Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

VAR

2019年06月23日 16時36分59秒 | サッカー観戦方法
近年サッカーの試合で浸透しつつあるVAR。
個人的にはこのVARについては反対派。

時代の流れからVARが主流の流れになっていくのは致し方ないというのは理解できるが、この流れはあまり好ましくない。
VARを導入した方がミスジャッジが減って、正確なレフェリングが出来るというのは間違いないと思う。
ただし、機械を使うのは人間。
VAR導入の結果出てくる副産物を想定すると出てくるのは、機械による正確性を言い訳にしたサボタージュ。

サッカーの試合を作っているのは11人×2チームの22人ではない。
サッカーの試合を作っているのは、プレーヤー22人に加え、主審1人、副審2人、第4審1人の合計26人。
VARはその26人に機械の目という横やりが入ってくることになる。
横やりで済めば良いが、審判がその横槍に頼る風潮になってしまうと本末転倒。
審判の存在意義を問われる事態となり、サッカーの試合を構成する要素が変わってくる。

元々サッカーはルールがシンプルであるが故、世界の国技と言って良いスポーツとして栄えてきた。
そのシンプルなルールをさばくことを機械にゆだねる事は、これまでの流れが変わる事でもあり、保守派の自分としては疑問を持たざるを得ない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー観戦 監督について

2019年02月28日 21時44分28秒 | サッカー観戦方法
最高の監督とは、試合中に何もしない監督。

正確には、試合が始まるまでに全ての準備を整えていて、ピッチに選手を送り出したらもうやることは何も無い状態が理想の監督像。
選手交代など試合中の諸手続きや不測の事態などもあるが、そういった様々なシーンを全て想定し、その対応策をコーチや選手に落とし込んである状態を作り出しておくことが理想中の理想。

サッカーの監督は、料理人に近い仕事だと思っている。
選手が食材で、戦術が調理法、システムが配膳、作り上げたチームは完成した料理に例えられる。
料理人の仕事は良い料理を作りそれを客の前に出す事。一度客の前に出した料理の味付けを修正するという事はしない。
サッカーの監督も、試合中に何かやるのではなく、ピッチ上に選手を送り出すまでが一番重要な仕事。

監督は試合中に何もしないのが理想だが、どうしても試合中に難しい判断を迫られる場面はある。
拮抗した展開で選手を変えずらい場面は多々あり、リードしているチームなどは守備のバランスが崩れるのを恐れ選手を変えずらい。
選手を変える決断が難しい理由は、選手を変えるとピッチ内でどういう変化が起るかわからないから選手交代が出来ない。
なぜピッチ内でどういう変化が起こるかわからないのかというと、それは相手チームの事が十分に見えていないから。
相手チームの特徴や各選手の特徴、チームの狙いが詳しくわかっていれば、選手交代で生じる変化はある程度予測できる。
この難しい判断を素早く正確に行うことが出来る監督が優れた監督だと言える。

個人的な考えだが、相手選手の情報というのはピッチ上の選手に必要以上に伝える必要は無いと考える。
相手チームをスカウティングして、相手選手の特徴を選手に伝え、相手のストロングポイントを消すのは有効な戦術だと思うが、それをやるとどうしても自分のチームの選手のストロングポイントを消してしまう事にもつながってしまう。
理想は、相手チームの情報は選手には必要以上に伝えず、でも監督コーチは相手チームの情報を詳しく把握しておき、相手チームの特徴をうまく消しながら自分のチームの選手の特徴が活きる戦い方を選手に伝える事。
選手からしてみたら、「監督に言われた通りの戦い方をしてみたら、何だか知らんけど、結果的に相手チームをうまく抑え込むことが出来て面白いくらい自分達チームの特徴をうまく出す事が出来た試合だった」と思われる位の伝え方。

つまり、風向きを読んで追い風になる方向を選手に教えるのが理想的な監督のスカウティングを活かした指導だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー観戦 得点シーンの注目点

2019年02月27日 21時27分05秒 | サッカー観戦方法
サッカーの得点シーンは後半に多い。
サッカーはあらゆる球技の中で最も得点の決まりにくいスポーツ。(だからもっとも大番狂わせが起りやすいスポーツとも言える)
ある程度能力のあるチームがしっかりした守備組織を作って守りに徹したら、ちょっとくらいのチーム力の差は関係なくなり、なかなか点が決まらなくなる。
そういう状況で得点が決まるシーンは、運動量や集中力が切れる後半が多くなる。


得点シーンで最も注目すべきは、得点の決まる2つ前のプレー。
サッカーで流れの中から得点が生まれているシーンは、大抵シュートシーンの2つ前に何かい起こっている事が多い。
シュートシーンの1つ前はアシストのプレー。2つ前というのはアシストのプレーを生み出したプレー。
具体的には、バイタルエリアからの得点に直結する鋭い縦パスとか、縦に仕掛けるドリブルで相手DFを1人はがしたプレーなど、「相手守備組織の壁にヒビを入れたプレー」が得点の2つ前のプレー。
TVでサッカーを見ていると、得点シーンのリプレーはシュートシーンばかり。守備組織にヒビを入れた2つ前のプレーに注目が集まることは非常に少ないが、最も注目すべき重要なところは2つ前のプレーが鍵になっている事が多い。
サッカー観戦で得点シーンを記録する時は、その2つ前のプレーに何が起こっていたのかをしっかり理解することが重要。
得点の2つ前のプレーを確認するのに効率的な方法は、サッカー観戦中常にボールを持っている選手の背番号を頭の中でつぶやくこと。そうすることで得点が決まったシーンの流れを頭の中で逆再生しやすくなる。
「動画撮影して後で映像を見ればいい」というごもっともな指摘もあると思うが、機械に頼るとその時点でサッカー観戦の目は育たない。それにサッカーの試合で最も重要なシーンは得点シーンではなく、あまり目立たず気にされないちょっとしたプレーという事が多い。それは普段の観戦の中で見つけ出してその時間を記録しておき、後で動画で確認することが最も効率的で、最初から「後で動画で確認できるからいいや」というやり方だと、逆に後で途方もない労力と時間が必要になるのでおススメしない。


また得点シーンについては、「攻めている側がどうやってボールをつないで崩して得点を奪ったか」ということにとかく注目が集まるが、見方を変えると「得点シーンが生まれる場面というのは、必ずDFの足が動いている時」とも言える。つまりDFが正しい守備ポディションを取れず慌ててポディションを修正しようとしている場面で得点は生まれる。
当たり前のことを難しく言っているようだが、要するに得点を決める為には、「どうやってボールを動かしたらよいか」ではなく「どうやって相手DFの足を動かしたら良いか」を考えた方が効率的だと言える。
その考えを応用して、DFの足が動きそうな場面に注目することで得点が生まれそうなシーンで観戦の集中力を高めることが出来る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー観戦 前半の注目点

2019年02月26日 21時43分43秒 | サッカー観戦方法
サッカー観戦で前半に注目すべきポイント

「ポイントは前半15分」

・両チーム通じて最初のシュート(セットプレー除く)が前半何分だったか?
 最初のシュートが前半15分過ぎだった場合、その試合は拮抗した展開の得点が少なくシュートシーンも少ない試合になりやすい。
 逆に、局面を崩して流れの中からシュートを放つシーンが前半の早い時間帯にあるようだと、その試合はシュートシーンの多い試合で得点が多く生まれる試合になりやすい。
 試合で得点が生まれるには、大きな流れとして、局面を崩すシーン → シュートを放つシーン → 決定的なシーン → 得点シーン という段階に分けられる。これらの段階を無視して得点が生まれることもある(セットプレー)が、大抵の場合はこの段階を経て得点シーンが生まれる。前半の早い時間帯にシュートシーンまでの段階にたどり着いている場合は、得点シーンが生まれるのも時間の問題と見ることが出来る。

・立ち上がりに勢いよくプレスをかけてきたチームの勢いが止まるのが15分
 弱いチームが強いチーム相手にペースを与えないように、立ち上がりに激しいプレスで主導権を握ろうとロケットスタートを仕掛けることが良くある。こういったオーバーペースのプレスの勢いがなくなるのが大抵15分。
 相手チームのプレスが想定以上の場合は、15分もつかな?という目線で見れば、そのプレスがオーバーペースなのか、1試合通じてやろうとしている事なのかが見える。

・守備組織の選手の距離感も重要。良いチームの守備は選手と選手の距離が等間隔でコンパクト。TV観戦していると11人全員がTV画面の中に等間隔でおさまっているのが理想的な守備組織。
 なぜ等間隔が良いのかと言うと、カバーがしやすい、こぼれ球を拾いやすい、無駄走りが減り体力消耗が抑えられる、局面で数的優位を作りやすいなど様々。 ただし全員が連動して常に等間隔を維持する必要がありかなり高い組織力が必要で、メリットに体力消耗が少ないと書いたが、慣れるまでは逆に疲れる。特に頭が疲れて後半に集中力が切れやすくなる。後半も組織が整っている守備をするチームは良く鍛えられていると見て良い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試合観戦の手順

2019年02月25日 21時51分55秒 | サッカー観戦方法
サッカー観戦の手順を簡単に紹介

【観戦に必要なモノ】
・フリクションボールペン
 システムなど書き直すことがあるので、消せるボールペンが便利
・リング式のB5ノート
 簡単に折り返せるリング式が便利。大きさはB5位がちょうど良い
・カメラ
 現地でメンバー表を確認する時に使用、メモするより撮影した方が早い
・帽子・サングラス
 風が強い時、日差しが強い時に観戦に集中するために必要。またスタンド観戦の時は、帽子のつばで視界の上半分を無くし、視界下半分のピッチに視界を限定することで観戦の集中力を高められる。 

【メンバー表の確認】
サッカー観戦で試合が始まったら、まず最初にやるべきことは出場選手のチェック。
その為、試合観戦で必須となるのがメンバー表。
メンバー表は事前にHPなどから入手しておくか、当日試合前に記録員の所に行って見せてもらうかする必要がある。
プリンスリーグ東海の場合は、公式記録を掲載しているHPがあるのでそちらで確認できる。
記録員の所に行って見せてもらう場合は、試合開始約15分位前に行って許可をもらい見せてもらう。この時デジカメやスマホのカメラで撮影すれば時間が短く記録員に迷惑はかからない。(あくまで見せてもらっている立場なので、見せてもらえない事もありうる)

【システム確認】
メンバー表を入手したら、それを参考に試合開始から5分で手元のノートに両チームの出場選手のシステムと背番号を書き出す。
システムの確認については、以下の順番で確認するのが最も効率的。
GKの背番号確認

DFラインの人数確認(4バックか?3バックか?5バックか?)

FWの人数確認(1トップか?2トップか?3トップか?)

ボランチの人数確認(1ボランチか?ダブルボランチか?)

2列目の人数確認

【ノートに選手名を記入】
システムと背番号を記載した手元のノートに、プレーが止まったタイミングでメンバー表を確認しながら選手名を書き足していく。
出来れば早めに選手名の記載を終えておきたい。理由は背番号だけだと覚えられないから。
各選手のプレーを記憶に残すためには、番号と名前を結び付けて頭の中に印象を残しやすくする必要がある。
2年生は名前の後に②、1年生は①と記載しておく。学年を補記するとより覚えやすくなる。

【ノートへの選手の特徴などの記入】
自分はノートに書く選手の特徴を記載するという事はしなかった。
主に書いていた情報は以下のとおり
・イエローカードをもらった選手の名前部分にレ点
・CKやFKのキッカーは蹴った足も含めて名前部分に補記(例:CK右)
 ※セットプレーを任せられる選手というのはチーム内でキックの精度が信頼されている選手の証
・セットプレーでターゲットになった選手を補記(例:タ)
 ※かなりの強豪で無い限りターゲットは1人か2人に絞られる。キックの精度が良いキッカーがいるチームほどこのターゲットがわかりやすい。
・シュートを放った選手は名前の下に正の字でシュート数を補記 
 ※得点の決まったシュートは正の字の横棒の末に●を付ける 
 ※決定機を外したシュートは正の字の横棒の末に×を付ける
 ※セットプレーでのシュートは正の字の横棒の末を曲げてセットプレー時のシュートと分かるようにする。
・選手交代があったら変わった選手の名前の下に変わって入った選手の名前と投入時間を記載
 ※ポディションチェンジがあったらポディションが変わった選手同士を矢印で結ぶ
・ノートの右端をあけておき、決定機、得点シーンの流れとその時間を記載する欄として使用する。
・ノートの下2割程空けておき、試合中にシステム変更があった場合にメモする欄として使用する。

【記録用文章作成】
試合後家に帰ってから記録の文章を書いていると時間がかかるので、ハーフタイム中に「ポメラ」である程度文章(前半までのシステム、メンバー、決定機等)を作成しておく。
※ポメラとはメモを取るための機械。昔のワープロ。
ブログ等に掲載するしないは別として、試合後に試合記録を見返して記録を文章にまとめる行為は勉強の復習と同じで、その試合の内容や出場選手が記憶に定着し、後日同じチームを観戦した時の基礎資料になる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー観戦の究極

2019年02月24日 13時13分25秒 | サッカー観戦方法
自分の考えるサッカー観戦の究極は、試合の「流れ」が見えるようになること。
試合の「流れ」は目で見ることは出来ないけれど間違いなく存在する。
試合の流れとは何か?
試合の流れとは、ピッチ上の選手22人の心理状態を総計して生み出される雰囲気。
つまり理屈上、試合の流れはピッチ上の選手22人が何を考えているのかが分かれば見えるという事になる。

分かりやすい例を示すと、試合開始から拮抗した内容の試合で、片方のチームが決定機を作った事がきっかけで試合の流れが傾くというシーンが良く見られる。
これは、決定機を作った側の選手が皆「いける!」と意識が前に向き、決定機を作られた側は皆「危なかった」と意識が後ろに向くことで、22人の意識が一気に同じ方向に動いて試合の流れが生まれるという分かりやすい事例。

自分はサッカーの試合を見るのはTVではなく現地観戦にこだわっていたが、その一番の理由がTVだとピッチ上の選手22人を同時に確認できず、選手の頭の中を見ることが出来ないから。
自分がサッカーの試合でいつも主に見ていたのは、選手の頭の中。
選手の頭の中を見るには、「その選手がどういう状況で、どのタイミングで、どの方向に一歩目を踏み出したか」である程度分かる。
(また、これが分かることでその選手の伸びしろも分かってくるのだけれど、それはまた別の機会での話)
ただし、ピッチ上の選手22人の頭の中を把握し続けることは事実上不可能だが、これは0か100かの話ではない。1%でも多く把握することで少しずつ試合の流れを感じることが出来るようになってくる。その精度をどこまで高められるかという話。

正直、未だ試合の流れが完全に見えた事は無いが、流れを感じることが出来た事はある。
その時は初めてサッカーと少し会話が出来た感覚があったが、そのサッカーから言われた言葉は「それでサッカーを分かったつもり?」の一言だったように感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流経柏データ班

2019年01月15日 21時49分46秒 | サッカー観戦方法
今回の選手権で流経柏が決勝まで勝ち進んだこともあり、流経柏が今年特に力を入れていた詳細なータを取り入れていた取り組みが注目された。

この取り組みは今後、サッカー界でより大きく普及していくと思う。
理由は、この取り組みはスタイルではなくて手段だから。
各チームが目指すチームの形を効率的に具現化するためのツールで、これはチームスタイルに合う合わないの話ではない。
公式戦、練習試合の動画撮影も当たり前になった現在、選手のアンダーウェアにGPSを入れて走行距離やスプリント回数を計測するのも当たり前になるのは時間の問題になるかと思う。
ただしそのデータがメインになってしまい、データに踊らされて数字に振り回されるチームや選手も出てくるだろう。
データはあくまでツールとして活用し、その基にチームの確固たる信念が無ければ意味がない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜメモを取るのか?

2019年01月08日 19時49分16秒 | サッカー観戦方法
なぜメモを取るのか?

自分はサッカーの試合を見る時にメモを取りながら試合観戦をするが、なぜメモを取るのか?その理由を記す。
たぶん勘違いされているので最初にハッキリ書いておくと、メモを取る一番の理由はブログを書くためではない。
一番の理由は「メモを取らないと試合の内容が頭の中に入ってこないから」
もう少しわかりやすく表現すると、試合観戦でメモを取るのは、学校の授業でノートを取る理由と全く同じ。
授業でノートを取る理由は、その場で聞いただけでは覚えられないから。授業の内容をノートにまとめて記して、後で復習して知識を頭の中に植え付けるために皆ノートを取る。
極端な事を言うと、聞いた瞬間にすべて頭の中に記憶できる人ならノートを取る必要は無いと思う。
サッカーの試合もそれと同じで、ピッチ上の状態を一度手元のノートにまとめてメモして、それを頭の中に入れる作業を行っている。ピッチ上が学校の黒板で、それをノートに取っていると言えばわかりやすいかもしれない。
つまり、ノート(メモ)とは、授業の内容を頭の中に入れる為の中継地点と考えるべきで、サッカーにおいても、自分はメモを取る事によって、試合の内容を効率的に頭の中に入れる作業を行っている。

サッカーの試合において自分が頭の中に入れているのは、ピッチ上22人の選手の配置、名前、背番号で、試合が始まったら、まずその確認を行う。それを確認しない事には試合の内容が頭の中に入ってこない。
因みに、この作業は試合開始から5分程度で終わらせるようにしている。だからいつも自分は試合開始から最初の5分間はほとんどボールを見ていない。
これもたぶん勘違いされていると思うが、自分のサッカー観戦メモに書かれてあるのは選手の配置、名前、背番号だけで、それ以外の選手個々の特徴などの情報を書く事はほとんど無い。そういう特徴などをメモに書き加えても良いんだけれど、メモを取る一番の目的は選手の配置などを頭の中に入れる為のツールで、大切なのは頭の中で選手配置データを早く作り、少しでも長い時間ピッチ上を確認して、その頭の中のデータを更新していく事に集中している。

時々感じる事だけれど、自分が見ているサッカーと、一般の人が見ているサッカーは、見ているスポーツが違うくらい違うんだろうなと思う。
自分は、ピッチ上の22人の配置が頭の中に入っていない状態だと、正直言って何も見えない。
ピッチ上の22人の配置を頭の中に入れた状態になって初めて、それぞれの選手がどういう状況でどこにポディションを取っているのか?とか、動き出しの一歩目がどのタイミングでどの方向なのか?など、各選手のポテンシャル等を測る重要な判断材料を確認できるようになる。
それらの情報をベースにすることで、さらにどのタイミングで誰が誰に声をかけたか?誰がどのタイミングでどこを見たか?など様々な情報を付加することが出来るようになる。
サッカーはルールが単純な自由なスポーツだけにピッチ上に出てくる情報量は非常に多い。
自論だが、サッカーは公式戦のピッチ上に全ての情報が出てくる。それをどれだけ拾うことが出来るかは、見る側の力量で大きく変わる。
そのピッチ上に大量に出てくる情報を拾い上げる為の基本として、ピッチ上22人の配置と名前を頭の中に入れておくことは必須で、その情報を頭の中に入れる為に、頭に情報を入れる為の中継地点であるメモはサッカー観戦において欠かすことが出来ないアイテムという事になる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする