Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

U-20タイ遠征メンバー

2017年11月30日 21時48分03秒 | オリンピック代表
U-20日本代表 タイ遠征(12/6~17)メンバー・スケジュール 【M-150カップ2017】が発表された。

監督
森保 一 モリヤス ハジメ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

GK
1 オビ パウエルオビンナ オビ パウエルオビンナ(流通経済大)
12 大迫 敬介 オオサコ ケイスケ(サンフレッチェ広島ユース)
23 谷 晃生 タニ コウセイ(ガンバ大阪ユース)
DF
4 庄司 朋乃也 ショウジ ホノヤ(ツエーゲン金沢)
22 岡野 洵 オカノ ジュン(ジェフユナイテッド千葉)
5 大南 拓磨 オオミナミ タクマ(ジュビロ磐田)
3 立田 悠悟 タツタ ユウゴ(清水エスパルス)
20 麻田 将吾 アサダ ショウゴ(京都サンガF.C.)
MF
6 浦田 樹 ウラタ イツキ(ギラヴァンツ北九州)
2 岩田 智輝 イワタ トモキ(大分トリニータ)
8 長沼 洋一 ナガヌマ ヨウイチ(モンテディオ山形)
13 平戸 太貴 ヒラト タイキ(FC町田ゼルビア)
10 神谷 優太 カミヤ ユウタ(湘南ベルマーレ)
14 三笘 薫 ミトマ カオル(筑波大)
17 井上 潮音 イノウエ シオン(東京ヴェルディ)
15 宮崎 幾笑 ミヤザキ キワラ(ツエーゲン金沢)
19 松本 泰志 マツモト タイシ(サンフレッチェ広島)
18 菅 大輝 スガ ダイキ(北海道コンサドーレ札幌)
7 針谷 岳晃 ハリガヤ タケアキ(ジュビロ磐田)
16 渡辺 皓太 ワタナベ コウタ(東京ヴェルディ)
FW
11 旗手 怜央 ハタテ レオ(順天堂大)
21 上田 綺世 ウエダ アヤセ(法政大)
9 小松 蓮 コマツ レン(産業能率大)

スケジュール
12月6日(水)
PM トレーニング
12月7日(木)
PM トレーニング
12月8日(金)
AM/PM トレーニング

M-150カップ2017
12月9日(土)
20:00 vs U-23タイ代表(i-mobile STADIUM)
12月10日(日)
TBC トレーニング
12月11日(月)
16:00 vs U-23朝鮮民主主義人民共和国代表(i-mobile STADIUM)
12月12日(火)
TBC トレーニング
12月13日(水)
TBC トレーニング
12月14日(木)
TBC トレーニング
12月15日(金)
16:00/20:00 3位決定戦/決勝(i-mobile STADIUM)
※時間はすべて現地時間

今後の予定
AFC U-23選手権中国2018(中国・江蘇省)1/6~28
1/10
vs パレスチナ(Jiangyin Sports Center)
1/13
vs タイ(Jiangyin Sports Center)
1/16
vs 朝鮮民主主義人民共和国(Jiangyin Sports Center)
1/19
準々決勝(Jiangyin / Changzhou)
1/23
準決勝(Changzhou / Kunshan)
1/26
3位決定戦(Kunshan Sports Center)
1/27
決勝(Changzhou Olympic Sports Center)


感想
東京五輪監督に就任した森保監督の船出となる最初の代表選考。
最初のメンバー選考は「発掘」をテーマにこれまであまり代表に呼ばれてこなかったけれど、最近所属チームで活躍している選手を中心に選考した感のある代表となった。
ポディション別に見ていくと…
GK
これまでは波多野(FC東京)小島(早稲田大)を中心に選考してきたが、今回はこれまでも注目されてきたが年下で代表の主力になれなかった大迫、これまで世代別代表にあまり縁の無かったオビ、そして唯一次のU-20W杯世代(年下世代)の谷が招集された。
DF
この世代の中心DFは先日のU-20W杯でも活躍した冨安(福岡)中山(柏)の2人と見て間違いないだろう。今回は中心選手は召集せず、先日のU-17W杯に出場できなかった麻田や、U-20W杯後に代表に召集されるようになった立田、ポテンシャルは高いが代表にあまり縁が無かった庄司などが呼ばれている。
MF
中心となるべきは、三好(川崎F)や堂安(フローニンゲン)。ボランチでは伊藤(磐田)などが控えている。今回は針谷松本の昌平コンビ、大学サッカーで活躍する三苫、J2での活躍が認められた平戸、宮崎などこれまであまり代表に縁の無かった選手が多数選出されている。
FW
大学サッカー界から3人招集。元々この世代はFW不足。先日U-17を戦った年下のメンバーには良いFWが多いので(宮代、中村など)今後長い時間をかけて選考が続くポディションになりそう。現時点でのエースは怪我でリハビリ中の小川(磐田)それに続くのが鳥栖で存在感を出し始めた田川、鹿島の安部といった感じか?

今回召集されなかった主な選手
GK:小島(早稲田大)波多野(FC東京)廣末(FC東京)若原(京都Y)山口(FCロリアン)
DF:冨安(福岡)中山(柏)初瀬(G大阪)町田(鹿島)藤谷(神戸)板倉(川崎F)船木(C大阪)橋岡(浦和Y)原(新潟)杉岡(湘南)
MF:堂安(フローニンゲン)三好(川崎F)坂井(大分)市丸(G大阪)高木(G大阪)斧澤(C大阪)伊藤(磐田)遠藤(横浜FM)
FW:久保(FC東京)小川(磐田)安部(鹿島)岩崎(京都)田川(鳥栖)
この世代の中心選手はまだまだ召集されなかったと言って良いかおぶ。

とりあえず今回の選考に関しては、これまで代表選考経験が浅い選手も多いので、寄せ集め感のあるメンバーの中で、日の丸背負って海外で本来の力をしっかり発揮できるかがポイントになるだろう。
ここでしっかり力を発揮できた選手が、来年1月のU-23選手権に生き残るという感じになりそう。
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今日の一言20171123

2017年11月23日 21時41分04秒 | 一言
スコアラーとは精神安定剤のようなもの

野球日本代表スコアラー 志田宗大


※選手が安心して打席へ、あるいはマウンドに行ってもらう手助けをするから。対極にあるはずのものが交錯し、それぞれが力を発揮できる状況をつくり上げる。
つまり、相手の情報とは相手に対応するための資料ではなく、試合で自分の特徴を効率よく出すためのものということ。
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第96回選手権組合せ

2017年11月21日 20時44分37秒 | 高校サッカー・クラブユース
山を大きく4つに分けると、青森山田と千葉代表が入った山が最激戦区、次に厳しいのが福岡代表と群馬代表が入った山、残り2つのヤマは比較的恵まれた組合せになったといっても良く、やや偏ったかなというのが感想。
そんな訳で今回くじ運に恵まれた2つの山に入った中で躍進しそうなのは、立正大湘南、旭川実業、昌平、そして今大会最もくじ運に恵まれたといっても良い大阪桐蔭といったあたりが大会の注目に上がってきそう。


桜が丘の初戦の相手は山口県代表の高川学園に決まった。
藤枝東が準優勝した時に対戦した頃は強かったが、その後は長く低迷。最近ユニフォームカラーを水色から多々良学園の頃のオレンジに戻してからは徐々に力を取り戻してきた感のあるチーム。今季は夏のインターハイに続いての全国出場。全国大会では初戦で兵庫県の代表(市立尼崎)に1-0で競り勝ち、2回戦の尚志に0-2で敗れている。

桜が丘は初戦を突破しても、長崎総科大附、青森山田、千葉代表と続く最も厳しいブロックと言っても過言ではない組合せ。
そして会場も最も遠い千葉会場となった。
会場に関してはフクアリは非常に見やすくて良い。蘇我駅からも歩いていけるのでアクセスはそこまで悪くない。海の近くなので風が強く体感温度が下がるので寒さ対策は厳重にした方が良い。
2回戦のゼットエーオリプリはかなり残念なスタジアム。Jリーグ開幕時の頃から収容人員の少なさ、観戦環境のひどさはたびたび指摘されており、対策としてバックスタンド2階席の増築もしたのだが、根本的な解決はなされないためJリーグからホームスタジアムとして使用自粛指示が出たという歴史をもつスタジアム。駅から3キロとアクセスも良くない。



なお、優勝直後の勝利監督インタビューにて全国大会の目標を聞かれた時の大瀧監督の受け答え
「青森山田の黒田先生が見に来ているんであそことやれるようになりたいですねぇ」
これを分かりやすい日本語に翻訳すると…
「1回戦は突破したい」となる。(青森県は同じ東日本で組み合わせ抽選の都合上、東日本同士が初戦であたることはないから)マスコミ受けしない控え目な目標をうまくオブラートに包んだ見事なコメントだった。
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明日は選手権予選決勝

2017年11月17日 19時34分38秒 | 高校サッカー・クラブユース
明日は選手権予選決勝戦。

静学対清商らしい試合内容が期待できる試合になりそう。

桜が丘のスタイルは自分たちの長所を最大限に活かして相手の長所を封じ込める戦い方。(自分たちのスタイルを捨ててまで相手の長所を封じ込めようというような戦い方はしない)
自分の長所を使って相手の長所に蓋をしたり、自分たちの長所が最大限に発揮できるように事前に相手の長所を封じるなど、清商の勝負強さや勝負巧さは今も健在と感じる。明日の決勝戦もそんなレベルの高いサッカーの巧さが見られる試合を期待したい。

桜の今期の特徴は、粘り強い守備とスピードのある両ワイドからの仕掛け。これを活かした戦いを決勝戦でも仕掛けてくるだろう。
理想は、2年前の選手権準決勝(藤枝総合)で勝った時の試合。拮抗した展開で決定機は少なくなるだろうが、数少ないチャンスで最大限の集中力を発揮する瞬間的な切れ味みたいなものは清商時代から変わらず一瞬も気の抜けない凄いものがある。

今年の桜が丘は完全なカウンターサッカーではなく奪ってから素早く両ワイドへ展開するスタイル。2列目の渡辺と松下、そしてボールを引き出す動きの良い白井が縦パスを受けて仕掛ける。
長身でハイボールに強いGK、最終ラインはいずれも守備が強いDF4人、攻撃の組み立てが出来て前線にボールを供給するダブルボランチ、縦に仕掛けるスピード豊かな両ワイド、うまくボールを引き出せる白井とストライカーらしく前線で戦える松永。守備はとにかくしっかりDFラインを中心に守って、攻撃に関しては中盤の底から両ワイドへ縦パス、両ワイドの崩しから得点を狙う。
攻撃の大黒柱は白井だが、白井にDFの注意が引きつけられてフリーになった松永が決めるという展開が一番理想的だろう。

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大道芸W杯静岡にて

2017年11月05日 21時43分16秒 | その他
毎年選手権予選と同時期に静岡市内で開催されている大道芸W杯。
自分も大道芸は大好きで、毎年欠かさず大道芸倶楽部の会員申請をして、駿府公園に足を運んでいる。
選手権予選と重なるので、11月最初の週末は毎年ハードワークになるのが恒例行事。

今年は駿府城天守閣の発掘調査の関係で、有料の各パフォーマンスショーがいつもの駿府公園内の特設ステージではなく、隣接する静岡市民文化会館の大ホールでの開催となったのが大きな変更点だった。
個人的な感想は「これから毎年市民文化会館でお願いします」という感じ。雨の心配は不要で空調が効いているので寒さも気にならない。全席指定だから席取りで早い時間から並ぶ必要もないと良い事ばかり。実際に静岡市民文化会館で鑑賞して席の間隔の狭さが窮屈だったが特設ステージに比べたら大分快適に鑑賞できた。
特に満員になった市民文化会館大ホールを大道芸人が空気を1つにしていく雰囲気が非常に良かった。やはり鑑賞するものはスポーツに限らず何でも少し窮屈な中で肩身寄せ合って見るくらいがちょうど良いと改めて感じた。少なくともガラガラ感のあるエコパで観る高校サッカーの決勝戦より良い雰囲気だった。


今年も様々なパフォーマーを見させてもらったが、今年最も印象に残ったのが「Performer SYO!」という大道芸人のパフォーマンス中、最後の演技直前の自己紹介話の一節。 


まだ日本で大道芸は職業として根付いてはいませんが、自分はこれ一本で誇りを持ってやっています。
「TVに出られるように頑張ってね」とか、「有名人になってね」とか良く言われます。実際に何度かTVに出させてもらった機会はありましたが、僕はTVに出る事や有名人になることを目指して大道芸をやっているわけではありません。TVとか離れたステージでは作れない空気にこだわって大道芸をやっています。
今日もそうでした。全く知らない人がこうやって集まってリアルな反応や空気をもらえる大道芸、迫力とか一体感は大道芸でしか作れない空気というのがあってそれが好きでやっています。


この話を聞いて、自分の価値観にこだわりや誇りを持てるって素晴らしいと思った。
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選手権予選2017 準々決勝@草薙陸上

2017年11月04日 21時40分30秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙陸上にて選手県予選準々決勝を観戦

藤枝東 1ー2 浜名

得点
前半8分 (浜)後方からのフィードのこぼれ玉を8矢澤がミドルシュート
後半13分 (藤)10曽根大のクロスを13井上が頭で合わせる
延長前半3分 (浜)17鹿島のミドルシュートが藤枝東DFの手に当たりPK、7染葉がPK決める

得点には至らなかった決定機
前半32分 (藤)8ミドルシュートをGK1田島がファインセーブ
前半40分 (浜)相手パスミスを拾った9伊藤がドリブルでGK1対1シュート放つもGKセーブ
後半3分 (藤)21遠藤?のミドルシュートがポスト直撃
後半6分 (藤)7田村のミドルシュートがポスト直撃
後半12分 (藤)CKを13井上が頭で合わせるが枠外
後半31分 (浜)6金原のFKを4丸が頭で合わせるが枠外
後半35分 (藤)13井上からのパスを受けた7田村のシュートが枠外
後半38分 (藤)10曽根大からのパスを受けた13井上がシュート放つがGK1田島がファインセーブ
後半40分 (藤)10曽根大からのパスを受けた7田村のシュートをGKセーブ
延長後半7分 (藤)8鈴木朋のドリブルシュートが枠外

藤枝東スタメン
      1松下
21遠藤 5山口 6加藤 11増田
      23坂本
20平尾拳7田村 12松田 14山本
      9曽根優
交代
後半0分 平尾拳→10曽根大(曽根大が2列目中、田村が2列目右)
後半9分 曽根優→13井上
延長前半4分 田村→8鈴木朋
延長前半9分 松田→24鈴木大

浜名スタメン
      1田島
22三好 4丸  19田住 17鹿島
    6金原 13岩崎
 8矢澤       14山崎
    7染葉 9伊藤
交代
後半?分 山崎→11澤上
延長後半7分 伊藤→18鴨川

感想
2日連続の試合となった準々決勝。
前日の1回戦で延長戦までもつれ込んだ藤枝東と、5ー2で大勝した浜名の対戦ということで、コンディション的には浜名が有利かなという状況で行われた試合。
浜名が少ないチャンスをモノにして延長戦の末勝利した試合となった。
前半はやや藤枝東ペースも、藤枝東は攻撃の核である10曽根大を怪我?で欠く布陣。右サイドの20平尾拳が積極的にドリブルで仕掛けるも、中央でボールを預ける所が作れず、藤枝東はなかなか攻撃の形が作れない時間帯が続いた。後半に入り10曽根大を投入してから藤枝東は攻撃に流れが出来て決定機も複数回作り出したが決めるべき所で決めきれないシーンの連続だった。
浜名は集中した守りからスピードのあるFWの足を活かしたカウンターでチャンスをうかがうシーンが多かった。前半は8矢澤の思い切りの良いシュート、そして延長戦突入後も17鹿島のミドルシュートが手に当たってPK判定。少ないチャンスをモノにした浜名が勝利した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水東 0ー1 開誠館

得点
後半40分 混戦の中を8岡島がドリブルで抜け出しシュート

得点には至らなかった決定機
前半18分 (清)GKのキックミスを拾った14尾崎のシュートをGK1青嶋がファインセーブ
前半24分 (開)4前田のCKが直接ポスト直撃
前半26分 (清)10出口のクロスを14尾崎が合わせるが枠外


清水東スタメン
      1岡本
2良知 5小林 3伊藤 6永島
    7坂本 8松永
 9古島       23佐野
    14尾崎 10出口
交代
後半0分 尾崎→25岡田
後半40分 出口→4平田

開誠館スタメン
      1青嶋
7古田 23山田 3高岡 4前田
    13川畑 5松本
 10三浦  25弓場  11市川
      9児玉
交代
後半0分 弓場→8岡島
後半16分 児玉→24柳本

感想
開誠館GK1青嶋のキックオフゴールを狙ったキックから試合開始。試合開始と同時にセンターサークル内からGKがボールを蹴り、相手選手はセンターサークルライン上に壁を作って青嶋のキックに対応するという珍しい光景からの試合開始。(1青嶋のキックオフゴールを狙ったキックがクロスバーの上に外れた)
互いにシュートも決定機も少ない拮抗した展開が続いたが、延長突入直前の後半終了間際に途中出場の8岡島がドリブルで抜け出しシュートを決めて開誠館が勝利した。
試合全体の内容としては清水東の方が優位に試合を進めていたと思う。前後半通してボールポゼッションは清水東の方がやや高かった。清水東が攻撃を組み立てるもののシュートまで行けず、ボールを奪った開誠館は前線へ長いボールを蹴るシーンが多かった。
清水東はボールをつなぐ自分たちのサッカーをやろうとしているけれどなかなか崩し切れない展開の連続。開誠館は清水東にポゼッションされて中盤を作れなかったのか?最初から中盤を作るつもりが無くてロングボールを多用していたのか?どちらかは不明だが、自分には開誠館が中盤から組み立て用としている雰囲気は感じられなかった。
両チームとも「うまくいっていない」と感じていたのか、共に後半頭から1人ずつ選手交代。清水東は1次トーナメントでスタメン出場していた1年生の25岡田を投入、開誠館はハイボールに強い24柳本をFWに入れたが共に後半は決定機を作ることは出来なかった。
清水東はダブルボランチの2人が落ち着いてゲームを作って清水東ペースの試合を演出していた。開誠館は4前田の左足のセットプレーのキックが正確だった。
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選手権静岡県予選展望

2017年11月02日 21時12分57秒 | 高校サッカー・クラブユース
今週末から選手権静岡県予選の決勝トーナメントが始まる。

優勝争いは、静学、開誠館、藤枝東、桜が丘の第1シード4校が中心と見て間違いないだろう。

下馬評はやはり3冠チャレンジとなる静学が最も注目されている。
3冠を最後に達成したのは20年前の清商が最後。運良くここまで2冠取れた今年の世代にとっては、統計的、ジンクス的に選手権は取れないとみるのが妥当。

藤枝東は春先は調子が出なかったが、うまい2年生ボランチがたくさんいるチーム事情をストロングポイントに変えて、ポゼッション中心に割り切って夏以降にチームカラーをハッキリさせてきてから調子が上向いた。

開誠館は昨年から取り組んできていた組織的ハイプレスは最近はあまり見せていない。これが完成したら非常にレベルの高いサッカーになるので期待していたが、最近はしっかり守ってまずは前線に繋ぐサッカーをしているように見える。

桜が丘は今年が最も期待された世代だったが、なかなかチームの調子が上向いてこない。3年前から「清商スタイル」のカウンターサッカーからショートパスをつなぐ「桜が丘スタイル」へのモデルチェンジを試みていたが、なかなかそれがうまくまとまっていない印象。ただし清商の最も恐ろしいところは、内容は悪くても勝ち切るサッカーの術を持ち得ている事。死んだふりをさせたら静岡県で一番うまい。


この第1シード4校を追うのが、清水東、袋井、富士市立といった県Aリーグ勢。

総体準優勝の清水東はクラブユース出身で能力高い小林、坂本、出口といった中心選手が縦のラインをしっかり固め、個の能力の高さを活かしたサッカーを見せている印象。トップ下の1年生佐野も注目したい選手。静清との1回戦は注目試合の1つ。

袋井は例年通り非常に組織力の高いサッカーが特徴。組織的守備で相手の攻撃を封じ込めシュートを打たせない守備は相変わらず見事。その組織守備に加えてFW永田という個の強いFWがいるのも強み。

富士市立はこだわりのテクニックとポゼッションサッカーで1回戦で桜が丘と対戦。富士市立にとってはインターハイのリベンジマッチ。インターハイは後半30分まで1-0でリードしながらも残り10分で逆転負け。前半は桜が丘相手に完全にポゼッションで上回る見事なサッカーを見せただけに、良い試合を期待したいところ。
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