Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

今日の一文 20141231

2014年12月31日 19時54分52秒 | 一言
日本と朝鮮半島は似ているところが多いため、「錯覚」にも陥りやすい関係にある。日本の常識、情緒のあり方でそのまま当てはめれば通じるに違いない。
 しかし、明らかに異文化、別民族であるということを前提につき合わなければいけない。そこに注目しないと、なぜこれほど理解できないのかという問題への解決策が見えてこない。
日韓の間には情緒的な面で、まるで理解できないという大きなブラックホールがある。命のはかなさを感じる日本人の「もののあわれ」に対して、韓国人は「恨(ハン)」の民族。
 人に対する恨みだけではなく、自分に足りない物に対し完璧さを求めて嘆く。
 これが、韓国人がとても好きな情緒。「私にとって、足りない物があってはいけない」。花にしても「ずっと満開でなければならないのに、枯れ葉が私の花をしおれさせている。葉を誰かが落としてしまっている。何かのせいだ」と嘆く。

 日本人は、嘆いて人のせいにすることを理解できないと思うが、韓国人にとっては、嘆かないと人情がないといわれてしまう。
 だから日本人が「過去のことを水に流しましょう」と言うと、「なぜ辛いことを水に流すことができるのか。恐ろしい民族」となってしまう。

 日本と朝鮮民族というのは、情緒的に本当に合わない。朝鮮半島はさまざまなところから攻められてきた。日本は一度も異民族の支配を受けたことがない。だから、日本人は話し合いをすれば人間は通じ合えるという気持ちがとても強い。 しかし、朝鮮半島や中国人にとっては、他民族ほど恐ろしいものはない。話し合いをすればどこかで妥協できるという発想は、韓国人にはない。水に流す発想もない。それを前提に韓国とつき合うべきだ。

 当面の間は、日本は安易に韓国を哀れんで助けたりしない方がいい。助けてしまうと、ずっと今のような関係の繰り返しになる。韓国が本当に落ち込むところまで落ち込んで、自力で立ち直ることでしか、新しい道は開かれない。

拓殖大学教授 呉善花氏
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聖和学園に見る日本サッカー界のガラパゴス化

2014年12月28日 13時53分42秒 | その他
聖和学園のサッカーはテクニック重視のポゼッションサッカー。足元の技術を徹底的に磨き上げ、選手個々がドリブルで仕掛ける技術を持っている。ボールポゼッションに大きなこだわりを持っていて、必ずと言って良いくらいDFラインからショートパスをつなぎ、意味の無いロングボールを蹴ることが無い。
その為、DFがクリアをするシーンというのがほとんど無い。DFに相手FWがプレスをかけてきてボールを取られそうになる危ない場面でも、簡単にクリアせず、無理にショートパスで繋ごうとする傾向があるチーム。
個人的には「こだわり過ぎ」というのが個人的な感想。ショートパスをドリブルにこだわるというより「ロングボール全否定サッカー」になってしまっていると感じた。

今大会の選手権出場チームはポゼッションスタイルのチームが多い。しっかり守ってカウンターを仕掛けるスタイルのチームは、大谷室蘭・京都橘・日大藤沢・中津東・遠野くらいか?
全国的に海外サッカーの流行の影響でポゼッションスタイルを目指すチームが増えている傾向があり、日本全国で似たようなサッカーをやっているチームばかりになっている。
関東に行っても、関西に行っても、九州に行っても、やっているサッカーはみな似たようななサッカーで日本全国金太郎飴状態。
足元の技術に秀でた選手が多く、フィジカルコンタクトの強い選手が少なくなっている日本サッカー界は、世界的に見たらガラパゴス化が進んでいると言って良いのではないかと思う。
U-17日本代表チームの取り組みにそれが良く表れている。
近年吉武監督が率いたU-17日本代表は、GKとCB2人、残り8人がボランチの選手という極めて珍しいチームで圧倒的なポゼッションスタイルのチームを作っていた。
これは、足元の技術に秀でた選手が日本中に非常に多い事を受けて、その日本の若手選手の長所を最大限に活かそうとした結果生まれたチーム編成だったと思っている。
もちろんこんなボランチが8人のチームなんて世界中で日本だけ。日本サッカーが世界の中でガラパゴス化が進んでいると言って過言ではないと思う。

「周りがみんなやってるから当たり前で普通のこと」と思っているかもしれないが、既に世界の中では特異な進化を遂げ始めているという事には気が付かないといけない。
日本人は「周囲と同じことをやることが正しい事」だと誤解しやすい民族だから。



【参考】ガラパゴス化とは?
独自の進化を遂げる事。他の島との接触が無かったために独自の進化を遂げたガラパゴス諸島の生物となぞらえた用語。
また、携帯電話のガラケーは「ガラパゴス・ケータイ」の略で、世界のモバイル・IT事情とは別に、日本独自の進化を遂げた日本製の携帯電話のことをいう。

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【悲報】EGPエルゴラ・プリンチぺが本年度は発売されない

2014年12月27日 20時50分06秒 | その他
毎年楽しみにしていた、エルゴラッソが毎年出していた高校サッカー選手権の全国大会選手名鑑「エルゴラ・プリンチペ」が今年度は発売されないようだ。
代わりに昨日発売のエルゴラ年末特大号が選手権大会の選手名鑑となっている。

エルゴラ・プリンチペは、他紙を圧倒する情報量で毎年購入を楽しみにしていただけに、今年度は発売されないと知り個人的にかなりショックだった。
昨日発売のエルゴラ年末特大号でも十分な情報は載っているが、やはりエルゴラ・プリンチぺは別格だった。
各チームごとに詳細な紹介がされている事はもちろん、12月20日頃に行われるJユース杯の準決勝戦2試合の4チームの情報も書き込まれていた事が非常に良かった。

【今年度発売されている選手権選手名鑑は主に4つ】
・大会公式パンフレット(会場で販売されているもの):記念品として何度か買ったことがあるが、情報量少ない。
・スポーツ報知:写真が大きい、情報量は少ない、背番号が大会登録と異なっているチーム有り。
・サッカーダイジェスト:情報量が多い、選手の個評もある、背番号が大会登録と異なっているチーム有り。
・エルゴラ年末特大号:手軽で安価の割に情報量は多い、背番号は大会登録をキチンと反映している。

ちゃんとした冊子で購入するのならサッカーダイジェスト、安価に手軽に購入するならエルゴラ年末特大号という選択になるだろう。
観戦資料ではなく、知人や友人が選手登録されている関係で記念品として購入するのなら、スポーツ報知でも良いかもしれない。
エルゴラ以外は、背番号登録が地区大会の時のままで、全国大会の登録を反映していないものがあるので注意が必要。
情報量が少なく選手の写真がやたら大きいスポーツ報知は毎年選手名鑑の販売が続けられ、情報量メインで選手の顔写真を載せていないエルゴラ・プリンチペが発売されなくなってしまった事について、購入者側の需要が「情報量」よりも「記念品」として顔写真が大きく載っているものを求めているのかなと感じてしまう。
「綿密な取材から文字がたくさん書かれているものより、写真がでっかく載っているもの」の方が売れるのかと思うと悲しい気持ちになる。

エルゴラ・プリンチぺの発売が無くなり、Jユース杯を扱ってくれる媒体が無くなってしまった。
秋の高円宮杯が無くなってから、マスコミのJクラブユースの扱いが年々小さくなっている事については、個人的に大きな危機感として感じている。(かくいう自分も今年度は都合で、Jユース杯を1試合も見に行けなかった事は反省材料)


最後に、昨年度発売のエルゴラ・プリンチペの後書きより
「夢がないと全部ない。始まりはいつも夢だから」 立正大湘南サッカー部監督 南健司氏 
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高校サッカーのTV中継を見て感じる事

2014年12月27日 19時16分54秒 | その他
日テレG+で毎年、全都道府県の選手権地区大会決勝戦の様子を視聴していて近年特に感じる事。

選手紹介の時に「予想フォーメーション図」も併せて表示する試合が増えた。今年度は全都道府県のおよそ半分が選手紹介に併せて予想フォーメーション図も表示していた。
サッカーファンとしては、このフォーメーション図は観戦時の参考になるのでありがたい。

最近の日本代表の試合などプロの試合では必ずと言って良いくらい表示されるようになった予想フォーメーション図。
サッカー観戦をする人にとって、フォーメーション図が浸透してきたことにより、高校サッカーでもその需要が高まっているということだと思う。
これは、日本人のサッカーをみる目が肥えてきている証拠といって良いだろう。日本にプロサッカーリーグが出来て20年。少しずつ着実に日本にサッカー文化が根付いていると感じた。

あとは、攻撃の時にTV中継で注目する選手が総じて「最後にシュートを打った選手」という風潮が今後変わってくればより良いかなと思う。
シュートシーンの1つか2つ前に素晴らしい崩しがあっても、TVの実況や解説が最も注目するのは、最後にシュートを打った選手になりがち。
今後そこが変わってくれば、日本のサッカー文化はもっと加速度的に進展すると思う。
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今日の一言 20141223

2014年12月23日 19時33分57秒 | 一言
FWは花でDFは土だと思う。土台が無ければ花は咲かないのでDFに注目してほしい。

昌平高校サッカー部 沼田弘登氏
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選手権大会各都道府県予選決勝戦録画放送視聴しての感想

2014年12月22日 00時18分47秒 | 高校サッカー・クラブユース
日テレG+で放送された各都道府県予選決勝の録画放送を観戦。各チームについての個人的な評価点と一言感想、またその他感じたことを書き記した。

各出場校については、録画放送を見ただけの感想なので評価点など間違いだらけであることはご容赦。あくまで参考値という事で。
高校サッカーで勝敗を分ける要因は、チーム力5割、メンタル3割、運と体調2割。今回紹介している評価点が「チーム力」のこと。
因みに今年見た高体連チームで80点以上の評価点がついたチームは1つも無かった。この3年間は年々ユース年代のレベルが下がっていると感じている。高体連チームで80点以上のチームが1つもなかったのは初めて。(昨年度は流経柏のみ)特に最近は個性のある選手が少なくなってきている気がする。

評価点の見方は例年通り
55点以上:選手権全国大会で1勝するのに必要最低限のチーム力を備えている。
60点以上:守備組織・選手個々の技術に関して、全国大会で戦える一定以上のレベルにある。
65点以上:選手権全国大会ベスト8以上を十分に狙うことが出来る。
70点以上:選手権全国大会優勝候補、プレミアリーグで残留争いをする力がある。
75点以上:選手権全国大会優勝候補筆頭クラス、プレミアリーグ残留する力がある。
80点以上:プレミアリーグで優勝争いをする力がある。
85点以上:プレミアリーグ優勝候補。
90点以上:90点以上の評価点がつくチームは、5年に1チームあるかどうか。

参考までに今年度見たチームの中で評価点が最も高かったのは清水Yで84。
ただしこれは、怪我人やトップチームによる引き抜き(監督含む)が無いベスト状態での数値。
今年の清水Yは90以上を狙える非常にポテンシャルのあるチームだったが、怪我や上からの引き抜きによってチーム力が伸びなかった…


【チーム名・評価点・寸評】
北海道大谷室蘭 68 堅守が武器のチームだが、中盤でパスをつなぐ力もある。DF3深井のカバーリングは一見の価値あり。2トップは速さがありスーパーサブがベンチに控えていることも強み。

青森山田 72 選手個々の能力は過去3年で最低だが、今年のチームは選手自身がそれを自覚して一丸となって良くまとまっている粘り強いチームに仕上がっている。春先は3バックだったが4バックに修正した様子。セットプレーからのヘディングが武器。

遠野 56 チーム全体でハードワークしてプレスをかけて粘り強い守備が出来るチーム。全体をコンパクトに保ちプレスをかけ続ける事が出来れば簡単に失点はしない。攻撃は1トップの7岩渕が前線でためを作るキーマン。

新屋 50 中盤から丁寧にパスをつなぐチーム。攻守の切り替え時にしっかりプレスをかけセカンドボールに寄せられれば2回戦進出が見えてくる。

聖和学園 58 テクニックを前面に押し出すポゼッションサッカー。DFからパスをつなぐ拘りがあり、絶対に意図の無いロングボールは蹴らない。だから「クリア」が無い。その為対戦相手からはDFラインのボール回しを狙われプレスをかけられていた。

東海大山形 57 しっかり跳ね返すことが出来る堅い守備が持ち味。高さのあるチームでセットプレーからのヘディングに迫力がある。

尚志 63 つなぐポゼッションサッカー。DFラインからボランチがボールを回しゲームを作り、前縁の4人が流動的に動き回り攻撃を仕掛ける。個々の技術がありポゼッション出来るチーム。

第一学院 65 ダブルボランチを中心としたポゼッションスタイルのサッカー。セットプレーはサインプレーが多い。GK1佐藤はレベルの高いGK。

矢板中央 66 守備がしっかり組織されたチーム。個の能力の高い選手がいて「今年が勝負の年」。11森本と2星が能力の高い黒人ハーフ。6今泉と3川上も能力が高い。

流経大柏 76 選手個々の能力は全国トップレベル。9月にチームをガラッと変えて、守備を立て直した。選手層の非常に厚いチーム。

昌平 65 10和田と9野村が中心のポゼッションスタイルのチーム。DFは落ち着きがありしっかり跳ね返すことが出来る。県大会決勝で見せた9野村のオーバーヘッドは各県大会決勝戦の中でベストゴール。

國學院久我山 61 スピードに乗った流れるようなパス回しが魅力の「美しいサッカー」を目指すチーム。昨年に比べたら個の能力は低め。前線から積極的にプレスをかける。

三鷹 58 目立った個の能力の高い選手はいないが、ミスの少ない良くまとまったチーム。現学校名での出場は今大会が最後。

日大藤沢 63 しっかり引いて守って跳ね返すことが出来るチーム。CB2人は空中戦に強い。10田場が途中から入ってくると中盤つないで10田場のドリブルで仕掛けるチームに変わる。

前橋育英 72 選手個々の能力が高いチーム。狭いところをパスを通し中央突破を仕掛ける攻撃が多い。U-17代表が2人。10渡辺の仕掛けは脅威。14鈴木はボールを散らしてバランスを取る仕事に従事。14鈴木が目立たなければ前育ペースの試合。

山梨学院 65 ロングボールをFWに当ててポストプレーから攻撃を展開するチーム。目立った能力の高い選手が特にいなく、チーム一丸となってまとまっているチーム。しっかり守って、しっかり蹴って、しっかり体を張れるチーム。

都市大学塩尻 51 双子の鮎沢兄弟が攻撃の中心。しっかりボールを動かして攻撃を組み立ててくるチーム。

開志学園JSC 67 ポゼッションからサイドに展開する攻撃スタイル。選手のサッカーIQが高く攻撃のイメージが多彩。プレーの内容にかたよりが無く綺麗で見ていてお手本になるようなサッカーをするチーム。

水橋 58 SB6堀田やMF11水原のサイド攻撃が武器で、キッチリつなぎながらピッチをワイドに使うサッカー。ベンチにスーパーサブとPKキーパーがいる。

星陵 74 パス回しが早く攻撃が連動している。選手個々の能力も高い。2トップ、ダブルボランチ、両SBが特に強力。

丸岡 53 エースFW7長倉がボールを持つことで攻撃のリズムが生まれる。昨年は背の高い選手が多い超大型のチームだったが、今年はどちらかというと小柄なチーム。

静岡学園 72 今大会唯一3バックシステムのチーム。

中京大中京 63 選手個々の能力が高い。司令塔タイプの選手が多く使われる側の選手が少なく、チーム内のバランスが悪い。10富田のドリブルは非常に強力。

岐阜工業 58 例年ロングボールの多いチームだが今年のチームはどちらかというとショートパスをつなぐ印象。球際の競り合いが厳しく守備組織も整備されている。ロングスローを投げる選手が2人。

宇治山田 60 中盤からのハイプレスでボールを奪いショートカウンターを仕掛けるチーム。攻撃は25結城と7四ツ谷のサイドアタックがメイン。ボランチのプレスとボール奪取が生命線。DFラインは高い。

草津東 63 素早い攻守の切り替えからのサイド攻撃が武器のチーム。目標は「全国制覇」を公言。5山本翔の中盤での潰しが強力。

京都橘 71 堅守速攻が代名詞のプレミアリーグで鍛えた守備からのカウンターサッカーが強力なチーム。守備が安定していてカウンターにはスピードがある。

履正社 73 ワイド攻撃が武器のチーム。10牧野と5安田が攻守の中心だが周りの選手のレベルも高い。計算できるスーパーサブもベンチに控えていて、足りないのは経験値だけか?

郡山 60 例年は夏で3年生が引退するが18年ぶりに3年生が選手権まで残った。県トップレベルの進学校。センター試験の得点も試合結果に加えたら優勝候補筆頭。

初芝橋本 62 2トップが強力でGK1立川は注目の選手。ドリブルやロングボール、縦へのスピードに高い能力を持った選手が多い初芝橋本期待の世代。

滝川二 59 ボランチの10千葉がチームの中心。この選手を軸に中盤の底からつないでくる。

作陽 68 6吉森を中心にボールをよく動かす組織力の高いサッカー。6吉森と12下村は作陽っぽいプレーヤーでプレー内容に根拠がある。FKはリスタートが早い。選手個々の能力は低め。

米子北 68 ボランチからサイドに展開してFWに合わせるのが攻撃パターン。10定本は身体能力の高い左利きストライカー。11松本のクロス、8山崎のテクニック、6小張のプレスなど能力の高い選手が多い。

立正大淞南 70 ポゼッションスタイルで4バックはしっかり守れる。選手層が非常に厚い。トリックセットプレーはもうやらなくなった。16藤井が中盤のキープレーヤー。

広島皆実 68 今年の皆実は前線に能力の高い選手が揃ったチーム。FWと2列目の4人はそれぞれ1人で仕掛けることが出来る。ビルドアップ時はショートパスではなくロングボールで前線の選手に放り込んでくるシーンが多い。

高川学園 62 ポゼッションスタイルでアタッキングサードではパスをワンタッチでつなぎ相手DFの裏を突く。SBが積極的に攻め上がる。20岡田はスピードがあり裏を狙う。

香川西 55 例年通りのサイド攻撃が主体のチーム。FWがサイドに張る。選手個の能力は例年より若干下。サイド攻撃にはチームのこだわりを感じる。

徳島市立 61 ポゼッションスタイル。去年が1,2年生中心のチームだった為、今年はそのまま2,3年生中心のチーム。選手個々の能力が高め。10中峰を中心に「目標はベスト8」

松山北 53 ポゼッションスタイルのチーム。例年は夏に3年生が全員引退するが4人の3年生が残った。「美攻賢守」がスタイル。

明徳義塾 52 しっかりつなぐサッカー。1年生がスタメンに5人の若いチーム。監督が明徳義塾中学サッカー部の監督で、あの明徳義塾が今年度から本格的に高校サッカー部強化に力を入れてきたという印象。

東福岡 75 強さとスピードは大会トップレベル。能力の高いウィングがチームの武器。技術のある選手が中盤にいてゲームを作ってサイドに展開する。総体の全国制覇チーム。

佐賀東 63 DFからしっかりボールをつないでくるポゼッションサッカー。10川内が攻撃の中心で両SBが積極的に攻め上がる。

長崎総大付 62 ポゼッションスタイルのつなぐチーム。10安藤のドリブルは一見の価値あり。GK21松村は良い選手。DFラインから中盤がどれだけ落ち着いてつなぐことが出来るかがカギ。

秀岳館 60 ショートパスを小気味よくパスをつなぐスタイル。J内定が2人。

中津東 56 堅守速攻型のチーム。GK21久保は良い選手。DFラインが深くカウンターは基本ロングカウンターになる。

日章学園 64 ハイプレスからの素早い攻守の切り替えで攻めるチーム。10村田はプリンス九州の得点王。9河野のドリブル突破も魅力。

鹿児島城西 70 FW10岩元とDF5上夷の2人が攻守の中心。身体能力の高い個性のある選手が多いチーム。選手の距離感が長くロングボールで個の能力の高い選手を走らせるシーンが目立った。

前原 55 ショートパスをつなぐスタイルで攻撃力のあるチーム。前線3トップが強力。

【各都道府県予選を観戦した感想】
年々地域のレベルの差が無くなってきているという印象が強い。評価点で言うと60~65のチームが非常に多い。レベルの高い選手はどんどんクラブユースに取られ個の能力が高い選手がそろっているチームが少ない一方で、全国に優秀な指導者が増えたことでサッカー不毛の地が無くなり評価点の低いチームがほとんど無くなった。
今大会も団子状態の全国大会と見て良いと思う。
昨年は堅守速攻型のチームが多かったが、今年はポゼッション型のチームがほとんど。見事なまでに昨年とは対照的な地区予選結果となった。
一昨年はスピード自慢の選手が多い全国大会で昨年はロングスローを投げる選手が多い全国大会だったが、今回は優秀なGKが多い全国大会という事になると思う。
第一学院の佐藤、初芝橋本の立川、東福岡の脇野、中津東の久保、長崎総大付の松村、開志の子安、立正大湘南の響庭など優秀なGKが多い大会。また、米子北、作陽、明徳義塾、静学、青森山田は地区大会で1年生が守護神をつとめており1年生守護神が多い大会でもある。なお、クラブユースに目を向けるとFC東京、鹿島Y、横浜FMYも1年生が正GKで出場しており、今年の1年生はGKの当たり年といえる。


【各都道府県決勝戦トピックス】
青森県大会:未だ青森山田の1強状態だが、野辺地西が徐々に力をつけてきた印象。
福島県大会:富岡は来年度の新入生は無し。今の1年生が最後でその後はしばらく休校になるとの事。
福井県大会:福井県の決勝戦は、延長の後に再延長がある。
岩手県大会:盛岡商業の応援にはブラスバンドが無い。声が通るようにするため。←選手権の雰囲気が無くなるので個人的には反対!
群馬県大会:TV中継で選手紹介が無い。
長野県大会:TV中継でゴールシーンのリプレー映像が無い。
兵庫県大会:怪我をしてベンチスタートの主将をひたすらつるし上げ、無理な人間ドラマを作るTV中継。
高知県大会:明徳義塾が本格的に高校サッカー強化に力を入れ始めた様子。
栃木県大会:TV中継の選手紹介が非常に丁寧。
新潟県大会:TV中継の選手紹介が、試合前の校歌斉唱時に1人ずつ紹介する。
三重県大会:TV解説が四中工よりの話し方。
島根県大会:立正大湘南の1強状態だったが、大社がかなり力をつけて2強状態になってきた。
熊本県大会:先制点後、応援団が喜び前のめりになり過ぎスタンドの手すりを壊してスタジアム内に多数の生徒が落下する事故が発生。大きな怪我人は出なかった様子だが明らかに問題。
埼玉県大会:県予選決勝戦の会場は全国大会決勝戦の舞台の埼スタ。「いいの?」と疑問に感じた。これは東京都予選決勝を国立でやるようなもの。高校野球の兵庫県大会決勝戦も甲子園球場ではやっていない。
千葉県大会:流経柏対市船の決勝戦はチケット売り切れ。開門を10分早める。
山口県大会:高川学園のユニフォームの色が水色からオレンジに変更。監督も多々良学園のOBに変わり、多々良学園が復活した印象。
福岡県大会:九国大付はGK登録の長身選手をパワープレー要因として後半にFWでサプライズ起用。
広島県大会:「堅守強攻」の広島皆実は普段守備練習をやっていない。攻撃の時に守備の陣形を整える練習をやっていて、それが切り替えの速さに繋がっている。
鹿児島県大会:神村学園の応援席の応援席に掲げられていた言葉「常笑」

【TV中継について】
各都道府県の県予選決勝戦のTV中継について、最も良い放送をしていたと思った実況と解説について紹介。

実況:埼玉県大会の上野晃アナ。
視聴者を飽きさせない軽妙な語り口、次から次へポンポン出てくる情報、ボールを触ってる選手の名前を言う基本もしっかり抑えていたうえ、解説の知識を引き出す質問の仕方も絶妙。ベテランの味が出ていた。

解説:奈良県大会の大阪商業大サッカー部総監督の上田氏。
教育者としての視点からの解説は聞いていて勉強になった。
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東福岡高校サッカー部に苦言申す

2014年12月21日 15時04分03秒 | その他
東福岡応援団が優勝決定のホイッスルと同時にピッチに乱入。(2年連続)

日テレG+で各都道府県の選手権地区予選の決勝を視聴しており、その感想は後日まとめてこのブログに書き込む予定だが、福岡県予選でどうしても見るに堪えない案件があり別に感想(苦言)を書き込むことにした。
レベルファイブスタジアムで行われた福岡県予選決勝戦の東福岡対九国大付属の試合、東福岡が勝利して全国大会出場を決めた訳だが、試合終了のホイッスルと同時にスタンドで応援していた東福岡応援団が喜びのあまりピッチに乱入するという一幕があった。
これはもう見るに堪えない愚行としか言いようが無く、見ていて呆れ果てた。
しかも、この愚行は昨年の選手権予選決勝戦の時にも行われており、東福岡応援団は2年連続でピッチになだれ込んだという事で全く前年の反省が無いようだ。

日本全国を見回しても、ピッチになだれ込むという野蛮行為をしている応援団は東福岡だけ。
福岡県サッカー協会は東福岡に対してキツイお灸をすえてほしい。


なお、この今回と昨年の乱入についてTV中継では、昨年は実況が「いあ~、応援席の選手が思わず、思わず中に入ってきてしまいました。喜びを分かちあいました。」とだけ触れていたが、今年度はピッチに乱入してきた応援団について実況はスルー、カメラも負けた選手をずっと映し出来るだけピッチに乱入してきた応援団が映らないようにしていた。
出来れば実況や解説に「これはいけません」と言ってほしかった。




コメント (4)
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静岡県U-14新人サッカー大会準決勝 @エコパ補助

2014年12月20日 14時14分19秒 | 大学・中学・小学
エコパ補助Gにて中学県新人戦準決勝を観戦。

静学中(中部1位) 2-2(PK1-4)開誠館中(西部1位)

得点
前半17分 (開)右サイド崩しクロス、DFに当たったこぼれ球を10川畑がシュート
後半3分 (開)セットプレーをDFが跳ね返した後の作り直し、右からのクロスを2高木が決める
後半9分 (静)10塩浜がドリブルでサイドからカットインしながらシュート
後半11分 (静)スローインから、ゴール前での混戦の中、14市野塚のパスを11清水が頭で押し込む


静学中スタメン
      1鈴木唯
7中村 17神田 12友原 29久力
    11清水 8渡辺
 16鈴木太 9鈴木翔 14市野塚
      10塩浜
交代
後半0分 鈴木太→15長倉
後半から以下のとおりシステム変更
   1
7 17 12 29
  8 9
 15   14
  10 11

後半21分 市野塚→6鹿之内


開誠館中スタメン
      1中村
9加藤 18深田 2高木 7吉林
    11増井 4古田
 5吉田       8佐脇
    6市川 10川畑
交代
確認できず
たぶん交代無し


感想
開誠館中が2点先制するが静学が後半追いつき、延長戦にもつれ込むも決着つかず、PK戦の末開誠館が勝利した。
前半は開誠館ペース。ボール支配率でも開誠館が上まり、静学の攻撃場面は数えるほど、なかなかボールを前に運ぶことが出来なかった。
後半に入ると静学が10塩浜と11清水の2トップにシステム変更。この2トップにどんどんボールを入れる戦い方に変えることで反撃。これにより勢いを掴んだ静学が一気に同点に追いついた。
同点になった後は、静学、開誠館共に流れの中から決定機を作ったが決めきれずPK戦までもつれ込む白熱した面白い試合だった。

  
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プレミア参入戦2014 結果

2014年12月15日 19時32分09秒 | 高校サッカー・クラブユース
1回戦(12月14日)

立正大学淞南高校(中国1) 2-4 前橋育英高校(関東3)

履正社高校(関西1) 4-3 静岡学園高校(東海2)


大宮アルディージャユース(関東1) 1-0 大阪産業大学附属高校(関西2)

ベガルタ仙台ユース(東北1) 2-1 星稜高校(北信越2)



清水桜が丘高校(東海1) 1-0 広島県立瀬戸内高校(中国3)

徳島市立高校(四国1) 0-1 FC東京U-18(関東2)



アルビレックス新潟U-18(北信越1) 0-3 米子北高校(中国2)

大分トリニータU-18(九州1) 1-0 北海道大谷室蘭高校(北海道1)


決勝戦(12月15日)

前橋育英高校(関東3) 0-2 履正社高校(関西1)

大宮アルディージャユース(関東1) 2-1 ベガルタ仙台ユース(東北1)

清水桜が丘高校(東海1) 0-2 FC東京U-18(関東2)

米子北高校(中国2) 1-3 大分トリニータU-18(九州1)


この結果、履正社・大宮Y・FC東京Y・大分Yが来季のプレミア参入が決定した。
一発勝負のトーナメントにしては珍しく概ね下馬評通りの試合結果となった。
今年の参入戦も昇格は東西から2チームずつ。プレミアの東地区と西地区の境目は来季も変わらないようだ。


来季のプレミアリーグの顔ぶれは以下のとおり

プレミアイースト
1 レイソル(千葉県)
2 エスパルス(静岡県)
3 アントラーズ(茨城県)
4 市立船橋(千葉県)
5 アカデミー(静岡県)
6 流経大付柏(千葉県)
7 青森山田(青森県)
8 コンサドーレ(北海道)
 アルディージャ(埼玉県)
 FC東京(東京都)

プレミアウェスト
1 セレッソ(大阪府)
2 ガンバ(大阪府)
3 ヴィッセル(兵庫県)
4 グランパス(愛知県)
5 サンガ(京都府)
6 サンフレッチェ(広島県)
7 東福岡(福岡県)
8 京都橘(京都府)
 履正社(大阪府)
 トリニータ(大分県)








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今日の一言 20141212

2014年12月12日 22時04分50秒 | 一言
日本一を志そう。
「志」とは、十一人の心と書く      


元滝川第二高校監督・ヴィッセル神戸育成部長  黒田和生氏
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