Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

新人戦2015中部地区大会 @翔洋G

2015年01月31日 15時52分17秒 | 高校サッカー・クラブユース
翔洋Gにて新人戦中部地区大会を観戦

静学 1ー0 清水東 ※後半のみ観戦

得点
前半?分 薩川

静学スタメン
      25石井
6岡部 19末光 3嶋  18小宮
    2鹿沼 15西山
 8薩川  5長尾  10旗手
      9加納
交代
※前半はGKが中澤だったらしい


清水東スタメン
      1八木
12戸谷 3伊藤 4藤沢 5酒井
    7富士野13増田
 11湯澤       19小菅
    2中村 10鈴木
交代
後半20分 小菅→25渡辺


感想
前半に挙げた薩川の得点で静学が1ー0で勝利。
後半のみの観戦だったが、ボールは主に静学が支配。対する清水東は守備意識が高く中盤の守りが堅く静学はなかなか崩しきることが出来なかった。
守備に重点を置いていた、攻撃に関しては10鈴木にボールを集めて局面の打開をはかっていたが、静学DFがそこをしっかりシャットアウト。清水東にこれといった攻撃の形を作らせなかった。
清水東10鈴木と静学3嶋のマッチアップはなかなか見ごたえがあった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翔洋 1ー1(PK4-5) 駿河総合 ※後半のみ観戦

得点
後半7分 (翔)スローインからゴール前こぼれ玉を6加藤がミドルシュート
後半32分 (駿)左からのクロス、逆サイドでフリーになっていた12近藤がシュート


翔洋スタメン
      1市川
2中矢 20菊間 4芹澤 5吉田
    10大西 7河上
 6加藤       19鎌田
    23上野 11菅家
交代
後半17分 上野→8田向
後半?分 吉田→18平本


駿河総合スタメン
      17森
12近藤 4斉藤 3水野 2伏見
    6増田 7原川
 15前澤       9望月
    8桂木 10塚本
交代
後半25分位から、7原川の1トップ、8桂木がボランチ
後半34分 伏見→14岡田

感想
新人戦県大会出場権をかけた敗者復活戦は、延長戦でも決着が付かずPK戦の末、駿河総合が勝利した。
翔洋がボール支配する時間が長かったが、なかなか決定機を作り出すことが出来ず。こぼれ玉をミドルシュートで蹴りこんで先制するも、後半32分にサイドからのクロスに逆サイドの選手をフリーにしてしまい駿河総合が追いつき同点。
その後は翔洋が主導権握るも決定機は作れず、駿河総合は7原川を前線に1人残して7原川のスピードと個の力を活かして何度か攻撃の形を作り、決定機も作ったが得点できず。
延長戦は膠着状態でどちらもこれといった決定機を作れなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジアカップを終えて

2015年01月26日 21時58分18秒 | A代表
準々決勝敗退に終わった日本代表について個人的な感想。


感想を一言で言うと、
「これでようやく大手を振って世代交代できる」
という感じ。

アギーレ監督になって、最初の2か月間は積極的にJリーグの若手選手を召集し新戦力のテストを行っていたが、試合で全く結果が出ず周囲から「大丈夫か?」という声が聞かれ始めるようになった状態で迎えたアジアカップ。
私個人としては、結果よりも若手の底上げのために戦ってほしかったが、結果的にはW杯メンバーをメインに組んで、過去の遺産をフル活用して勝にいった大会となってしまった。
結局、それほど世代交代は進まず準々決勝敗退。中途半端な大会に終わってしまった状態。

ただ、ポジティブにこの結果を捉えるとすれば、これでようやく世論が「やっぱり世代交代しなければいけない」となったことが今大会最大の収穫だった。
今やサッカーは日本で1,2を争う人気競技。日本代表の試合は、練習試合といえども、その結果次第で何億円という金が動くビッグビジネスだ。
4年後のW杯の事を考えたら「今は結果を求める時ではない」と言うのは正論だけれども、勝敗次第で大きく得をする人もいれば損をする人もいる。おそらくそのトレーニングマッチ1つで動くお金の金額は、アギーレ監督が過去に指揮をしていたメキシコ代表の試合より相当大きいと思う。
アギーレ監督は、最初の2か月間はそこに関しては、全く無関心に采配を振るっていたが、徐々に周囲からの圧力を受けて(特にブラジル戦の影響が決定的に大きかったと思う)、結局アジアカップは勝ちに行かざるを得なくなった状態だったと思っている。

今回のアジアカップの結果を受けて、国内でも「若い選手を」という声が大きくなることは間違いなく、アギーレ監督としてはようやくこれで仕事をしやすい状態になった。
若手選手のテストは就任2か月間で一通り終わった状態で、世論に振り回されたアジアカップも終わった。これからが、アギーレジャパンの本格的始動と言えると思う。

八百長疑惑での更迭が無ければ…



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジアカップ準々決勝 UAE戦

2015年01月23日 19時50分41秒 | A代表
真夏の中2日でむかえた準々決勝。
前半立ち上がりに積極的に日本のSBの裏のスペースを狙ったUAEが狙い通りの先制点。
UAEは先制後は引いて省エネ戦法でUAEが思い描いた通りの試合展開。

とにかく両チームとも体力的にキツそうな動きが重い選手が目立つ試合内容だった。
日本は引いた相手を流れの中から何度も崩し決定機を複数回作りだしたが、なかなか得点を奪うことが出来ず。

日本は体の重そうな選手が多い中、前半は特に乾の活躍が目立っていた。
乾は途中交代が多かったので、コンディション的には他のスタメン選手と比べて疲労は少なかった体と思うが、その乾を前半でベンチに下げた事はもったいなかった。
乾の前半での交代には、「やはり日本のスタメンには指定席があるのかな?」と感じてしまった。
体が重そうで動きにキレがなかったが「本田と香川は代えられない」という采配だった。
これはブラジル戦でスタメンを大きく入れ替えたアギーレ監督らしくない采配。

そんな中で、柴崎の同点弾は素晴らしかった。
本来は日本の中盤の主軸として、ブラジルW杯に出場していなければいけなかった選手。
チームが最も苦しい状況で、自力で結果を残した。

延長に入ってからは、両チーム選手とも足が止まり、さらに長友の怪我もあって泥仕合。
トーナメント戦らしい、両チームともに死力を振り絞った試合内容となった。

結果的には両チーム出し切って引き分け。
中東産油国の強化の成果を改めて感じさせられた試合となった。

最後に、日程・開催時期からすると交代枠3枚のレギュレーションは厳しいと感じた大会だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の一言 20150122

2015年01月22日 20時51分07秒 | 一言
人はなぜ学ぶか。
知識ためだの、職を得るためだの、出世のためなどではない。人に教えるためでもなく、人から尊敬されるためでもない。
己の為、己を磨くために人は学ぶ。

人はなぜ学ぶか。
この世の中のために、己がすべきことを学ぶために学ぶ。


花燃ゆ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の一言

2015年01月15日 19時42分29秒 | その他
もうしばらくブログ更新できません。
今週末及び来週末は都合でサッカー観戦できません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静学サッカー部の競争の激しさ

2015年01月05日 21時13分18秒 | 高校サッカー・クラブユース
レギュラー争いの厳しさは全国数あるサッカーチームの中でも指折りの静学サッカー部。
今回の選手権でレギュラー出場いていたダブルボランチは、2人とも県予選では登録外でベンチに入れずスタンドから応援していた選手だった。

「ベンチの選手もスタメンと遜色ない」とはよく言うけれど、
「スタンドにいる選手もスタメンと遜色ない」ということを証明した大会だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

準々決勝2

2015年01月05日 20時53分56秒 | 高校サッカー・クラブユース
過去に何度も見てきた静学らしい負け試合。
圧倒的に支配しながら、シュート数、決定機で上まりながら、カウンターやセットプレーからの失点で敗戦。
8年前の選手権準々決勝の作陽戦を見ているかのような、よく似た試合展開。
守備力のあるチームがガッチリ中央を固めてきた時点で、相手のカウンターに十分注意しながら、80分間で何とか1点とって1ー0で勝てれば良い試合だった。
中央を固めてきた相手に、急いて中央ばかりから攻めるだけでなく、サイドをえぐるなどして中央に偏った相手守備意識をサイドに開かせるような攻撃、得点を目的とした攻撃ではなく、その1つ前の段階(決定機)を作り出すための相手DFの中央に偏った意識をサイドに開かせる為の布石とする攻め(得点を目的としない別のことを目的とする攻め)が無かった。早く1点取りたいという焦りを強く感じた後半だった。


山ノ井:前半の空振りでペースを乱したか。判断ミス目立ち落ち着き無く不安定な出来。
加佐:ボールを持ってからの判断が遅くなった場面でボールロストし相手にチャンスを与える。
石渡:競り合いの強さは見せたがチームを勝利に導けず。
光澤:怪我の影響を感じさせない動きで相手FWを抑える。
鹿沼:中盤の底で奮闘するも中盤の競り合いで競り勝ちきれず、中盤に落ち着きを与えられなかった。
後藤:中盤で精力的に動き回りボールによく触り、ボールを動かしたがボールロストも目立った。
旗手:相手の厳しいマークに持ち味を出せず。持ち味を出せない状況で、プレーに変化を付けて流れを変える事は出来なかった。
薩川:スピードに乗った状態でボールを持っても、左足に持ち変えるところで急ブレーキ。サイドをぶっちぎれる場面でもったいないスピードダウンの場面が何度かあった。
名古:激しい中盤の競り合いでボールを落ち着かせることは出来ず。決定機を作り出すことも出来なかった。
本藤:1得点も前半はなかなかボールに絡めず。十分に持ち味を出すことは出来なかった。
加納:積極的な飛び出しで決定機に複数回からむが決めきれず。FWの仕事が出来なかった。
中澤:同点弾につながるドリブルシュート。もっと単純にスピードを活かしてサイドを掛け上がって良かった。
大坪:時間短く評価なし



日大藤沢10田場について

相手キープレーヤーの10田場のドリブルについては、静学DFも十分注意して対応していた。
10田場はドリブル技術は素晴らしいが、ボールを持ちすぎてしまう場面が多く、県予選時は監督からレギュラーを剥奪され途中出場だった。
テクニック系のドリブラータイプの選手は、試合中にボールを多く触ることで自分中でのリズムを作ってプレーが波に乗ってくるタイプの選手が多い。3回戦の開志JSC戦は、前半10田場が前を向いてドリブルを自由に出来たことで田場のプレーがどんどんキレていった試合だった。
逆にそういう選手は、ボールにさわれない時間が続くとイライラして、ボールを持ちすぎてしまったり、ボールを触りたくてオフザボールのポディションを無視してしまうことが多い。
今日の試合、10田場は静学DFに徹底してドリブルを警戒されていてほとんど持ち味を出すことが出来ていなかった
。それにより、10田場はイライラして自滅するパターンだと思って見ていた。
それが後半のスローインからの日大藤沢の勝ち越し点を奪った場面。スローインを受けた10田場がワンタッチでフリーの選手にボールをはたいたところで決勝点が生まれた。静学DFは皆、10田場のドリブルを警戒し、他の選手をフリーにさせてしまった。
10田場のワンプレー、冷静な判断がチームをベスト4に導いた決定的な仕事をした場面だった。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手権2015 準々決勝 @駒場

2015年01月05日 19時18分12秒 | 高校サッカー・クラブユース
駒場スタジアムにて選手権準々決勝を観戦

履正社 0ー1 星陵

得点
後半9分 11森山のクロスボールを10大田が中で合わせる

得点には至らなかった決定機
前半23分 (履)16林からのパスを受けた10牧野がシュート放つも枠外
前半34分 (履)8多田のCKを5安田がヘッド、GKはじいたボールを2小川がつめるもDFがクリア
後半5分 (履)16林のクロスボールを9瀧本がシュート放つも枠外
後半38分 (星)6加藤がボール奪取からそのままドリブルシュート放つも枠外


履正社スタメン
      1安川
18大迫 3長尾 5安田 2小川
      8多田
   6小川   15田中
 16林        10牧野
      9瀧本
交代
後半20分 瀧本→7角野(牧野がFW、角野が右WG)
後半20分 林→11田上
後半24分 小川→14川畑
後半24分から以下のとおりフォーメーションチェンジ
   1
18 3 5 2
  8 15
 11 14 7
   10

後半31分 牧野→13菅原


星陵スタメン
      1坂口
3原田 4高橋 5鈴木 2宮谷
    9前川 8平田
 14阿部       7藤島
    11森山 10大田
交代
後半21分 森山→25大倉
後半32分 阿部→6加藤


感想
拮抗した試合展開から数少ないチャンスを決めた星陵が1ー0で勝利。ベスト4進出を決めた。
前半は星陵がボール支配で上まるが、履正社はカウンターからチャンスを作り出していたが共に得点は奪えず。履正社が前半終了間際に連続で決定機を作り出したが、星陵が集中した守りで守りきり前半は0ー0のスコアレスで終えた。
後半も拮抗した試合展開が続いたが、星陵が11森山のクロスを10大田が体を投げ出すように飛び込み、ファーに流れたボールがそのままゴールインで星陵が先制点を奪う。
先制された履正社は攻撃的な選手を次々投入して反撃を試みるが、星陵の守備陣を崩すことが出来ず、決定機どころか、なかなかシュートを打つことも出来ず、星陵に守りきられそのまま1ー0で星陵が勝利した。
星陵は全体的に穴が無い非常に良いチーム。スタメン出場しているすべての選手の能力が高く、バランスが取れているのが特徴。特に2トップ、ダブルボランチ、CB2人の能力が高く安定していることでチーム全体に落ち着きがある。
履正社は攻守に能力の高い選手をそろえ中心選手に2年生が多い来年も楽しみなチーム。ベンチにも能力の高い選手がそろい後半は積極的に攻撃的な選手を投入していた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静学 1ー2 日大藤沢

得点
後半28分 (日)18西尾のFKを3小野寺?が頭で合わせ9前田がつめる
後半30分 (静)7中澤がドリブルで切れ込みシュートをGK12鈴木がファインセーブ、こぼれ玉を10名古がシュートをDFがブロック、こぼれ玉を9本藤が決める
後半38分 (日)スローインから10田場がワンタッチでボールをはたき8今井が決める


得点には至らなかった決定機
前半5分 (静)11加納が抜け出しシュート放つもGK12鈴木がファインセーブ
前半20分 (静)CKからの流れ、28鹿沼のパスを受けた11加納がシュート放つも3小野寺がシュートブロック
前半23分 (日)10田場のドリブルシュートを3光澤がブロック
後半19分 (静)9本藤のロングシュートをGK12鈴木がファインセーブ
後半20分 (静)10名古のFKを28鹿沼がシュート放つが枠外


静学スタメン
      1山ノ井
  5加佐 4石渡 3光澤
    28鹿沼 22後藤
14薩川         8旗手
      10名古
    9本藤 11加納
交代
後半20分 薩川→7中澤
後半40分 後藤→12大坪


日大藤沢スタメン
      12鈴木
22福屋 3小野寺17金井 5富山
    6砂賀 18西尾
 20佐藤       11中村
    13栗林 10田場
交代
後半0分 佐藤→8今井
後半15分 中村→15三明
後半26分 富山→9前田(前田が2列目、三明が左SB)
後半40分 西尾→7田中


感想
静学らしい負け試合だった。
静学がボールをポゼッションして決定機も複数回作り出したが、決めきることが出来ず、セットプレーから日大藤沢が先制。静学はその直後に同点に追いついたが、日大藤沢がスローインから勝ち越し。静学はボールを支配し優位に試合を進めながらもセットプレーから失点。2ー1で日大藤沢が勝利した。
前半15分までは日大藤沢は前線から積極的にプレスをかけてきたが、その後はしっかり引いて守備組織を整えた戦い方で静学の攻撃にしっかり対応してきた。静学は個人技で局面の打開をはかろうとしたが、日大藤沢が固めた守備を崩すことが出来なかった。GK12鈴木、3小野寺を中心とした集中した守備は見事だった。
日大藤沢の個々の局面の強さが目立った試合だった。中盤でのルーズボールの競り合いの場面でも、五分五分又はやや日大藤沢ボールになるシーンが多かった。
今日の試合は、日大藤沢がガッチリ守ってきたことから80分で1点取れるかどうかという内容となったが、静学はなかなか得点できない試合展開にやや焦りがあったかなという感じだった。中央をガッチリ固めた日大藤沢に対して、焦ってどちらかというと隙のあるサイドではなく、急いで中へ中へボールを運ぶシーンが目立っていた。
中央を固めてきた日大藤沢の最も強いところに急いでボールを運び、相手の強いところで勝負しようというシーンが多かった。
選手権では決めるべきところで決める集中力とセットプレーの精度、しっかり跳ね返す守備力が重要な大会だという事を再認識した試合だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手権2015 3回戦 @ニッパツ三ツ沢

2015年01月03日 16時43分34秒 | 高校サッカー・クラブユース
ニッパツ三ツ沢にて選手権3回戦を観戦

静学 3ー0 東福岡

得点
後半23分 CKのこぼれ玉を8旗手がミドルシュート
後半32分 9本藤からのパスを受けた10名古のミドルシュート
後半34分 中盤からのロングボールに抜け出した11加納のシュート

得点には至らなかった決定機
前半14分 (東)10中島のドリブルシュートをGK17山ノ井がセーブ
前半30分 (静)11加納が抜け出しシュート放つもGK14脇野がセーブ
前半36分 (静)9本藤から8旗手にパス、8旗手がドリブルからスルーパス、22後藤がシュート放つも枠外
前半37分 (静)28鹿沼からのパスを受けた11加納がシュート放つもポスト直撃
後半22分 (静)エリア内で9本藤がシュート放つもGKセーブ
後半30分 (東)サイドチェンジのボールを受けた15餅山がエリア内からシュート放つもGK17山ノ井がファインセーブ
後半40分 (静)15木戸がサイドえぐりシュート放つも枠外


静学スタメン
      17山ノ井
  5加佐 4石渡 3光澤
    22後藤 28鹿沼
14薩川         8旗手
      10名古
    9本藤 11加納
交代
後半10分 薩川→7中澤
後半37分 旗手→6荒井
後半38分 本藤→15木戸
後半40分 加納→12大坪


東福岡スタメン
      14脇野
13堀  4加奈川5小笠原3末永
      6近藤
   16山根   18中村
 7増山  10中島  11赤木
交代
後半17分 山根→15餅山(餅山がFW、中島が中盤)
後半26分 赤木→17藤井
後半37分 近藤→23三小田


感想
拮抗した試合展開も、後半静学がセットプレーから先制すると、その後は、前掛かりになった東福岡の裏をうまく突いて追加点を重ね3ー0で静学が優勝候補の東福岡に勝利した。
静学は前日の2回戦と同じスタメン。東福岡は1回戦2回戦のスタメンは未確認だが、県大会スタメンのFW9木藤が不在で、FWには中盤での起用が多かった10中島が入っていた。
前半は共にセーフティーファーストでロングボールの多い堅い立ち上がりとなった。試合は徐々に静学がボールポゼッションで上回り前半終了間際には立て続けに静学が決定機を作ったが決めきれず、スコアレスで前半終了。
後半にはいると一進一退の試合展開が続いたが、セットプレーのこぼれ玉を8旗手が決めて静学が均衡を破った。これにより東福岡は前掛かりになり攻撃の圧力を強めたが静学DFがこれをしっかり跳ね返して、隙の生まれた東福岡DFラインをうまく突いて追加点を重ね静学が勝利した。
静学は前日の試合に続き連続無失点勝利。追加点を取って勝負を決めたことも良いが、それ以上に連続無失点でここまで勝ち進めているということが素晴らしい。今日のDFラインのしっかりとした跳ね返しは、さすが今年のチームのストロングポイントだけあって東福岡が相手でも安心して見ていられた。そして今日の試合で特に素晴らしかったのが攻守の切り替えの早さの部分。ボールを失った直後の切り替えのファーストディフェンスの早さが際立っていた試合だった。
大量得点ばかりが目に付く静学のここまでの勝ち上がりだが、ディフェンスが非常に効いている事による結果であることは間違いない。
例えば今日の静学DFについて良かった場面を上げると、
・後半15分の28鹿沼の相手選手からボール奪取した場面
・後半19分と後半43分の3光澤が7増山とのマッチアップで止めたシーン
・何度もあった4石渡が競り合いで10中島を押さえ込んだシーン
これらの守備面でのシーンは得点シーンと同じくらい高く評価して良い場面だった。
東福岡は10中島と7増山が前線でボールを持った時の破壊力は怖さのあるものだった。また4加奈川5小笠原の高さと強さはさすが東福岡と思えるものだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日大藤沢 3ー0 開志JSC

得点
前半21分 10田場のドリブル突破から11中村のシュート
前半26分 10田場がドリブルでサイドえぐりクロス、20佐藤のミドルシュート
前半39分 20佐藤のパスを受けた10田場がワントラップ反転シュート


得点には至らなかった決定機
前半17分 (日)ロングフィードに抜け出した11中村がシュート放つも枠外
前半20分 (日)10田場のパスを受けた11中村がシュート放つも枠外
後半7分 (開)8今井のドリブルから25大坪がシュート放つもDFがブロック
後半8分 (開)6高橋のフィードに抜け出した25大坪がシュート放つもGK12鈴木がファインセーブ
後半23分 (日)GKキックミスを拾った10田場がドリブルシュートも枠外


日大藤沢スタメン
      12鈴木
22福屋 3小野寺17金井 5富山
    6砂賀 18西尾
 20佐藤       11中村
    10田場 13栗林
交代
後半30分 栗林→19住吉
後半32分 中村→27田中
後半36分 佐藤→23石井


開志JSCスタメン
      1子安
20池田 4藤原 3岡田 6高橋
    10伊藤 8今井
 7関   14石塚  11上口
      9染野
交代
後半0分 池田→12山村
後半0分 染野→25大坪
後半12分 上口→18羽生田
後半17分 伊藤→19國井

感想
前半序盤は開志がボールポゼッションする時間があったが、前半途中に日大藤沢が10田場のドリブル突破から連続得点。10田場のドリブルが際立った試合で前半に一気に決めた試合だった。
開志は、前半相手10田場のドリブルに全く対応できず連続失点。後半は10田場のドリブルに対応し日大藤沢にチャンスを作らせていなかっただけに開志にとってはもったいない前半だった。
後半はどちらかというと開志ペース。6高橋の精度の高いセットプレーからの攻撃の他、25大坪が連続で決定機を迎えたが日大藤沢の強固なDFを崩しきる事ができず、結局3ー0で日大藤沢が勝利した。
日大藤沢は10田場のドリブル技術が目立っていた。また、よく組織されたうえで、高さと強さのあるDFの強さも目立っていた。
開志は6高橋の精度の高いキックや7関の切れ味のあるドリブル突破が目立っていたが、日大藤沢DFを破ることはできなかった。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手権2015 2回戦 @ギオンスタジアム

2015年01月02日 18時23分28秒 | 高校サッカー・クラブユース
ギオンスタジアムにて選手権2回戦を観戦

開志JSC 3ー2 宇治山田商業

得点
前半1分 (開)11上口が左サイドえぐりクロス、14石塚が中で合わせる
前半10分 (開)10伊藤のスルーパスに抜けだした9染野がエリア内で倒されPK、9染野がPK決める
後半18分 (宇)ゴールキックを開志DFがクリアミス、こぼれ玉を拾った8西口がドリブルシュート
後半22分 (開)6高橋のFK直接
後半28分 (宇)左からのクロスを逆サイドでフリーになっていた18羽山がワントラップシュート


得点には至らなかった決定機
前半14分 (宇)8西口が裏に抜けだしシュート放つも、カバーに入った4藤原がシュートブロック
後半13分 (開)FKからのこぼれ玉を20池田?が頭であわせるもポスト直撃


開志JSCスタメン
      1子安
20池田 4藤原 3岡田 6高橋
    10伊藤 8今井
 7関   14石塚  11上口
      9染野
交代
後半13分 染野→25大坪
後半30分 上口→16松本
後半30分より以下のとおり5バックシステムに変更
    1
20 16 4 3 6
   10 8
 7     25
    14

後半38分 石塚→18羽生田
後半40分 高橋→5辻


宇治山田商業スタメン
      12森田
14下村 16田中 5瀧内 2小藪
    6松本 10山田
 7四ツ谷      8西口
    18羽山 25結城
交代
後半27分 四ツ谷→9岡本(岡本がFW、羽山が2列目右)


感想
接戦の末、最後は開志が5バックで守りきり勝利、明日の3回戦進出を決めた。
共にダブルボランチがキーマンのチーム同士の試合。開志はダブルボランチを攻撃の起点にサイド攻撃をメインに攻めるポゼッションスタイルのサッカー。それに対して宇治山田はダブルボランチを中心にした積極的なプレスでボールを奪い素早い攻守の切り替えでショートカウンターを仕掛けるスタイル。
前半は開志ペースの試合。中盤でボールを支配し早い時間帯に2得点を奪い試合を優位に進めたが後半に宇治山田が1点返すとそれまで沈黙していた宇治山田が一気に息を吹き返し反撃。宇治山田は1点差まで迫ったが最後は開志がDFを1人追加して5バックにして守りきった。
初出場の開志が選手権の怖さを思い知らされた試合だった。試合内容としては、開志が2ー0か3ー0で無難に勝利するような試合展開だった。普段なら問題なく勝てる試合でも3年生が引退をかけて戦う選手権は選手の集中が最後まで切れないは普段の公式戦とは全くの別の試合。開志はDFのミスから1点返され、一気に難しい試合にしてしまった。
開志はヒヤヒヤの勝利だったものの、試合内容は非常に良いものだったと思う。2トップと2列目の2人の4人の能力が高く攻撃パターンも多彩。見ていて面白いサッカーをしていたと思う。左SBの高橋は追加点となった3点目のFKが見事だったが、守備面での1対1の対応能力も素晴らしかった。
宇治山田は持ち味のショートカウンターを出そうと積極的にDFラインを高く押し上げ自分たちのサッカーをやろうとしていた姿が印象的だった。DFラインを高くすることで開志が積極的にその裏のスペースを狙っていたが、しっかりオフサイドを取って対応していた。また攻撃面では8西口の打開力が目立っていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静学 6ー0 佐賀東

得点
前半25分 エリア内で10名古が倒されPK、10名古がPK決める
前半27分 8旗手がサイドをドリブル突破しクロス、14薩川が決める
前半30分 10名古のCKを3光澤がワントラップシュート
後半12分 カウンターから、22後藤のパスを受けた8旗手のシュート
後半28分 22後藤のCKを21石井が決める
後半34分 11加納のドリブルからのパスを受けた6荒井がワントラップで相手をかわしシュート


得点には至らなかった決定機
前半9分 (佐)10川内のボール奪取からクロス、6新村が中で合わせるがGK17山ノ井がファインセーブ
前半38分 (静)9本藤のロングシュートがポスト直撃
後半11分 (佐)12川口のロングスローから2田中がシュート放つがポスト直撃
後半24分 (静)9本藤と10名古で相手を囲みボール奪取、10名古がシュート放つがDFブロック
後半30分 (静)27渡辺のボール奪取からのパスを受けた7中澤がシュート放つが枠外


静学スタメン
      17山ノ井
  5加佐 4石渡 3光澤
    22後藤 28鹿沼
14薩川         8旗手
      10名古
    11加納 9本藤
交代
後半15分 旗手→7中澤(中澤が右サイド、薩川が左サイド)
後半20分 光澤→21石井
後半25分 本藤→27渡辺
後半30分 薩川→6荒井


佐賀東スタメン
      1中園
2田中優5西原 4峯  12川口
    8野口 7井上
 10川内       6新村
    24田中翔11福田
交代
後半0分 田中翔→18小川(川内がFW、小川が2列目)
後半0分 福田→13中原
後半11分 新村→14馬見塚
後半38分 野口→15砥綿


感想
前半20分までは慎重な堅い試合展開だったが、静学がPKで先制した後は静学が一気にペースを握り、途中交代で出場した選手を中心に効果的に得点を重ね結局6ー0で勝利した。
佐賀東の立ち上がりの集中力は素晴らしかった。ボールを持った静学選手をすぐに囲い込みボール奪取から素早い攻守の切り替えを見せていた。静学は前半途中までほとんどシュートを打つことができなかった。前半9分には10川内が高い位置でのボール奪取からのクロスで決定機を演出、6新村のシュートはGK17山ノ井が防いだが、佐賀東が先制していてもおかしくない場面だった。
佐賀東がキープレーヤーの10川内を県予選で起用していたFWから2列目で起用していた。中盤で10川内に多くボールに絡ませて攻撃を作り対という思いがあったかもしれないが、前半9分の決定機は佐賀東の狙い通りの形だったと思う。後半頭からスーパーサブの18小川と13中原を同時起用したが、なかなかボールを触る機会が得られなかった。
静学は、22後藤と28鹿沼のダブルボランチが効いていた。共に県大会は登録外だった選手で、特に28鹿沼は公式戦初出場。22後藤が攻撃、28鹿沼が守備という役割分担がハッキリしていたことにより静学の攻撃にメリハリが出ていた。また、途中出場の27渡辺も県大会は登録外で公式戦初出場。Bチームから這い上がってきた選手がインパクトを残した試合だった。
慎重すぎるくらい慎重に入った全国大会初戦。前半20分までの出来は無難ではあったが、PKがなければどこで攻撃のスイッチを入れていたのか、どこで無難にロングボールを蹴る展開からドリブルで仕掛ける展開にもっていくのか、スタンドで見ていてハッキリと感じる意図は見られなかった。
明日の3回戦は優勝候補の東福岡との対戦。
大量得点で勝った試合の次の試合というのは非常に入り方が難しい試合となることが多い。大量得点で勝利すると、どうしてもチームの緊張が緩んでしまいがちで、松本での一昨年の総体全国大会で、静学は3回戦の岡山学芸館に大量得点で勝った次の試合、三浦学苑に敗れている。
そういう意味では、次の対戦相手が優勝候補筆頭の東福岡と対戦できるという事で、この大量得点でチームの緊張が緩むという事は無いので、そういう意味では本当に良かったなぁと思う。
ただし今日の試合、東福岡の試合開始時間が12:05で、静学の開始時間が14:10だった事については、公平性を欠いており納得できない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする