Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

U-20W杯2019 GL第3戦

2019年05月30日 23時01分07秒 | ユース代表
U-20W杯のGL第3戦を録画視聴

日本 0-0 イタリア


日本スタメン
      1若原
5菅原 3小林 17三國 2東
    7伊藤 10齋藤
 14西川       16山田
    9斉藤 11田川
交代
前半21分 田川→20中村(負傷交代)
後半32分 斉藤→15鈴木
後半40分 西川→18原

感想
GL1位のイタリアと2位の日本の対戦で、仲良く引き分ければ互いにGL突破が決まるという状況で迎えた試合で、互いに無理せず仲良くスコアレスドローでともに決勝トーナメント進出を決めた試合だった。
イタリアは前の試合からスタメンを9人代えて、決勝トーナメントに向けた調整試合。選手を休ませ、引き分け以上でGL1位突破を目的とした試合。
日本は負けるとGL3位転落の恐れがあるので何とか引き分け以上で2位以内を確保したい試合だった。
前半はスタメンを9人入れ替えたイタリアが立ち上がり噛み合わず日本ペースで何度かチャンスを作ったが決めきれず。前半9分には2東のフィードに11田川が抜け出しエリア内で倒されPKゲットするも、7伊藤のPKを相手GKがファインセーブ。他にも11田川が裏に抜け出しGK1対1になるがこれも決めきれず、日本は前半にチャンスを作ったが決めきれなかった。
後半に入るとイタリアが落ち着きを取り戻し膠着した展開。イタリアは無理に攻めることはせず無失点でしっかりドロー狙いの戦い方。日本はそのイタリア相手に無理に攻め込みカウンターを受けるリスクが大きくなることを考慮して無理にラインを上げることはせず、動きの少ない後半となりそのままタイムアップとなった。
イタリアの調整試合にお付き合いした格好となったが、日本はGL通して初戦のエクアドル戦でのオドオド感が無くなり落ち着いて試合をこなせるようになっていたというのが大きな感想。
選手個人を見ると、GL3試合通してGK1若原の活躍が目立った。1若原のファインセーブに救われたシーンが非常に多かった。元々大迫(広島)のA代表招集で巡ってきたチャンスだったが、それをしっかりものにしている。また10齋藤未の中盤底での動きも変えの利かない存在となっていた。9斉藤はチャンスは作るものの決めきれないシーンの連続となったGL3試合。いつ9斉藤が目に見える結果を出してトンネルを抜けるか?が個人的注目。この試合初先発だった14西川は持ち味を出すシーンはほとんど見られなかったが、17三國は1回裏を取られたシーンがあった以外は良い動きを見せていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-20W杯2019 GL第2戦 メキシコ

2019年05月27日 21時28分19秒 | ユース代表
U-20W杯 GK第2戦を録画視聴

日本 3-0 メキシコ

得点
前半20分 クロスの跳ね返りを8藤本がワンタッチで前線へフィード、抜け出した13宮代がシュート
後半6分 8藤本のCKを11田川が頭で合わせる
後半30分 20中村からのパスを受けた11田川から13宮代へつなぎ、13宮代のシュート

日本スタメン
      1若原
5菅原 4瀬古 3小林 15鈴木冬
    8藤本 10齋藤
 9斉藤       16山田
    13宮代 11田川
交代
後半30分 斉藤→20中村
後半35分 藤本→7伊藤
後半41分 宮代→18原

感想
前半立ち上がりに繋いでくると見せかけてロングボールを蹴ってきたメキシコにチャンスを作られる場面が何度かあったが、その後は落ち着いて対応。徐々に集中を切らすメキシコ相手に落ち着いてペースを握り3-0で勝利した。
日本は初戦から若干メンバーを変えてきたが、FWでスタメン起用された13宮代が2得点、ボランチで起用された8藤本が2アシストと変わって入った選手が活躍。特に8藤本は中盤に落ち着きをもたらし日本のペースを作るのに大きく貢献していた。他に地味に良い動きをしていたのが5菅原と9斉藤の右サイドコンビ。5菅原はさすがの能力の高さを見せるシーンが多々。地味に良い横パスや地味に良いタイミングのオーバーラップなど玄人好みのプレーを見せていた。9斉藤は今回A代表選出された久保と同学年の17歳。本来は2年後のU-20W杯の主力となる飛び級で召集された選手だが、昨年のU-17W杯の時は宮代や中村の控えFWという位置付けだったのが、この1年で見事にそれら選手達をごぼう抜きした感がある久保に劣らない将来性のある選手。今日の試合では5菅原と良い連携を見せていたが今大会はまだ本来の持ち味を十分に見せているとは言い切れない。決勝トーナメントで日本が躍進するためには活躍が必要な選手。

GL2試合を終えての勝点はイタリア6、日本4、エクアドル1、メキシコ0。日本は次戦はここまで2連勝でGL突破を決めているイタリアと対戦。大会レギュレーションでGL3位チームにも決勝トーナメント進出の可能性はあるが、しっかり2位以内で決勝トーナメント進出を決めたいところ。
仮に日本がイタリアに0-1で敗れ、エクアドルがメキシコに3-0で勝利した場合は日本とエクアドルが完全に並び抽選でGL2位を決めることになる。GL敗退が決まったメキシコ相手に大量得点が必要なエクアドルが大勝するのは容易に想像できるので、日本は何とかイタリアに引き分け以上で自力での2位以内を確定させたいところ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-20W杯2019 GLエクアドル戦

2019年05月25日 10時44分25秒 | ユース代表
BSフジにてU-20W杯初戦を録画視聴

日本 1-1 エクアドル

得点
前半45分 (エ)FKをGKがはじいたボールが11田川に当りオウンゴール
後半22分 (日)7伊藤の放り込み13宮代がつぶれ、こぼれ球を16山田がつめる

日本スタメン
      1若原
5菅原 4瀬古 3小林 2東
    7伊藤 10齊藤未
 6郷家       16山田
    9斉藤光11田川
交代
後半0分 斉藤光→13宮代
後半20分 郷家→14西川
後半45分 山田→20中村

感想
日本が押し込まれる展開が続いたが、後半に何とか同点に追いつき引き分けた試合。
引き分けに終わった試合だったが、試合内容的には0-2か0-3で負けていてもおかしくなかった試合。
前半は押し込まれながらもなんとか最終ラインではね返していたが、終了間際のセットプレーをきめられ失点。
後半立ち上がりにハンドでエクアドルにPKを献上して2点目献上かと思われたが、GK1若原がこのPKをファインセーブして試合の流れを引き戻すとその後少ないチャンスを決めて同点に追いついた。
この試合の日本のベストプレーは間違いなくGK1若原のPKセーブだろう。このPKを決められていたらほぼ試合は決まっていた。
また主将の10齊藤未が中盤の底で運動量豊富にスペースを潰し続け孤軍奮闘。この試合で数少ないエクアドル選手と対等に戦えていた選手だった。
エクアドルは南米予選1位というだけあって個の能力がかなり高いチームだった。最終ラインに粗い部分があり日本はそこに助けられた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J3 2019 群馬戦

2019年05月18日 17時35分59秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 1ー1 群馬 公式入場者数1,733人

得点
後半37分 (群)14谷澤の中盤でのボールロストから、9岡田が前線へフィード、7加藤のクロスをGKがはじくがDFに当たってオウンゴール
後半43分 (藤)33安藤のパスを受けた8岩渕がゴールライン際でのターンから相手DFを1人かわし角度の無いところからニアサイドにシュートを決める。


得点には至らなかった決定機
前半28分 (群)裏に抜けだした22飯野がシュート放つが枠外
後半8分 (藤)7水野のパスを受けた20森島のシュートが枠外
後半15分 (藤)GKがはじいたこぼれ球を7水野がシュート放つがGK正面


藤枝スタメン
      1杉本
  22川島 6秋本 4秋山
3鈴木   30松岡   33安藤
    7水野 13大竹
      10大迫
      20森島
交代
後半27分 大迫→8岩渕
後半30分 大竹→14谷澤
後半40分 水野→9谷口

群馬スタメン
      23吉田
13久木田2舩津 32渡辺 24光永
    15金城 6佐藤
 22飯野  17高澤  7加藤
      10青木
交代
後半34分 飯野→9岡田
後半41分 高澤→4岡村
後半45分 加藤→28福田


印象に残ったシーン
前半13分(ダゾーン再生時間27:53) 13大竹のショルダーチャージによるボール奪取、13大竹がプレスの激しさを見せたシーン。
前半30分(ダゾーン再生時間44:25) 3鈴木がサイドチェンジのボールをワンタッチで前方へ絶妙スルーパス、ボールを受ける前に味方の動き出しをよく見ていたプレー。
後半10分(ダゾーン再生時間1:26:19)中盤でのボールのつなぎの場面で33安藤が難しい体勢からワンタッチでボールを落として4秋山につないだシーン。難しい体勢で難しい事を簡単にやってのける33安藤らしさが出たプレー
後半19分(ダゾーン再生時間1:34:50)33安藤が体の強さを見せてボールを落ち着かせるが、その後のパス出しのパスが強すぎて攻撃が展開できなかったシーン。33安藤のフィジカルの強さを見せながらも細かい部分の粗さが出てしまったシーン。
後半24分(ダゾーン再生時間1:39:55)ワンツーで抜け出そうとした相手に3鈴木がすばやい戻りを見せパスカット。3鈴木が反応の速さとスピードを魅せたシーン。


細か過ぎて伝わらないサッカー解説
後半38分(ダゾーン再生時間1:58:38)味方の縦パスに対する8岩渕の半身でのトラップ。
相手DFに「そのまま縦に仕掛ける」という雰囲気を感じさせトラップしたところをプレスに来させない体の向きの何気ないフェイント。これにより余裕をもってターンして前を向くことで藤枝の攻撃の形を作りだし同点弾のシーンにつなげた。
同点弾を決めたシーンのゴールライン際でのターンから相手DFを抜き去ったシーンも素晴らしかったが、その攻撃の形を作り出した最初の中盤での相手にプレスをかけさせないボールの受け方も秀逸だった。


感想
互いに堅い守備が持ち味のチームで、想定通りのロースコアゲームとなった試合。
前半はほぼ互角の展開。後半は藤枝が押し気味になる時間帯が増えたが中盤の何でもない所でのボールロストから崩され失点。最後は藤枝が攻撃の手を強めて何とか同点に追いつきタイムアップ。藤枝にとってはミスからの痛い失点でこの敗戦が脳裏をよぎったが何とか同点に追いついたという試合。
藤枝にとってはこれまでどおりしっかり無失点でしのぎ後半に1点取って勝点3を加えたいというゲームプランの試合だったが、後半は想定通りにゲームプランが進んでいるかに見えていただけに、惜しい試合となった。
群馬は監督が市船元監督の布氏。主将は今季から移籍してきた市船OBの32渡辺で市船らしい堅い守備をベースにしたチームだった。24光永は昨シーズンまで藤枝に在籍しており古巣との対戦となった。JFAアカデミー出身の15金城や流経柏で活躍した17高澤など懐かしい顔ぶれも見ることが出来た。
藤枝は、途中出場8岩渕がジョーカーの仕事をこなし見事な同点弾を決めて最悪の結果を免れた。試合はこれまで通り無失点からの後半に1点取って勝つという戦い方。20森島への縦パスはかなり警戒されていたようでなかなか20森島のポストプレーが機能するシーンは見られなかったが、それでも今季は8岩渕をジョーカーとして起用する戦術がハマっていて後半での得点が多いのも今季の藤枝の特徴。
先週の藤枝市役所との練習試合を観戦した時は控え選手中心のメンバーながら藤枝市役所に大勝。内容は2トップの9谷口と8岩渕の2人を相手DFが抑えきれ無かったという展開で、9谷口、8岩渕という強力な攻撃力を持った選手がベンチに控えていることで「後半になれば点が取れる」という安心感が今季の藤枝の守備の安定感にもつながっているという感じで、野球のリリーフエースのような存在になっている。
20森島は得点ランク現在2位で1位の飯野(G大阪U23)は恐らく今後はトップチームにご栄転なので、20森島の得点王争いも今後の観戦の楽しみになってきた。

なお、応援席はさすがにJ2にいたチームだけあって群馬の方が優勢。応援席では草津温泉の「湯もみ」で応援していてビックリした。(女性5人がガチの服装で芝生の上で湯もみをしていた)
対する藤枝はハーフタイムショーにも登場した田沼魁太鼓育成会の方々が応援席で応援。
パッと見、「和太鼓対湯もみ」という構図になっていたが、応援席では太鼓の使用が無かったのが残念。元々和太鼓は縁起物でその音には邪気を払い幸運を招く力があるらしく、応援の道具としては「湯もみ」よりもよっぽど強いと思うので、応援席で「和太鼓打ち鳴らしてくれないかな~」と感じながら観戦していた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-20W杯メンバー

2019年05月12日 19時57分13秒 | ユース代表
FIFA U-20ワールドカップポーランド2019(5/23~6/15) U-20日本代表 メンバー・スケジュールが発表された。

スタッフ
監督:影山 雅永 カゲヤマ マサナガ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:秋葉 忠宏 アキバ タダヒロ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:高橋 範夫 タカハシ ノリオ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コンディショニングコーチ:小粥 智浩 オガイ トモヒロ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

選手
GK
12 茂木 秀 モギ シュウ(セレッソ大阪)
1 若原 智哉 ワカハラ トモヤ(京都サンガF.C.)
21 鈴木 彩艶 スズキ ザイオン(浦和レッズユース)

DF
15 鈴木 冬一 スズキ トイチ(湘南ベルマーレ)
4 瀬古 歩夢 セコ アユム(セレッソ大阪)
17 三國 ケネディエブス ミクニ ケネディエブス(アビスパ福岡)
5 菅原 由勢 スガワラ ユキナリ(名古屋グランパス)
19 喜田 陽 キダ ヒナタ(アビスパ福岡)
3 小林 友希 コバヤシ ユウキ(ヴィッセル神戸)
2 東 俊希 ヒガシ シュンキ(サンフレッチェ広島)

MF
10 齊藤 未月 サイトウ ミツキ(湘南ベルマーレ)
7 伊藤 洋輝 イトウ ヒロキ(名古屋グランパス)
6 郷家 友太 ゴウケ ユウタ(ヴィッセル神戸)
8 藤本 寛也 フジモト カンヤ(東京ヴェルディ)
16 山田 康太 ヤマダ コウタ(横浜F・マリノス)
18 滝 裕太 タキ ユウタ(清水エスパルス)
9 斉藤 光毅 サイトウ コウキ(横浜FC)

FW
11 田川 亨介 タガワ キョウスケ(FC東京)
13 宮代 大聖 ミヤシロ タイセイ(川崎フロンターレ)
20 中村 敬斗 ナカムラ ケイト(ガンバ大阪)
14 西川 潤 ニシカワ ジュン(桐光学園高)

トレーニングパートナー(5/14~5/25まで)
MF 松本 凪生 マツモト ナギ(セレッソ大阪U-18)
FW 西尾 隆矢 ニシオ リュウヤ(セレッソ大阪U-18)

スケジュール
5月12日(日) 16:00 トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)※一般公開
5月13日(月) 15:00 トレーニングマッチ vs. 流通経済大
(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)※一般公開
5月15日(水) AM/PM トレーニング
5月16日(木) AM/PM トレーニング
5月17日(金) 16:00 親善試合 vs. U-20コロンビア代表
5月18日(土) AM トレーニング
5月19日(日) AM トレーニング
5月20日(月) AM/PM トレーニング
5月21日(火) PM トレーニング
5月22日(水) PM 公式会見・トレーニング
FIFA U-20ワールドカップポーランド2019
5月23日(木) 20:30 グループステージ第1戦 vs. U-20エクアドル代表
(Bydgoszcz Stadium/Bydgoszcz)
5月24日(金) AM トレーニング
5月25日(土) PM トレーニング
5月26日(日) 15:30 グループステージ第2戦 vs. U-20メキシコ代表
(Gdynia Stadium/Gdynia)
5月27日(月) PM トレーニング
5月28日(火) PM トレーニング
5月29日(水) 18:00 グループステージ第3戦 vs. U-20イタリア代表
(Bydgoszcz Stadium/Bydgoszcz)
6月2(日)、3(月)、4(火) TBC Round of 16
6月7(金) or 6月8(土) TBC 準々決勝
6月11日(火) 17:30/20:30 準決勝
6月14日(金) 20:30 3位決定戦
6月15日(土) 18:00 決勝

主な選考外となった選手
GK:大迫(広島)、谷(G大阪)
DF:橋岡(浦和)、石原(湘南)、萩原(浦和)、阿部(岡山)
MF:安部(鹿島)、久保(FC東京)、堀(秋田)、平川(FC東京)、中島(C大阪)
FW:安藤(C大阪)、原(FC東京)

初発召集(手元資料を基に確認)
GK:鈴木
DF:喜田、鈴木
FW:西川(西川は前回合宿が初招集)

感想
大迫、橋岡、久保、安部といった各ポディションの中心選手が不在の選考となり、正直かなり厳しいメンバー構成となった。
橋岡は怪我、他3人にはA代表のコパアメリカの方に呼ばれる見通しとの事での選外。
U-20W杯は各Jクラブで出場しているプロ選手の選考で、クラブで主力で出ている選手については、代表とクラブとの間で綱引きが行われるのが常。
それでも本大会にはその中心選手は招集される(クラブが代表招集を容認する)のがこれまでの慣例だった(招集はされるけど、その中心選手は普段候補合宿に呼ばれていなかった為、チームに溶け込む時間が少なく機能しないという問題もある)が、今大会はA代表招集が優先された。
20歳以下の世界大会を優先するのか?プロクラブでの活動を優先するのか?試合に出られなくてもA代表を優先するのか?この判断は各国様々。
日本はこれまで20歳以下の世界大会を優先してきたけれど、今回は判断が変わった様子。
これに関する個人的考えは、正解は無いのでどの判断が正しいというのは無い。だからサッカー協会の判断にブレが無ければ良いと思う。
つまり、「今までは世界大会を優先していたのに今回だけA代表を優先してたら判断ぶれてんじゃね?」と感じているけれど、今回から判断の変化があり、今後も日本サッカー協会はこの判断に基づいて活動していくのであれば良いと思う。

今回はGKで大迫の他にも谷も怪我で選外になったとのことで、継続して代表に呼ばれていたGKは若原だけという事になり、下の世代から急遽鈴木が初招集されるというスクランブル。さらにDFで招集された鈴木、喜田も初招集で過去にU-17W杯で活躍した選手をここに来て急遽引っ張ってきた格好になった。A代表に中心選手を持ってかれて計算が狂ったのは仕方が無いにしても、さすがにこのタイミングでの初招集は、これまで候補合宿を重ねてテストしてきた他の選手は何だったのか?という印象は受けてしまう。

世界に目を向けると、「子供の大会にプロで活躍している選手が出る必要はない」という認識の国は特に欧州に多い印象で、常に世界トップレベルの選手が集まる欧州のリーグで試合に出ているのなら、レベルの落ちるアジアやアフリカの子供たちが出てくる大会に出す必要はないし、もしその大会で将来有望な選手が怪我をしてしまったら、クラブに対してサッカー協会が負い目を負う事になるのを避けるのは妥当な判断だと思う。
日本は今回この欧州の判断をまねた格好だが、Jリーグがそういう判断を下せるレベルのリーグとなったと言えるか?まだちょっと時期尚早かと思う
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする