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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

「ブルーロック」を読んだ感想 ⭐︎親の見守り方⭐︎

2023年09月19日 08時35分05秒 | その他
漫画「ブルーロック」を読んだ感想

・日本サッカー界は、シュートが打てるのに「作る」ことを意識しすぎてパスを選択してしまうFWが多い。FWはもっとエゴイストにならないといけない。という作品の趣旨に関して全くの同意見。
・個人的にも、小中学校のサッカーチームで「FWがペナルティエリア内でボールを持ったらシュートを打たなければいけない」というチーム内ルールを作るチームがあっても良いと思うという意見を、過去にこのブログで書いたことがある。
・漫画の設定はなかなかぶっ飛んでいるけれど、「漫画だから出来ること」という意味で良いと思う。

★この漫画を読んで最も印象に残ったのは、主人公の両親に関する記載
・主人公の両親はサッカーには無関心で、「子供のやりたいようにやれ」というスタンスで、最も理想的な両親像だと思った。
・子供が年代別の日本代表などに選ばれた時に、プロ入りまでの逆算を始めてしまったり、「プロサッカー選手 年棒」という検索をしだしたりするのが最悪な親。
・子供が年代別日本代表などに選ばれた時に、最も害悪となるのが「勘違いした周囲の人間」。選手本人の考えがしっかりしていても周囲の人間の勘違いが選手本人を腐らせるというのはよくある事例。(過去のUー17日本代表に選ばれた選手一覧を検索してみたらよくわかる。高校生になったばかりの頃にその年代のトップだったはずの選手たちの多くがプロサッカー選手にもなっていないというのが現実)
・子供が年代別日本代表に選ばれたということは、選ばれるだけの選手としての可能性があるということで、その可能性を今後どうやって伸ばして行こうか?子供と一緒に考えられる親ならそれが理想だけれど、そんなサッカーエリート家族はそうそういないので、親は無関心で過度に干渉しないというのが結果的に理想の姿という事になる。

余談
過去に日本代表まで登り詰めた選手の親と話をしたことがある。
その選手は体は小さくフィジカル面に関しては難ありの選手だったが、技術と意識の高さでプロ入りして日本代表に選ばれる選手になった。
その選手が小学生の頃に、わざと倒れてファールをもらいに行くずる賢いプレーをした時に一度だけ厳しく叱ったことがあったとのことだが、それ以外は基本遠くから見守るスタンスだったとのこと。
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