邦
愛知県1位、東海総体で藤枝東に1-0で勝利している。
ゆめりあで1試合みているがよく鍛えられたチームだったという印象が残っている。

・飛龍
トーナメントのメンツを見たかぎり優勝は十分可能。しかしチーム力が抜けている訳ではないので難しい試合になるだろう。


・津工業
今年の津工業は、春先は調子があまり良くなかったようだが、夏以降はチーム力が大分上がったチームだという印象が残っている。
厳しい組み合わせになったが持ち前のカウンターがはまれば十分優勝も可能だろう。

・開誠館
チーム力を見たらこのチームが優勝候補の1番手だと思う。
ただし組合せに恵まれなかった。

・大垣工業
岐阜県1位、総体県予選は各務原に0-1で敗れベスト4。
1度も見たことがないので詳しいことはわからない。

・清水東
津工業・開誠館と並び昇格の有力候補。各ポディションに能力の高い選手がそろっており安定している。
ただし、最近の清水東は勝負強さが全くと言って良い位無い。勝負所の強さ次第かな?



仮に昇格チームが全て静岡のチームだった場合、来季のプリンス東海10チーム中8チームが静岡のチームという事になる。
これは少し偏り過ぎ。もはや静岡県リーグで良いという話になってしまう。
静岡 3回戦敗退
愛知 1回戦敗退
岐阜 1回戦敗退
三重 1回戦敗退
これは前回の選手権での成績だ。
静岡県のレベルが高いというよりも、東海地区のレベルが非常に低いと言った方が適切だろう。


北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の各地域の高校サッカーのレベルを個人的な認識でランキングにすると以下のようになる。(ユース除く)
1位 中国
2位 関東
3位 九州
4位 関西
5位 四国
6位 東海
7位 東北
8位 北海道
9位 北信越

いろいろ意見はあると思うが、東海は四国よりやや劣るというのが個人的な認識だ。
静岡県のレベルアップも重要だが、それ以上に東海全体のレベルアップをどうにかしなければいけないと感じる。




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