Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プレミアイースト 前半戦終了

2011年08月28日 17時04分46秒 | 高校サッカー・クラブユース
2回戦総当たりで行われているプレミアイーストの前半戦が終了した。
ここまでの順位表は以下のとおり

      札幌 東V 青森 浦和 養和 清水 F東 静学 流経 尚志  勝点  得失点
1 札幌  ×  2△2 2○0 3○1 1△1 1△1 3○1 3○0 3○1 5○0  21   15 
2 東V 2△2  ×  3○1 1△1 4○0 1△1 1○0 1△1 3○1 5○1  19   13
3 青森 0●2 1●3  ×  3○1 4○0 2△2 1△1 3○2 4○1 1△1  15    6
4 浦和 1●3 1△1 1●3  ×  0●1 4○0 1●3 4○1 2○1 5○0  13    6
5 養和 1△1 0●4 0●4 1○0  ×  4○1 0△0 2△2 0●3 3○1  12   -5
6 清水 1△1 1△1 2△2 0●4 1●4  ×  2○0 0△0 1●3 2○0  10   -5
7 F東 1●3 0●1 1△1 3○1 0△0 0●2  ×  1△1 0△0 1△1   8   -3
8 静学 0●3 1△1 2●3 1●4 2△2 0△0 1△1  ×  1△1 3○0   8   -4
9 流経 1●3 1●3 1●4 1●2 3○0 3○1 0△0 1△1  ×  1●5   8   -7
10 尚志 0●5 1●5 1△1 0●5 1●3 0●2 1△1 0●3 5○1  ×    5  -17 


レギュレーションを確認しておくと、1位チームがウェストの1位チームと優勝決定戦を行い、下位2チームが来季プリンスリーグに降格する。
これまでの前半戦の各試合を見てきてハッキリわかったことは、札幌と東京Vの2チームが能力的に抜け出ていて、それ以外のチームはほぼ団子状態だという事。
3位~10位まで勝ち点に開きはあるが、実力的な大差は無い。
前半戦はプレミアリーグを調整試合として戦っていたチームも多々あり、「巡り合わせ」で勝ち点を稼いだチームもあり、前半終了時点での勝ち点がそのままチーム力の差だと言う事は出来ない。
後半戦は、各チーム降格争いを意識して戦うことになってくるので、後半戦の方がチーム力の差が顕著に結果に表れてくると思う。

降格の第一候補は尚志か。ただ尚志のチーム力は決して低くない。このチームが今年のプリンス東海1部にいたら、磐田Yと優勝争いをしていただろう。そんなチームでもプレミアリーグで1勝するのは難しい。震災の影響がなければもう少し勝ち点を伸ばしていたかもしれない。
もう1チーム降格候補を挙げるとしたら、FC東京Yだと思う。何試合か見ているがチーム状態が良くない。10橋本がトップ帯同で今年はユースの試合に出ていないが、今後ユースに合流することがなければこの先も厳しい戦いが続くことになると思う。

気になるのが青森山田。巡り合わせで前半戦でうまく勝点を稼ぎ3位につけているが、チーム力は勝点8の静学や流経と大きく変わらない。
先日東京VYに3-1で敗れたが、その試合後に選手たちが、相手との力の差を冷静に見極める事が出来ていたか、それとも「審判の判定が偏っていなければ勝てたかもしれない試合だった」などと言って、「優勝」という言葉が頭にちらついた上の空の状態のどちらだったのか?
自分たちチーム力の現在地をしっかり見極めていられれば問題ないと思うが、そうでなければ後半戦に転がり落ちるかもしれない。
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プレミアイースト @よみうりランド

2011年08月27日 19時30分39秒 | 高校サッカー・クラブユース
よみうりランドにてプレミアイーストを観戦。
震災の影響で順延していた試合で、この試合で順延されていた全ての試合が消化され、全日程の前半が終了することになる。
青森山田は23日(火)に深川GにてFC東京Yとの試合をこなしたばかり、そのまま東京に残り中3日での試合となっている。


東京VY 3ー1 青森山田

得点
前半24分 (東)GKが6秒以上ボールを持っていたことによる間接FK、14中島が横に出し8杉本のシュート
前半36分 (東)14中島が中盤トラップで1人かわし、左サイド8杉本へパス、杉本が中にいる24高木へパス、高木が決める
後半10分 (東)12前田が右サイドドリブルで上がりクロス、中で14中島が合わせる
後半45分 (青)7差波?から17高橋へ縦パス、高橋がかけ上がってきた7差波にリターンパス、差波がそのままシュート


東京VYスタメン
     1中村
17安西 3吉野 27畠中 19安在
    7楠美 34山口
 12前田       8杉本
    24高木 14中島
交代
後半18分 中島→22布施
後半18分 山口→13山本(山本が左SB、19安在がDH)
後半29分 高木→18金子
後半41分 前田→32澤井

青森山田スタメン
     1野沢
14新井 3縣  4舛沢 8室屋
    7差波 10椎名
 6曽我       16石井
    18佐藤 9林
交代
後半9分 佐藤→13飯島
後半30分 曽我→17高橋(高橋が2列目左、16石井が2列目右)

感想
プレミアイーストの2位と3位の対戦となった試合だったが、東京VYが自力の差を見せて危なげなく勝利した。
青森山田は7差波10椎名のダブルボランチを中心とした中盤での激しいプレスが光っていた。中盤での厳しいプレスから高い位置でボールを奪い、9林のポストプレーや16石井の縦の仕掛けで攻撃を仕掛けようとしていた

が、

東京VYは、その青森山田のプレスを見事にかわしていた。この試合、中盤での攻防は東京VYが完全に一枚上手だった。
青森山田のプレスはレベルが高かったと思うが、ワンタッチ、ツータッチでボールをつなぎプレスをかわす東京VYはそれ以上にハイレベルだった。
この試合、もっとも活躍した選手を一人挙げるとしたら、東京VY8杉本だろう。杉本は昨年に比べて完全に一皮むけた感じがする。昨年は前を向いてボールをもらってドリブルで仕掛ける選手だったが、今年は運動量が非常に増え守備にも顔を出すようになった。クラブユース選手権で東京VYが優勝できたのは杉本のプレスのおかげと言っても過言ではないと思う。
また、東京VYはこの試合、11南、5舘野、2長田といった3年生が不在だったが、代わりに出場した12前田、17安西、19安在がレベルの高いプレーを見せ、主力不在の影響を感じさせなかった。
ただ、3点目が入った後、主力選手を交代させたが代わりにひった選手が試合に入れず、後半30分過ぎは青森山田に試合のペースを与えてしまい、最後に1失点したことはこの試合の反省点だったと思う。
青森山田は点差が開いた試合になったが、選手の集中が切れることが無く、運動量も落ちずに最後に1点返したことは良かったと思う。もっと点差が開いてもおかしくない試合だったが、GK野沢が1対1を2~3度防ぐ好守もありよく耐えていた。

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U-22日本代表候補トレーニングキャンプ メンバー

2011年08月26日 19時34分55秒 | オリンピック代表
U-22代表候補合宿のメンバーが発表された。 8/29~31@福岡

GK
増田 卓也 マスダ タクヤ MASUDA Takuya
1989.06.29 183cm 77kg 流通経済大学
守田 達弥  モリタ タツヤ MORITA Tatsuya
1990.08.03 191cm 82kg 京都サンガF.C.
安藤 駿介 アンドウ シュンスケ ANDO Shunsuke
1990.08.10 185cm 78kg 川崎フロンターレ

DF
比嘉 祐介 ヒガ ユウスケ HIGA Yusuke
1989.05.15 168cm 68kg 流通経済大学
村松 大輔 ムラマツ タイスケ MURAMATSU Taisuke
1989.12.16 176cm 77kg 清水エスパルス
鈴木 大輔 スズキ ダイスケ SUZUKI Daisuke
1990.01.29 181cm 76kg アルビレックス新潟
吉田 豊 ヨシダ ユタカ YOSHIDA Yutaka
1990.02.17 168cm 66kg ヴァンフォーレ甲府
酒井 宏樹 サカイ ヒロキ SAKAI Hiroki
1990.04.12 183cm 70kg 柏レイソル
高橋 峻希 タカハシ シュンキ TAKAHASHI Shunki
1990.05.04 169cm 68kg 浦和レッズ
濱田 水輝 ハマダ ミズキ HAMADA Mizuki
1990.05.18 185cm 80kg 浦和レッズ
酒井 高徳 サカイ ゴウトク SAKAI Gotoku
1991.03.14 176cm 74kg アルビレックス新潟
高橋 祥平 タカハシ ショウヘイ TAKAHASHI Shohei
1991.10.27 180cm 70kg 東京ヴェルディ

MF
山本 康裕 ヤマモト コウスケ YAMAMOTO Kosuke
1989.10.29 177cm 76kg ジュビロ磐田
山村 和也 ヤマムラ カズヤ YAMAMURA Kazuya
1989.12.02 184cm 75kg 流通経済大学
山田 直輝 ヤマダ ナオキ YAMADA Naoki
1990.07.04 166cm 64kg 浦和レッズ
東 慶悟 ヒガシ ケイゴ HIGASHI Keigo
1990.07.20 178cm 69kg 大宮アルディージャ
山口 螢 ヤマグチ ホタル YAMAGUCHI Hotaru
1990.10.06 173cm 72 kg セレッソ大阪
登里 享平 ノボリザト キョウヘイ NOBORIZATO Kyohei
1990.11.13 168cm 65kg 川崎フロンターレ
茨田 陽生 バラダ アキミ BARADA Akimi
1991.05.30 173cm 64kg 柏レイソル
扇原 貴宏 オウギハラ タカヒロ OGIHARA Takahiro
1991.10.05 180cm 71kg セレッソ大阪

FW
永井 謙佑 ナガイ ケンスケ NAGAI Kensuke
1989.03.05 177cm 74kg 名古屋グランパス
杉本 健勇 スギモト ケンユウ SUGIMOTO Kenyu
1992.11.18 187cm 76 kg セレッソ大阪
小野 裕二 オノ ユウジ ONO Yuji
1992.12.22 170cm 62kg 横浜F・マリノス

今後の予定
9月21日(水) 男子サッカー アジア最終予選/ロンドンオリンピック予選
対U-22マレーシア代表 (鳥栖スタジアム<ベストアメニティスタジアム>)


感想
主力の中ではGK権田とFW大迫は召集されなかった。
先日優勝したユニバーシアード組から山村・比嘉・増田が合流した。
CBの高橋が初召集。人材難のCBに新たな選手を試すようだ。
高橋はU-19の頃からレギュラーを獲得し注目され、候補合宿にも何度か呼ばれていたが結局ユースアジア予選の最終メンバーには選ばれなかった。
また茨田も久しぶりの招集。リズムの作れるパサーだが、山口蛍とポディション争いをすることになりそう。
原口と清武はA代表に召集されている。
ユニバではCBで起用されていた山村だが、このチームではまたDHでの起用となるか?

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SBS杯 静岡県選抜優勝

2011年08月22日 23時07分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
今年のSBS杯は各国代表を破った静岡県選抜の優勝で幕を閉じた。
静岡県選抜がこの大会で勝てる確率が高いのは(西暦及び平成の)奇数年、その2年に一度のチャンスを見事に活かした。
来年は、今の高校2年生が今年と同じ年齢の各国代表チームの相手をすることになるので静岡県選抜が勝つのは難しくなる。

今年の静岡県選抜は良くも悪くも風間のチームだった。
風間をチームの中心に据え、風間を中心に攻撃を組み立て、チームの形は非常にわかりやすかった。
そして風間と心中を決めたチームに良い刺激を与えたのが石毛の存在だった。
石毛の存在が良い意味でプラスαになっていた。

DFに関してはCBに能力の高い選手がそろっていた。新井と木本の2人が控えとしてベンチにいたのだからCBの層の厚さが異常だったことがよくわかる。
ただ、SBに関しては人材不足だった。本来DHの青木をSBで起用する苦しい選択だった。

明誠監督で今回県選抜の代表を務めた田村氏は高嶋を買っているなというのがよく伝わってきた。高嶋のアンカーがこのチームの肝だった。
木下をボランチで起用する選択肢もあったが、田村氏は高嶋の起用にこだわっていたように感じた。
柏瀬・風間・高嶋・犬飼と縦のラインをハッキリさせてチームの形を明確化させていたと思う。
藤枝明誠勢の森川と山崎は出場機会に恵まれなかった。山崎は人材不足のSBの選手なのだからもっと起用しても良かったと思うが。

風間中心というチームの色をハッキリさせたことで、選抜チームだがチームとしてのまとまりが出ていた。
予選を見据えたチーム作りの調整で参加した各国代表に対して、この大会のために集まってうまくまとまる事が出来た静岡県選抜が結果を出すことができた大会だった。
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SBS杯 3日目 @エコパ

2011年08月21日 19時13分30秒 | 高校サッカー・クラブユース
エコパにてSBS杯3日目を観戦

静岡 2ー1 U-18日本

得点
後半3分 (日)16南のシュートがGKに当たった跳ね返りを拾った南が9大島へ横パス、大島がダイレクトでループシュート
後半27分 (静)10風間のフィードに抜け出した11柏瀬がエリア内で2相馬に引っ張られPKゲット、11柏瀬がPK決める
後半40分 (静)4松原のトラップが大きくなったところを7高嶋がボールを奪い10風間から17石毛につなぎ、石毛のミドルシュート

静岡スタメン
     1岩脇
13木本 3犬飼 5新井 2望月
    4木下 17石毛
 15森川 10風間 8荒木
     11柏瀬
交代
後半0分 森川→18加賀美
後半21分 荒木→7高嶋(高嶋がDH、石毛が2列目)
後半25分 木本→6青木(青木がDH、木下がCB、犬飼が右SB)

日本スタメン
     1櫛引
7川口 2相馬 8植田 5山中
    11熊谷 15深井
 9大島       12榊
    16南  19近藤
交代
後半21分 榊→10荒野
後半21分 南→17高原
後半28分 熊谷→13橋本
後半35分 大島→14為田
後半36分 山中→4松原

感想
80分で静岡が勝利すれば静岡の優勝、それ以外は日本の優勝というタイトルのかかった大一番。
静岡が試合終了間際に勝ち越し点を奪い優勝を決めた。
前半は日本がボールを支配するが、試合は膠着状態。ブロックを作って守る静岡相手に日本が攻めあぐみシュートを打つことが出来なかった。
日本はこれまでの試合同様、攻撃の形がハッキリしない状態が続いた。
後半の早い時間に日本が先制し、その後は日本が圧倒的にボールを支配するが支配するだけでなかなか静岡の守備を崩せず、シュートが打てなかった。
後半途中、微妙な判定から静岡がPKで同点に追いつくと静岡が一気にペースアップ、「あと1点奪えば優勝」という勢いで試合は静岡ペースになった。
日本は静岡の勢いを押し返すことが出来なかったのか、同点のまま守り切ろうとしたのか、どちらかわからないがベンチから指示が出ていた様子はなかった。
日本は前の試合の悪い流れを、そのままこの試合にも持ち込んでしまったような試合だった。
攻撃に連動性がなくフリーランや2人目3人目の動き出しがないため、非常に薄っぺらい攻撃になっていた。
静岡はCBに能力の高い選手がそろい、安定した守備で崩れることがなかった。
崩れず我慢強く戦うことで、相手が崩れて手元に優勝が転がり込んできたという感じになった。
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SBS杯 2日目 @草薙陸

2011年08月20日 21時21分26秒 | ユース代表
草薙陸上にてSBS杯2日目を観戦
天候は曇り時々小雨、昨日までの暑さがなくなり、逆に少し肌寒いくらいでサッカーをやるにはちょうど良い気候だった。

静岡 3ー3 U-18メキシコ
※PKでメキシコの勝利

得点
前半13分 (静)10風間のCKを3犬飼が頭で合わせる
前半20分 (墨)7右からのクロスを10が中でつぶれ、流れたボールを19がつめる
前半29分 (静)10風間のCKを3犬飼が頭で合わせる
前半39分 (静)ゴール前17石毛がワンタッチで出したボールを受けた8荒木のカットインしながらのシュート
前半40分 (墨)11の左からのクロスを10が中で合わせる
後半12分 (墨)15のFKを7が中で合わせる

静岡スタメン
     12福島
2望月 3犬飼 4木下 6青木
    7高嶋 17石毛
 9新村 10風間 8荒木
     11柏瀬
交代
後半0分 青木→13木本(木本が右SB、望月が左SB)
後半5分 新村→18加賀美
後半20分 荒木→16沢上


メキシコスタメン
   12
 5 4 14
  8 15
7  16  11
  19 10
交代
後半?分 4→3
後半21分 10→20
後半30分 19→21
後半35分 16→17


感想
全体的にメキシコペースの試合だったが、静岡が効率よくセットプレーから得点を奪い引き分けた。
シュート数は手元の集計で静岡6:メキシコ17。
静岡のスタメンはGKが代わった以外は前の試合と全く同じ、対するメキシコはシステムを前の試合の4バックから3バックに変更し、メンバーも前の試合から何人か入れ替えてきた。
個々の能力でメキシコが静岡を上回っていたが、攻撃はサイドからのクロスと、個人の単独突破ばかりでチームとしての崩しの形はあまり見られなかった。
静岡は前の試合同様、10風間を中心に攻めるが、メキシコにボールを支配されなかなか形を作ることは出来なかった。
風間、柏瀬はこの試合共にシュート0本、3列目から飛び出してきた石毛がシュート2本で唯一石毛の所から得点の匂いがした。
それにしても最近の荒木の出来が良くない。新人戦の時と比べるとキレが無くここ最近ずっともう一つという状態が続いている。
静岡の前半の2失点は共に左サイドの青木のところを崩されたところからの失点。後半からメンバーを入れ替え修正を行っていたが、やはり本職のSBがいないのは厳しい。
3失点したが福島は良かったと思う。ただ声はいつもより小さかったかなと思った。

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U-18日本 1ー0 U-18オーストラリア

得点
前半5分 右からのクロスを16南が決める

日本スタメン
     18中村
4松原 2相馬 18植田 6山中
    10荒野 11熊谷
 14為田       19近藤
    16南  17高原
交代
後半21分 為田→9大島
後半21分 荒野→13橋本
後半21分 松原→7川口
後半32分 熊谷→15深井
後半38分 近藤→12榊

オーストラリアスタメン
   1
6 4 2 5
  14 8
 16 12 11
   9
交代
後半18分 9→7
後半29分 16→10


感想
第1試合の試合開始が15時30分で第2試合の試合開始が18時20分。第1試合が終わってから第2試合まで1時間の長い空き時間があった。
観客の約半数が第1試合の静岡選抜の試合が終わったら席を立ち帰っていた。1時間も待って日本の試合を見ようとは思わない人が多かったようだ。
日本は遠藤と久保の2人が所属チームに戻る関係で日本代表からは離脱となった。

前半は日本が速い時間帯から攻め込み先制したが、前半途中から両チームともシュートが無くなった。
日本はボールをどこで奪い、どこでつなぐのかがハッキリしなかった。前半は4松原のオーバーラップ以外にはこれと言った形が無く、中盤での無意味なパス交換を行うシーンが目立った。
後半は日本の出来がさらに悪くなり、チームとして全く機能しなくなっていた。
選手それぞれの役割分担がハッキリしていなかった感じがした。「誰が何をやるのか」試合前にちゃんと話し合っていたのか疑問に感じた。
試合中も修正しようと選手同士で声を掛け合うシーンがあまり見られなかった。
連携不足というより、誰が何をしたら良いのかチーム内で混乱(?)した状態で何を修正したらよいのかピッチ内の選手達がわかっていなかったのではないかと思いう位ひどい状態だった。
具体的に悪かったところを指摘すると、ボランチの位置でボールが奪えなかった事と、2列目が全く機能していなかった事の2点。
後半21分の選手交代で状況が改善され、最後は良い流れを作ることが出来ていたが、その交代の前にピッチ内にいる選手が自分達で状況を打開することが全く出来なかったのが問題だった。
オーストラリアは、藤枝での静岡戦に比べたら体が動いていた。でも今日の出来の悪い日本相手この内容か…
コメント (2)
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SBS杯 初日 @藤枝総合

2011年08月18日 21時44分04秒 | ユース代表
藤枝総合GにてSBS杯の初日を観戦
入場料を支払うともらえる大会パンフレットがA4両面印刷された紙1枚のみ。
過去のSBS杯のパンフレットからのことだが選手名と所属チームが書かれてあるだけで、背番号の記載がない。
だから場内アナウンスを聞き逃した人は誰が誰だかわからない。
有料試合ではありえないこと。
パンフレットの質の低下を感じた。


静岡 3ー1 オーストラリア

得点
前半40分 (静)10風間のCKを9新村がヘディングシュート
後半15分 (静)10風間から左サイドの8荒木へ展開、荒木のクロスを11柏瀬がヘッド
後半25分 (静)17石毛から10風間につなぎ、風間のミドルシュート
後半33分 (豪)代わって入った新井がトラップミス、ボールを奪った9がGK1対1を決める

静岡スタメン
     1岩脇
2望月 3犬飼 4木下 6青木
    7高嶋 17石毛
 9新村 10風間 8荒木
     11柏瀬
交代
前半37分 高嶋→18加賀美(加賀美が右サイド、9新村がFW、10風間がボランチ)
後半15分 荒木→15森川
後半25分 青木→13木本
後半27分 柏瀬→16沢上
後半27分 望月→14山崎(山崎が右SB、木本が左SB)
後半32分 犬飼→5新井
後半35分 岩脇→12福島

オーストラリアスタメン
   1
6 4 2 5
  8 14
 16 12 11
   7
交代
後半0分 7→13
後半21分 11→17
後半21分 16→10
後半21分 14→9
後半26分 6→3

感想
試合の質は低かった。
冬のオーストラリアから猛暑日の静岡に来て、その暑さにやる気を無くしたのかと思うくらいオーストラリアの出来が悪かった。
両チームとも細かいミスが多く、残念な試合内容。
結果だけ見たら風間の1G2Aで静岡が快勝、マスコミが大喜びしそうな結果だが、個人的にはわざわざ選手を集めてこんな気持ちの抜けた試合をして何の強化になるのか甚だ疑問を感じた。

高嶋が前半に負傷交代した関係で風間がDHに下がってのプレーとなった。磐田Yの前田が召集されなかった関係で守備のできるボランチ選手が高嶋以外にいないための措置だったが、個人的には「木本か木下にボランチをやらせれば問題は解決するのにな」と思いながら試合を見ていた。(実際は守備力のあるボランチがいなくても何とかなるレベルの相手だった訳だが)
左SBは清商の青木が務めた。青木は本来ボランチの選手だがこのチームには左SBが本職の選手がいない。静岡県全体を見ても能力の高い左SBの選手はいない状態で、個人的に思いつくのは暁秀の川口くらい。でもその川口も今年は所属チームでCBをやっている状態・・・



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日本 4ー1 メキシコ

得点
前半10分 (墨)2右からのクロスを10ヘディングシュート
前半17分 (日)6山中のFKを3遠藤のヘディングシュート
後半6分 (日)20久保がエリア内でドリブルで仕掛け倒されPKゲット、久保がPK決める
後半14分 (日)12榊からの縦パスを受けた20久保がターンしてからのスーパーミドルを突き刺す
後半18分 (日)7川口?のクロスを12榊のスライディングシュート
 

日本スタメン
     1櫛引
7川口 6岩波 3遠藤 5山中
    15深井 11熊谷
 9大島       12榊
    20久保 19近藤
交代
後半20分 久保→16南
後半25分 榊→10荒野
後半32分 近藤→17高原
後半32分 深井→2相馬
後半32分 岩波→8植田
後半33分 大島→14為田
後半35分 川口→4松原

メキシコスタメン
   1
2 3 5 4
  6 16
 7   11
  10 21
交代
後半0分 21→19
後半0分 16→15
後半19分 11→17(17がDH、15が2列目)
後半20分 6→8

感想
「2試合続けて気の抜けた試合を見せられたらどうしよう」と心配したが、さすがにそんな事はなかったが、違う意味で気持ちの入った試合になってしまった。
後半の久保のPKゲットのファールの判定が微妙だったことからメキシコ選手の審判に対する不信感が生まれ、その後も微妙な日本に傾いた判定が多く、メキシコ選手及びベンチのイライラがスタンドにいても十分伝わってきた。メキシコ選手が何とかイライラを押さえて試合を終えたが、メキシコ選手のアフターのファールも多くなり、これがタイトルのかかった公式戦だったら、相当荒れた試合になっていたと思う。怪我人が出なくて良かったなという試合だった。
試合は前半はやや日本ペース、後半は集中の切れたメキシコ相手に日本が連続得点を奪いメキシコを突き放した。
2得点の久保は、得点シーン以外はボールを持ちすぎのプレーが目立ち周りと噛み合っていなかった。ただ、ターンからのミドルシュートは格の違いを見せつけるスーパーゴールだった。来年秋のアジア最終予選に向けて今後も、召集出来る時に呼んでチームに馴染ませていくことになるだろう。
チーム全体の出来を見ても、まだ少し噛み合っていないシーンが多く見られた。ただ、アジア最終予選まではまだ1年以上あることを考慮すれば十分な出来だったと思う。
久保・遠藤・大島・松原とJ出場経験のある選手が4選手いたが、J出場選手がこれほど大勢SBS杯に集結したのは初めてだと思う。これまでだと2005年の森本・福元・山本の3人が召集されたのが最多か?

今回ベストメンバーを集めたのは、U-18日本代表にとって今年のSBS杯が担う役割が例年以上に大きくなっている事が大きな理由だろう。
今年は震災の影響で毎年9月に行われてきた仙台国際ユースが中止になった。そのためアジア予選に向けて国内で調整できる大会がSBS杯だけになってしまった。
例年はテストメンバーで大会に臨んでくるU-18日本代表だが、今年は少し事情が違うようだ。


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選手権県予選組み合わせ

2011年08月16日 21時00分58秒 | 高校サッカー・クラブユース
選手権静岡県予選1次トーナメントの組み合わせが決まった。
詳細はだいいちテレビHP参照

静学・清商・藤枝東・藤枝明誠は特別シード
浜松開誠館・磐田東・常葉学園橘・清水東・飛龍・加藤学園暁秀は第1シード

第1シードは2次リーグからの登場。
特別シードのうち藤枝東と藤枝明誠は3次トーナメントから、そして静学と清商は3次トーナメント準決勝からの登場らしい。
静学と清商が準決勝からになったのは、U-18アジア予選の日程とかぶるため、候補選手がいるチームへの配慮措置と思われる。



特別シードについて

いいかげん勘弁してください。

候補選手がいるからといって準決勝まで試合ができないのは非常に厳しい。
選手権独特の緊張感の中で準決勝まで勝ち上がってきたチーム相手に、準決勝での初戦は非常に難しい試合になる。
U-18代表候補選手がいると言っても、静学や清商から選手が本当に選ばれるのかと言ったら、ここまでの選考合宿選出メンバーを見たら誰も選ばれない確率の方が高い。
清商の風間が選ばれる確率が30%程度といった所で、静学から誰か選ばれることはないと思う。
これは、代表スタッフが選手選考に関してはすでに新しい選手を試す機会を減らしチーム作りを進めているから。
代表チームに選ばれるだけの能力の高い選手がいても、代表チームの都合で今後新しい選手が大量に呼ばれることは無いだろう。
仮に代表に選手がとられていたとしても、その選手抜きで試合をすれば良いだけの話。準決勝でいきなり初戦を戦うよりチームにとって代表選手抜きで3次トーナメント初戦から(できればリーグ戦から)試合をした方が良い。
まず、代表候補選手のことを配慮する余裕があるなら、大学の推薦入試の関係で準決勝や決勝戦に出られない選手の事を配慮するべき。
何とか大学側に働きかけて、入試の日をずらしてもらう措置を検討する方が先決事項だろう。

とにかく、スーパーシードと大学の推薦入試で試合に出られない選手に関しては、いい加減何とかしてほしいと思う。
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サッカー書籍 「サッカー代理人」

2011年08月14日 17時37分54秒 | その他
サッカー代理人 世界を飛ぶ移籍交渉の舞台裏
著者:ロベルト佃 (日文新書)

報道などで耳にすることはあるが、これまであまり詳しく知る機会の無かった代理人について、現役のサッカー代理人がその仕事内容について書いた著書。
少し興味があったので購入して読んでみた。
※著者のロベルト佃氏は、中村(横浜FM)や長友(インテル)、長谷部(ボルフスブルク)の移籍を担当した代理人

長友や中村の移籍の舞台裏についての話も出てくるが、それを目的に購入した場合はガッカリするだろう。この本はあくまで、これまであまり表に出てくることのなかった代理人の仕事内容について紹介された内容になっている。

代理人の交渉についての専門的なテクニックや海外リーグ事情、選手・監督・GMとの関わり方、そして代理人の選手の見方などが事細かに書かれている。

以下本書より印象に残った記述を列記
・自分自身を周りに売り込む時は、自分の長所を徹底的にアピールする必要がある。勝負どころでは必ず自分の長所で勝負をしかけること。成功している人は皆一芸に秀でている。
・恩は着せるものではなく着るもの。
・プロで伸びる選手を見極める際、パスを出した後の動きで、止まらずサポートや第3の動きが出来ているのかを見る。サイドの選手は運動量を特に見る。
・プロで成功するためには、技術的なベースに加え、フィジカルとメンタルの強さが必要になってくる。
・「自分のため」に頑張っている選手は「もう、いいや」と最後のところで踏ん張りがきかない。「チームのため」に頑張っている選手は自分が頑張らないと周りに迷惑がかかると思いとことん踏ん張れる。岡崎はそういう自分の限界以上のところまで頑張れるタイプの選手。
・サッカーにおいて「頭が良い」とは「自己分析」ができるということ。
・選手の将来性を判断する材料として、技術や身体能力などの身体的特徴はもちろん重要だが、それ同じくらい重視するのがその選手の「親の考え方」。親が勘違いしてしまうと、その影響を受け選手があらゆる選択において判断ミスをしてしまう可能性がある。
・選手の技術に関しては、上半身でフェイントを入れられるか、トラップしながらフェイントを入れているか、ボールを両足で扱えるか、ファーストタッチやドリブルでボールをシュートの打てる位置に置いているか、ボールを相手にとられない位置に置いているかといった事を見ている。
・アルゼンチンでは一番うまい子が一番前に行く。そしてその一番うまい子を止めるのが楽しいということでDFもうまい子がなる。一番前と一番後ろをうまい子がやる。
・良いセンターバックがいることで、それに張り合いセンターフォワードが育つ。だからストライカーの人材不足を心配するならまず良いセンターバックを育てることから始めなければならない。
・少年サッカーでは自己主張の強い子が外され、言うことを聞くいい子だけが残っていく。少し変わった子や反抗的な子は教えるのが難しく、手間もかかるのでコーチのほうで排除してしまう。
・ユースやジュニアユース年代の若い世代で海外へ挑戦することは、それなりのリスクがあることを忘れてはならない。相当の才能と運に恵まれなければ成功をかつとることは出来ない。
・スランプに陥った選手は中途半端で思い切りが悪いプレーが目立つようになる。選手は監督やコーチから様々なアドバイスを受けるが、往々にして指導者に言われた事を気にしすぎてプレーが小さくなってしまう。例え何を言われてもストロングポイントをもっと主張していくべき、自分のプレースタイルに自信を持ちブレてはいけない。

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ツッチー・ノボリ・名波のサッカー王国静岡を考えよう!

2011年08月14日 16時43分09秒 | その他
昨日の深夜にSBSで放送されたTV番組。

サッカー王国復活への言魂にて
静学の川口監督「別に優勝しなくてもいい」

今の静学だから言える言葉だなという感じ。
十分全国で勝てる力のあるチームという前提があっての言葉だと思う。

正直この言葉、現段階では静学以外の静岡県高校チームには当てはまらないかなぁと思った。
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